うらひろの日記

その場で思ったこと、好きなもの、書いてみます。

全力のスタート

お世話様です。

 

今日は4月並の気温となって、過ごしやすくなってきました。

来週はまた気温が下がるらしいので、体調管理しっかりしていきましょう。

そんな今日はお待ちかねのこちらを。

 

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スーパー戦隊 MOVIEレンジャー 2021

本日公開、早速見て参りました。

以下、ネタバレを含めて感想を。

 

 

「魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビーバップ・ドリーム」

(監督:山口恭平 脚本:荒川稔久

 

あらすじ:

充瑠、為朝、宝路を含む多くの人間が悪夢に閉じ込められる事件が発生。

それはかつてオラディン王に倒されたヨドンヘイムの魔女ヌマージョの妹・ミンジョが、クリスタリアが崩壊した際に盗み出したドリームストーンを悪用し起こしていたものだった。

キラメイジャーはミンジョが支配する世界の"夢の主"を探すために、夢の中に飛び込む。

 

ポイント:

中盤のアレだけで-1000点

 

いや、ほんと、何故このタイミングであのネタを突っ込まなければいけなかったのか…。

確かに本編でも少し取り入れていたものではありますが、ある程度緊迫していた場面でガッツリやられると全く笑えなかったです。

 

気を取り直して、これまでのいわゆる"夏映画"に当たる作品がまさかの本編終了直前の時期に公開となり、あまり本編とのリンクは考えられてない(インタビューでも監督がそう言及)内容となりました。

いつもだったらVSシリーズに相当するタイミングなのですが、本作を含め個別の物語を展開することに徹底しており、尽く異例。

 

見どころは、ドリームストーンに貼られた呪いの札を雑に引っ剥がす瀬奈。

そしてそのドリームストーンですが、声優の緒方恵美さんが宝塚の男役をイメージして演じているらしく(パンフレットより)、低音で攻めてくる感じが個人的には東映版「遊☆戯☆王」を彷彿とさせ、闇の扉が開かれそうでドキドキが止まらなかったです。

それとアクションはもれなくキレが良く、スピーディかつダイナミックでこれぞ劇場版!という完成度で、非常に見応えがありました。

 

ストーリーとしては「キラメイジャー」らしくロジカルで真面目な展開でしたが、映像面でやや分かりにくい表現だったことと全体的に画面が暗かったのがどうにも取っ付きづらく、プラスポイントがほとんど無かった残念な作品といった印象。

予定通り公開された場合に

「ゼロワンREAL×TIME」と同時上映だったら、一体どうなっていたんだろう…といういらぬ心配まで出てしまう作品でした。

 

 

「騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ」

(監督:坂本浩一 脚本:丸山真哉)

 

あらすじ:

リュウソウレッド・コウの兄弟子であるナダ。

ガイソーグの鎧の呪縛を振り切ったと思ったのも束の間、リュウソウジャーを守るために散っていった彼の知られざる物語を、コウは知ることになる。

 

ポイント:

例年通りいけば恐らくキラメイジャーとのVSシリーズが予定されていたと思われ、そのスケジュールの穴埋めのように製作されたと思われる本作(推測ばっかですいません)は、およそ15分程度の短編となりました。

まあ企画自体がおまけ程度のものであり、続編ではなくエピソードの間にあった出来事という形の作品なのであまりツッコむところではないのですが、15分でここまで脚本のクオリティを下げられるのかと、ある意味感心。

 

物語のテイとしては「コウがバンバに後から聞いた知られざる物語」という形になっているのですが、今回のストーリーでは概ねコウはナダ、バンバと行動を共にしており、「どこまで」がコウの知ってる話で、「どこから」が知らない話なのかあまりにも不明瞭。

まあ今回の描写を見るに、ガイソーグの力が失われていること(だから本編でもウデンに敗北してしまう)だと思われますが、情報共有がちゃんとしてないにも関わらず、他者の解釈を受け付けるような姿勢でない丸山P(今回は脚本も務めている)の悪い癖が出てしまったような気がします。

 

同じような場面で、本編でも設定が色々曖昧だってマイナソーの存在について今回もだいぶ特殊な個体が出現するのですが、コウたちがあまりにも超速理解でその個体の特徴を見極めるので、もはやミスリードなのでは?という疑問が生じ、どうしても本編に集中できず。

キャラの動向や逡巡に、視聴側がついていけないという「リュウソウジャー」クオリティは短編の劇場版でも相変わらずで鳥肌が立ちました。

 

尺とスケジュールの都合もありますが、新規着ぐるみ無しで変身もレッドのみ、本編最多演出を務めた坂本監督でありながら特にこれといった面白みも無く、期待はしていなかったのである意味予想通りではあったのですが、それでも少し物足りないレベル。

というものの、一年前の役者が当時のイメージそのままで再び集い、キャラクターの掛け合いには安定感があると思ったので、リュウソウジャー」の魅力はこういうところにあるのだなと改めて感じることができたのは良かった点。

できれば坂本監督演出のもとキラメイジャーとのVSが見たかったところですが、まあ仕方ない。

 

 

「機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!」

(監督:中澤祥次郎 脚本:香村純子)

 

あらすじ:

悪の王朝トジテンドに立ち向かうゼンカイジャー。

今日も戦いで勝利を収め、日常に戻った彼らの前に現れたのは、かつて違う世界の戦隊たちが倒したはずの悪の戦士たちであった。

 

ポイント:

昨年の「キラメイジャー episode ZERO」に続き、本編放送前の顔見せ映画である本作ですが、ゼンカイジャーのメンバー全員が揃い、変身シーンまで披露するなど去年と大きく変わり、一つの映画として成立している大変気合の入った作品。

待ちに待ったメインが中澤監督×香村脚本の戦隊ということで、細かい描写にも色々と見所が詰まっており、すごく楽しめました。

"ゼンカイジャーが一般市民から見たらどういうヒーローなのか"という点を見せてきたのは意図的な気もしますが果たして。

 

ストーリーとしては、ゼンカイジャーの前に歴代悪役を操るスーパー悪役ワルドが出現し一悶着といった内容。

歴代キャストとして「ゴーカイジャー」からバスコとサリー、「ルパパト」からザミーゴ、声の出演で「ニンニンジャー」の九右衛門、「ジュウオウジャー」のバングレイ。

余談ですが、バスコとザミーゴは中澤監督×香村脚本が初登場のキャラクターであり、バスコ演じる細貝さんも今回のことは喜んでいたそうです。

 

5人は捕まり、まとめて鉄鎖で縛り付けられながらも、悪を許さない介人の特攻で変身アイテム・ギアトリンガーを取り戻し、更に過去両親から授かり財布に保管していたレッドギアを起動し、オールレッド召喚!

10年前のレジェンド大戦レベルではないものの(演出した中澤監督本人も、あれは正気の沙汰ではないと振り返っている)「ゴーカイジャー」以降のレッドが増えてることもあり迫力は十分。

残念ながらその後レッドたちの活躍はほとんど見られませんでしたが、ゼンカイジャーの活躍を存分に見ることができ、取捨選択としては妥当だったかなと思います。

 

最後、アカレンジャー・海城剛のみ変身解除してゼンカイジャーにエール。

映画のタイトルといい「ゴレンジャー」回はここで消化といったところでしょうか(必ずしも「ゴーカイジャー」や「ジオウ」と同じような客演ペースというワケではありませんが)。

基本的にゼンカイジャーが悪の集団に絡まれて、全レッド召喚してドンパチを見せるという流れですが、その中でも正義・悪双方のキャラの掘り下げを進めており、ただの設定の垂れ流しにならなかったのは見事でした。

 

それと個人的に面白かったのは、主人公・五色田介人(白)とキカイノイドのリーダー・ジュラン(赤)がコンビみたいに描かれていたこと。

今回の映画が「赤い戦い」ですし、赤であるジュランが主人公と絡めて出番が多かっただけかもしれませんが、レッドが重要視されるスーパー戦隊シリーズにおいてレッド枠のジュランの扱いが他のメンバーと一緒になるとは思えないので、本編の縦軸においても重要になってくるかもしれません。

 

他に細かい点を挙げると

・連射スピードが早く、殺意高めのギアトリンガー

・自らダイナマイトボールになり、仲間にトスさせ敵にぶつかるゼンカイザー

・原作通りに性格の悪いバスコとザミーゴ

・闇のヤイバ、ビッグフットの筋グゴン、未だに現役…

・胸から火炎放射するゼンカイジュラン

・悪の親玉の塊であるワルドに、物怖じせず立ち向かうゼンカイジャー

などなど面白いシーンが多く、今回の映画3本の中で一番面白かったです。

 

最後、主題歌が流れるのも嬉しく(去年はインストのみでした)、来月からの放送がとても楽しみです。

しかしこれで映画が終わってしまうため、「MOVIEレンジャー」としては少々寂しかったのはここだけの話。

 

 

以上、「スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021」の感想でした。

 

ちなみにキラメイジャーの劇場限定アクリルキーホルダーを3つ買ったのですが、内訳はシルバー、時雨、ピンクでした。

本当にありがとうございます。

2人の力合わせ、その先へ進め

ウルトラマンZ』

 まとめ感想

 

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もう2ヶ月近く前になりますが、昨年12月に華々しく最終回を迎えた『ウルトラマンZ』。

初めて全話感想を書いた作品として、まとめ記事を書こう書こうと思っていたらこんな時期になってしまいました。

遅ればせながら、思ったことをつらつらと述べていきたいと思います。

 

※あくまで個人の感想であり多分に偏見も含まれますので、ご覧になる際はそういった点もご了承ください。

 

 

 

まず本作の特徴ですが、各話記事でも何度か書いている通り「手堅さ」「足腰の強さ」が挙げられると思います。

メイン監督を務めた田口清隆監督がシリーズ構成に名を連ね、最終回から逆算して物語が組み立てられた本作をメインライターである吹原幸太氏が丁寧に描くことでストーリーにブレが少なく、また特空機の活躍や、怪獣を中心とした作劇が見せるべき要素をしっかりとプッシュできておりました。

前作『タイガ』において最も不評だった部分は、せっかく揃えた設定を上手く物語に取り入れることができず、スタッフがそれぞれ違う方向に暴走してしまった点にあると思うので、『Z』という作品はコレがイチオシ!という部分を明確にしていたのが基本的な点でありながら、本作が人気になりえた要素であると思います。

 

玩具面においてもコレクションアイテム"ウルトラメダル"を展開することで、『オーブ』『ジード』で好調であったと思われるフュージョン路線を展開できたことが大きかったです。

またそれに合わせて、若き戦士ゼットを"3分の1人前"の未熟者と設定したのも面白かったです。

終わってみれば3枚のメダルが補っていたゼットに、ハルキとベリアロクが加わり三位一体になることで一線級の戦士に変わるという構成だったことが分かるのですが、取っ掛かりの設定と玩具展開が一致してたのもスッキリしてて良かったです。

 

手堅さと安定感を武器としている本作ですが、いわゆる"ニュージェネレーションシリーズ"の総決算というような多くの要素が入ってるのも特徴です。

メインキャラであるヘビクラ隊長は『オーブ』に登場したジャグラスジャグラー本人であり、『ジード』の主人公・朝倉リクが現役ヒーローと同じ変身アイテムを使って新しい変身を行い、公的機関である防衛隊が『X』以来に登場する等々…

特にヘビクラ隊長の行動原理は以前の作品と密接にリンクしており、"過去作品の出来事が、現役作品の縦軸に大きく絡んでくる"という要素は長期シリーズらしい強みであると同時に、かなりの挑戦であったのでは。

 

次にキャラクターについてですが、それも非常に魅力的なメンバーが顔を揃えました。

その中でも特に好きなのは、もちろんナツカワハルキ

(色々なジャンルで)最近視聴していた作品において"主人公の弱々しさ"がどうしても目立つことが多かったのですが、本作の主人公ハルキは各回感想でもちょくちょく書いている通り、私が最も主人公に必要なものだと考える"突破力"を持っているキャラクターであると感じます。

リク君先輩の前で戦士の一人となる宣言をする姿や、M1号を元に戻すために真っ先に口を開く姿は、分かりやすくヒーローという存在を示しており、特に好きな場面。

 

他に挙げるのはどうも難しく、というのも全体的に好きなキャラは同じくらい好きなので、同立でヨウコ先輩、隊長、バコさんといったところ。

ユカさんは後半での動きは悪くなかったのですが、前半での無神経さと価値観がコロコロ変わる姿がどうも共感できず残念ながら…。

人外組だとゼットさんはポンコツキャラとしての描写自体は面白かったものの、メインストーリーに大きく絡んでこないのが惜しかったところ。

魔剣さんはキャラというよりはbotと化してしまってた印象がどうも拭えないのですが、ヨウコ先輩に上手く転がされてしまう姿が見られたりと、「ベリアルっぽいけどベリアルじゃない」描写は面白かったです。

 

 

エピソードごとのポイント・評価

※繰り返しになりますが、個人の感想になりますのでご了承ください。あくまで明確な基準というより印象評価になります。

 

評価:

◎すごく良かった

○良かった

ー普通

△微妙

✖️ダメ回

 

第1話「ご唱和ください、我の名を!」○

(監督:田口清隆 脚本:吹原幸太)

・変身レクチャー

・「ウルトラ難しいぜ」

 

第2話「戦士の心得」

(監督:田口清隆 脚本:吹原幸太)

・丁寧な説明

・闇の稽古

・変身までの経緯は雑

 

第3話「生中継!怪獣輸送大作戦」◎

(監督:田口清隆 脚本:吹原幸太)

・硬芯鉄拳弾とカブキアタック

・ベータスマッシュ登場

・プロレス戦闘

 

第4話「二号ロボ起動計画」△

(監督:辻本貴則 脚本:鈴木智

セレブロ活動開始

・特空機2号ウインダム起動

・光放つオオタコレクション

 

第5話「ファースト・ジャグリング」✖️

(監督:辻本貴則 脚本:中野貴雄

・ゼットランスアロー登場

ジャグラー暗躍開始

・プロフェッショナル

 

第6話「帰ってきた男!」

(監督:坂本浩一 脚本:林壮太郎

・筋肉の戦士リク君先輩

ジード、新しい姿

ポンコツAIギルバリス

 

第7話「陛下のメダル」

(監督:坂本浩一 脚本:林壮太郎

セレブロ、ベリアルメダル生成

・ゼットさん等身大アクション

・ゼロ師匠降臨

・リクからハルキ、主役の座は渡された

 

第8話「神秘の力」

(監督:坂本浩一 脚本:小林雄次

・ガンマフューチャー登場

・劇場版スプリーム

・坂本特有の脚技

 

第9話「未確認物質護送指令」

(監督:中川和博 特撮監督:尾上克郎 脚本:鈴木智

・ハルキ初ウインダム

・ライトニングジェネレード初使用

・キングジョー回収

 

第10話「宇宙海賊登場!」

(監督:中川和博 特撮監督:尾上克郎 脚本:中野貴雄

・強敵?バロッサ星人登場

・ゼットさん再び等身大戦闘

・基地侵入イベント

・バコさん影の殺し屋疑惑

・竜巻閃光斬

 

第11話「守るべきもの」

(監督:武居正能 脚本:吹原幸太)

・キングジョーストレイジカスタム発進

・ハルキの過去

・怪獣は倒していいのか

 

第12話「叫ぶ命」

(監督:武居正能 脚本:根元歳三

・キングジョー躍動

・きな臭い防衛軍

・ゼットほとんど活躍できず

 

第13話「メダルいただきます!」

(監督:内田直之 脚本:池田遼)

カネゴン中心の総集編

・意外といい動きを見せるユカ

・EDの小粋な演出

 

第14話「四次元狂騒曲」

(監督:田口清隆 脚本:吹原幸太)

セレブロジャグラー接近

・「マグロ…ご賞味ください」

・ハルキ、父との再会

 

第15話「戦士の使命」

(監督:田口清隆 脚本:吹原幸太)

・リク君先輩再登場

セレブロからメダルを奪うハルジャグ

・黄金の嵐、デルタライズクロー

 

第16話「獅子の声」

(監督:越知靖 脚本:小林雄次

・ユカ主役回

・ロケーションがめちゃくちゃ

・メダル合成メツボロス

 

第17話「ベリアロク」✖️

(監督:越知靖 脚本:中野貴雄

・面倒くさい魔剣さん

・バロッサ2代目

・目が血走るゼット

 

第18話「2020年の再挑戦」✖️

(監督:辻本貴則 脚本:継田淳

・ケムール人二度目の来訪

・何故か裸

・ハルキにも春が来た

 

第19話「最後の勇者」

(監督:辻本貴則 脚本:根元歳三

・ゼットの名付け親エース兄さん

ヤプールしつこい

・異次元の力

 

第20話「想い、その先に」

(監督:武居正能 脚本:小林雄次

・謎の組織登場

ストレイジ活躍

・バコさんバズーカ

 

第21話「D4」

(監督:武居正能 脚本:鈴木智

・マザーケルビム、デカイ

・次元を破壊する力D4

ストレイジ解散

 

第22話「それぞれの明日」

(監督:坂本浩一 脚本:林壮太郎

・バロッサ3代目

・ピエロバコさん

・等身大ゼット三度

パイロット岩田栄慶

・セブンガースペシャル波乗りクラッシュ

 

第23話「悪夢へのプレリュード」

(監督:坂本浩一 脚本:吹原幸太)

・ウルトロイドゼロ起動

・坂本監督、繋ぐ意識

・何故か帰宅する海獣コンビ

 

第24話「滅亡への遊戯」

(監督:田口清隆 脚本:吹原幸太)

・ついに牙を剥くセレブロ

・ウルトロイドゼロからデストルドスに

・無職愚連隊結成

 

第25話「遥かに輝く戦士たち」

(監督:田口清隆 脚本:吹原幸太)

・バコさんドリル

・初キングジョーを乗りこなすハルキ

・「ペダニウム粒子砲…」「レーザーショット、フル出力…」「「発射!!」」

ストレイジご唱和

・Z字ゼスティウム光線

 

演出本数は田口監督7本、辻本監督4本、坂本監督5本、中川監督(尾上監督)2本、武居監督4本、越監督2本、内田監督1本の全25本。

メインの田口監督を筆頭に特徴的な演出が多かった本作ですが、個人的には坂本監督と武居監督の回が大当たりでした。

いつも通り坂本監督はヒーローの活躍を見事に描いていたのですが、自身の演出だけにこだわらず作品を進める上での"繋ぐ意識"を見られたのが嬉しかったです。

武居監督は今までこれといったエピソードは無かったものの、ストレイジのメンバーを多く動員してその活躍を積極的に見せるのが田口監督と同じくらい上手だったのがプラスポイントでした。

逆に評価の悪いエピソードが多くなってしまったのは辻本監督と越監督の演出回となりましたが、脚本面での折り合いもあるので次回以降に期待したい。

 

脚本面では吹原幸太9本、鈴木智3本、中野貴雄3本、林壮太郎3本、小林雄次3本、根元歳三2本、池田遼1本、継田淳1本の全25本(敬称略)。

シリーズ構成に田口監督が加わり丁寧に組み立てていたからか、メインの吹原さん以外のライターは3本で4人並ぶという不思議な構成。

鈴木さんや根元さんのように無難に書き上げる方もいれば、中野さんや林さんのように特徴が出るのも面白かったところ。

特に林さんのセリフのセンスは、自分の好きな香村純子氏の脚本を彷彿とさせてすごく惹きつけられました。

「リク君先輩!俺が力を貸すって言ったじゃないっすか!!」

は本当に大好きなセリフ。

 

縦軸の要素としてはストレイジの活躍、それに伴う防衛軍の暴走とセレブロの暗躍、ジャグラーの目的の謎といった部分にあるかと思いますが、組み立てが丁寧だった割に最終回においてどうも消化不良気味だったのは気になるところ。

シリーズ通して最終回でテーマをまとめるのはあまり上手いという印象は無いので、要素がまだ生きていた分まだマシだと言えますが、改めてテーマがあちこちから栽培マンのごとく生えてきて自爆し出した前作は衝撃の内容だなと。

 

今のところ8年連続で新作を作り続けているという記録更新状態で、これからも栄光と試行錯誤の両面を抱えて続いていくであろうウルトラシリーズ

最近はどうにも"もがき"が目立ったシリーズの中で、本作はそれを突破する力強さを見せてくれました。

先細りにならず、新しい要素を加えながらも過去の要素で作品を活性化させていくことは前述した通り長期シリーズの強みと言えるので、これからも臆さずに続けてほしいです。

 

強引な結びとなりましたが、とりあえず本作があったことで次回作のハードルが上がると同時に、俄然楽しみが増える(今やってるクロニクルも何だかんだ楽しく見てる)ので、これからもシリーズに強い期待を持って接していきたいと思います。

本当に楽しい作品でした。

 

 

以上、遅くなった上に簡単になりましたが『ウルトラマンZ』まとめでした。

 

お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

「この手が届く限り、皆の生命守るぜ!!」

 

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炎の剣士あり

お世話様です。

 

マッドポリス」の衝撃からおよそ3日。

水曜日が待ち遠しいそんな今日この頃。

 

そして気が付いたら、今回でなんと100記事目。

おかげさまでここまで来れました。

いつもありがとうございます。

 

そんな今回はお買い物記事。

待っていたこちらの品。

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S.H.Figuarts

仮面ライダーセイバー

ブレイブドラゴン

 

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プロポーション

セイバーのスタイルをよく再現できてますが、やはり銀部分の成形色まんまがそれなりに目立ちます。

 

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セイバーといえば聖剣。

火炎剣烈火も長さは十分なのですが、やはり成形色が目立ちます。

比較対象はガシャポンコレクション02。

 

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可動範囲も申し分なく、浅井宏輔さんのスタイルを再現できるフィギュアとして実に優秀。

 

というものの、さっきから書いてる通り銀の成形色がまあまあ気になるのと、ベルトのブックが黒いのも気になるのでグレードアップしたる!

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ガシャポンコレクション02 聖剣ソードライバーより拝借。

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まずはベルト部分。

若干やっつけ気味ですが雰囲気は十分。

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聖剣の刀身部分のみ塗装。

一気に引き締まった印象です。

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短い方の聖剣の刀身部分を外して、ベルトにセット(できないので持たせてセットしてるフリ)

「必殺読破!」が再現出来ます。

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開いてないブックも良いサイズ感で持たせることができます。

習得一閃のポーズもできそうですが、固定できないのでちょい難しい。

 

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最後はゼロワンとのツーショット。

この共演は見られませんでしたが、そのうち作品で見られるといいですね。

 

以上、フィギュアーツセイバーでした。

久々にライダーアーツを買ったのですが、若干質が落ちたような気がします…。

まあ何とか補強できる範囲だったので、値段を考えると満足度は高いです。

 

次回のライダーアーツはオーマジオウまでお預け。

それでは。

発砲、そして爆発

「1980年代、日本の暴力団は幾多の内部抗争と政治との黒い癒着の末、全国統一を成し遂げ、更に海外のマフィアと手を結び、日本全土を制覇する巨大な犯罪組織を形成した。

"ジャパンマフィア"の誕生である。

 警察庁はこの巨大組織の壊滅を目的とし、選りすぐりの精鋭部隊を編成しジャパンマフィア(JM)に戦いを挑んだ。この部隊の唯一の目的は、ジャパンマフィアの壊滅である。

 恐れを知らぬ彼らの行動を、組織はMPすなわち"マッドポリス"命知らずの警官と呼んで恐れおののいた

 

大激闘 マッドポリス'80

第1話「マフィアからの挑戦」

(監督:関本郁夫 脚本:永原秀一)

 

アバンから吹き飛ぶ人や車が映され、発砲!それに次ぐ爆破!!を淡々とした上記ナレーションに重ねふんだんに見せつけてきており、あまりにもトンデモ過ぎて大笑いしてしまった(笑)

東映制作の刑事ドラマには以前から興味があり、ちょうど配信が開始された本作を試しに覗いてみたのですが、とんでもないものを見つけてしまった感に襲われております。

 

アバンナレーションからそのままOP。

事前にキャラ紹介をしておくと(Wikipediaを参照して自分の主観で書きます)

 

氷室健一(演:渡瀬恒彦

冷静沈着なマッドポリスのエース格。キャップの八代からも、特に信頼を寄せられてそうな雰囲気。

渡瀬恒彦さんマジイケメン。

 

松村兵助(演:梅宮辰夫)

潜入捜査なども淡々とこなすナイスガイ。

多分女性からモテるという設定。

今回に関してはヒロイン。

 

芹沢末八(演:志賀勝

元マル暴の刑事であり、大阪弁で相手を脅すなどおよそ刑事のイメージから程遠い男。

作品コンセプト的には意図的だと思われるが、明らかに刑事側にいる人間じゃない。

 

新田吾郎(演:片桐竜次

OPでの姿は完全にランボーな若手実力派の刑事。

事前の情報収集なども彼が行なってる模様。

演じる片桐竜次氏は個人的には「相棒」での活躍が印象深いです。

 

原田進司(演:中西良太)

マッドポリス最若手のヤンキー刑事。

車の運転手を務めており、バイクによる爆弾特攻を得意としてる。

 

緑川悠子(演:堀川まゆみ

紅一点でありながら前線に立ち、銃弾をぶっ放す勇敢な刑事。

OPでは笑顔で拳銃をぶっ放しており、多分一番やばいやつ。

 

八代浩幸(演:土屋嘉男)

マッドポリスを束ねるキャップ。

切れ者ではあるが、オフィスでいきなり歌い出す茶目っ気に溢れた一面も(多分、違う)

 

 

OP明け、アバンと役者紹介の濃度がとんでもないことになっていたのですが、逃げ回る外人を歩道、階段、川と執拗に追うバイクから始まり、本編での初見のインパクトも充分だ!!

逃げ回っていた外人はジャパンマフィアの構成員であり、それを追っていたのは明らかにあっち側の顔をした芹沢と最年少の進司であり、2人はジャパンマフィアの総会がいつどこで開かれるかを聞き出そうとしていたのです。

「あんなぁお前、やばいんだよ。先輩怒らせて死んだやつ多いんだわ」※警察官のセリフです。

会議のことを白状しそうにないマフィアを水に沈めるなどして追い詰める2人でしたが、隙を突いてマフィアが進司の持っていた拳銃を強奪し発砲!と思いきや、倒れたのは外人マフィア。

「これ以上小物当たっても無駄だよ」

※警察官のセリフです。

撃ったのは、マッドポリスのサブリーダー氷室でした。

 

場所は変わり、松村と悠子が潜入している夜のクラブ。

「ほらほら"死神"が現れた。神崎だよ」

そこに現れた恰幅の良い白スーツの男は、名うての殺し屋・神崎(演じるは中尾彬氏)であり、何やらクラブのママと始めたひそひそ話をバーテンダーに扮した松村はしっかりと聴取しました。

 

「キャップの八代以下、氷室たちマッドポリスの面々は近く開催される予定の、ジャパンマフィア第1回最高幹部会議の、日時と場所を知ろうと躍起になっていた」

巨大な犯罪組織であるJMを倒すためには、その組織を支配する最高幹部たちが誰なのかを探り出すことが絶対条件であり、その会議の場所を押さえることで一斉検挙を狙うというのが今回のエピソード。

クラブに現れた神崎の目的は、最後までJMに抵抗を見せていた暴力団を裏から支えていたフィクサーでありクラブの常連でもある飯田の抹殺であり、それは今日明日にでも実行されるということが判明。

マフィアナンバーワンの殺し屋である神崎が自ら飯田を始末するよう動くことで、その配下の殺し屋たちを一網打尽にでき、更に最高幹部の一人である神崎から会議の日時と場所を聞き出せると判断したマッドポリスは神崎が動くことを待つことに。

飯田は死んでもいいのか…

更に今回の目的が、JMを潰すために陣容を知る必要がある→恐らくその一人であると思われる神崎をマーク→潜入捜査→神崎の目的が飯田にあると判明という流れになっているのですが、神崎をマークするに際して潜入捜査をする必然性が薄く(飯田が通ってるクラブに神崎が出入りしてるわけでもなければ、神崎の目的が飯田であることを最初から知っていたわけでもない)、潜入捜査の経緯がどうも順番違いになってる気がします。

この後の展開も考えての潜入捜査だったと思うのですが、理由付けをしようとして逆に無理が生まれてしまったような形です。

 

引き続き2人が潜入を続けるクラブにて、ついに神崎は飯田のもとに歩み寄り…ポケットから発砲!

飯田を守ろうと抗戦に入ったボディガードをスローモーションで蹴散らし、そのまま飯田も射殺。

弾切れになった拳銃を捨て、直後「話を聞こう」と言う飯田に対し、懐から新しい拳銃を出して撃ち殺す神崎が非常に凶悪。

何故か撃たれずに済んだ悠子は本部に通信するためトイレに駆け込むも、神崎の配下マフィアであったママに出口で待ち伏せされ、松村も異変に気付くも一歩遅く、2人は人質にされてしまいます。

 

何とか悠子からの通信を受け取ったMPは、JMのやり口を探るために神崎が始末した死体の処理方法を突き止めようと尾行作戦に。

車内での会話で視聴者に状況を説明しつつ、キャラの特徴が描かれているのは手堅い部分。

尾行の末、廃車処理場にやってきたMPはそこで、車に乗せられたままローラーに掛けられ、粉々にされる飯田たちの死体を目撃することに。

そんな彼らをモニタリングしていながらも何故か手を出さずにいたマフィア構成員は、ある人物がそこにいないことを神崎に連絡。

 

そしてMPがショッキングな光景にげんなりしていたのと同じ頃、会議の会場に男が1人。

その男、富樫謙司はかつて地方裁判所の判事を務めていた切れ者であり、最高権力者である田村亮と共にJMを支える両輪となっています。

富樫は誰もいない会場で、自身が音頭を取るであろう未来を妄想し、自己肯定力を高めていた…!

「ではジャパンマフィアの日本制覇と、限りない発展を祝して、お手を拝借!」

何だかとてもショッカーに見えてきました。

 

その頃、イスに縛り付けられてるうえ、未だ神崎の目的を掴めない人質2人は剃刀の刃?で縄を切り脱出成功。

ついでママフィアに一発お返しする悠子(笑)

そして松村が発砲!

そのまま逃走しようとするも、神崎の銃弾を左脚に受けた松村が悠子のみ逃がし再度人質に。

「人質は1人いれば充分だ、それに逃げてもらった方が都合がいい…」

 

何とか逃げ出した悠子は本部に再び連絡。

「ハイ八代。おう悠子か、何だって…松村が捕まった!?」

直後、氷室が無言で机の下のスイッチを押すと、そこからおびただしい量の拳銃が!!!

明らかに異常な武装を引っ提げて松村救出に動いたMPは悠子と合流してクラブに突撃するも既にもぬけの殻になっており、一同は廃車処理場に向かうことに。

 

再度縛り付けられた松村がヒロイン力を発揮してママフィアから会議が本日リバティーホテルにて行われることを聞き出している頃、MP一同は神崎たちの目的が誰かを始末することにあると目処を立てていました。

同じ頃、その松村の前で神崎は富樫と連絡を取っていました。

「私は、八代の首を持って必ず会議には出席する。皆さんにそう伝えといてください…」

実はターゲットだった真ヒロインの八代ですが、松村が掴んだ情報を知らないまでもキャップとしてチームを鼓舞します。

「いずれにしても、我々をおびき出したかったってとこだろう…罠にハマってやろうじゃないか!我々はこれまで、命を張ってジャパンマフィアと戦ってきた。これからだって同じだ!危険は覚悟なはずだ」

※警察官のセリフです。

ここでの八代キャップの音頭は、チームを鼓舞するだけでなく、マッドポリスらしい不敵さが出てて良いシーンでした。

「この際、松村の救出が先決だな」

「…強行突破ですか?」

「そうだ、準備してくれ。氷室、躊躇っていればいるほど松村の命が危なくなる。これは命令だ!」

※警察官同士の会話です。

 

MPが特攻作戦を考えていた頃、リバティーホテルにて開催されるJM最高幹部会議。

進行役の富樫は、自分たちの邪魔者であった飯田の死を大々的に伝え、更に

「それともう一つ、あそこに一つ空席がある。あの席に座るべき最高幹部の名は、我々の最も頼りがいのある兄弟ーーー神崎勝!!」

「今や我々にとって、たった一つの目の上のたんこぶはマッドポリス!我々がこのまま天国に居座り続けられるか、地獄に堕ちるかは奴ら次第…つまり連中は、我々の宿敵というワケです」

富樫は神崎にキャップの八代を倒させることで、唯一自分らに歯向かってくるマッドポリスを崩壊させようとしていました。

 

シーン変わった直後、MPは廃車処理場のフェンスを突破しそのまま発砲!そして手榴弾爆破!!

先程松村の命が云々とか言ってたが、人質もへったくれもあったものじゃない!

新田は車の上部からアサルトライフルを連射し、進司はバイクに乗り手榴弾を投げ、芹沢はダイナマイトを投げつけるなど本当にやりたい放題。

 

不意を突かれた神崎は松村を廃車に縛り付け、そのままスクラップにしようとベルトコンベアにセッティング。

松村を救出するためベルトコンベアに向かった八代ですが、神崎の狙撃を受けてしまい廃車のボンネットにその鮮血を流す!

そのままキャップと松村が人間スクラップにされそうになりながらも間一髪、氷室がベルトコンベアの電源を切ることに成功。

ギリギリのところで松村を救出するも、キャップは神崎を追うよう促し、MPメンバーの前で絶命。

 

キャップの言葉を聞いた氷室は、側近のママフィアすら切り捨て(松村に会議の内容を漏らしていたため、処分される理由はあることにはある)逃亡した神崎を追い、スクラップを挟んで一対一の銃撃戦に発展。

「どうしてそんなにムキになるんだ?八代は死んだんだよ!マッドポリスは大黒柱を失い、バラバラになっちまった!所詮貴様たちに勝ち目は無いんだ!!」

神崎の煽りに対し、マガジンを交換しながら氷室は冷静に、かつ熱く自らの思いを叫ぶ。

「神崎!貴様は考え違いをしてる!俺たちはバラバラにもならんし、勝ち目が無いとも思わん!!」

すれ違いざま同時に撃ち合った後、生死確認しようとした氷室は逃亡しようとする神崎カーに向けて発砲!するも、車は止められず神崎を逃してしまいます。

しかし、氷室は神崎を追うことは無い。

 

約束通り八代を始末し会場に駆けつけた神崎ですが、氷室渾身の銃弾を腹に受けており、息も絶え絶えな状態で会議室へ。

会議の空白の席に何とか一人で辿り着くも、座ると同時に事切れたように息絶えてしまいます。

飯田の死を以って始まった会議は、最高幹部の一人である神崎の死を以って中止されることになり、マッドポリスは辛くも勝利を掴んだことに。

「一つの戦いは終わった。ジャパンマフィア最高幹部の1人であり名うての暗殺者でもあった神崎を倒したが、その代償としてかけがえの無いキャップの八代を喪った。しかし、巨大な犯罪組織を相手に悲しんでるヒマは無い。八代の死は、新しいキャップ・氷室健一の誕生でもあった

八代の遺志を継いだ氷室率いるマッドポリスは、これからも発砲!を自重しない。

マッドポリスの戦いは、今始まったばかりなのである」

 

 

唐突な刑事ドラマの感想シリーズとなりましたが、前述の通りとんでもないものを見つけてしまった。

刑事ドラマというより、任侠映画の要素が強い(志賀勝氏や片桐竜次氏を起用している点からも意図的)作品で、冒頭から爆破と車両破壊で始まるのもすごくインパクトがあります。

調べたところによると、番組のコンセプトが「10秒に一発銃弾が放たれ、1分のうちに一人死ぬことになる」というものらしく、現代では恐らく成立させられないであろうぶっとび展開が目を引きます。

役者も豪華で、特に若かりし頃の渡瀬恒彦氏の二枚目っぷりがすごくツボにハマりました。

 

エピソードとしては、潜入捜査がやや強引になっていた点もありますが、まあ細かいことは気にせずに楽しめるという痛快ドラマ。

不自然なくらいに、キャップから氷室への信頼感を強調していたのですが、案の定氷室が新キャップになるという落とし所で決着。

キャップ殉職が衝撃の展開でありながら、その直後氷室の熱い宣言が飛び出し、その叫びが神崎の死によって間接的にJMにぶつけられるという構図が美しく、更に新生キャップを迎えることで、MPが新たなチームアップを果たす、という終わり方は見事でした。

 

 

毎週水曜日更新ということで、現役である「青のSP」「相棒」「遺留捜査」「レッドアイズ」と合わせて今年は刑事ドラマをいっぱい見ていきたいですね(いくつか純粋に"刑事ドラマ"と呼んでいいか微妙なものもありますが…)。

 

 

次回、ホテルでの死闘。

 

 

↓動画リンク貼っておきます。

https://youtu.be/Gtz9FiiQJs8

好奇心は折れない

お世話様です。

2月に入り最初の更新となりましたが、軽いプラモレポートでも。

MGダブルゼータの進捗はこんな感じです。

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やってしまった。

というのも、右手シールド部分のパーツを折ってしまい接着剤で補修したものの、あまり激しく動かせなくなってしまいました。

ショック…

まあもう少しで完成なので、それをモチベーションに頑張っていきます。

 

さて、本日はもう一つ。

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ミニプラ ニンニンジャーシュリケンジンを塗装・補修したので軽く紹介。

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シノビマル

カニンジャーが駆る人型のオトモ忍。

まさに忍者といった素早い動きが特徴の巨大戦力であり、シュリケンジンの時はコア、ドラゴの時は左腕になる。

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ドラゴマル

アオニンジャーが駆るドラゴン型オトモ忍。

空を自在に飛び、火炎放射で相手を攻撃する。

シュリケンジンの時は左腕、ドラゴの時はコアになる。

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ダンプマル

キニンジャーが駆るダンプカー型オトモ忍。

シュリケンジンの時は上半身と右腕になる、パワーに優れたオトモ忍。

思いっきり車だがオトモ忍には生命が宿ってるという設定なので、多分生きてる。

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ワンマル

シロニンジャーが駆る犬型オトモ忍。

ビュンマルの後部からひょこっと顔を出すくらいで、ほとんど印象がない。

シュリケンジンの時は左脚の一部を担当。

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ビュンマル

モモニンジャーが駆るリニア新幹線型オトモ忍。

移動の際にも使われていた気がする。

シュリケンジンの時は下半身を担当。

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シュリケンジン

5体のオトモ忍がシュリケン合体した巨大ロボ。

統一感の無いモチーフをゴッタ混ぜにした姿ながら、しっかりと単体ロボとして成立しているのはプロの技を見るところ。

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ポーズを取らせることもできるのですが、首はほとんど固定ですし、左肘も曲がらないなど問題多数。

翌年のミニプラジュウオウジャーで大きな革新が見られたので、製作側としても色々と引っかかることがあったのかもしれません。

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組み換えてシュリケンジンドラゴ

ブルーがレッドと同格で専用形態を持ててる、という状況は当時結構好きな要素でした。

シルエットも大きく変わって楽しい組み換えです。

 

今回はポスカでの塗装となり、発色が良く写真映りは良いものの、簡単にボロボロ剥がれてしまうので、塗った後のケアが大事になるかなと(最後の写真の左腕とか顕著ですね)。

今後もこの調子で頑張っていきます。

 

以上、プラモレポートでした。

来週も張り切っていきましょう。

それでは。

終わらせるのはただ1人

お世話様です。

 

最近は仕事を早めに終わらせることが出来てる反面、何かやり残しが無いかやや浮き足立ってる筆者です。

 

さて、そんな今日はこれで最後と決めていたものが届きました。

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仮面ライダーゼロワン

DXメモリアルプログライズキーセット

SIDE 飛電インテリジェンス

 

現役仮面ライダー(もう放送終了してますが)のDX玩具を買うのはこれで最後にしようと思い、主人公の最終回フォーム用のキーが入ってるこちらを選び購入。

シンプルながら非常にカッコいいパッケージです。

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裏面もすごくカッコいい。

ちゃんとゼロワンドライバーにリアライズキーが挿さってるのも細かいですね。

ビジュアル面では「ゼロワン」は本当にポイント高いです。

 

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中身はこんな感じです。

お目当てのリアライズがキラキラしてて嬉しいのですが、一番の大当たりはライジングホッパーキー。

中通りの変身待機音(バッタがバタバタしてる)が流れ、或人のセリフが大量に収録され、必殺技音も劇中と同じく2回流れるという完璧な品。

プログライズキーはギミックが面白くて集めていた品だったので、最後にすごく良いものが届いて大満足です(ヘルライズは残念ながらスルー)。

 

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というわけで、現状揃っているゼロワン変身系のプログライズキー。

劇中の活躍も相まって甲乙つけがたいキーが揃っていますが、キー単体でいうならシャイニングアサルトキーが一番好きですね。

デザインと音声、外付けのグリップを装着して新フォームになるというコンセプトがとてもツボにハマりました。

 

本編は色々と不満の残る展開となりましたが、玩具のデザインと展開のやり方は割と好きだった「ゼロワン」

ライダーのDX玩具、もう思い残すことはありません。

本当にありがとうございました。

 

あとは9月に発送されるオルタリングを待つのみです。

仮面ライダー50周年、再びシリーズが勢いづいてくれることを願っております。

 

短いですが今日はここまで。

それでは。

長期企画

お世話様です。

 

今週の土日も身動き取れず。

こんな時はやっぱプラモを作るしかない。

 

というわけで、今回はかねてからずっと作ろうと積んでいたこちらを。

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MG ZZガンダム

 

ずっと作りたかったキットなのと、久しぶりのマスターグレードということで腰を据えて作りたいと思うので、時間を掛けてゆっくりと組んでいこうと思います。

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ひとまず今日はこんなところで。

若干塗りが雑になったので、タイミング見て直していこうと思います。

 

 

もう一つ、先日中古ショップでジャンク品で購入したこちらの品も。

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ミニプラ ニンニンジャー

最終ロボであるゲキアツダイオーを除いて、欠品無しで550円でした。

破格の値段でしたが、ジャンク品ということで全体的にシールの剥がれとジョイントの緩みが激しい物でした(シュリケンジンとバイソンキングは立ってるのがやっと)。

なので、こちらの塗装・補修もちょくちょく進めてみようかと思います。

 

 

今週も2日連続テレワークがあったりするので、仕事終わりの時間を活かしてちょっとずつ進めていきたいですね。

 

短いですが今日はここまで。

明日からも頑張っていきましょう。