うらひろの日記

その場で思ったこと、好きなもの、書いてみます。

君の胸に輝く宝

お世話様です。

 

いつの間にか梅雨が明け、夏真っ盛りという気候になって参りました。

夏といえばウルフェス、今年は(今年以降?)ウルサマと名前を変えシステムも大きく変わりましたが、とても楽しみにしております。

 

さて、そんな今日は久々のプラモレポートです。

これは作ってブログに載せたいなと思っていて、タイミングを窺っていた品です。

それがこちら。

 

f:id:urahiro003:20210719194949j:image

MODEROID

ガンバルガー

f:id:urahiro003:20210719194959j:image

 

MODEROIDとしては以前記事を書いたライジンオー、バクリュウオーに引き続きエルドランシリーズ2作目『元気爆発ガンバルガー』から主役ロボのガンバルガーです。

以前もお伝えしている通り、当方エルドランシリーズは直撃世代でも無ければ視聴経験が一切無いシリーズでして、今回の『ガンバルガー』に至っては『ライジンオー』とは違いゲームで使ったことがあるといった思い入れすら存在しない作品です。

 

では、何故そんな状況で今回ガンバルガーのプラモを買ったのかというと、単純にロボデザインと合体機構が非常に魅力的に感じたからです。

とある動画で旧トミーから発売されたDXガンバルガーのレビューを見たのですが作品こそ深く知らないものの、突飛なモチーフでありながらロボ形態のプロポーションの良さが大変ツボにハマりまして、いつかは合体するガンバルガーを揃えたいと思っていました。

しかし当時のDX玩具は取扱が少なくプレミア価格なうえ、サイズも大きく完品の入手も困難といったところから結局手にすることは出来ず…。

 

ガンバルガーを手にすることは出来ないのか…」

そんな心持ちの中、バンダイから『ゴウザウラー』グッスマから『ライジンオー』が発売され、巡り巡り『ガンバルガー』もついに商品化となり、それなりの価格(Amazonで4000円以下で購入できました)ガンバルガーを手にすることが出来たワケです。

1話も見てない本作ですがこのように独特な思い入れがあるものの作品知識には乏しい部分があるので、説明文や知識はおおよそWikipedia準拠になります。

今回はそういった部分も含めて紹介していきたいと思います。

 

↓過去記事貼っておきます。

ライジンオー

https://urahiro003.hatenablog.com/entry/2021/01/10/214956

ライジンオー

https://urahiro003.hatenablog.com/entry/2021/01/11/192728

バクリュウオー①

https://urahiro003.hatenablog.com/entry/2021/01/16/232949

バクリュウオー②

https://urahiro003.hatenablog.com/entry/2021/01/17/200033

 

長くなりましたがここからレビュー。

ガンバルガーを構成するメカのアニマルモードから見ていきましょう。

それでは、

 

「スクラーンブル!!」

 

f:id:urahiro003:20210719082932j:image

f:id:urahiro003:20210719082904j:image
f:id:urahiro003:20210719083052j:image

ゴウタイガー

青空小学校4年1組・霧隠虎太郎が変身するイエローガンバーが乗り込む虎型メカ。

忍者の子孫である虎太郎の特徴を活かしたスピードで敵と戦う。

ガンバルガーのコアメカ担当。

主人公が黄色い虎に乗り込むというのは、なかなか珍しい設定な気がします。

 

f:id:urahiro003:20210719082752j:image

口が可動するのと、変形の恩恵により前脚に表情を付けられます。

 

f:id:urahiro003:20210719082907j:image

f:id:urahiro003:20210719082805j:image

ゴウタイガーのみメカ状態での見栄え重視パーツが付属し、後ろ半身をアニメ準拠のものに換えることが出来ます。

スッキリはしますが、ややボリューム不足に感じます。


f:id:urahiro003:20210719082756j:image

ライジンオー』の剣王、『ゴウザウラー』のマッハプテラと主役機との並び立ち。

モチーフもスタイルも全然バラバラで面白いですね。

(※剣王のバックパックを忘れていて後から取り付けてます)


f:id:urahiro003:20210719082856j:image
f:id:urahiro003:20210719082918j:image

マッハイーグル

大人しい虎太郎のクラスメート・風祭鷹介ことブルーガンバーが乗り込む鷹型メカ。

ガンバルガーの頭部、腕、翼部分担当。

3体のメカの中で唯一飛行能力を有するが、中盤以降鷹介は3号ロボ・ゲキリュウガーに乗り換えてしまうため、出番が激減するらしいです。

 

f:id:urahiro003:20210719082921j:image

可動範囲は変形の都合により翼と脚のみ。

顔と嘴が動かないので、なかなかポーズの幅が広がらない。


f:id:urahiro003:20210719083002j:image

ライジンオー』の鳳王、『ゴウザウラー』のマッハプテラの飛行系メカと3ショット。

他2体に比べ小ぶりで特徴が薄く、地味な印象を受けます。

 

f:id:urahiro003:20210719083034j:image
f:id:urahiro003:20210719082943j:image

キングエレファン

ガンバーチームのリーダー格で虎太郎の喧嘩友達でもある流崎力哉ことレッドガンバーの乗り込む象型メカ。

プロ野球選手を夢見る力哉のパワーが反映されたような力強さを感じます。

ガンバルガーの脚部担当。

マッハイーグル同様中盤から力哉は2号ロボ・リボルガーに乗り換えるので出番は激減するらしいです。


f:id:urahiro003:20210719082958j:image

象らしく鼻が可動。

合体後に顔がシールドになるのは象型メカの宿命。


f:id:urahiro003:20210719082839j:image

ライジンオー』の獣王、『ゴウザウラー』のランドステゴ、サンダーブラキオの陸戦メカズ。

どれも力強くて良いですね。

 

f:id:urahiro003:20210719082814j:image

f:id:urahiro003:20210719083031j:image

メカ3体を並べるとこんな感じ。

後の変形機構の都合でスケールは大体同じです。


f:id:urahiro003:20210719082819j:image
f:id:urahiro003:20210719082955j:image

エルドラン3作品初期メカ集結!

壮観…

並べてみるとガンバルガーはメカ形態だと青が少ないですね。

それと他に比べてやや小さく見えます。

 

アニマルモードは以上です。

え?アニマルモードがあるってことは…

そう、『ガンバルガー』のメカには他2作品には無いファイターモードが存在するのです!

それでは…

 

「ミラクル・チェーンジ!!」

 

f:id:urahiro003:20210719082825j:image


f:id:urahiro003:20210719082947j:image
f:id:urahiro003:20210719083047j:image

ゴウタイガー(ファイターモード)

虎から人型にミラクルチェンジした姿。

背中から飛び出てる角が剣王を彷彿とさせて良いデザイン。

 

f:id:urahiro003:20210719082800j:image

f:id:urahiro003:20210719083338j:image

背中のバックパックはお好みでゴウキャノンも取付可能。

率直に使い辛そうです。


f:id:urahiro003:20210719082911j:image

アニマルモードでは尻尾だった専用武器ゴウサーベルを装備。

やっぱ主人公は剣ですね!


f:id:urahiro003:20210719083010j:image
f:id:urahiro003:20210719082914j:image

プロポーションと可動域は3体の中で随一。

可動範囲は剣王と大体同じくらいですが、パーツ精度が微妙でポロリがよく発生します。


f:id:urahiro003:20210719083039j:image

剣王との2ショット。

若干小さいです。


f:id:urahiro003:20210719083124j:image

剣を構えての2ショット。

プロポーション良好でカッコいい。


f:id:urahiro003:20210719083022j:image
f:id:urahiro003:20210719082929j:image

マッハイーグル(ファイターモード)

鷹型から人型メカに。

いざ人型になると大きな翼が映えるのが良いですね。

 

f:id:urahiro003:20210719083129j:image

f:id:urahiro003:20210719083043j:image

しかし変形合体の都合で、可動範囲に関してはほとんど無し。

おまけに自立しないので胴体を後ろからスタンドで支えてもらってます。


f:id:urahiro003:20210719082852j:image

専用武器マッハアローを手に持たせられますが、だいぶ強引に持ってるので身体が半分くらい隠れちゃってます。


f:id:urahiro003:20210719083105j:image
f:id:urahiro003:20210719082829j:image

キングエレファン(ファイターモード)

象から人型メカに。

最もプロポーションのシワ寄せを受けたメカになってしまってますが、これぞ合体のためのバラメカという感じで嫌いではないです。


f:id:urahiro003:20210719083006j:image

専用武器キングトマホークを装備。

マッシブなボディに大型の武器が似合ってます。

f:id:urahiro003:20210719082833j:image

プロポーションはともかく可動範囲はマッハイーグルよりも優秀で、まあまあポーズが決まります。


f:id:urahiro003:20210719082936j:image

武器を持って3体集合!

当然ですが3体ともサイズがちょうどで、色合いもあって並べるといい感じになります。


f:id:urahiro003:20210719083014j:image
f:id:urahiro003:20210719083121j:image

前作の人型メカである剣王との並び立ち。

剣王のまとまりっぷりがよく分かります。


f:id:urahiro003:20210719083057j:image

おまけとして武器を持って主役機3体。

人型にすらならないマッハプテラの潔さが光ります。

 

さて、3体のバラメカが集い、いよいよ巨大ロボが誕生する!

それではいきましょう!!

 

ガンバルガー!ミラクル合体!!」


f:id:urahiro003:20210719082900j:image


f:id:urahiro003:20210719082848j:image
f:id:urahiro003:20210719083300j:image

ガンバルガー

ライジンオーゴウザウラー同様エルドランが作り出した巨大ロボット。

エルドランロボとしては唯一初期形態で動物顔を胸に携えていながら、黄色が目立つカラーリングで独特なデザインに仕上がってます。

また胴体と脚部の接続構造がなかなか面白いです。

上の写真のはパーツを差し替えて見栄えを良くしているのですが…


f:id:urahiro003:20210719083117j:image

そのためにライジンオー以上に細かい余りパーツが発生します。

しかし全体的にパーツ精度が低いのも手伝って、見栄え以上にパーツ同士の接合が上手くいかず、ガンバルガーとして飾るなら見栄えパーツは必須であるのが難点。


f:id:urahiro003:20210719082749j:image

気を取り直してアクション!

引き出し関節により股関節も十分に動きます。


f:id:urahiro003:20210719083026j:image

ガンバーソードとガンバーシールド装備。

エルドランのロボは剣と盾を持ってなんぼです。


f:id:urahiro003:20210719082940j:image

だいぶ無茶はありますが両手持ちもなんとか。

必殺技再現っぽいこともできます。


f:id:urahiro003:20210719082845j:image

「ファイナルガンバーアターック!!」


f:id:urahiro003:20210719082950j:image

f:id:urahiro003:20210719082809j:image

合体に使用しないパーツを寄せ集めて薙刀のような武器にすることも可能。

意外と完成度が高くて嬉しい。


f:id:urahiro003:20210719083018j:image

ついにMODEROIDライジンオー、HGゴウザウラーと並び立つ時が来ました!


f:id:urahiro003:20210719083101j:image

サイズ比較。

ガンバルガーだけすこし背高めですが、翼のボリュームは他2体の方がありますね。


f:id:urahiro003:20210719083240j:image

最後に剣盾を構えてポーズ!

めっちゃサマになりますね…。

いやぁ揃えて良かった。

 

令和の世に蘇ったガンバルガーのキットとなりましたが、総評は

・パーツポロリが多い

・バラメカに安定感が無い

・パーツ精度が低い割に、後々合体が待ってるので無闇に接着できない

などなど…プラモデルとしてはあまり出来が良いとは言えないものかなぁというのが正直。

とはいえガンバルガーの合体含めた立体化としてはこれ以上のものは無いと思うので、貴重な一体になると思います。

 

近いうちにリボルガー発売、更にゲキリュウガーも商品化が決まっているので、グレート合体させられる日を楽しみに、これからも集めていきたいと思います。

 

それでは以上、MODEROIDガンバルガーのプラモレポートでした。

 

 

次回予告

 

ー目覚めろ、その魂ー


f:id:urahiro003:20210719082925j:image

5人の中に君がいる

お世話様です。

 

ウルトラマントリガー』始まりましたが、第1話を見たところ…色々考えが出てきてしまって…保留中(笑)

 

というわけで、久々のまとめ感想でも。

今回はこちら。

 

※本文はあくまで劇中設定の羅列ではなく個人の感想を書いてるものであり、ネタバレや不快感を覚える内容もあるかもしれませんので、事前にご了承ください。

 

スーパー戦隊勝手にまとめ

第13作目

高速戦隊ターボレンジャー

(1989〜1990)

 

あらすじ:

かつて人間と手を取り合った妖精と聖獣ラキアによって守られていた地球。

しかし人間はいつしか妖精の存在を忘れ、更に文明の発達による環境汚染の影響でラキアの力が弱まり、封印されていた暴魔百族が二万年の眠りから解き放たれてしまう。

過去に妖精の光を浴びていた5人の高校生は、現代に生き残った唯一の妖精・シーロンを、そして地球を守るため、若さを武器に暴魔百族に立ち向かう。

 

登場人物:

ターボレンジャー

武蔵野学園高校3年A組に所属する5人の高校生。

過去に妖精の光を浴びており、その際に戦士としての資質と人間離れした身体能力を得ており、それぞれが所属する部活では超人的な活躍を見せている。

両腕にはめたターボブレスで変身する。

 

炎力/レッドターボ

野球部のエースを務める熱血漢。

スポーツ万能でありながら明るく優しい性格で、クラスにおいても中心的な存在であり、根っからのリーダー気質。

体育の授業や、友人の誕生日パーティにおいても決して外すことはない訓練された指抜きグローブの使徒

変身後は体術と専用剣・GTソードでの戦闘を得意としており、必殺のGTクラッシュは多くの敵を遥かな眠りの旅に導いてきた。

 

山形大地/ブラックターボ

陸上部所属で走ることが好きな筋肉要員かと思いきや、学業においても優秀な成績を収める筋肉サブリーダー。

ストイックな性格からかメンバーの中でも特にシビアな視点を持っており、逆に暴魔獣と心を通わせるようなエピソードを当てられやすい。

専用マシンのターボトラックに謎の愛着を発揮する。

夏頃はタンクトップを着ていたことから日焼けがどうも目立つ。

変身後は一転パワータイプであり、Tハンマーを使い相手を力でねじ伏せる。

 

浜洋平/ブルーター

水泳部のキャプテンであり、インストラクターの資格を持つ程の実力と鍛えられた肉体、その甘いマスクから子どもや女性人気を獲得しているうえ、ひょうきんな部分も見せクラスを笑わせることもできるという、ある意味最強の男。

しかし劇中においては治療不能の毒を食らったり、非モテ男の友人と顔が入れ替わったり、クラスメイトに睡眠薬を盛られブレスを奪われたりと割と散々な扱い。

時折非常に辛辣な発言をすることもあり、中盤からの口癖が「砕け散れ!!」

変身後はスピードを活かした戦法と専用銃・Jガンの早撃ちを得意とする。

 

日野俊介/イエローターボ

体操部所属で、ひょうきんな面が目立つクラスのムードメーカー。

陽気な性格である反面、体操の技が出来ないことに悲観的になったり、歳の離れた弟を事故で亡くしていたりと抱えている闇は結構深い。

少年時代に小夜子=キリカと出会っていたが結局お互い気付くことはなく、どうやら運命力を過去に使い果たしてしまっている模様。

変身後は体操部であることを活かしたアクロバットで相手を翻弄、更にBボウガンの矢で遠距離からも攻撃を可能とするマルチな戦法を取る。

 

森川はるな/ピンクターボ

生徒会長を務める学校一の秀才であり、バトン部に所属するターボレンジャーの紅一点。

優しくも芯の強い性格であり、色々と最低な行動を取る男衆をバレーボールの鬼コーチとして支配下に置いている。

バトントワーリングの練習と称して秘密特訓を行っており、記憶喪失のフリをした際に生身でバイクを乗り回し、力と互角に戦うなど素の戦闘力も非常に高い。

『マスクマン』『メガレンジャー』にも引けを取らない最大音量の悲鳴が持ち味。

変身後はバトン部で鍛え上げたトワーリングの技術を活かし、Wステッキを投げつけるステッキブーメランを得意技として戦う。

 

ターボレンジャー関係者

 

シーロン

妖精族最後の生き残りであり、普段は太宰博士の研究所内のドールハウスで暮らしている程小さい身体をしている。

力たち5人は過去に妖精の光を浴びていた影響で視認することが出来るが、普通の人間には彼女を見ることはできない。

ターボレンジャーが危機の際は、自らの身を投げ出して戦場に赴くこともある。

 

太宰博士

ターボマシンやターボビルダーを開発するなど力たち5人をサポートする中年の博士。

妖精の存在を信じ、暴魔の復活を予見して戦いに備えていたという毎度お馴染みの狂人。

5人と違いシーロンを見ることは出来ず、会話する時はいつも妖精グラスという怪しいゴーグルみたいなものを付けている。

 

山口美佐

3年A組の担任と力の所属する野球部の顧問を務める女性教師。

思い込みが激しく強引な面もあるが、生徒想いの心優しい教師であり、生徒指導も担当していることから5人や流星が普段から怪しい動きをしていることには勘付いているものの終盤までその正体までは掴めずにいた。

太宰博士との距離が妙に近かったり、カンフーが特技の妹がいたり、ロボットや吸血鬼にされたりと出番は多い。

 

聖獣ラキア

かつて暴魔百族を封印した聖獣。

環境汚染の影響で力が弱まったことから暴魔の封印が破られてしまうが、ターボレンジャーの出現により彼らに使命を託し、自らは星座となって彼らを見守ることになる。

二万年前の戦いにて、その力と寛容さは暴魔においても影響を与えており、ラキアを信じる暴魔獣まで出てくるほど。

着ぐるみの出来が残念。

 

暴魔百族

ラキアによって二万年前に封印された魔物の一族。

封印が弱まったことで幹部勢が復活し、各所に封印された暴魔獣たちも次々と復活させられていき、暴力と魔力で世界を支配しようと企む。

暴魔獣は和風妖怪チックなデザインと設定が目立ち、歴代でもかなり異色なモチーフが見られる。

 

暴魔大帝ラゴーン

暴魔百族を率いる暴魔城の主。

非道かつ短気で部下への当たりが厳しく、上司としての人望はかなり低い。

ヤミマルの策略によって一度ターボレンジャーに倒されるが、後にネオラゴーンとして復活する。

 

暴魔博士レーダ

ラゴーンに仕える暴魔百族の司令塔。

暴魔の頭脳ともいえる存在で、妖術を得意とするナンバー2。

見た目は老人だが一人称は「俺」だったりする。

ラゴーンの特攻指令により物語中盤で退場。

 

姫暴魔ジャーミン

冷酷非道な暴魔百族の女性幹部。

実態は蛇の化身であり、戦闘時には蛇のような顔に変化する。

何故か家庭や家族の温かさに激しい嫌悪感を抱いている。

ターボトラックを破壊しようとターボレンジャーに挑むも、返り討ちに遭いそのまま退場する。

 

暗闇暴魔ジンバ

鎧武者の姿をした武闘派幹部。

かつては人間だったが、愛する者のために傷ついた末にその姿を嘲笑され死亡し、怨念の力で暴魔と化す。

その影響で男女の愛に関しては強い憎しみを持っている。

ヤミマル登場まではレッドと鍔迫り合いを繰り広げていたが、旧幹部リストラッシュの口火を切る形で退場することになる。

 

かっとび暴魔ズルテン

幹部3人より格下の幹部。

お調子者かつ長い物には巻かれろタイプで、当初は卑下していた流れ暴魔に対しても幹部リストラッシュ以降手のひら返しで従っている。

そのため序盤から登場する幹部勢では最も登場期間が長くなったが、因果応報かその最期はある意味最も悲惨なものとなる。

 

流れ暴魔

人間と暴魔の混血であり、暴魔百族に加わることが出来なかったことから封印を逃れ、二万年間力を蓄え続けた第三勢力。

"赤い糸"で結ばれた2人の幹部がターボレンジャーに戦いを挑む。

 

流星光/ヤミマル

力たちのクラスに飛び入りで転校してきた"さすらい転校生"で、スポーツや文芸において多才な才能を学校中に見せつける。

その実態は二万年の間に戦闘力と憎しみを増大させていった流れ暴魔であり、ターボレンジャーと暴魔百族双方に戦いを挑む。

当初は妖怪じみた格好であったが、小夜子と出会い"赤い糸"で結ばれた同時に赤い鎧のような姿に変わる。

かつて迫害された経験から人間に対して強い憎しみを持っており、後にキリカとは大きな齟齬が発生していく中で自身の憎しみに向き合っていくことになる。

 

月影小夜子/キリカ

力たちのクラスメートの地味眼鏡っ娘

だったが18歳(+20000歳)の誕生日に流れ暴魔としての血が目覚め、更にヤミマルと出会ったことで流れ暴魔キリカとなり、力たちと袂を分つことになる。

時にはコスプレも辞さないストイックな姿勢で人間と暴魔の頂点を目指すが、人の心は捨てきれず更に終盤同じく流れ暴魔と名乗るカシムの話を聞いて心を大きく揺さぶられることになる。

 

 

ポイント:

1980年代最後の戦隊であり、平成に入ってから放送された初めての戦隊。

前作『超獣戦隊ライブマン』が"学歴社会への警鐘"、"かつての友人たちとの戦い"といった数々の重いテーマを扱った反動からか、本作はかなり本来の視聴者層を意識した作風で展開されました。

良く言えば王道、悪く言ってしまえばやや地味な印象を受けることから、後年ではどうしても扱いが悪くなってるように見えます。

 

本作は戦隊としては初めてメインモチーフとして自動車を採用し、メンバーたちを高校生とすることで青春と若さを爽やかに描写することに専念。

更に新しく女児層の開拓を狙って"妖精"を登場させ、実際にシーロンのリカちゃん風人形が発売されたり、悪の組織側に和風妖怪テイストを持たせ新たな怪人モチーフを開拓したり、前作から導入されたロボ同士のスーパー合体を盛り込みつつ母艦メカを廃止し、新たに変形・合体できる基地型ロボットを登場させるなど、マンネリ打破のための多くの挑戦が見受けられた作品でもあります。

 

車×妖精×高校生とモチーフ盛り盛りになった本作は、前述の通り王道でありやや地味なストーリー展開が行われることに。

モチーフのチョイスについてはこれといった抜けは無く満遍なく取り扱われてはいたのですが、車に関しては専用マシンのモチーフ程度、妖精に関しては劇中での立ち位置がやや雑、高校生に関しては"若さ"、"青春"といった要素を中心に物語に組み込まれていましたが、その暗部にはなかなか注目されず。

もちろん、多くのモチーフを扱う中であらゆる取捨選択を行った結果であり、それが正しく作用していたとは思うので不満は無いのですが、どこか物足りなさを感じてしまう要因となってしまいました。

逆に言えば、本作の存在があったからこそ後年の車戦隊である『激走戦隊カーレンジャー』や、戦士に選ばれた高校生のセンシティブな部分をいくつか取り上げた『電磁戦隊メガレンジャー』が生まれたとも考えられ、決して無駄では無い挑戦であったと私は考えます。

 

悪い部分から先に挙げてしまいましたが、本作の王道路線は戦隊シリーズの基本ともいえるものです。

ターボレンジャーの5人は変身前でもクラスや部活において人気者であり、キラキラしたアイドルのような存在として描かれる場面もちょくちょく見られ、単純に「強くてカッコイイヒーロー」をしっかりと映し出そう、というスタッフの気概を見ることが出来ます。

(前作『ライブマン』は実質ヒーローの敗北で終わっていたので、その反動もあると思われますが)

 

ヒーローの活躍だけに留まらず、前作で手応えを得たと思われる顔出し敵幹部の様相にも大きな特徴が見られました。

当初の暴魔百族は地帝王ゼーバを彷彿とさせる置物系ボスのラゴーンを始め顔出し幹部としてはベテランとも言える石橋雅史氏演じるレーダ、女性幹部のジャーミン、そして着ぐるみ系幹部のジンバとズルテンという極めて普遍的な体制でのスタートとなりました。

そこで2クール目にて流星光、つまり新たな顔出し幹部である流れ暴魔ヤミマルが戦況に加わるという構成も珍しくは無いものなのですが、中盤の30話前後でなんとジンバ、ジャーミン、レーダが一気に退場。

あまりの衝撃的な光景に流星が呟いたいなくなった…」は名(迷)台詞。

 

自らの行いが原因とはいえ有力な部下を失ったラゴーンは大きく勢力を削がれ、更にキリカの参戦によって事態は流れ暴魔側に大きく傾き、ヤミマルの策略によって一時退場に追い込まれてしまい暴魔城はヤミマルとキリカのものに。

終盤は人間と暴魔双方を支配すべく、ターボレンジャーとの戦いを繰り広げる流れ暴魔2人の悲哀と葛藤を中心として展開され、登場の遅れたキリカの掘り下げ不足がやや見えてしまったものの、前作ではもはや救いが薄かったかつての友人たちの戦いをよりマイルドにし、青春を賭けた戦いという要素を貫いたのは本作の特徴であり、長所であるかなと考えます。

 

内容に関しては以上として、次は本作を彩るキャラクターなのですが…特にコレ!といったキャラはいないのが正直なところ。

誤解の無いように言いたいのですが、本作のキャラは変にクセを持たせた味付けでなく、あくまで自身の役割に忠実な結果こうなったというようにも見えるので、必ずしもキャラが立ちすぎていることが良いことではないというようにも取れるキャラ付けが見えました。

本作で面白かったのは各キャラの動向というよりも、普段高校生である力たちが突如アクロバットを披露したり、超人的な身体能力を発揮する場面が多々見られること。

前作『ライブマン』でも特に人体改造されたなどの設定が無い中で超人的な跳躍力を発揮する場面がちょくちょくありましたが、本作は妖精パワーの裏付けによってやりたい放題なのが面白いところで、特定のキャラよりも、全員のちょっとした動きから目が離せないのが独特の空気を生み出しております。

以前まとめを上げた『超電子バイオマン』におけるレッドワン・郷史郎の独走状態は面白く感じることはできたものの、バランスを重視している80年代戦隊シリーズとしては違和感を覚えてしまうものだったので、そういった教訓が活かされた結果なのかなぁとも。

 

強いて個人を挙げるとすれば、視聴前から活躍を楽しみにしていたレッドターボ・炎力。

野球部のエースでありターボレンジャーのリーダーでもある力は、良くも悪くも典型的80年代万能系レッドであり、ボロボロの身体や鎖で縛られた状態でも戦う意志を捨てないタフネスを持ち、熱血漢でありながら常に物事を冷静に見つめるメンタル面での安定感も光ります。

逆に出来過ぎたキャラ造形は、まだまだ若い熱血漢の高校生戦士とは相性が悪く、個性を潰してしまう形になってしまったのは惜しいところで、この反省が活かされたのがいわゆる2000年代熱血レッドの先駆けとなった『メガレンジャー』の伊達健太であると考えられます。

 

演出、話運びとしては前作から続投してメインを務めた長石多可男監督×脚本曽田博久氏を中心として非常に安定感のある体制で、本作ならではといえる演出としては変身シーンが挙げられると思います。

ライブマン』においてドラマ部分を充実させるために変身バンクを大きく省略した演出(自称:光の玉)が目立ちましたが、本作では更に突き詰めた結果、ジャンプしたらもう変身してる(変身演出すら無い)という演出がしばしば見られ、テンポ良く話を展開させていました。

もちろんそれはエピソード前半によく見られた演出であり、後半では全身がオーラに包まれた姿になるのが特徴の変身演出を流し、戦闘における盛り上がりを生み出していたので、演出陣の工夫が光る部分ではありました。

 

ロボについてですが、前作から引き続き中盤から2号ロボ・ターボラガーを登場させターボロボとのスーパー合体・スーパーターボロボを採用。

更に本作から合体メカを搭載する母艦メカがついに廃止され、代わりに基地でありロボットにも変形・合体するターボビルダーが登場し、それが好評を博したとのこと。

簡単な合体ではありますが、スーパーターボロボを搭載し最強となるスーパーターボビルダーは劇中でも最後の切り札として存在感があり、代わりにスーパーターボロボがやや冴えない(無敗ではあるのですが)印象でした。

 

 

おすすめエピソード:

第5話「脱出だ!サムライの町」

(監督:東條昭平 脚本:曽田博久)

力たちとマラソン中に、ミノカサボーマによってサムライが跋扈する町に追い込まれた大地。

先にバテた仲間たちを置いて1人で走り出したことを悔いながらも、同じく町に迷い込んだ少年と共に町を脱出するために走る大地の前に現れたのは…。

一般人をサムライに変えるミノカサボーマ、大地の無免許運転、『ガオレンVSスーパー戦隊』にて使われたブラックターボの剣アクションが見られるなど序盤における楽しい映像が目白押しの良回です。

「こんな時、仲間がいてくれれば…」

 

第26話「力!絶体絶命」

(監督:東條昭平 脚本:井上敏樹

ヤミマルとの決闘により深傷を負った力を欠いた大地たち4人は、フジミボーマに敗れ卵に閉じ込められてしまう。

仲間たちを救出するためボロボロの身体を引きずり出撃した力だが、フジミボーマだけでなくヤミマルまでもが力の前に立ちはだかる。力は、そしてターボレンジャーは、このまま敗れ去ってしまうのだろうか。

井上敏樹得意の主役孤立展開で、いきなり始まる決闘に困惑するのですが、ひたすらタフな力の活躍が見応え充分の激アツ回。

GTクラッシュ、相手は○ぬ。

「俺こそ…不死身だぁ!!!」

 

第43話「6人目の戦士!」

(監督:長石多可男 脚本:井上敏樹

運動音痴で体育の授業でも笑われてばかりの5人のクラスメート・健一。

洋平がブルーに変身する場面を目撃した健一は自分もかつて妖精の光を浴びていたことを思い出し、洋平からブレスを奪ってなんとブルーに変身してしまう!

しかし、例え変身できたとしても健一にはヒーローとして一番大事なものが備わっておらず…。

『マスクマン』にてX1マスク登場回を担当した井上敏樹脚本で、更に『ゼンカイジャー』において少々話題になった"6人目の戦士"ネタが盛り込まれたエピソード。

井上脚本の話としては地味な類いですがストレートなメッセージと、意外と正統派な洋平のヒーロー力の高さを見ることが出来る回です。

「助かったぜ健一!

砕け散れ!Jガン!!」

 

 

5段階評価:

☆☆☆☆★ 4/5

 

「初心者におすすめのスーパー戦隊は?」と聞かれたら、真っ先に候補に上がる作品。

ヒーローの活躍が存分に見られ、敵味方ともにバラエティに溢れた話作りが見てて気持ちいいと感じます。

逆に多くの作品を見た人からしたらやや物足りないと感じる可能性もありますが、暴魔獣の「それモチーフにする!?」というような独特の着眼点と秀逸なデザイン、ターボビルダーの圧倒的な破壊力、コンビネーションからバズーカまで織り交ぜたヒーローたちの多様な戦闘場面など、玄人向けとしても見てて飽きない作りになっていると私は思います。

 

正直、衝撃の前作『ライブマン』と個人的に楽しみにしていた(現在楽しく視聴中の)次作『ファイブマン』の間に挟まれている本作を楽しめるかどうかは不安だったのですが、蓋を開けてみればここまでの感想が書けるレベルで好きになってたんだなぁと改めて。

80年代戦隊が気になってるあなた、その足掛かりとして是非本作を見てみてはいかがでしょうか。

 

 

以上で『ターボレンジャー』まとめ、終わります。

次回以降のまとめ感想も、是非ともよろしくお願いします。

それでは。

 

 

「若さでぶつかっていくのが3年A組の、俺たち5人の強さじゃないのか!」

f:id:urahiro003:20210713202937j:image

近況報告

お世話様です。

 

気づけば1ヶ月更新を行っておらず、ブログ開設1周年もいつの間に経過しておりました。

復帰第一回目の今回はとりあえず近況報告とこれからについてお話でも。

 

まず更新が出来なかった最大の理由として、先月は仕事関係で非常にバタバタしており、朝が早いことと車移動が多かったことでブログをゆっくり書く時間を確保できませんでした。

ブログを生活の軸に持っていくことは考えていないため、仕事優先でブログをお休みさせていただいていた次第です。

ご心配おかけしたかもしれませんが、その間も動画やドラマ、映画を見たり、プラモを作ったりは出来ていたので健康状態の理由ではないです。

 

そしてもう一つ大きい理由として、直前の投稿となっていた『マッドポリス』が最終回を迎えそのセカンドシーズンに当たる『特命刑事』も感想を書こうと思っていたのですが、最終回でのダメージがあまりにも大きく、おまけに『特命刑事』の初回がビックリするくらいハマらなかったことから1話ごとに感想を書くことが苦になってしまい、忙しいこともあってしばらくブログから遠ざかってしまいました。

マッドポリス』最終回の記事にも書いた通り、続編の視聴と感想の投稿は考えていたのですが、現在は視聴のみに留まっており、現状再視聴の手段も無いので『特命刑事』に関しては、全話見終わってから『マッドポリス』とまとめて総括記事でも書こうと思います。

作品への個人的な感想はそこで書いていきます。

 

ただ『マッドポリス』に限らず『ガールガンレディ』も途中で放棄しており、いい加減録画を見ないとと思いながら、そういや『キラメイジャー』『ターボレンジャー』のまとめ感想も書いてなければゴジラシリーズも止まってしまってるなぁ…と問題は山積み。

ネタが尽きないという面では幸せなことなんでしょうが。

 

現状は先月より落ち着いてはいるものの、やはり以前のようなペースでは記事を書けないので、適度にプラモ作りつつ、何か浮上のきっかけを探すことが出来ればなぁと思います。

今週から『ウルトラマントリガー』が始まるので、感想書けそうだったら…あまり期待はしないでもらいたい(理不尽)。

…だんだん後ろ向きになってきたのでこれくらいにしておきましょう。

『トリガー』は本当に楽しみにしてるので、感想書けないにしても何かアクションを起こしたいですね。

楽しみにしていただけたらと思います。

 

いつも記事を読んでいただいている方、本当にありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

 

不完全燃焼

大激闘マッドポリス

第16話「人間狩り」

(監督:舛田利雄 脚本:峯尾基三


溢れ出す闘争心を抑えられない新田と進司(セコンド悠子)は何故かボクシングに興じており、意外にも勝ったのは進司。

その帰り道、若手三人衆は謎の男たちに銃を突きつけられ何事かとスイッチが入る。

「死にたくなかったら人質離せ」

※警察官のセリフです。

しかし悠子が人質になっていたことから抵抗のできなかった新田と進司は、謎の男たちにコンテナに閉じ込められ何処かに運ばれてしまい、敵を振り払おうとした悠子も発砲!されMPの半分が開幕から窮地に立たされることに。

そしてその光景を見つめほくそ笑む男が一人…ってメイスンじゃないか!?(『超電子バイオマン』出演の中田博久氏でした)


「相手の動機すらさっぱり分からん…最悪だな」

松村と芹沢の捜査も空しく、2人を拉致した者の手がかりを掴めないMPが傷ついた悠子の病室で苦虫を噛み潰したような表情を浮かべていた最中、当の2人は草木の生い茂るジャングルで目を覚ます。

コンテナに積まれたと同時に睡眠ガスで気絶させられたことで状況を飲み込めず、辺りを捜索していた2人の前に飛び出したのは木の枝に逆さ吊りにされた見知らぬ男の死体であった。

世界線が『プレデター』のそれに入りかけた直後、2人に向けられる発砲!

何者かが今度は自分たちをターゲットにしていることを感じ取り、丸腰の2人は逃避行に走るが進司が被弾し状況は悪化する一方であった…。

「ちくしょう…こんなところで殺されてたまるかよぉ!!」

しかし不屈の未確認生命体精神を発揮した2人は、自分たちを狙うハンターの一人を捕獲し武器を取るついで目的を聞き出そうとするも、残りのハンターの妨害により取調べ失敗。

更にその男は仲間たちによって銃殺刑に遭ってしまいます。


一方、怪我を押して捜査に向かった悠子の目撃情報から2人を拉致した男を傷害の前科がある平岩久(29)と特定し、2人の連れて行かれた場所を吐かせるため暴力に訴える氷室。

仲間想いが過ぎていつも以上に暴力的になっています。

「島だ、絶海の孤島か…」

2人が連れていかれた先は、見渡す限りの海が広がる無人島。

そして冒頭でほくそ笑んでいたメイスンこそがその拉致を命じた男・江尻であり、JMの麻薬部門担当(麻薬関係何回目だ)として全国に卸売している男でもあった。

「すいません!消防署どこでしょうか!?」

江尻の乗った車に声を掛け、よく分からない絡み方で煙幕弾を投げた氷室、そのまま江尻を拉致し取り調べという名の暴力を執り行うことに。

「狭いんだからデカイ態度取んなよ」

※警察官のセリフです。


圧の強いMPの年長三人衆に三方を取り囲まれた江尻は、平岩の供述を受け自白を迫られるも余裕の態度を崩さなかったが、去年の8月に兄弟部門の組織をMPに叩き潰されたことへの復讐であることに目論みを付けた氷室たちによって射撃の的にされ、両腕を撃たれたことで遂に観念して2人の連れて行かれた先を沖縄のハショウガ島であると自白。

「何の目的で?」「獲物だ…!」「…獲物?」

その頃、怪我の影響もあり心が弱ってきている進司とは対照的に野生のハブを捕まえて丸焼きにしたり、果物を取って齧りついたりランボー新田がサバイバル能力を存分に発揮し、見た目や能力的にもレンジャー部隊出身だったりとかの設定があるのかもです。


「ひょっとしたら、ひょっとしてるかもしれん…」

江尻の供述によると、2人を獲物として拉致したのは麻薬組織の中心人物である西岡竜(42)であり、"人間狩り"を趣味とする西岡は獲物の手配を金で江尻に命じており、その江尻は兄弟組織の復讐と報酬の金、両方を叶えるために新田と進司を拉致し提供。

更に黒い噂の絶えない西岡は捜査当局から目を付けられたためにJMによってハショウガ島に潜伏させられ、そこでヘロインの密造を行いながら定期的に供給される獲物を狩るという、自分にとって非常によく出来たシステムを形成し私欲を満たしていました。

「…狂ってる」

冷静な氷室もかなり怒ってるみたいで、この人たちにこれ言われたらお終いだな、と一線を超えた空気を醸し出します。

氷室以下は明朝ハショウガ島に飛ぶべく、静かにノルマを達成し牙を尖らせていた。


その西岡はというと、ハンティングを共通の趣味としている元ファッションモデルの女と一発始めそうな雰囲気になっており、女も絡めて金と快楽を貪る強欲な男を濃厚に描写し、今の時代だったらお茶の間を凍結させていたであろうシーンをお届けしていました。

報告に来た部下に邪魔され、代わりとばかりに火を付けたタバコを自分が吸って更に女に渡す西岡がハードボイルド。

「これで島暮らしの憂さ晴らしも出来る…ハンティングの醍醐味は、報酬狩りだ…相手が獰猛な程面白い…」


ハンターたちの追撃を逃れ洞窟に隠れていた2人でしたが、西岡によって隠れ場所の目処を付けられたことで再び追われる羽目に。逃走しながらの銃撃戦が展開されるなか、弾切れを起こし絶体絶命の新田たちを救ったのは見知らぬおっさんの発砲!

見知らぬおっさん2人組に連れられ、海岸のボートにやってきた新田たちは2人が麻薬捜査官であることを聞かされる。

麻薬Gメンは、警察手帳持ってた!

ヘロインの密造工場を暴くべくMPに手を貸すGメンでしたが、そのうちの一人が焦ってボートに駆け出したことであっさり射殺され見事無駄死にし、もう一人も胸を撃たれ海に落下し、これは生存フラグ…?

勢いで流されていましたが、ヘロイン密造団の言及はあったとはいえGメン登場はさすがに唐突であり、素直に盛り上がれなかったのは残念ポイント。


追い込まれた新田はカナヅチで泳げない進司を抱えながら、イチかバチかで海に飛び込み敵の射撃を何とか回避。

そこに、飛行機とフェリーを乗り継ぎ氷室以下が駆けつけ一気に状況は好転。

武器と仲間を手に入れた新田は、やっと機能した返り討ちエネルギーを全力全開!!!

ヘロインの製造工場も突き止め、敵を追い込んだ氷室以下は西岡パーティを無残に射殺。

女を撃つのは俺だと言わんばかりに

「もったいねぇな…」と松村は一発で西岡の女を射殺し、意外にも女に執着を見せた(欲望に忠実過ぎたとも取れるでしょうか)西岡は氷室の発砲!によりダメージを受け、更に新田の追撃を受け、自分が狙っていた獲物に見事返り討ちに遭い絶命。

「何が人間狩りだ!ふざけんな!!」

かくして、氷室以下マッドポリスは仲間たちを守り抜き、更にJMの麻薬組織も叩き潰すことに成功したのであります。

「面積14k㎡、周囲17km、珊瑚礁の美しいこの島で行われていた異常な出来事は、氷室たちマッドポリスの手で終止符が打たれ、一味の麻薬生成工場も破壊された」

今回が最終回だし、まだ三田村富樫も出てきてないから、俺たちの戦いはこれからだエンドだな!…と思っていたら、

「その後、ジャパンマフィアは、最大の資金源である麻薬部門での収益を失い、決定的な打撃を受け、

壊滅への道へと追い込まれていったのである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


………えーっと……あー……うん、予告の時点で多少覚悟はしてたんですけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャパンマフィア、ナレーションベースであっさり壊滅。

第1話から登場している大ボスの三田村富樫が前回わざわざ悠子と対面してるシーンを用意していたにも関わらず最終回においては登場無しどころか一切の言及すらされず組織壊滅。

あまり縦軸を意識していない作風はこの時代のスタンダードだったのかもしれませんが、本作は刑事ドラマとしては珍しく明確な敵組織として"ジャパンマフィア"を設定し、毎話必ず流されるOPナレーションにおいても名前が出ている程の存在感を示しており、氷室以下"マッドポリス"に並ぶ「本作の顔」とも言うべき組織でした。

普段特撮系を多く見ているという影響もありますが、明確な悪役として設定されたジャパンマフィアをあまりにもあっさり処分し過ぎていて、以前に言及した東映におけるノウハウの伝わってない部分が露見したなという印象を受けました。

特に前回前々回においてはヒットチームによるアジト乗っ取り、三田村秘蔵のダンヒル参戦等々特撮ドラマだとしたら終盤の決戦に向けた緊迫の展開が用意されていた(更に演出は『ギャバン』に参加していた田中監督)のですが、そういった要素が一切拾われることが無かったので、完璧な不完全燃焼。

 


好意的な見方をすれば、今回のボス=ラスボスである西岡は今までのJMボスと比べて仕事に対する使命感が欠如しており、女、金、趣味といった快楽に溺れている敵として描かれていたところがポイントかなと。

OPの時点から隠す気の無い狂気が漂う本作において多少の奇行は可愛いものであり(氷室たちがMPとして死命を賭け、犯罪者たちを容赦なく射殺している心情や背景などが一切描かれていないことからも、登場人物にまともな倫理観を求めている作風でない)、その筆頭である氷室の口から「…狂ってる」とまで言わせた西岡の存在は本作においては非常に大きく、JMが壊滅する大きなポイントとなり得たとも考えられます。

一応ヘロインの密造団として活動してはいましたが、まともに働いていたとも思えないので、本作の根底に任侠もののテーゼが組み込まれているのだと考えれば"組織に尽くさなかった男こそが、組織壊滅のトリガーだった"という要素は色々と興味深いものがあります。

 


しかし上記はかなり無理やり解釈したもので、セカンドシーズンの存在を知り、最終回とは思えない予告が流れた時点で色々察していたものの一つの連続ドラマの終わり方としては残念としかいいようが無く、最終回にして本作2回目の事故回となりました。

とはいえセカンドシーズンの配信も決まり、追加メンバーも出てくるということで、まだまだ氷室以下の活躍を見ることができるのは率直に嬉しく、こちらの方はキレイに畳んでくれることを期待しながら今後も感想を書いていきたいと思います。

 

 

色々と言いましたが、『大激闘マッドポリス'80』感想は以上となります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

次回『特命刑事』でお会いしましょう。

飛び立つのだ振り向かずに

お世話様です。

 

『ガールガンレディ』の録画見なきゃ…!!

と思いながらプラモもかなり積んでるので、今回はお待ちかねのこちらです。

 

f:id:urahiro003:20210528211852j:image

スーパーミニプラ

勇者指令ダグオン2

剛力合体パワーダグオン

 

前回のファイヤーダグオン発売からおよそ半年。

『ダグオン』本編後半のメイン機体であるパワーダグオンも続けて商品化。

↓前回記事、良かったら。

https://urahiro003.hatenablog.com/entry/2020/11/26/211601

 

パワーダグオンの特徴的なフォルムをどのように再現できているのか、そしてパーツ強度はいかなるものか(ファイヤーダグオンのパーツを1つ折ってる)…不安と期待が入り乱れながら、いざ組み立て!

 

「トライ・ダグオン!!」


f:id:urahiro003:20210528211827j:image

「ファイヤー!エン!!」
f:id:urahiro003:20210528211811j:image
f:id:urahiro003:20210528212016j:image
f:id:urahiro003:20210528211746j:image

ファイヤーエン

主人公・大堂寺炎が変身ブレス・ダグコマンダーで変身(トライ・ダグオン)した姿。

ロボットアニメでありながら、登場人物が変身ヒーローのように活躍するのが本作の見所。f:id:urahiro003:20210528211910j:image

パワーダグオンのおまけ的な立ち位置ながら交換用手首が付属し、プロポーションも可動範囲も良いので思わずキラメイレッドのポーズに。
f:id:urahiro003:20210528211959j:image

ファイヤーエン専用のライオソードも付属。

専用手首にガッチリとフィットし、ポーズがよく決まります。
f:id:urahiro003:20210528212026j:image

大きさ比較として同じ96年組の超動ティガを。

SHODOシリーズよりちょっと小さいくらいのサイズ感ですね。

令和の時代にこの2つを並べることが出来るとは…。

 

「融合合体!!」


f:id:urahiro003:20210528211921j:image

f:id:urahiro003:20210528211819j:image

前回のファイヤーストラトスに乗せる用のクリア成形のファイヤーエンも付属しており、ファイヤーエンからダグファイヤーへの融合合体イメージも再現可能。

いや、ほんと細かいんですこれ(歓喜


f:id:urahiro003:20210528211823j:image
f:id:urahiro003:20210528211907j:image

更に一部差し替えで飛行形態のファイヤーバードにも変形。

専用台座も付いており飾り映えします。
f:id:urahiro003:20210528211917j:image

下から見てはいけない。

 

ファイヤーエンを一通り見たところで、そろそろ今回の主役登場といきましょう。

 

「ファイヤーショベル!!」

 

f:id:urahiro003:20210528211952j:image
f:id:urahiro003:20210528211742j:image

ファイヤーショベル

アーク星人の惑星凍結装置を止めるために大破したファイヤージャンボに代わって、ギャラクシールナからエンに託された新たなダグビークル

ショベルの先は他にもドリルアーム、クローアームに換装可能。

飛行機から車に乗り換えるというのは『ジャンボーグA』がオマージュ元とのことです。
f:id:urahiro003:20210528211938j:image

合体時のダグファイヤーを再現したパーツも付属。

色分けどころかシールも無く、真っ赤っかなのがちょいと寂しい。
f:id:urahiro003:20210528211841j:image
f:id:urahiro003:20210528211802j:image

せっかくなので当時品のDX版と大きさ比較。

さすがに迫力に欠けますが、ショベルアームの挙動を再現できるキット構成は組んでて唸りました。

プラモならではの喜びがありますね。

それでは、合体行きましょう!

 

「剛力合体!!」


f:id:urahiro003:20210528211757j:image

※イメージです。
f:id:urahiro003:20210528211739j:image
f:id:urahiro003:20210528211753j:image
f:id:urahiro003:20210528211844j:image

「とぅあッ!!」

f:id:urahiro003:20210528211848j:image

キュピーン!!
f:id:urahiro003:20210528211834j:image

「パワァァァ!!」
f:id:urahiro003:20210528212005j:image

「ダグゥゥゥオン!!!」
f:id:urahiro003:20210528211956j:image

ピカーン!!!


f:id:urahiro003:20210528211914j:image
f:id:urahiro003:20210528211927j:image

パワーダグオン

ダグファイヤーとファイヤーショベルが剛力合体して誕生する勇者。

名前の通りパワーに秀でており、接近戦においては無二の戦闘力を発揮する。

陸上メカであるがウイングを背負っており、飛行できそうな雰囲気を持つ(本編を見る限りは単独飛行できているかは不明瞭)。
f:id:urahiro003:20210528211857j:image
f:id:urahiro003:20210528211750j:image

スーパーミニプラ独自のアレンジとして、ショベル時の胴体に手首を収納し、更に関節はパカっと開いて付け替えることで可動範囲の向上を実現しています。

他にもファイヤーダグオン同様、見栄え用頭部が付属しており変形後の見た目もカッコ良くできるのです。

1枚目:普通頭部

f:id:urahiro003:20210528212012j:image

2枚目:見栄え用頭部
f:id:urahiro003:20210528211944j:image

それでは動かしてアクション!

「ショベルアッパー!!」
f:id:urahiro003:20210528211830j:image

f:id:urahiro003:20210528211935j:image

右腕に巨大なショベルアームを引っ提げているという独特のフォルムが、パワー系メカであることを存分に見せつけていてカッコイイ!

マッシブでありながら、主人公機らしいヒロイックさがあるのもすごくツボです。
f:id:urahiro003:20210528211901j:image

アーム先端は3種類あります。

付け替えすると…

f:id:urahiro003:20210528211815j:image

「パワードリルアーム!!」

初登場のフィニッシュ技だったり…
f:id:urahiro003:20210528211923j:image

「必殺!ファイヤークロー!!」

デスコップに放った必殺技(※使用は一回きりな上に不発)も再現可能!!

広い可動範囲のおかげで、劇中での活躍を見事に再現することができます。


f:id:urahiro003:20210528211837j:image

34話で見せたパワータンクモード。

キャタピラ付きのロボという個性がしっかり活きた良形態だと自分では思ってる。
f:id:urahiro003:20210528212032j:image
f:id:urahiro003:20210528211904j:image

パワーダグオンでもDX版と比較。

当時品の力強さも大好きですが、ちゃんとアニメ体型になってるスーミニ版カッコイイ。

更に背中の鳥マークが消えてるのが時代の進歩を感じさせます。

f:id:urahiro003:20210528211948j:image

ついでパワータンクモードも。


f:id:urahiro003:20210528212021j:image

1号機ファイヤーダグオンと比較。

当然サイズ感は同じで、空と陸のメカで大きくスタイルが違うのが素敵。

この2体が並び立つのはグレート合体時と、終盤での意外な展開のみでした。
f:id:urahiro003:20210528211931j:image

ファイヤー系集結!

欲を言えばライナーダグオン以降も欲しいところですが、まあここまで揃っただけでも感謝感謝であります。

 

f:id:urahiro003:20210528211807j:image

最後にそびえ立つパワーダグオン。

差し替え変形が少しやり辛かったり、金の成形色がやや安っぽかったり多少の難はありますが、大きなアームを保ちながらも腕を上げることのできる関節の強さ、そしてパワーダグオンの力強さとスタイリッシュさの両立を再現した大満足のキット。

高校生の時に『ダグオン』に出会い、社会人になってからそのプラモを手に取ることができたという幸運を噛み締めながら、大事に遊んでいきたいです。

 

これで炎と力、2つの勇者が揃ったことになり、することと言えば一つ…と言いたいところですが一旦間を取って、先日プレバンから届いた剣星人とガンドロイドを作りたいと思います。

 

最近スーパーミニプラをよく積んでいるのですが、何から組もうか悩み中。

そういやYoutubeで『レイズナー』配信してるなぁ…でもフリマアプリで超獣王輝刃買ったから電童組もうかなぁ…それとも初の戦隊スーミニにしようかなぁ…

とか考えながらその次に控えてる『ファイバード』もすごく楽しみにしてる現状。

 

 

「これが青春だ!!」

 

…それでは。

光の速さで競馬場をダッシュ

大激闘マッドポリス'80

第15話「005便で来た狙撃者」

(監督:田中秀夫 脚本:高田純)


「ニューヨーク発パンナム005便、このジャンボジェットのどこかに暗号名"ダンヒル"と呼ばれる超一流のスナイパーが乗っている。

 その男の目的はマッドポリスキャップ・氷室の暗殺である。彼は度重なる氷室らの攻勢に業を煮やしたジャパンマフィアが、海外マフィアの協力を得て雇い入れた伝説の殺し屋だった」

ダンヒルの正体を探るため単身ニューヨークに渡った悠子ですが、怪しい人物を2人見つけたものの結局帰りの飛行機に乗ってるということぐらいしか分からず。

飛行機で隣り合わせたギタリスト・テツ宮地(まさかの岩城晃一!)にウザ絡みされながら帰国の途に着いた悠子がマークした2人の外国人がダンヒルではと推測し、ダンヒルの息の根を止めるために行動を開始する。

「歓迎させるお客さんだ、丁重に迎えてやりましょう…」

※警察官のセリフです。


1人目の外国人ロバートは歯磨き粉のセールスマンとして来日していたが、機内での落ち着きの無さが悠子センサーにビンビンと反応したため松村新田が後を追い、2人目の留学生ジョアンも

「学生にしては雰囲気が鋭すぎるわ」

という非常に曖昧な根拠で、こちらは氷室と芹沢が担当。

悠子はキャップの(自称)粋な計らいにより休憩を取ることになり、進司送迎のもと東京に向かおうとした矢先、目の前に現れたのはテツ宮地。

路銀も無く、タクシーも拾えない哀れな男はせっかく東京行くなら新宿まで連れてってくれと半ば強引に同行することに。


松村新田の追っていたロバートは悠子センサーの通り真っ黒な人物であったが、その正体は殺し屋ではなく麻薬の密輸人であり、日本の麻薬Gメンによって取引現場を押さえられそうになったところでロバート、先制の発砲!

パトカーを奪い逃走し、そこに追いかけてきた松村新田のパトカーと激しいぶつかり合いを展開した末、松村の発砲!により豪快にスーツのズボンを破いて御用。

そして警察手帳を持たない松村と新田は、同業者だと信じてもらえず、なんとそのまま逮捕。

特に抵抗を見せないところを見ると、もう慣れっこなのでしょうか(笑)


同じ頃、新宿のホテルにてジョアンの動向を探っていた氷室芹沢でしたが、移動しようとした際に不意打ちの発砲!

ホテルの屋上に敵がいると気付いた氷室はスナイパーライフルを持ち出しダッシュで屋上に駆けつける(芹沢はエレベーターを張っていた)も、そこにはダンヒルがいたことを示す銀の薬莢が置いてあったのみで、ダンヒル本人は恐らくロープか何かを伝って地上に降りており車で逃走。

しかし氷室は逃走する車に対し銃撃を食らわせ、それはダンヒルの闘争本能にメラメラと火を灯すことになる…。


「二度目の対決をしたい」

その晩、テツ宮地を見送った悠子と進司の2人に差し込まれるスナイパーの発砲!

しかしそれは威嚇射撃であり、氷室を誘い出すために東映名物"挑戦状"をダンヒルはMPに叩きつけてくる。

翌日、約束の空き地にやってきた氷室以下は拳銃構えながらダンヒルの動きに車中で待機し神経を尖らせていたところ、そこにはヘリコプターのラジコンで遊ぶ少年が一人。

松村がスキル「ダンディー」を披露し少年を退けた後、おもむろに空き地に建っている小屋に入る氷室以下でしたが、そこにまたもヘリコプター少年が乱入。

しかしその少年は、謎のおじさんにリモコンを持って立っているよう言われただけであり、そしてそのラジコンには爆薬が詰められていた!

ギリギリで気が付いたMPは何とか逃げ出すも、

そこにダンヒルによる発砲!

が差し込まれ小屋を爆破!!


「…ダンヒルだ!」

すぐさま戦闘態勢に入ったMPですが、今度は本物のヘリコプターに乗るという二段構えを見せたダンヒルを氷室たちは捉えることができず、今回は引き分け。

そしてその場にはまたも銀の薬莢が落とされていたーーー

ダンヒルが…ムラムラさせるぜ」

「松村だけにな」(言ってません)

ロバートが麻薬の運び屋だったことから、ジョアンに疑いの目を向けた氷室は、少しでも情報を洗い出すためにジョアンの滞在するホテルに向かう。

「現場100回の例えもある。洗い直せば何か掴めるハズだ」

※警察官のセ…

け、警察官っぽいセリフだ…!!!


氷室以下男衆がジョアンを追っていた頃、悠子の前にテツ宮地が借りた金を返そうと現れ、ウザ絡みしつつそのまま悠子を連れていってしまいます。

ジョアンの部屋にやってきた氷室以下は、新田によって今日もたやすく鍵を開けジョアンの部屋に突入!

…するも既にジョアンは何者かによって眉間を撃ち抜かれており、持ち物から彼がダンヒルを追っていたFBIであったこと、そしてそのダンヒルの正体はギタリスト・テツ宮地だったことが発覚。

時既に遅く悠子はテツ宮地改めダンヒルにグルグル巻きに縛られ、なんと三田村富樫の前に晒し出し、ついにMPメンバーとJMツートップが直接の顔合わせ。

ダンヒルの父は三田村と戦前からの親友であり、ダンヒルの語源である"吸血鬼の息子"とストーリーを繋げてくる点は面白いところ。

「FBIの邪魔者は消した…遊びは終わりだ。氷室の腕は見せてもらった、今度は必ずやつを殺す」

 


迂闊エネルギーの高まりを悔いる進司を励まし、信頼ゲージを上げていた氷室に掛かってきた突然の電話でダンヒルは再び氷室に挑戦。

決闘の場である競馬場に臨場したむさ苦しい男5人。

不気味な程に静かな競馬場で敵の位置を探るべく、進司が囮となってコースをバイクで爆走!

「狙撃地点は2箇所だ」

そしてその進司を狙った構成員たちがあっさり炙り出され、返り討ちを受け瞬殺(笑)

だから罠はダメなんだよ!

構成員はあっさり始末されたものの、本命のダンヒルは松村にダメージを与えるというさすがの腕前を見せつけ、更に悠子を盾兼銃置きにして氷室を狙撃する。

マッドポリスキャップ氷室ぉ!俺の使命はお前1人を、抹殺することにある!!」

暗に仲間の命と引き換えだと降伏を迫り、圧倒的優位に立っていたダンヒルでしたが、こっそりと距離を詰めていた進司があるものを投擲し、氷室がそれを発砲!


直後激しい光が発生し、閃光手榴弾の目眩しを食らったダンヒルは悠子を置いてあっさり逃走。

だから、罠は、ダメなんだって!!!

ダンヒルはそのまま街中に逃げ込み、氷室はスナイパーライフルを持って人混みを追いかける…はさすがに無理だったようでビルの屋上からダンヒルに狙いを定める。

雑踏の中に身を隠し、敵から逃れようとするダンヒルだが氷室のスコープは一瞬の隙を見逃さず、ダンヒルの眉間に狙いを澄ませ発砲!

脳天を一撃で貫かれ、海外マフィアのナンバー1スナイパー・ダンヒルは、父の故郷日本の地でその身を沈めることに。

「吸血鬼の息子・ダンヒルと呼ばれ恐れられたスナイパーは、こうして氷室の手によって射殺された。

 さしもの要塞権力を誇ったジャパンマフィアにも、今、ようやく一つの陰りが見え始めていた」

勝利を収めた氷室、茶目っ気を見せ幕引き。

 

 

2話連続でヒットマン展開となった田中監督演出回。

サブタイトルの表示タイミングで全員の目線がカメラに向かうなどの遊びがあったり、車やヘリコプターを使った派手なアクションが多く見られ単純に楽しい回となりました。

前回は防衛を装ったヒットチームの殲滅、そして今回は氷室防衛のためのダンヒル排除と、展開は似ていながら話運びに違いが見られたのも工夫があって良かったです。

何よりも氷室が刑事っぽいセリフを吐いたり、進司が「迂闊」という言葉を口にするなど、偶然にも今まで書いてきた感想に沿ったセリフ回しがあったのが嬉しかったです(おい


今回ついに悠子が三田村富樫とファーストコンタクトを取ったワケですが、来週に向けてそれらは活かされるのか。

次回を楽しみにしたいと思います。

 

 

そして次回、ついに最終回…なんか最終回っぽく無いぞ……?

彼女の時間は何故止まったのか

ガールガンレディ

第5話「プラモード」

(監督:瀧悠輔 脚本:吉崎崇二)


前回の最後、松子からありがたいアドバイスをいただいた小春は「意味が分からないからよく教えて」と本人を直接呼び出し。

「忘れないで。信じた分だけ、苦しくなるから」

何か知ってるような松子はアリスの行動は本心とは限らず、それにより傷つくのは自分自身であるとのたまい、そんな反応に困っている小春の前に、急に現れたのは敵チームデルタの下っ端・東野隊員。

本人曰くラスイチであり、小春の考える停戦思想に共感した東野の発言に、信頼と疑惑の間で揺れる小春の心。

「私、信じてるの立花先輩だけなんで」

交友関係の少なさからか、後輩からの熱い宣言がクリーンヒットした小春は東野に笑顔を向ける。


今夜もバトルフィールドに召喚された焼肉ヴァルキュリアたちは、拠点にてコマンダーの到着を待つもなかなか現れず(秋帆の定位置は夏菜先輩の膝なようです)。

そんなアリスは小春が来る前のプレイヤー・まさみの机(1話で小春が運んでいた机)の前で思い出に耽っていました。

前任者であるまさみのことは覚えていなくても、まさみの話を聞いていた小春は机にハンカチを被せ自分なりの弔いを見せていたことがアリスにとっては嬉しく、ますます上昇するアリス→小春の信頼度(一方通行)。

「そういうとこ、本当まさみに似てる」

「本当なら、私も友達としてみんなと遊びたい。人間になって、みんなと一緒に」

……やや不穏な発言が続けて飛び出しましたが、それをツッコむ前にアリスの出した写真アルバムの中に入っていた謎の写真に釘付けになる小春。

「あーそれ、"プラモード"

コマンダーとプレイヤーが、心を一つに合わせるんです。インパクト強めですけど、単なる飾りじゃないですから」


今回の試合はブラボーVSチャーリー、アルファVSデルタで1対1のフラッグ戦。

今日もやられ役のチャーリーはブラボー(というか松子)に「覚えとけよ!」という芸術点10の捨て台詞を吐き出し、すっかり負け犬根性が染み付いています。

今回の勝利チームにはブラストガールガンが贈呈されるため、今度こそそれを手にしようと闘志を燃やすデルタ三人衆。

自称ラスイチの東野隊員は自分がブラストガールガン欲しいっすと珍しく自己アピールするも

「何言ってんの?私に決まってるでしょ」

「こういう時は、先輩に譲った方が利口だと思うけど」

サイコパスでありながら、圧力の掛け方はジャパンマフィアのそれに近い眼鏡っ子チームであった。

一方アルファの方は、秋帆を囮にして夏菜先輩がフラッグを取りに行くプランにより、小春ついに戦力外通告

…とはならず自分の身を守りながら一応全体のフォローに回ることに。

「勝利も大事だけど、みんな命を大切にして。これ以上…友達を失いたくないから」


開戦直後、何故か自ら囮アピールしてデルタに威嚇射撃を繰り返す秋帆の動きを見て、デルタ北本隊員は夏菜先輩を、残りの東野隊員と南隊員は秋帆に狙いを澄ます……はずがその直後あっさり追い詰められ銃口を向けられる自称ラスイチの東野隊員。

「そんな顔したってダメなものはダ〜メ」

メガネを介し、デルタウイルスに感染した疑惑のある秋帆を転んだフリして止めた小春は東野隊員を逃してしまい、秋帆は露骨に敵を庇った小春の行動に、かつての同士まさみの姿を重ね、回想シーンで振り返られるまさみの死とデルタとの因縁。

コマンダーだって撃たれたら死ぬってこと、アリスに教えてあげて?」

何故かバトルフィールドに臨場しており、デルタに銃口を向けられていたアリスを庇い殉職したまさみの死が描かれ、更にコマンダーの死に関しても触れられ先程の「人間になって」発言と結びつけられるような展開。

本作では突っ立ってるだけのシーンが度々見られるので、戦闘中に過去話を盛り込まないと消化しきれないのは分かりますが、もう少し緊張感というものを意識してもらいたいものです。


その頃、フラッグを取りに行った夏菜先輩にデルタ北本が奇襲を仕掛け、本日も左腕を負傷しながら決して折れないタフネスを見せつける夏菜先輩。

そこに南隊員をあっさり始末し駆けつけた秋帆と小春がフォローを入れ、北本を足止めしてる間に再び夏菜先輩はフラッグ奪取に向かう。

しかし夏菜が向かった先には小春が取り逃した東野隊員が待ち受けており、更なる被弾を食らった先輩に迫る東の凶弾。

「私のロングバレル、なめないでほしいわね」

秋帆は北本に釘付けになっているため、小春は夏菜フォローに向かおうとするも北本の発砲!が右腕に突き刺さり倒れこんでしまいます。

焼肉での白飯パワーが不足している小春は右腕に被弾しただけで倒れこみそのままゲームオーバー…とはならずに、何とか立ち上がり這い這いの身体で夏菜のもとに向かう。


「銃が使えないんじゃ危ないだけ、早く戻ってきて!」

「はぁはぁ…きっと、何か方法があるはず…武器なんか無くても、殺し合いなんかしなくても…!!」

「でも…」

「大丈夫、私死なないから。友達を悲しませることは絶対しない…はぁはぁ…ここでみんなで生き残って、それでアリスとも、一緒に遊べたらいいなって、私…」

自身を思う小春の必死な姿を見て、アリスはコマンダールームの席を立つ。

「まさか、あの小春って子でまたプラモードする気?」

デイジー曰くプラモードを行えばガールガンレディの意思は完全にプレイヤーに委ねられ、銃ごと破壊されたら一貫と終わりであるという諸刃の剣。

「それでも構わない、私は小春を信じる」

「私たちはあの子と違って、ライフがいくつもあるワケじゃない。なのにどうして?」

だって…それが友達だから

友達を守るため、そしてその先に待っている明るい未来を勝ち取るため、アリスは光に包まれ小春のもとに向かう。

一応アリスの願いを聞いて、それを叶えるために奮闘する小春という構図は成立しているのですが、倒れ込む程のダメージを上回れるような劇的なものにはならず、やや小春の発言が飛躍し過ぎてしまっててノレなかった部分。

 

その頃、身体を引きずりながら夏菜先輩のもとに向かう小春の身体が突如光出し、
「シンクロ。ほら、細胞レベルで共鳴してる」

光となったアリスが小春と同調!

「私たちの思いが、一つになったその時…プラモード!!

共鳴と言ってる割に、小春と声を合わせたりといったような場面も見受けられないので、強制的に発動したようにしか見えないうえ、何を考えているのかよく分からない演出(大量の六面体に映る小春とアリスの姿)が本当にノリづらく、素直に盛り上がれないのが厳しいところ。

一応、夏菜と秋帆にはプラモードが出来なかったということで小春との結びつきを強調してはいるのですが、その2人からは信頼度が低いだけだったのではという疑惑が抜けないのでそこもまた残念ポイント。


「よし、ロックオン」

小春にはラスイチの恐怖を語っていた東野隊員ですが、試合が始まると急にスイッチの入るタイプなのか更に右脚を負傷した夏菜先輩を追い詰めており、その東野に照準をつける小春。

最初は撃つことを躊躇っていた小春は、大切な仲間を守るために、ついに……

発砲!!!

アリスが弾道を操作した小春の銃撃は東野隊員を貫き、倒れたところで試合終了。

東野と南、2人の敵を撃破したアルファチームの勝利となり、ついに引き鉄を引いた小春は夏菜先輩を守りブラストガールガンを手に入れるも、キルマークも背負ってしまいガールガンファイトから逃れられないことに。


翌日、小春たちの前に現れたのはラスイチだったはずの東野隊員含むデルタ三人衆。

ん、んん?

東野と南はライフ3つ失ってないか?

と思って第3話を再確認したところ、松子無双の際に明確にライフを失ったプレイヤーは小春だけだったので、訳知り松子はどうやら殺さないようギリギリのところを突いていた様子。

ならば第4話での松子パーティはどうなるのかということなのですが、先に発砲したデルタに勝ちをつけないために仕方なくといったところでしょうか(小春を守るためだったとも)。

 

「ふ〜ん先輩も撃てるんですね。ていうか、結局私たちと一緒ってことになりますけど」

2話連続で騙し討ちを仕掛けようとしていたデルタですが、今回は失敗したうえ2人ライフを削っているという割とやばい状況にも関わらず余裕の笑顔で小春たちの前に姿を現し、嫌がらせとはいえメンタルが強いのか、それとも負け犬根性が染み付いているのか。

 

負け犬の遠吠えを見送った小春たちの前に次に現れたのは訳知り松子。
「良かったね。東野さん、ラスイチじゃなくて。けど今回はたまたま。あなたは必ず人を殺す、ここにいる限りは」

「…そうかもしれない。私、分かったの。私には覚悟が足りなかったって。

 大切な人を守るということがどういうことなのか、今なら分かる気がする……私、撃つよ。私なりのやり方で

「……それは楽しみね」

飼い犬に手を噛まれたような顔で去る松子、でつづく。

 

 

第6話「疾走、背水の晩夏」

(監督:平井敦史 脚本:宮本武史)

 

小春、最近のバタバタが落ち着いたからか久しぶりに保健室でプリンアラモードを頬張っていた。

「変ていうかさ、あの店奥に倉庫があってさ」

「倉庫?」

そこでアウト守山から、濱田店長の店について何やら不穏な情報を聞き出し、

「なんかレアなプラモデルでもあんのかなぁって思うんだけど、絶ッ対に中見せてくれないんだよ」

そして守山先生は別方向で盛り上がっていた。

放課後、その守山が保健室(仮)を去った後、松子は生徒会長の立場を利用し守山の城もとい保健室を家宅捜索し、仕事用品よりもプラモデルが多いことに突っ込みもせず、あるものを探していました。

「どこにあるの?ガールアーマー…」

それは焼肉のヴァルキュリアたちが濱田店長に見せてもらったファイルに記載されていた伝説のプラモ・"ガールアーマー"であった。


その夜、濱田模型店(FFFという店名はあるものの店長は名前無しという)に不法侵入する小春と秋帆。

しかし店の奥に向かう途中で店長と鉢合わせし、あわや警察沙汰に!…というところで迎えに来たのは保護者ではなく、なんとノースリーブ先生こと小春の担任・星宮先生。

先生が、仕事した!!(笑)

守山といい怪しい男に擦り寄られる体質のある星宮先生は、濱田店長に怪しく詰め寄られながらも許しをもらえたため小春たちと帰路に着く。

「え、学校に報告するんですか?」

「当たり前でしょ?」

当たり前でしょ。

小春と秋帆の内申書が灰になりかける危機が迫っていたものの、その場を秋帆の嘘泣きでやり過ごしことなきを得た2人は翌日、夏菜先輩と情報共有。

……秋帆は妙に肝が据わってるし、スペック高いし、何か特殊な力が働いているように見えるのですが濱田店長、守山に続く黒幕候補としてとても期待しております(おい


潜入捜査の結果、理科室に集まった小春たちはファイト中にFFFに侵入し、この馬鹿馬鹿しい殺人ゲームにピリオドを打とうと提案。

「昨日の潜入捜査も、ちゃんと誘ってほしかったというか…私、嫌いだからね、気遣われるの」

ハブにされたことを気にしてやや面倒くさい感じになった夏菜先輩ですが、まあこの人はスポーツ推薦での進学なども考えられるので、声を掛けなかった秋帆の判断は間違ってなかったかと思われます(そういう問題ではないというのも分かりますが)。

そこで小春は3人の友好度を深めようと、前回の報酬であるブラストガールガン("無敵女子"のデカールシールが有無を言わさない存在感)をどこからか取り出し一緒に作ることになり、お待たせしました。

4話ぶりのダンスパートです。

一番ノリノリなのが夏菜先輩なのが素敵。

そういえば今回も小春は保健室でプリンアラモードを食べていましたが、プリンアラモードはこの世界線における何か特殊なフラグだったりするのでしょうか。


今回のファイトは4チーム対抗の殺し合い(運営側もネタ切れ気味)でありながら、小春たちは開始前のブリーフィングでアリスに不法侵入作戦の協力を要請。

「ごめん…私はガールガンファイトのコマンダーだから、ファイト以外に力を貸すことはできない」

しかしアリスはこれを拒否し、珍しく声を低くしてその場を退席。

廊下を歩くアリスに、畳みかけるように声を掛けてきたのは松子。

「あなたに頼みがあるの」

「ブラボーのコマンダービアンカだけど」

「あの子じゃ荷が重い」

ですよね。

ここ2話ほどセリフの無いビアンカですが、チャーリーより順位が上がってることに得意顔になってる姿が描かれたり、いい感じに残念ポイントを稼いでいってます(順位が上がってるのはどう考えても松子のおかげ)。

そんな松子は敵チームのコマンダーであるアリスに探偵調査を依頼。

「調べてほしいの、ガールアーマーについて」


アリスの協力を得られなかった小春たちは、試しに無敵女子ガンで世界の壁を撃ってみるも傷一つ付かず、そんなことしてる間にブラボーとチャーリーに挟み撃ちにされてしまい、仕方なく臨戦態勢に入ります。

小春は狙われるやいなやすぐさまアリスに指示を求め、アリスもそれに応えるのはいざこざを引きずらずにスッキリして良かった点。

シールド付きガンが特殊装備であるチャーリーを小春と夏菜先輩が相手していたと同時に、ブラボーを撹乱していた秋帆が被弾し、アルファの3人は撤退を余儀なくされ、まさみの机が置いてある机の墓場に隠れこむ。


そこにアリスがまたも臨場し、

「小春、私をライドして敵を撃破して!その後、その銃を使うかどうかは、小春の判断に任せる

「それって、つまり…」

「急いで!!」

あっさり信頼度を高めたアリスは小春たちの思いを汲み、自らの力を小春に託す。

「ガールガンライドシステム起動!」

「プラモード!!」

あのバンクは毎回流れるのか…。

六面体のアレは、色々目を瞑って見てる本作の描写の中でも一際キッツイものがあるのですが、販促番組らしくギミックの見せ方は上手いのでそこまで気にならない…と思いたい。

2話連続でプラモードをストーリーに取り込み、更に新武器であるブラストガールガンにアリスをライドさせることで毎回を同じような描写にしない工夫は本作の良い部分です。

今回は小春にも起動の掛け声が用意され一体感が高まったうえに、その後の松子との撃ち合いでも微妙に小春の撃った銃撃の方が押しているのも前回の「私、撃つよ」が活きてカッコ良い場面でした。


現状最大火力を引っ提げている小春たちは追手を撒き、再び世界の壁の前に立ち、無敵女子アリスガンを発砲!

世界の壁に穴を開けた小春たちは、ファイト世界のFFFに向かうもアリスは立ち止まり、彼女らを見送る側に立つ。

「私は出られない。人間じゃないから」

「いいな…人間は」

アリスがまたも不穏な言葉を口にするのですが、直後、運営が逃亡したアルファ3人の殲滅を目的としたラビット戦にあっさり切り替え、アリス、色々台無し(笑)


「足止めは私が行く」

目的地に向かう途中の工場地帯に来た小春たちですが、手負の秋帆を抱えていたためかすぐに他チームに追いつかれ、小春は囮作戦を取ろうとするもそこに待ったをかけたのは夏菜先輩。

「ブラストガールガン持ってないデルタなら、私の足でどうにかなるって」

あっちもラスイチ2人くらい抱えてますしね…。

「あのさ言ったよね?私気遣われるの嫌いだって……大丈夫、いざとなったら逃げるから。全国の足で」

「戻ったら本気で怒るから」

「えっ?もしかしてみんな私が死ぬと思ってる?」

「こんなのウォーミングアップにもならないって」

「いい?走り出したんなら、振り返っちゃダメ……さあ行こう」

ここ数話はやや大人しかった影響なのか、ここに来てグイッグイッ押してくる夏菜先輩のイケメンパワー!!!


デルタの3人を引きつけ腹に被弾しながらも夏菜先輩はデルタ北本を追い詰める。

しかし肝心な部分で弾切れを起こした先輩は執念の肉弾戦で抵抗を見せ、北本の銃を落とすために柱に手を叩きつけたり、逆に北本は夏菜の傷口を捻りダメージを与えるなど、銃撃戦より肉弾戦の方が迫真です!!


激しいとっくみあいの末、夏菜はその場から走り去り、その後ろ姿を狙う北本。

敵を上手く引きつけられただろうか?

小春たちはFFFに辿り着けただろうか?

いや、そんなことはどうでもいいのかも。

「走り出したんなら、振り返っちゃダメ」

夏菜は最期に走ることを選び、それは逃げるためでなく、仲間のもとに向かうためでもなく、自分のやりたいことを選んだ結果だったのかもしれません。

どこか笑顔が浮かんでいるように見える夏菜は光に向かって走り抜けるも、そこに突き刺さる弾丸ーーー

「さあ行こう」


仲間の死を悟り、泣き崩れながらも彼女の想いに報いるために目的の模型店へと急ぐ小春と秋帆。

そしてコマンダールームで観戦し同じく悲しみに暮れていたアリスに対し、モニターに映った松子は

「アリス、行動で世界を変えろ。ガールアーマーには、それだけの力がある」

自分の願望を叶えるために、またもありがたいアドバイスをのたまっていた。

色々訳知りでありながら目立った動きを見せない松子ですが、あまりにも曖昧な発言と他力本願が強いと感じるので、本当にこの人上手く立ち回っているのかな…と心配になってきます。

 

そして、ついにファイト世界のFFFにたどり着いた小春と秋帆は店の奥へと今度こそ不法侵入。

店の奥に広がる空間にて2人が目撃した光景は、まるで飾られているプラモデルのように、ポーズを付けられて固まった状態で陳列されている女子高生たちであり、そこには小春のクラスメートでありかつてファイトに参加していたブラボーの元隊員・水野千鶴の姿もあった、でつづく。

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏菜先輩、ついに退場。

本作の視聴モチベーションの大半を占めていたキャラクターがいなくなることにショックを隠せないのですが、残りエピソード数を考えれば今回が折り返し地点となると思われるので、後半に向けてのスイッチングを行ったキャラクターと考えればまあ納得できないことも無いです。

退場に関しても正直色々と思うことは残る展開でしたが、予告を見る限り新メンバーに関わる隠し球は用意されているっぽいですし、今回の最後でファイトによって消えた人たちの復帰の可能性も出てきたので、終盤に向けて夏菜の退場がどう響いてくるかは楽しみにしたいところです。

とりあえずダンスパートはもう一回くらい見てみたいです。

 

また、ついにファイトから抜け出すために物理的にも試合会場である学校を抜け出し、バトルフィールドを変えての展開は良い見せ方でしたが、そのための冒頭の不法侵入はさすがにやり過ぎだったかなとは思います。

展開上仕方ない場面ではありますが、教師が泣き落としされるのもあまり気持ち良くなく、残念だった場面(星宮先生に出番があったのは良い判断だったとは思うのですが)。

 

次回、「冬」担当参戦。

そしてアウト守山の正体とは。