ライオンズが全然連勝しません…。
そんな時はポジティブシンキングが大事だと説くこちらの作品に限ります。
※本文はあくまで劇中設定の羅列ではなく個人の感想を書いてるものであり、ネタバレや不快感を覚える内容もあるかもしれませんので、事前にご了承ください。
スーパー戦隊勝手にまとめ
第41作目
「宇宙戦隊キュウレンジャー 」(2017〜2018)
「宇宙が心なき者の手に落ち、人々が涙する時…キュータマに選ばれた9人の救世主が、宇宙を救う!!」
あらすじ:
宇宙幕府ジャークマターの支配により、宇宙の人々は苦しめられていた。
その宇宙を救うため、キュータマに選ばれた究極の救世主が立ち上がる。
登場人物:
ラッキー/シシレッド
シシ座系出身で、宇宙一ラッキーな男を自称する「スーパースター」
どんな悪運も「よっしゃラッキー!」の一言で幸運に変えるポジティブ思考と、自分の信念を貫き通そうとする強い意思で救世主たちを引っ張る。
反面、気に入らないことや、戦う(抗う)ことから逃げている人々には苛立ちを露わにする。
スティンガー/サソリオレンジ
サソリ座の戦士で毒針になる尻尾を持った「ポイズンスター」
リベリオンのスパイだったこともあり序盤はラッキーやチャンプとぶつかっていたが、兄スコルピオを乗り越えることで、真の仲間になる。
サソリ座の戦士の嗜みとして歌や裁縫(針仕事)も得意。
本作屈指の問題児。
ガル/オオカミブルー
オオカミ座系出身の獣人「ビーストスター」
同族を全てジャークマターによって滅ぼされており戦意を喪失していたが、ラッキーの熱い想いに触れ共に戦うことを決意する。
広島弁で話すヤクザ体質であり、難しいことを考えるより手が出るのが早い。
また咄嗟の判断も優れており、自分から泥を被るような場面も見受けられる。
バランス/テンビンゴールド
ナーガと共に怪盗BN団を結成するアンドロイド「トリックスター」
軽口かつ手先が器用で若干胡散臭い面もあるが、仲間(特にナーガ)には優しい。
キュウレンジャー加わってからはメカニック担当としてもチームに貢献している。
チャンプ/オウシブラック
オウシ座系のレスラー型ロボットで99回の王座防衛に成功している「リングスター」
当初は自身の生みの親であるアントン博士をスティンガーに殺されたものと勘違いしていたが、行動を共にすることで次第に「相棒」と呼び合う関係になる。
曲者揃いの救世主の中では比較的大人の目線を持っており、スティンガーに対して感情的な面を見せるも割とすぐに柔軟な対応を見せているなど、まともな部類に入る。
ナーガ・レイ/ヘビツカイシルバー
ヘビツカイ座系の戦士で相手の動きを封じる目を持つ「サイレントスター」
戦争を無くすため種族単位で感情を失っており、人の持つ感情に興味を持つ。
中盤それを利用したアキャンバーによりダークナーガにされてしまうが、バランスやハミィに触れたことによって得た感情で自分を取り戻す。
感情が無いことから素っ頓狂な判断力を見せることもあり、役立つこともあれば邪魔者になることもあるので、一番振れ幅が大きい人物でもある。
ハミィ/カメレオングリーン
カメレオン座系出身のくノ一で忍術を使って戦う「シノビスター」
「キタコレ!」が口癖のギャルのような軽い口調で、割と酷いことを言う時もある。
宇宙アイドルホシ☆ミナトを無名時代から応援しており、自身の心の糧にもしている。
ラッキーに対して序盤は不快感を露わにするも、徐々に彼を信頼していく。
リベリオンのオペレーターを務めるアンドロイドであり、変身後は翼を用いて戦う「スピードスター」
戦闘用として設計されていないことから、当初は戦うことを止められていたのだが、自分も戦いたいという強い想いでキュータマに選ばれる。
軽い態度のショウ司令に対して厳しく当たるが、心の底では強く信頼している。
またオリオン号のことも「おじさま」と呼び、特別な感情を持ってる模様。
スパーダ/カジキイエロー
カジキ座系出身の料理人で、オリオン号でもシェフを務める「フードマイスター」
「グラッツェ!」などの特徴的な言い回しや料理に例えた会話を多用する。
ラプターに対しては保護者のような目線で接しており、時折毒親みたいなことを言い出す。
素面でもキレキレのアクションを見せる。
反乱組織リベリオンの司令官であるものの、陽気な中年を装っており腹が読めない実力者。
様々な星座系の戦士たちを繋ぎ合わせたキュウレンジャーの中心的存在。
当初はキュータマに選ばれておらず、キュウレンジャーを9人揃えることに固執していたが、自身も救世主として戦いたいという願いにより「ドラゴンマスター」リュウコマンダーに変身する。
ことあるごとにぎっくり腰を起こしており、戦闘面で出番は少なめ。
佐久間小太郎/コグマスカイブルー
ジャークマターに反抗の意思を見せる地球人と子どもで、ビッグベア総司令に力を託されたことで「ビッグスター」コグマスカイブルーに変身する。
両親を失くしており家族は弟の次郎のみ。
自身を気遣ってくれるスティンガーを「兄貴」と呼び慕っている。
子どもらしく無邪気な面を見せるものの、周りがぶっ飛んだ救世主であることから割と常識人のような対応が目立つ。
鳳ツルギ/ホウオウソルジャー
アルゴ船内のコールドスリープ装置で眠っていた初代宇宙連邦大統領を自称する男。
初代キュウレンジャーであり、宇宙飛行士であった過去も持っている「スペースバスター」
文字通りの俺様口調で高圧的な態度を見せるが、過去の戦いで多くの仲間を失った経緯から一人で何とかしようとしていた。
しかしラッキーの突破力に触れることで、元々仲間想いであったことも明確になり、キュウレンジャーの一員となる。
戦闘力は高く、頭脳明晰、甘いマスクにユーモアも欠かせないなど整い過ぎているが、どこか残念な部分を持っている色々美味しい男。
リベリオン他協力者
オライオン
かつてツルギと共にドン・アルマゲに立ち向かったオリオン座最強の戦士。
ラッキーの力にアルマゲを倒す可能性を感じ、自らの命と引き換えにサイコーキュータマとオリオンキュータマを託す。
ビッグベア総司令
かつてのショウ司令の上司だった人物。
スキルキュータマで強引に変身して敵に敗れたショウを庇い殉職。
その魂はコグマキュータマに宿り、小太郎に力を託す。
森の精霊エリス
惑星キールの精霊であり、強い男が好きな面食い。
スパーダ→ラッキー、オライオン→ショウと忙しない。
ホシ☆ミナト
宇宙に知らないものはいないというスーパーアイドル。
ジャークマターに洗脳され広告塔として利用されていたが、洗脳が解けてからはリベリオンに全面的に協力している。
エキドナ
ナーガと同じ顔をしたヘビツカイ座の女性。
感情を手に入れようとして闇に堕ちたナーガを始末するために現れるが、ちょっと横入りしてあとはいただけの人。
小太郎の弟で、地球人では数少ない戦う意志を持った人物。
キュウレンジャーのピンチに自ら立ち上がることで、彼らを助けることになる。
クエルボ
過去にツルギと共に戦ったカラス座系の戦士。
優れた頭脳を持っており、ツルギにとっての参謀であり親友だった。
ドン・アルマゲとの戦いでツルギを庇い命を落としたように見えたが…。
アスラン王
シシ座系の王でありラッキーの父。
ジャークマターの侵攻により死んでいたと思われていたが、思わぬ形でラッキーの前に現れることになる。
宇宙幕府ジャークマター
ドン・アルマゲ
宇宙を恐怖と絶望で支配するジャークマターのショーグン。
その全貌は謎に包まれており、カローやフクショーグンでも正体を掴めていない。
クローンを作ったり、何かに取り憑いたりなどで何度倒しても復活する。
フクショーグン
テッチュウ
武人タイプのフクショーグン。
アルマゲにより復活させられ、かつてツルギと戦ったことを覚えていない。
「アキャキャ!」という独特な笑い方をする女性フクショーグン。
搦手が得意であり、ナーガの心につけ込み悪のヘビツカイメタルを誕生させる。
ククルーガ
残忍非道なフクショーグン。
シシレッドに敗れたことからラッキーを特別敵視している。
敵幹部
エリードロン
イテ座系カローであり、キュウレンジャーに最初に立ちはだかった強敵。
佐久間兄弟を人質にキュウレンジャーを全滅させようとしたがスティンガーに阻まれ、勢揃いした9人の救世主に敗れる。
後で見返すとただのバカだったことが分かる。
イカーゲン
アルマゲが仕向けた刺客の一人であり、身体中に無数の目を持って相手の動きを把握する強敵。
10人のキュウレンジャーを圧倒するも、自分の運を信じたラッキーに敵わず11人の救世主に敗北。
マーダッコ
イカーゲンと共に派遣された刺客。
身体の一部が残っていれば何回でも再生でき、その度に性格が変わる。
終盤インフレに付いていけなかったためか再生能力を捨て、メカマーダッコに生まれ変わる。
スコルピオ
スティンガーや仲間たちを裏切り、力に溺れ悪魔に魂を売ったサソリ座系カロー。
出世欲は止まるところを知らず、ショーグンの座を狙いアルマゲの正体に迫る。
スティンガーに対して兄弟の情は捨てたように見えるが、最期に兄としてスティンガーを救う。
アントン博士
チャンプの生みの親であり、ジャークマターの科学者。
チャンプの性格を作り上げたのは本体から分離された正しい人格の博士であり、本来はジャークマターのマッドサイエンティストであった。
ポイント:
前作で40作の節目を迎えたシリーズに、新たな風を吹き込むためにとうとう"スタートから9人体制"という異色っぷりが押し出された意欲作。
前作のジューマンによって着ぐるみ姿での変身が披露されましたが、今回は完全に人外の見た目でレギュラーメンバーということをやり遂げました。
さらに本作の特徴は、宇宙を舞台にしたスペースオペラで物語が展開されるという点です。
同じ宇宙人戦隊でも「海賊戦隊ゴーカイジャー」は地球を舞台にしていたため、これも挑戦的な要素となっておりました。
そういった異色さを持ちながらもキュータマというコレクションアイテムを活用した販促展開や、シンプルに強くてカッコいいを目指したアクションとデザインなど、今までのノウハウが活かされているのも気持ちいい部分です。
テーマとしては「ポジティブとネガティブ」「固定観念を乗り超える」という面にあると思います。
前者は本作の代表的なセリフである「よっしゃラッキー!」が体現しております。
悪運が続いてもアンラッキーをラッキーと捉えるポジティブ思考(自己肯定力)を肯定し、たとえ自分の置かれている状況が最悪でも、プラス思考で考えれば世界は変わるのでは?そして誰かの心を動かせるのでは?という強いメッセージを感じ取ることができます。
(ネタバレになりますが、ドン・アルマゲは宇宙に根付く負の感情そのものという設定であり、正にラッキーのネガ的存在といえます)
後者は作品の流れそのものであると思います。
8.9話にて"9人“の究極の救世主伝説にこだわるショウ司令は自らを犠牲にしてでもキュウレンジャーを守ろうとするのですが、戦う意志がある司令にラッキーが「俺たち9人がいる!司令を加わりゃ10人だ!!てことは、伝説よりすげぇってことだ!!!」と既存の概念に捉われない発言を繰り出しました。
この発言により、自らの運命は決められたものではなく、自分で切り開くものであるということを説いているのです。
またラッキーは、ジャークマターの支配に屈し戦う意志を無くした地球人に対しても半ば罵声に近い怒号を飛ばすこともちょくちょくあるのですが、ラッキーの「戦わないやつは嫌い」というスタンスに一貫性を持たせるうえ、テーマに沿った描写であると思います(インタビューにて脚本家の毛利氏は地球人の弱さとラッキーの強さを書いたとのことでしたが、それに関しては後述)。
挑戦的な内容が目立つ本作となりましたが、肝心の中身はというと、擁護できないグダグダっぷり笑
まず、よく言われていることですが初期から9人という人数が多すぎました。
キャラによってはまともに掘り下げられず、ただ決まったフレーズを喋るだけの機械と化してます。
掘り下げの違いに関しては第25話を見ていただけたらすごく分かりやすいです。
原因としては望月卓プロデューサーがあまり細かいことを考えておらず、脚本家に一任していたことがあるかと思います。
新しいことをやるには、それなりのメリハリを付けてほしかったところ。
人数の問題についてはストーリー面だけでなく、演出においても苦慮が見られました。
これまでに戦隊メンバーの区分として
①3〜5人の初期メンバー
②いわゆる6人目と呼ばれる追加戦士
③非レギュラーの番外戦士
に分けられシリーズとしては①②までが基本メンバーとなることが多いのですが、本作ではその区分が取り払われ全ての戦士が基本メンバーとして扱われます。
そのため、追加戦士含めて12人揃っていないと集結していないという扱いになり、5.6人しかいない場合逆に見劣りしてしまいます。
また全員揃っていてもいなくても、必殺技が「オールスタークラッシュ」に固定であり、全員が揃う必要性が薄くなってしまったことも良くなかったと思います。
そういった要因から演出陣もいつもと違う撮り方を求められ、またスペースオペラであることから地球とはまた違う世界観も作る必要があったため、非常に難しい内容だったのでは、と思います。
次に、シリーズ構成が失敗だらけです。
1クール目で11人の救世主集結とラッキーの挫折とジャンプアップという展開は良いのですが、2クール目でのスティンガーとスコルピオの愛憎劇は尺が足りなかったのかものすごく唐突で、極め付けはスコルピオの最期が、ほとんど関係ないツルギ登場と一緒にまとめられるという事故っぷりです。
スコルピオ編は長くやりたかったには尺が足りず、1クールで終わらせるには色々な要素を盛りすぎと実に中途半端でした。
さらにスコルピオの最期からツルギ登場にかけてラッキーがやたらイライラしており、すごく印象が悪かったです。
スコルピオの策略により地球人に石を投げつけられるキュウレンジャー、それに対して「地球は俺たちが救ってやる!だからお前たちは黙って隠れてろ!!」と怒号を飛ばすラッキー。
気持ちは分からないでも無いですし、理不尽に対して怒りを燃やす姿は一見ヒロイックですが発言の内容はどうなんだ。
ツルギが登場した際も、その横柄な態度に怒りを燃やすのですが、個人的な感情が先走っているように見えるのでどうにも共感しづらく、嫌われ役になるはずのツルギの方がまともに見えてしまいました。
そしてより問題の3クール目。
ナーガがダークナーガになり、キュウレンジャーが現代と過去に分かれて行動するなど物語が大きく動くことになりました。
ラッキーは過去に向かうことでオリオン座最強の戦士オライオンに出会い、その意志と力を託されることによってシシレッドオリオンに強化変身できるようになります。
この強化変身が問題で、前述の通りナーガが敵の手に落ちているうえ、過去と現代に分かれメンバーが全員その場にいない状態で全ての力を使うシシレッドオリオンに変身するというダメっぷりです。
歴代シリーズでは"離れていても心は一つ"という展開もあることはありますが、本作はそういった積み重ねが薄く、説得力が無いのが厳しいところです。
正直ナーガの闇堕ちも個人的には面白くなく、引っ張った割に良い方向に転がったとも思えませんでした(役者の演技はとても良かったのですが)。
そういった負の積み重ねが大爆発した4クール目では、アントン博士やラッキーの父、クエルボの生死など長く引っ張った因縁もあっさり決着をつけてしまうとても残念な展開でした。
個別エピソードでは良かった話もあるのですが、いかんせん縦軸の押しが弱いという印象です。
逆に良い積み重ねを挙げると、ラッキーとガルの性格、そしてクエルボの謎でしょうか。
ラッキーは正しいかはともかく、反抗心を持って戦う人物が好きという描写は一貫してます。
ガルもただラッキー大好き犬なのではなく、そのラッキーがグズっていたら真っ先に殴りに行ったり、暴走しそうなチャンプにキックをかまして止めるなどヤクザの鉄砲玉のようなキャラクターはしっかりしていたと思います。
クエルボに関しては、ツルギの心に大きな傷として残っており、惑星トキで現れた際もツルギに襲いかかる(他のメンバーに仲間や家族が出た際は戦うことは無かった)という大きな伏線も張ってありました。
中盤に登場するアルマゲにもカラスの意匠が施されており、案の定終盤で実はツルギを憎んでいたクエルボを依代にしていたことが発覚します。
この展開もテーマに繋がる、負の感情の描写であったという点も秀逸だと思います。
かなり不満な部分が目立ちましたが、好きなキャラは徹底的に好きなのが本作の特徴です。
特にスティンガーの残念っぷりは後世に伝えたいレベルです(おい
残念ムーヴを列挙すると
・スパイ中、明らかに怪しい動きをする
・仲間のピンチに救援に向かって返り討ちに遭う
・決死の特攻をビデオメッセージで伝える
・ラプターの眼中に無い
・野球勝負で速攻退場になる
・独断専行を自覚しており、それを事後謝罪
など枚挙に暇がありません。
彼のクールぶればクールぶる程、残念さが表面化するキャラ造形は大変好みです(逆に露骨にギャグに寄せる場面は大嫌いです)。
もう少し真面目な話をすると、シシレッドオリオンは登場の経緯はともかく、レッドの強化変身としてはこれ以上の活躍は無いくらいの扱いです。
体色が赤から白メインと大きく変わり、伸縮するマントを自在に操り、全員の武器を使うことができるなどれっきとした強キャラです。
演出陣も、強くカッコ良く撮ろうと気合の入った演出が多かった印象です。
他に例を挙げるとシリーズは変わりますが「ウルトラマンタイガ」のタイガトライストリウムに似た扱いです。
おすすめエピソード:
Space.11「宇宙を救う3つのキュータマ」
Space.12「11人の究極のオールスター」
(監督:柴崎貴行 脚本:毛利亘宏)
これまで無敵の強運を誇っていたラッキーがアンラッキーに、強敵イカーゲンとの決着、不運を超えたラッキーの熱い宣言が光る1クールの締めエピソードです。
「だから、俺は言い続ける!"よっしゃ、ラッキー"ってな!!!」
Space.24「俺は戦う盾になる!」
(監督:竹本昇 脚本:毛利亘宏)
ラッキーとツルギ、それぞれの思いから相容れなかった2人の心がキュウレンジャーらしいぶつかり方で一つになる回です。
メインメンバー以外が捕まり戦闘不能になるという展開も90年代チックでとても良いです。
「あんたが盾になれって言うならなってやる!だが覚えておけ!!俺は戦う盾だ!!!」
Space.40「開幕!地獄のデースボール」
(監督:須上和泰 脚本:毛利亘宏)
リアルタイムでもとても評判の良かった傑作回。
役者、演出、脚本の全てが全力を尽くして作り上げられた歴代の野球回でも上位に入るエピソードです。
「だったら俺たちは、正々堂々戦うだけだ!!」
5段階評価:
☆☆☆☆☆ 5/5
逆に見てほしい。
控えめに言って出来の良い作品とは言いづらいのですが、こういうこともあるんだなぁという貴重なサンプルになりえる作品だと思います。
また、ハマれば納得のいく展開にもなってるとは思いますので、戦隊コンプを目指すなら是非早めに見てほしいです。
長くなりましたが以上、キュウレンジャー感想でした。
「宇宙は俺たちが取り戻す!!!」