『ウルトラマンZ』ついにスタート❗️
興奮して朝早く起きてしまったのでバトルフィーバー、バイオマン、ブルースワットを見てから視聴しました。
感想の前に今日の購入品です。
お察しのとおりです。
ちゃんと特典も付いてました。
今日中にはネットで注文したホルダーも届くので、併せて遊ぶのが楽しみです。
以下、感想。
『ウルトラマンZ』
第1話「ご唱和ください、我の名を!」
(監督:田口清隆 脚本:吹原幸太)
主人公のハルキはヘルメットを被る(前髪を上げる)と宇宙一ラッキーな男に見えてしまうのは私だけでしょうか。
冒頭、災害に近いような存在として描かれている怪獣ゴメスと逃げ惑う人々。
メイン監督であり今回の演出を務める田口監督は、以前NHKで放送された『パラレル東京』というドラマでも災害演出を担当しており、それと同じく今回も真に迫った演出でした。
子犬を助けるためにゴメスとセブンガーの足元に近づくナツカワハルキ。
後のシーンでヘビクラ隊長が「セブンガーに踏み潰されたらどうする」というようなことを言ってましたが、言葉の通り一歩間違えたらハルキはペチャンコ状態だったので、こういうシーンのための画作りは非常に重要だと感じます。
宇宙空間で怪獣ゲネガーグと戦うウルトラマンゼロそしてそしてもう一人のウルトラマン・ゼット。
「お前を弟子に取った覚えはねぇ、それに俺からしたらお前は三分の一人前だ!」
セリフのやりとりは短いものの、関係性やキャラクターはしっかり描写できてます。
ゼロはブルトンによって異次元に吸い込まれそうになる直前に、ゼットにゼットライザーとウルトラメダル3枚を託す。
ゲネガーグに飲み込まれた残りのウルトラメダル回収が彼らの任務みたいです。
地球に降りたゲネガーグはそのまま大暴れし、立ち向かうハルキセブンガー。
そこにゼットも出現してゲネガーグと再びドンパチやり始めたところを、ハルキは多分こっちが味方だろうとゼットに加勢する。
ハルキの考えるより行動派な面を強調したかったのは分かりますが、ここは直前に指令室の方でヒューマノイドタイプのエイリアンと言及している(正義の味方とまだ認識してない)ため、もう少し慎重な判断を見せてほしかったところ。
直後にゼットがセブンガーを起こす場面でも、ハルキがお前誰だよという疑問をぶつけるのもどうも中途半端で、未知の宇宙人に対してハルキがどう思ってどういう対応を見せるのかという点がボヤけて見えました。
ゲネガーグ渾身の一撃によりまとめて吹っ飛ばされるゼットとハルキセブンガー。
ハルキは命を落とし、ゼットも自分一人の力では戦えなくなったため、コンタクトを図るが…
「言葉通じてる?」
「いや、通じてんだけど、言葉使いがちょっと変というか…」
「えマジで?参りましたな…地球の言葉ってウルトラ難しいぜ」
生命に対する倫理観や個人の信条ではなく、拙い地球語が上手く噛み合わないという形になったのは割と新鮮なアプローチ(笑)
トリガーを押すことを指摘するなど、玩具の説明とキャラの愛嬌付けを同時にやってのけていてなかなかすごい。
ハルキと融合してゼロ、セブン、レオの師匠三倍マシマシになったゼットはブーメランヌンチャクなどを駆使してゲネガーグを撃破する。
飛び去る際にわざわざZ字の雲を残すことから、自己顕示欲が強そうです。
ゲネガーグの体内にあったウルトラメダルの回収をハルキに任せるゼット。
その中で先輩隊員ナカシマヨウコがウルトラマンメダルを、そして謎の男が平成3部作メダルを回収するのであった…。
作戦終了と共に席を外した隊長が怪しいですが、果たして。
怪獣にロボットで立ち向かうストレイジ、自称ゼロの弟子ゼット、ハルキとゼットの融合と簡単には説明できない要素が詰め込まれた第1話となりましたが、そこまで慌ただしくもならず切迫した状況がずっと続くわけでもなかったので、メリハリの効いた展開だったと思います。
前作がキャラ設定を他媒体展開に任せっきりだったのは非常に不満だったので、ハルキとゼットの会話に個性と愛嬌を感じることができたのは好印象。
この路線が続いてほしいことを強く願います…。
次回、早くも特訓!
以上、初めての感想でしたが思ったより長くなってしまいました…。
さすがにこのペースだと捗らなそうなので、今後調整していきたいところ。