うらひろの日記

その場で思ったこと、好きなもの、書いてみます。

悲しみも糧になるから

お世話様です。

 

マッドポリス」を始め最近は刑事ドラマをよく見ているのですが、何かとクセのあるものが多く非常に刺激的な日常です。

今回はそんな中でも、つい先日最終回を迎えたこの作品のちょっとした感想でも書いていこうと思います。

 

 

青のSP(スクールポリス)

〜学校内警察・嶋田隆平〜

ざっくり感想

 

あらすじ:

教師・浅村涼子が勤務する赤嶺中学校はどこにでもある公立中学校…と思いきや、セクハラや体罰などの多くの問題を抱えた学校であり、生徒はおろか教師ですら頭を悩ませていた。

そういった問題に対処すべく、東京都の公立中学校に警察官を常駐させ、校内の規律を維持する"スクールポリス制度"の導入が検討され、そこに志願してきた刑事・嶋田隆平が赤嶺中学校に派遣されることになる。

中学生にすら容赦のない嶋田の行動は学校の抱えるあらゆる問題を炙り出すことになり、反感を示す浅村は戸惑いながらも彼の動向から目を離せなくなり、次第に彼が赤嶺中学校にやってきた本当の理由を知ることに。

 

登場人物(※かなり抜粋):

嶋田隆平(演:藤原竜也

赤嶺中学校に派遣されてきたスクールポリス。

元警視庁捜査一課の刑事であり、スクールポリスに唯一立候補した変わり者の警部補。

表情の変化に乏しく、目下の者をこき使う傍若無人っぷりを発揮する無頼漢であるが、ギリギリの所では必ず手を差し伸べるアメとムチの男。

学校の問題を浮き彫りにしつつ、強かに自身の目的を果たそうと尽力する。

 

浅村涼子(演:真木よう子

赤嶺中学校3年1組の担任教師。

心優しい性格で、学校や生徒の抱える問題にも真摯に対応しようとする善良な人物ではあるものの、気遣いや思いやりが概ね悪い方向に向かってしまう"裏目エネルギー"の持ち主であり、教師としては無能。

以前に勤めていた女子校では、自身の行動によって生徒の自殺騒ぎを起こしてしまった過去があり、彼女のトラウマになっている。

嶋田の行動に反感を抱きつつも、彼自身の優しさや思いやりを目の当たりにする事も多く、次第に認めていくことになる。

 

真田一樹(演:中川翼)

浅村が担任を務める3年1組の生徒。

キレたら教師にすら怒りを向ける気性の荒い性格であり、優秀な兄にコンプレックスを感じている。

嶋田に逮捕された生徒第一号であり、手錠をかけられたことで心を入れ替え、以降は翔子と並び嶋田に情報屋としてパシられることになる。

 

三村翔子(演:吉柳咲良)

3年1組の中で大人しく勉強熱心な生徒であるが、「ブルーナイト」というSNSのアカウントを用い、かつて自分の親友を自殺に追いやった人間の名誉が傷つくよう暗躍していた。

嶋田に自身の罪を糾弾・逮捕されて心を入れ替えた以降は真田同様パシリとして使われているが、見返りとして警視庁のキャラクターグッズをもらっている。

 

涌井美月(演:米倉れいあ)

嶋田が派遣される前に発生した教師によるセクハラ事件の被害者で、ショックから度々休校していた3年1組の生徒。

嶋田の追及に臆さない面や、クラスメイト間のいざこざを真っ先に止めに入るなど肝が据わっている。

嶋田の追う事件の真相に最も近いと目される。

 

尾崎香澄(演:鈴木梨央

真面目で優しい模範的な生徒である3年1組の学級委員長。

父は東京都教育委員会の会長であり、多くの事情から親娘仲は最悪な模様。

美月とは何か特殊な繋がりがあるようだが、それを人前に出すことは無い。

 

三枝弘樹(演:山田裕貴

嶋田の後輩であり、生活安全課少年係の刑事。

嶋田にこき使われひたすら情報提供をさせられており、不満を漏らしながらも彼のことは強く尊敬している。

貧乏な家庭環境にある子どもたちのために、子ども食堂を支援しているなど面倒見の良い性格でもある。

浅村に好意を抱いており、嶋田に使われる見返りとしてお近づきの機会を設けてもらおうとするも結局叶うことは無かった。

 

岡部昌浩(演:遠藤雄弥)

赤嶺中学校で美術教師として勤めていたが、美月へのセクハラ事件で予備校に異動となった変態教師。

セクハラ事件が揉み消されたことにより予備校講師として何事もなく活動していた最中、嶋田の調べによってその人生は少しずつ狂っていくことになる。

 

小川香里(演:明日海りお)

赤嶺中学校に勤めていた音楽教師。

何よりもまず生徒のことを考える教師の鑑のような存在であり、嶋田の恋人であった。

帰宅途中の自転車事故によって亡くなったとされているが、その死に疑問を持った嶋田によって徐々に真実が明らかになっていく。

 

 

ポイント:

"もし学校に、警察官がいたらどうなるか?"

教育の現場において問題として挙げられるいじめ、セクハラ、パワハラ、虐待、体罰などを取り上げ、更に思春期の中学生らしい複雑な恋愛感情、自身の個性への疑念、頼れる者がなく非行に走る姿など、現実でも対処に手を焼いている問題を「学校内警察=スクールポリス」という架空の存在を通して克明に描き出した本作。

 

少し調べたところアメリカ・ロサンゼルスにスクールポリス制度というものは実在するらしいのですが、「学校で起きた犯罪行為に、真っ先に直行するスクールポリスの姿」は映像としても非常に印象的で、朝は校門前で警備を行い、授業中や休み時間は校内パトロールや職員室でデスクワーク、授業中暴れ出した生徒がいれば取り押さえ手錠をかけるなど、フィクション作品としてこの上ないインパクト。

おまけに「学校」という身近な世界に、本来は存在しない警官服で常駐することでその異質さは映像表現としても秀逸でした。

 

登場人物・キャラ描写は波があるというか差が激しいという印象でしたが、改めて、問答無用のスクールポリス・嶋田隆平を演じる藤原竜也氏の演技力が光りました。

表情を崩すことはなく、それでいて無口ではなく静動使い分けて語りかけてくる姿は掴みどころが無く、全く腹が読めない嶋田のキャラクターを強く補強できておりました。

第1話で見せた「無表情で笑いながら他者を嘲る」演技は、他に見たことないです。

 

もう一人挙げると嶋田の後輩刑事・三枝を演じる山田裕貴氏。

嶋田に情報をもたらすのと同時に、画面に賑やかさと安心感を与える役割を見事担うことで、嶋田の愛嬌にも繋がる活躍を見せてくれました。

終盤においては、まさかの転身を見せ驚かされた人物でもあるのですが、それは後述。

他にも中学生を演じる役者は実に芸達者な方が多く、センシティブな場面の緊張感を大きく引き立てくれたのはすごく良かった点。

特に気に入ってるのは第3話の妄想少女ですが、それに関しても後述。

 

さて、これまでは良かった点ばかり挙げていましてが、正直本作は引っかかるところの方が多かったです。

まず、スクールポリス制度を通して教育現場における問題に向き合うというテーマは一貫して描かれているのですが、それに対する回答は脚本家によってブレがちであり、それを突きつける嶋田の立ち位置が変化してしまう、ご都合主義な展開が用意されているなど、作劇に無理が生じる場面がいくらかありました。

 

また、前述した通り本作は「中学生にも容赦なく手錠をかける」というシーンがとてつもないインパクトを持っており、その展開を毎度期待する視聴者は多かったと思うのですが、なんと嶋田が中学生を逮捕するのは第2話が最後であり、大きく期待外れ。

その割にリアルないじめシーンや、胸糞な展開はあるため「そこで逮捕しろよ!」という叫ばざるを得ない状況になってしまいました。

 

そして本作一番の問題点は、フィクション作品としてのリアリティラインが機能してないこと。

前述の中学生の役者の演技力がなまじ高いだけに、繊細な演技もこなし、生徒同士のやりとりはリアリティも感じて非常にレベルが高く出来上がっていました。

しかし、その生徒をとりまく教師たち、すなわち職員室でのやりとりは会話の内容も異常にレベルが低く残念な仕上がり。

突如大きなジェスチャーをつけておどけ始めたり、大声で話すような内容じゃないことを堂々と話していたり、「○○がそう言ってました〜」みたいな稚拙な表現が目立ちました。

現実における問題に、最前線で向かい合うべき教師たちの姿を「ドラマだからこういう会話するでしょ」といった短絡的な気分で作ってるように見え、この点が一番不快でした。

 

………不満はどんどん出てきてしまうのでこれくらいにして、本作に関して細かくは記録していないもののエピソードごとにポイントを書き出していました。

せっかくなのでエピソードごとに振り返っていこうと思います。

 

 

エピソード感想:

今回は4段階評価

○…良かった

表記無し…普通

△…微妙

×…ダメ

※サブタイトルに関しては特に決まってなさそうだったので、筆者が勝手につけたものになります。ご了承ください。

 

第1話「スクールポリス参上」

(演出:国本雅広 脚本:大石哲也

スクールポリス嶋田の登場、そして初期逮捕組であり後に嶋田のパシリとなる真田と翔子のメイン回。

暴れる真田を押さえつけ逮捕する嶋田、翔子=ブルーナイトを狙い学校に侵入する刃物を持った男、その男から逃げ惑うモブ中学生の大量動員、生徒を守るべく凶悪犯の前に立ちはだかる教師の姿等々…掴みのエピソードとして抜群のインパクトであり満足度の高いエピソードでした。

恐らくですが序盤に関してはコロナ禍になる前に撮影されたと思われ、藤原竜也氏演じる嶋田の気迫だけでなく、大量に動員された中学生には本当に驚かされました。

…が前述のリアリティラインの揺らぎが既に顔を出しており、脚本面でやや不満の残る内容だったためこの評価となりました。

 

第2話「狙われた妊婦」△

(演出:国本雅広 脚本:大石哲也

レギュラー教師陣の一人である妊婦教師・水野先生(演:山口紗弥加)を巡るいざこざが発生。

大石脚本らしい丁寧な伏線が張られてはありましたが、設定自体に無理があってご都合感が否めない内容だったのがちょっと残念だった回。

生徒の眼前に、袋に入れた死んだマウスを叩きつける嶋田はキレていて面白かったです。

このエピソードから、小川香里の存在が言及されます。

 

第3話「ボトルを一つに」×

(演出:白川士 脚本:山岡潤平

校内でパソコンやハードディスクが盗まれる窃盗事件が発生したのと同時に、突如薬物中毒を起こし奇行に走るサッカー部員3名。

ドラッグを仕入れたのはパソコンを盗み出した生徒なのか?それとも…。

本作屈指のダメ回。

一部のエピソードを除いてアベレージの低い作品だという認識はありますが、あまりにも唐突に登場するドラッグのバイヤーや、伏線の一切ない嶋田の説教など製作側と視聴者の認識が大きくズレて見えました。

全く肌に合わなかったのが不思議だった回ですが、スタッフロールで山岡氏の名前を見て勝手に納得した自分がいます。

しかし前述の妄想少女の土壇場での演技は素晴らしく、今後は個性派女優として活躍できるのではと大きな期待感を持てたのが良かった点。

 

第4話「愛のカタチ」○

(演出:白川士 脚本:大石哲也

大人の間でも特にセンシティブな部分である同性愛、そして教師から生徒への歪んだ形の愛情が炙り出す「人を愛する」ということとは。

布石の置き方が丁寧(悪く言えば露骨過ぎて伏せられてない)な大石脚本の長所がよく出た回で、これまであまり良い印象の無かった浅村先生が拙いなりに教師としてカッコ良く立ち回れたのも気持ち良く、前半では一番の回となりました。

教師から2人目の逮捕者である澤田先生の際どい演技がドキドキものでした。

この回から縦軸の物語の重要人物である、岡部先生と涌井美月が登場。

 

第5話「試されたスタメン」×

(演出:国本雅広 脚本:山岡潤平

バスケ部のスタメンに選ばれたことでクラスメイトからいじめを受ける黒人系ハーフの生徒アレン。

エスカレートしていくいじめに追い詰められていくアレンを取り巻く環境は、思わぬ方向性へと突き抜けていく。

本作屈指のダメ回2。

伏線ゼロの状態から出現する外人半グレ集団、そのボスであり黒人ながら日本語ペラペラのマーカス、いじめっ子が業火に焼かれそうになっても助けに行こうとしない嶋田など、めちゃくちゃな描写が目立ち、見てる間も大笑いしたり頭を抱えたり情報の整理が追いつかない、他に類を見ない芸術的なダメ回として忘れられない回となりました。

今回で香里は嶋田の恋人だったことが判明し、嶋田の目的は香里を死に追いやった犯人を消すことにあるというまさかの「レッドアイズ」被りでした。

 

第6話「怪人同盟へようこそ」

(演出:白川士 脚本:小島聡一郎)

現実でも起きた事件を彷彿とさせる教師間のいじめ・パワハラ

満足に食事を取る時間も与えられない新津先生(演:須賀健太)は追い詰められた末、青春の主張を学校の屋上から叫ぶ。

教師の役者の演技力が高いことからいじめ描写がやたら生々しく、ものすごく気分が悪くなる回でした。

その上最後は悪役をその教師から校長先生にスライドし、論点をすり替えたのは上手い脚本とはいえず、期待の須賀健太氏主役回でしたが、そこまで面白くはならずといったところでした。

ここで浅村に香里の死に関わった疑惑が浮上し、嶋田と一触即発状態になります。

 

第7話「この空腹に耐えられるか」

(演出:国本雅広 脚本:大石哲也

ネグレクトとヤングケアラー、2つの大きな問題を背負った生徒・深山は貧乏による空腹に耐えられなくなり、次第に万引きを繰り返すようになる。そんな彼を心配するのは、子ども食堂に彼が世話になっていた頃から知っている三枝刑事であった。

三枝主役回であるものの、これまでで最も真に迫った描写が非常に残酷で、深山の役者の演技力の高さも相まって、本作で最も緊迫した場面が見られた回です。

それでいて浅村の暗い過去、深山をイジリながらも美月フォローのもと謝罪を入れるクラスメイト、最後は嶋田の無双タイムと、良い意味でドラマらしいスピード感が感じられ、良かった回です。

追い詰められ、祖母にまで手を上げてしまう姿がホアキン・フェニックス主演「ジョーカー」と被り、このサブタイトルとしました。

 

第8話「限界は超えるためにある」△

(演出:高橋史典 脚本:山岡潤平

野球部の対外試合にてレーザーポインターで攻撃を受けたピッチャー。

その原因は、かつて生徒に暴力を振るっていた阿部先生にあるものと考えた嶋田だが、生徒たちから返ってきた反応は想定外のもので…。

山岡脚本三度。

前2回に比べればまだまだマシでしたが、相変わらず唐突な重要キャラの雑な登場、脈絡なく自身の主張を押し通そうとする強引さ、不自然な生徒からの阿部先生評など、やっぱり肌に合わないシナリオだったためこの評価です。

しかし、このエピソードで校長が香里殺害の教唆をしていたことが判明し、校長を手にかけようとハサミで襲いかかる嶋田!

それを止めたのはヒロインである浅村、ではなく真ヒロイン三枝だった!!!

 

第9話「閉ざされた花弁」

(演出:国本雅広 脚本:大石哲也

校長襲撃の影響で、しばらく謹慎処分とされていた嶋田が職場復帰。

同じ頃、3年1組では今後の進路を相談するべく三者面談が行われ、多様な生徒の保護者たちに浅村は目を見開くことしか出来なかった。

いわゆる"毒親"を持つ生徒たちの悩み。

これまでと違い、違う種類の毒親を同時に置くことで、片方は限界を迎え、もう片方はそんなクラスメイトの姿に気付きを得るという構成はよく出来ていました。

壁に頭を打ちつけ流血する生徒を止める嶋田、という中の人ネタと「行かせないわよ」と鋭い直感を働かせる毒ママに笑えた回でした。

香里の死の真相を知った嶋田が、未だにこの学校に執着する理由は何か…疑問に思う浅村をよそに美月と香澄は意味深な会話を巡らせ、そして岡部は校長が逮捕されたことによりセクハラ問題を公にされたことで、釈放された校長を3Dプリンターで作成した拳銃で撃ち抜く。

 

最終回「踏み違えて終わりじゃない」○

(演出:国本雅広 脚本:大石哲也

1年前に美月と香澄が仕組んだ罠。

それは香里の死を招いただけでなく岡部を地獄に堕とし、更に罪の無い人まで傷つけることに繋がってしまう。

「お前たちに、守る価値なんてない!」

まだ未熟で愚かな生徒たちに出会ったばかりの時に、そう叫んだ嶋田。

しかし彼はこれまで見てきた生徒たちが見つめる未来へのひたむきな想い、それに大きな光を灯そうとする浅村の姿に心を動かされており、互いを想い合う美月と香澄の姿にそれを確かに感じ取る。

「お前たちなら、ちゃんとやり直せる。きっとそれが、香里が伝えたかった言葉だ」

 

      踏み違えて終わりじゃない

      どこでだって待ってる未来

 

嶋田は香里の死を明らかにすることだけでなく、今を受け止めそれでも前に進もうとする心を彼らに育んでほしいと願った。

そこにやって来たのは、美月と香澄に嵌められたことにより全てを失った元教師・岡部。

子どもたちの未来を守るため、スクールポリス最後の戦いがここに極まる。

 

熱くなってしまいましたが、色々と不満の多い本作の評価を最後で大きくひっくり返したのがこの最終回。

香里の追っていた美月の真相、に関しては引っ張った割に金目当てで岡部を嵌めたという単純なもので若干の肩透かしを食らった気分ですが、まあシンプルに折り畳めたと考えればキズは少なくてとことん丁寧。

嶋田が真相を暴いた後もスクールポリスとして留まった理由についても、建前上は香里の真意を探ると言っていましたが、香里の遺した想いの代弁者となり、自分や香里と違いいくらでもやり直せることを生徒たちに説く嶋田は本当に良い姿でした。

本作、主題歌である「追い風」を大変気に入りましてCDまで買って聴いているのですが、最終回において曲の内容をキレイに回収しておりこの手のドラマとしては珍しく超強力な主題歌ブーストがかかった作品として、何だかとても運命的なものを感じました。

 

 

まとめ:

と言っても、言いたいことは大体書いてしまったので、改めて主題歌「追い風」は良い曲です。

Youtubeでも公式配信されているので、是非一度聴いてみてください。

 

藤原竜也主演の連ドラなんて珍しい、見てみるか」という軽い気持ちで視聴開始した本作。

気付けば毎週火曜の楽しみになっており、最終回においてキレイな着地を見せて終わったことに爽快感を覚えるのと同時に、一抹の寂しさも感じます。

最近は「マッドポリス」「レッドアイズ」など際物ばかり見てる筆者ではありますが、子どもたちに希望を見出し、何度でも、悲しみを糧に、もう一度立ち上がることを力強く説いた本作はこれまで見たドラマの中でも、特に強い思い入れを持てる作品になれそうで、本当に出会えて良かったです。

またもこのような出会いがあれば嬉しいですが、果たして。

 

 

ということで、まとまりが悪いかもしれませんが「青のSP」感想でした。

どうもありがとうございました。

 

 

 

「守ってはやるが、容赦はしない」

※警察官のセリフです。