うらひろの日記

その場で思ったこと、好きなもの、書いてみます。

心と技と体から

最近、やっと一人で車に乗るようになりました。

運転は慣れた頃が一番危ないということで、気を引き締めていきたいです。

 

 

本日は機械ではなく、動物の力を宿して戦うこちらの作品になります。

 

 

※本文はあくまで劇中設定の羅列ではなく個人の感想を書いてるものであり、ネタバレや不快感を覚える内容もあるかもしれませんので、事前にご了承ください。

 

 

スーパー戦隊勝手にまとめ

第31作目

獣拳戦隊ゲキレンジャー(2007〜2008)

 

「獣を心に感じ獣の力を宿す拳法、獣拳ーーーーー

獣拳に相対する2つの流派あり

一つ、正義の獣拳"激獣拳ビーストアーツ"

一つ、邪悪な獣拳"臨獣拳アクガタ"

戦う宿命の拳士たちは日々高みを目指して、学び、変わる!!」

 

あらすじ:

対立する正義の激獣拳と悪の臨獣拳。

戦う宿命を背負った拳士たちは、それぞれの修行を通し強くなることで、戦いは更なる激化を見せる。

 

登場人物:

ゲキレンジャー(激獣拳ビーストアーツ)

漢堂ジャン/ゲキレッド

森で育った"虎の子"。

強靭な肉体を武器に戦う"アンブレイカブル・ボディ"

見た目は20代の青年だが、対人経験の深刻な不足により精神年齢は小学生以下であり、独特な「ジャン語」を使う。

しかし根は真面目かつ強い正義感を持っており、臨獣拳と自身の運命に立ち向かう。

 

宇崎ラン/ゲキイエロー

"日々是精進"をポリシーとする努力家のキャプテン。

強い精神力で悪に立ち向かう"オネスト・ハート"

ストイックで日々の努力を絶やさないが、自身の信条を他人にも強要しようとする危うさもある。

ある事件からお母さん体質になってしまい、ジャン語の解読が可能になった。

 

深見レツ/ゲキブルー

技を極め、手先が器用なテクニシャンであり、同時に画家でもある"ファンタスティック・テクニック"

自身の拳法に美しさも追求しているエンターテイナーであるが、意外とムキになりやすい面もあり、ジャンによく突っかかることも。

しかし決して仲が悪いというわけではなく、分かりやすくいえば「しんちゃんと風間くん」。

シャーフーによると「ウチのエース」らしい。

 

深見ゴウ/ゲキバイオレット

かつて美希や理央と修行を積んでいた拳士であり、レツの兄。

理央を止めるために禁断の激気技「獣獣全身変」を使い、その影響で封印されていた。

我流の激気"紫激気"を纏い、独自の戦闘スタイルを持つ"アイアン・ウィル"

マイペースなものの弟や仲間には優しく、過去に理央を止められなかったことも悔いている。

 

久津ケン/ゲキチョッパー

ヒゲ面で努力が嫌いな面倒くさがり屋だが、獣拳の始祖ブルーサ・イーのみが使えた激気を刀のように研ぎ澄ますことのできる"激気研鑽"を身につける希少な才能を持った"アメイジング・アビリティ"

獣拳の聖地・獣源郷で修行していたが、勝手に休暇を取っていたため合流が遅れた。

メンチカツが好物で、袋いっぱいに買ってくることもある。

 

七拳聖

マスター・シャーフー

"暮らしの中に修行あり"をモットーに、ジャンたちに修行を課すネコのマスター。

やんわりとした口調で話す物知りに見えるが、レツの評価だったり、ジャンの父親の件だったりを見ると節穴疑惑もある。

 

エレハン・キンポー

"遊びの中に修行あり"の通り、遊び心満載の象のマスター。

生真面目過ぎるランに遊び心を教え、ゲキハンマーを託した。

女性に対して見境なくセクハラを行い、犯罪者まがいの最低さを見せる。

 

バット・リー

"忘我の中に修行あり"と唱える通り口数か少なく、扇子で舞を見せるコウモリのマスター。

頭で色々と考え過ぎるレツに忘我の境地を見せ、ゲキファンの使い手へと育てる。

自身の拳法を極めることにしか興味がなく、特に女性関係は後ろ暗い。

 

シャッキー・チェン

"シャッキーン!の中に修行あり"を信条とするサメのマスター。

拳聖の中ではまだ経験が浅く、過去に裏切ろうとしたことから仲間内からも扱いが悪い。

身体を鍛え強くなることを推奨しているが聞き入れてもらえないところを、ジャンが文字通り身をもって証明したことで弟子を持つことを許される。

かなりのうっかり屋。

 

ゴリー・イェン

ゴリラのマスターであり、心を極めた"荒ぶる賢人 レイジング・ハート"

メガネを掛けたゴリラという凄まじいインパクトを誇るが、説教垂れながら食べ終わったバナナの皮をジャンの頭に乗せるなど例に漏れず最低。

 

ミシェル・ペング

ペンギンのマスターであり、技を極めた"華麗なる戦いの女神 シュープリーム・テクニック"

クラッチスウェーデン支社でトップを務める拳聖の紅一点。

 

ピョン・ピョウ

ガゼルのマスターであり、体を極めた"サバンナの遊撃手 アンダイイング・ボディ"

リーと共にハンサムコンビと言われてるらしい。

 

クラッチ関係者

真咲美希

激獣拳が表向き活動しているスポーツメーカー「スクラッチ」の開発室長。

ゲキレンジャーの司令塔のような存在であると同時に自身も拳士であり、かつて理央やゴウと共に修行していた。

一人娘のなつめはよく物語に絡むが、夫の出番は少しだけというなかなかの不穏さを感じさせる。

 

真咲なつめ

美希の娘であり、反抗期気味の年頃の女の子。

子どもながらに気が強く、またジャンに対して面倒見が良い。

 

ブルーサ・イー

獣拳の始祖であり、拳聖・拳魔たちのマスター。

その魂は獣源郷に眠っており、拳士たちを"獣力開花"に導いた。

 

ダン

ジャンの父であり、理央たちの兄弟子。

かつて理央が超えるべき存在としてライバル視していたが、ロンによって手にかけられる。

ジャンを遺していたことはシャーフーですら知らなかった。

演じるはレジェンド大葉健二氏。

 

臨獣拳アクガタ

理央/黒獅子理央

現在の臨獣拳の頭首であり、最強の力を追い求める拳士。

自らを鍛えることで若さを保っており、力を手に入れるためには拳魔すら手にかける非情さを持っているが、メレに対しては心を開いているような素振りを見せる。

回転は正義。

 

メレ

理央によって蘇ったことから彼を慕う女拳士。

リンリンシーの一人であるが、理央のために自らを高めることを厭わない忠誠心と恋心を持っており、それは次第に理央の心を開く糸口となる。

本作のヒロイン筆頭候補。

 

バエ

元は激獣拳の拳士であるが、メレとの戦いに敗れ飲み込まれてしまい、長時間メレの腹の中からは出られない体質になったハエ男。

巨大戦を愛しており、毎度メレの腹から出ては実況をしてる。

 

カタ

理央によって封印から放たれた空の拳魔。

憎しみこそが拳士を強くすると考えており、自身の命を狙う理央をあえて弟子にとる。

 

ラゲク

嫉妬が拳士を強くすることを唱える海の拳魔。

メレのことを気に入っている。

シャーフーとはかつて恋人だった模様。

 

マク

怒りにより常に怒臨気を発している大地の拳魔であり、三拳魔の中でも最強の拳士。

暴れ出したらカタとラゲク2人がかりでも抑えこむのがやっとなくらいの実力者。

 

幻獣拳

ロン

理央に協力を申し出る怪しげな青年。

その正体は不老不死の命を持つ無間竜であり、ジャンの父ダンと理央の家族を手にかけた全ての黒幕。

その動機は不死であるが故の暇つぶしという底知れない恐ろしさを持っている。

 

ポイント:

爆竜戦隊アバレンジャー」以来の初期3人戦隊になった本作は、前作が30作記念作品だったこともあり、革新的な要素が目立つ作品となりました。

まずは「修行」というテーマを通して、戦隊側のみならず悪役側にも成長要素を組み込まれた点です。

単純な対立構造でいえば「超獣戦隊ライブマン」がヒーローと悪役で3人VS3人という構図を採用しておりましたが、ヒーローと同じように成長していく悪役というものは当時としては非常に斬新だったと思います。

このぶつかりながら互いに影響を与え、前進していくという構図は、後の「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」に引き継がれる要素かと思われます。

 

他にもベルトの無いスーツや剣を持たない1号ロボなど、デザインでも冒険心が溢れております。

特にスーツデザインは、スーツアクターのスタイルがもろに反映されるものとなっており、好き嫌いが分かれると思います。

しかし修行に伴う突飛なアイデアや、カンフーアクションなどは従来のシリーズには無いものであり、新鮮な持ち味を発揮しておりました、

 

巨大戦にはバエによる実況が入り、プロレスのようなエンターテインメントと化している点も特徴的です。

またカンフー主体でスピーディなロボアクションも冴えており、見応えのあるものに仕上がっていたと思います。

 

キャラクターに関しては、理央メレの圧倒的勝利です。

本作テーマの「修行」において、一見修行に見えないメニューをこなすゲキレンジャーと、死と隣り合わせの臨獣拳とではビジュアル的に差がありすぎました。

どちらの修行が視聴者にとって辛そうに見えるか、そしてその修行を乗り越えたことで強くなるという説得力はどっちの方が上か、をもう少し考えてほしかったところです。

またキャスティングに関しても(ゲキレンジャー側が悪いわけではありませんが)理央メレはハマり過ぎていました。

強さを追い求める美形の頭首と、主に従い献身的に寄り添う女拳士というキャラ造形も分かりやすかったです。

 

逆にその2人に立ち向かえる魅力を持っていたのが漢堂ジャン(演じる鈴木裕樹氏)という男です。

見た目は今風の若者でありながら子どものような素直さとリアクションを見せ、それでも悪に対して真っ当に怒りを露わにするという主人公属性の塊のようなキャラクターです。

そのキャラ造形のおかげか"修行における成長"が最も分かりやすいキャラクターでもあり、本作を代表する人物となっております。

更に翌年のVSシリーズや「海賊戦隊ゴーカイジャー」に出演した際はマスターとしての落ち着きも見え、非常に味わい深いキャラクターでもあります。

この難しいキャラクターを決して幼稚にならず、時には可愛く見せることもできた鈴木裕樹氏の演技力は歴代でもトップクラスだと思われます。

 

おすすめエピソード:

修行その8「コトコト…ひたすらコトコト」

(監督:中澤祥次郎 脚本:荒川稔久

レッドが中心になることが多いバズーカですが、本作のゲキバズーカは例年通りでもあり異色でもある不思議な造詣です。

バズーカ使用における3人の成長も描いている回になります。

「豚の角煮ーーー!!!!!」

 

修行その39「ウロウロ!帰らない子供たち」

(監督:中澤祥次郎 脚本:小林雄次

正直ストーリーはアレなんですが、一言スーパーゲキレッドは最高です。

「激気技!スーパー波波斬!!!」

 

修行その45「ピキーン!宿命の対決」

(監督:諸田敏 脚本:横手美智子

全力で激突する理央とジャン。

火柱が上がる海辺で泥臭く殴り合う2人の拳士が最高の熱さです。

またスーパーゲキレッドのマスク割れは個人的ヒーローマスク割れのトップ3に入ります。

「これが…敗北か…」

 

5段階評価:

☆☆★★★ 2/5

意外と書くことが少なかった印象です。

前述の通り、個人的にジャン=スーパーゲキレッドのキャラ造形、アクション、デザインがものすごくツボだったのが視聴モチベーションとなっておりました。

また本作では中澤祥次郎監督が初めてパイロット監督を、宇都宮孝明Pがサブチーフプロデューサーを務めており「侍戦隊シンケンジャー」から始まる新しい戦隊シリーズの流れを試したような作品にも思えます。

エピソードに当たりハズレが多い印象もありますが、理央メレの物語などカタルシス満点の展開も見ることができるので、よし良かったら見てほしいと思います。

 

以上、ゲキレンジャー感想でした。

 

「「「獣拳は正義の拳!!!」」」

「正しき者は!」「必ず!」「勝つッ!!」

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