お世話様です。
10月に入り涼しくなってきたと思ったら台風が去ったと同時にまたもや夏日、そろそろ気候も落ち着いてくれないかな…とおもいながら日々を過ごしております。
そんな今日は、実はちょっと前に組んでいたものの放置していたこちらのプラモの紹介です。
スーパーミニプラ
ライアン&ガンキッド
待ち侘びておりました、スーミニ『ダグオン』の最終商品(現状)。
ファイヤーダグオンないしパワーダグオンは単体でも充分魅力的ですが、この2体が加わるともっとカッコいいんです(早口)。
パッケージはスーミニでは珍しく、普通のプラモのようなタイプ。
大体は開け口を破くか開くかのことが多いのですが、これは扱い易くて嬉しいですね。
パーツもギッシリ入っております。
前置きが長すぎてもあれなんで、早速見ていきましょう。
「チェーンジッ!!」
宇宙剣士ライアン
機械生命体の剣星人であり、巨大な剣・ライオソード変形できる戦士。
宇宙監獄サルガッソの宇宙人の中でも一際凶悪なアーク星人によって母星を滅ぼされており、その復讐心から当初はエンたちとも対立していたが、彼らの友情に惹かれ力を合わせる仲間となっていく。
ライオソードの時は主にファイヤーダグオンの相棒となるも、人間大にサイズダウンしてファイヤーエンが使うこともあった。
声を担当するのはレー・ワンダ、ドクターケンプ、トランザ、魔拳士ジンこと広瀬匠氏!
後に紹介する変形機構がありながら可動はなかなか優秀ですが、腕のカバーパーツが外れやすいのは少々扱い辛いところ。
立膝ポーズもいい感じに決まります。
同シリーズのダグファイヤーとサイズ比較。
本編では同じくらいの高さでしたが、ライアンの方がサイズもボリュームも勝ってます。
今度はファイヤーダグオンとの比較。
劇中でもこれくらいのサイズ比だったので、再現度は高いです。
ライオソード
ライアンと言えば剣モードであるライオソードへの変形ですね。
当時のDX玩具がそのまま小さくなったようなプロポーションが実に良い味。
そして剣モードをファイヤーダグオンないしパワーダグオンに持たせることが可能(笑)
スーミニの可動域を活かし、DXでは出来なかったライアンの構え!
…見慣れた光景ですがさすがに無理があるので、今回のスーミニ化において最も重要といえる存在に出てきていただきましょう。
「ファイヤーダグオン!俺を使え!!」
ちゃんと剣になった状態のライオソードも、満を辞して登場。
もちろんこちらもファイヤーダグオンとパワーダグオンに持たせることが可能で、更にいわゆる"勇者パース"を再現できる剣先パーツも付属!
これによって水を得た魚、剣を得た勇者ロボのカッコ良さを存分に発揮できます!!
「ファイヤーライオソードッ!!」
ファイヤーブレードも好きですが、やっぱ大剣を持ったファイヤーダグオンのヒロイックさは本編バンクの熱さも相まって、大好き、愛してる。
パワーダグオンにも装備!
使用回数は確か2回(しかも1回目は不発)ですが、一旦離脱していたライアンがダグベースの危機に駆けつけ、その勢いでサルガッソの幹部・ゲドーを倒した姿が印象的でした。
「パワーライオソード!
十文字斬り!!」
恒例のDX玩具と比較。
色味が全然違って別のキャラクターに見えますね。
しかし改めて見ても、当時品のプロポーションは秀逸ですね。
ライオソード状態でも比較。
ロボットが剣に変形し、主役ロボの追加武装兼なりきりアイテムになるというアイデアは1996年当時ではかなり斬新だったのでは。
現在のスーパー戦隊シリーズのロボコンセプトに繋がっている要素だと思います。
お次はそんなライアンの弟分である彼の登場です。
「僕も、チェーンジッ!!」
ガンキッド
元は地球を植物の惑星に変えようとしたメカージュ星人の作り出したガンドロイドT-96であり、生まれたての子どものような知能を持った無邪気なロボット。
ダグオンによってメカージュ星人が敗れたことでライアンが親代わりとなり、ダグオンの仲間として教育を受けて成長していく。
絶大な砲撃力を秘めた無限砲に変形でき、主にパワーダグオンの相棒として、ライアンが離脱した際も強力な味方として活躍する。
DX同様マスクも装備可能。
初登場時以降することは無かったと記憶していますが、ダグオンマークが付いていない頭部パーツも今回初めて付属(※写真撮り忘れた)。
ガンマンのような見た目をしていますが、当初の設定ではもっと年齢層が高かった可能性があります(DX玩具のパッケージイラストも、もう少し武骨なイメージを感じ取れます)。
パワーダグオンとサイズ比較。
ライアン同様こちらも良いサイズ感です。
兄のように慕うライアンとのツーショット!
同商品だけにサイズはバッチリです。
剣と銃に変形するサポートロボ、というのは対比も活きて非常に魅力的ですね。
キッドファイター
ガンキッドの戦闘機形態、移動時によく使われていました。
他にも戦車形態のキッドタンク、そして砲撃形態の無限砲があるのですが、写真撮りそびれました。
なのでDXとのサイズ比較で無限砲。
当時品はメッキの使い方が効果的ですが、スーミニはターゲットスコープ部分にシールが増えていたりと細かいディテールが後発商品らしい強みを感じます。
ガンキッド状態でのサイズ比較。
ライアン同様こちらも色味が大きく違って、アニメらしいメリハリがスーミニは良い感じ。
ちなみにDX版は新品同様の中古品を購入したので、シール等は未使用です(元々色が足りてないワケではありません)。
それではダグオンの強い仲間、無限砲の登場といきましょう!
「ガンキッド・チェーンジッ!!」
ファイヤーダグオンに接続ユニットが発射され…
無限砲が合体し、エネルギーチャージ!!
「よーし、無限砲!」
「ファイヤー!!!」
細身なファイヤーダグオンの右腰に接続された無限砲、ハッタリが効いててカッコ良い。
更に、設計段階で接続部が設けられていたパワーダグオンにも合体!
エネルギーチャージ!!(虹色のエフェクトがかかってると思いたい)
反動で後ろに下がっていたファイヤーダグオンとは違い、ショベルアームを支えにして…
「ファイヤー!!!」
ファイヤーダグオン以上の威力を発揮できる無限砲は無敵だ!!
ちなみにこの威力を制御できるのはファイヤーダグオンかパワーダグオンのみで、その他のダグオンが使おうとしたら反動で吹き飛ばされていました。
ファイヤーダグオンそしてパワーダグオンの拡張キットでもあり、頼もしい追加メンバーのライアンとガンキッド。
当時の玩具さながらの変形ギミックは純粋に楽しいですね。
難点としてはパーツが外れやすいのと、SMPガオキングの時も言いましたが、パーツが細かいうえにハマりづらいので指が死ぬという点でしょうか。
そういった点もひっくるめて、令和の世にライアンとガンキッドが改めて立体化したというだけでとても貴重な体験で、このために社会人になったんだなと強く実感(おい
今回はここまで、ということで最終回(予定)となる次回には禁断の超合体を見せたいと思います。
それでは。