お世話様です。うらひろⅢ世です。
あと3ヶ月ちょいで開設4年を迎える当ブログでございますが、気付いたら20000PVに到達してました!!
マイペースに細々と続けてきたブログでありますが、これも日頃からアクセスいただいている皆々様のおかげです。
本当にありがとうございます!!
ということで、今回は20000PVを記念した記事にしたいなーと考えた末、筆者の生きるエネルギーであるウルトラショットの解説記事でも書こうという結論に辿り着きました。
ちょうど今週末、東京ソラマチにてウルトラヒーローズEXPO ニュージェネレーションワールドが開催されますからね!!
これまで何度かウルトラショット関連記事をアップしてきたのですが、イベントを経るごとにまた新しいシステム等が登場してきているのでそちらの説明も踏まえて再確認していこうと思います。
さあ行こう!!
①初めに〜そもそも「ウルトラショット」とは?〜
筆者も含め多くのウルトラファンを魅了しているウルトラショット……てか、ウルトラショットって何?とお思いの方もいらっしゃると思われるので、序章としてウルトラショットが何たるかをここで解説していきます。
ウルトラショットとは、主にウルトラヒーローズEXPO等のウルトラ系イベントに設けられる
プロカメラマンによるウルトラマンとの有料撮影会ブースのことを指します。
※イメージ
上の画像のような感じで、スクリーンを背景にウルトラマンもしくは怪獣等と写真を撮ることができるブースが設置されており、そこで記念写真を撮る行為こそがウルトラショットなのであります。
有料ということで一枚1500円(2024年3月時点)の写真を購入前提での撮影会になるのですが、その形態はイベントによって様々です。
そのウルトラショットが開催されるのは前述の通りウルトラ関係のイベントが多く、そちらの種類や特徴なんかを当ブログの過去記事と共に紹介していきます。
ウルトラヒーローズEXPO サマーフェスティバル
池袋サンシャインシティにて7月下旬〜8月下旬の期間で開催。
かつては「ウルトラマンフェスティバル」として開催されていましたが、現在はウルサマとイベント形態を変えファンに親しまれています。
〜ショット関連の長所〜
・初代から最新ヒーローまで幅広くウルトラマンが登場する。
・開催期間が長く日程調整がしやすい。
・夏休みの思い出作りにピッタリ。
・ショット以外に撮影可能なヒーロー登場スペースが設置され、ショットに参加しなくてもヒーローをカメラに収めることができる。
↓過去3年間の様子
〜ショット関連の短所〜
・一日5回の入れ替え入場制の影響で、1回の入場で最大2体までしかヒーローに会えない。
・会えるヒーロー人数に対して入場料が高め(参考までに2023年は定価4000円+手数料)。
・人気イベント故にショット待機列が会場外に出る程の混雑になる(今後改善される可能性アリ)。
ウルトラヒーローズEXPO ニューイヤーフェスティバル
東京ドームシティプリズムホールにて12月末〜1月上旬まで開催。
過去には「お正月だよウルトラマン」という名前で開催されていました。
〜ショット関連の長所〜
・ライブステージ入場券さえあれば、その日のウルトラショットは何時の回でも参加できる。
・ヒーローの強化形態や派生形態が登場することもあり特別感が強い。
・「ファミリーショット」と呼ばれる子連れ専用のショット枠が存在し、ファミリー層への配慮も行き届いている。
・2024年は優先券の導入により、ショット待機列の混雑が回避された。
・新年の干支を背景にヒーローと写真を撮れる。
↓過去3年間の様子。
〜ショット関連の短所〜
・開催期間が短く年末年始と重なるため、会場周辺が混雑している。
・優先券の導入によりショット待機列の混雑は避けられたが、実質値上げとなった前売券の争奪戦が激化した(優先券に関しては後述)。
・ヒーロー登場スペースが無いため、ヒーローと会うにはショットに参加する必要がある。
ウルトラヒーローズEXPO ニュージェネレーションワールド
略称ニュージェネワールド。関東では東京ソラマチにて3月中旬〜4月上旬にかけて開催。
形態は微妙に異なるものの、ニュージェネワールド名義で全国各地で開催されているイベントでもあります(今回は東京ソラマチの紹介)。
〜ショット関連の長所〜
・入場料が安い(2024年は一枚1600円)。
・ライブステージが無い代わりにショット登場ヒーローがミニステージに登場し、実質ふれあいステージのような体験ができる。
・ウルトラマンだけでなくジャグラスジャグラーやセブンガー、ペガ等の珍しいキャラクターとも写真を撮れる機会がある。
・巨大なスクリーンを背景に撮影できる。
↓過去3年間の様子
〜ショット関連の短所〜
・イベント名の通りニュージェネヒーローの登場が大半で、平成以前のヒーローはほとんど出てこない。
・会場が狭いため人気のあるヒーロー登場回(特に土日)は酷い混雑となる。
・2024年から優先入場券の導入により普通入場券では撮れないヒーローが出てくる可能性も(※開催前イベントのため断定はできません)。
その他不定期開催のイベント
上記の主要3つの他に不定期で開催されるイベントでもウルトラショットが執り行われました。
2023年は池袋PARCOで6月下旬〜7月上旬開催された「ULTRA SEVEN=6+1展(セブン展)」、東京ドームシティで11月25.26日の2日間開催された「TSUBURAYA CONVENTION(ツブコン)」、全国各地で上演されたライブステージ「ウルトラマン THE LIVE」でのロビー撮影会(筆者は不参加)等が行われていました。
2024年も「ウルトラマンゼロ 15th Anniversary」のイベントが西武渋谷店で開催予定で、不定期のウルトラショット開催が期待されています。
〜ショット関連の長所〜
・主要イベントの谷間にウルトラショットを楽しむことができる(ボーナスステージ的な)。
・不定期かつ単発なスケジュールが多いため、イベントに関連した珍しい形態と写真を撮れる場合も。
→セブン展ではセブン絡みでジードソリッドバーニング、オーブエメリウムスラッガー、セブンX等が登場。
↓セブン展の様子
〜ショット関連の短所〜
・不定期開催のため、チケット購入や会場内での動きに少々戸惑う。
・「THE LIVE」やセブン展にはデジタルショット(後述)が無く、スマホにショット写真を保存できない。
以上、ウルトラショットに係る主要なイベントを紹介させていただきました。
この他にもクリスマスにウルトラマンの公式ショップであるウルトラマンワールドM78で買い物したら参加できるプレゼント付撮影会等イベントと同時開催ではないものもありますが、基本ウルトラショットはウルトラ関係のイベントと一緒で執り行われ、イベントの入場券が必要なことがほとんどです。
ウルトラショットを撮るために、皆さんまずはウルトラマンのイベントに参加しましょう!!
また最近のウルトラショットは人気が高まってきていることもあり、スケジュールの時間ギリギリに行くと列が締め切られてしまっている場合もあります。
お子さんなどを連れてる方は厳しいかもしれませんがイベントでは早め早めの行動を心がけて、ウルトラショットに参加していただけたらと思います。
②ウルトラショットで買える写真
先程はウルトラショットの大まかな概要と開催されるイベントを紹介しました。
ここでは商品としてのウルトラショットや、購入方法などを紹介させていただきたいと思います。
ちなみに金額(税込)は2024年3月時点のものになります。
撮影会ということで、購入できるのはもちろん写真主体となります。
まずはオーソドックスなショット写真を見ていきましょう。
※画像の写真は公式HPより拝借しました。イメージ画像なので決して筆者の関係者ではありません。念の為。
このような写真を一枚1500円で購入できます。
サイズはH233mm×W152mm程度で、A5とB5の中間くらいのサイズです。
やや取り扱いづらいサイズであるため、ウルトラショット専用アルバムの購入をオススメします。
撮影後のプリントスペースもしくは別途用意されてるカウンターで購入でき、1冊で40枚の写真を保管できます。
筆者はこちらのアルバムを7冊持っています!!
その他にもウルサマ2023から写真を立てて飾れるアクリルフォトスタンドなる商品も販売が始まりました。
思い出の写真をインテリアとして飾ることが出来て、ファミリー向けとしても良いですね。
普通サイズ以外にもチェキサイズの写真をキーホルダーとして持ち歩くことのできるフォトネームホルダーや、A4サイズの写真とフレームがセットとなった大判アクリルフォトフレームなども購入できます!!
ショットに何度も参加している猛者は、普通サイズとキーホルダーのセットを買うことが多いとか何とか言われてるという噂を耳にした気がします。
更にチェキサイズの写真を単独で飾ることのできるアクリルミニフォトスタンドもウルサマ2023から販売開始となりました。
今後もヒーローごとに種類が増えてきそうな雰囲気ですね。
料金一覧です。
ショット周辺の商品は大まかにこんなところで、写真の保管やディスプレイを楽しむために日々商品点数を増やしてきています。
ウルトラショットを終えてプリントスペースに向かい一枚1500円の写真を買おうとしたら、気付いたらアルバムやフォトスタンドを買っていて5、6千円払っていたなんてことがよくあるので、財布の中身は充実させておこう!!(笑)
2024ニューイヤーフェスティバルにて写真販売コーナーもQRコード決済を導入し、現金以外の決済も対応し始めているのでその辺りは問題無いですね……問題無いか?
次にショット写真の購入方法の違いについて紹介していきます。
「販売カウンターで一枚1500円の写真を買う」という基本は変わらないもののショット人気が高まり混雑する様子が多くなったことで、今年からイベントごとにショットへの対応は細かく違いが出てきました。
大きな動きとしては11月開催のツブコンにて導入されたウルトラショット優先参加券で、写真代+500円の券を事前に購入できるウルトラショットに前売券が登場してきたというもの。
先程掲載したツブコン記事でも書きましたが、優先券導入は良かったものの当日券無しの実質値上げだったのは厳しいところでした。
しかし運営側もしっかりと改善を図っており、ツブコンの1ヶ月後に開催された2024ニューイヤーフェスティバルでは優先券が販売されつつ、当日の一般参加もできるように調整がなされていました。
また、今週末開催される東京ソラマチのニュージェネワールドではイベントの優先入場券が販売されており、ショットと直接紐づいているチケットでは無いものの実質優先的にショット列に並べる入場券が販売されています。
運営側としても未だ試行錯誤といったところなのか、イベントごとに優先券の形は様々です。
今後のイベントでどんな優先券がスタンダードとなるのかはまだ分かりませんが、イベントの目玉となりつつあるウルトラショットの人気は日に日に高まってきております。
どうしても会いたいヒーローがいて、そのウルトラショットを確保したいのであれば多少費用がかかっても優先券購入を検討した方が良いと筆者は考えます。
優先券に関してはツブラヤイマジネーション有料会員で先行販売される場合がほとんどです。
ウルトラショットに興味があって優先券を購入したいのなら加入をオススメしておきます。
③ウルトラショットの撮り方
ウルトラショットへの参加方法や費用等が分かってきたところで、ここからは肝心なショットでの撮影の動きを紹介していきます。
ひとえにウルトラショットと言っても、その撮影の仕方は大きく2つに分けることができます。
一つはオーソドックスにヒーローと並んで写真を撮ることができる通常のウルトラショット。
このようにヒーローと並んでの写真撮影です。
その際、同行者がいれば参加者用撮影スペースから写真を撮ってもらうことができ、上の画像はその様子です。
通常のウルトラショットではそのヒーローの関連アイテムを持って撮ることができますので変身アイテムを持って変身者になりきるも良し、最近流行りのふわぬいや缶バッジ等のグッズを揃えて推し活のようにするのも良し、もちろんアイテムを持たずにピースマークで撮るのも良しと、ショットは自由なのです。
またウルトラショット写真をデータとしてダウンロードできるデジタルショットというサービスも展開されており、先述のツブラヤイマジネーション有料会員なら追加料金無しでデジタルショットのダウンロードコードをもらうことができます。
ツブイマに入会しよう!!
そしてもう一つ、自分は写らずにヒーローを撮影できるヒーローショットがあります。
このヒーローショットではカメラマンの撮る写真以外に、先述の参加者用撮影スペースから自身のカメラやスマホでヒーローを撮影することができます。
先程イベントの様子として何枚かヒーロー単独の写真を貼っていましたが、あれはヒーローショットで撮った写真になります。
ヒーローたちの勇姿を自分の手元に置いておけるなんて最高ですね!!
更に、タイミングによってはこのようなお手振りの場面なんかもカメラに収められるので、ヒーローと触れ合った瞬間を立ち上がるたびに懐うこともできるのです。
筆者個人の話ですが、自分の推しだったり珍しい形態や組み合わせだったりを撮る目的でちょくちょくヒーローショットはしています。
ツーショットも良いけど予算やショット列の人数に余裕がある場合で、ヒーローを自分で撮りたいなぁという方にヒーローショットはオススメです。
注意すべき点としては、スタッフさんからも案内はありますがヒーローショットも写真の購入前提になりますので、自身のカメラやスマホだけ撮って終わりとはならないことをご承知おきください。
他にもイベントによっては超限定ウルトラショットなるものが存在し、またまたツブラヤイマジネーション有料会員の抽選当選者対象の激レアウルトラショットが開催されたりします。
筆者は未だ参加できていません(泣)
④何故ウルトラショットは人気なのか
ウルトラショットの大まかな概要はなんとなーくご理解いただけたでしょうか?
ここからはウルトラショットが何故ここまでの人気コンテンツになっていったのかを筆者なりに説明していきたいので、少し堅っ苦しい話になっていくかと思われます。
まああくまで個人の見解なので話半分に読んでいただけたらと思います。
まず筆者とウルトラショットの関係について以前上げた記事でも書いたのですが、筆者はウルトラヒーローズEXPO ニューイヤーフェスティバル2019でのロッソウインド・ブルアクアとのショットが初めてでして、ショット歴としては5年ちょいといったところです。
しかし「5年で多くのヒーローに会ったなぁ…」と思うよりも先に、「もっと早くショットに参加してれば良かったなぁ…」という思いの方が強いです。
というのもウルトラショットの歴史は長く、起源はいつかまでは分かりませんが、少なくともウルサマの前身であるウルトラマンフェスティバル(以下ウルフェス)から20年程続いていることは確認できています(ウルフェス2005ライブステージDVDにて会場内でのショットの様子が映っていました)。
かつてのウルトラショットは今ほどの混雑は見られず、言ってしまえば「子ども向けの有料撮影会」という大人からしたら周囲からの目線だったり金銭的な面からも、やや高めなハードルを乗り越えることが難しいエンターテイメントでもありました。
しかし近年ではゼロやオーブ、ルーブ兄弟などの個性的なヒーローが年々台頭してきており、以降ウルトラマンのキャラクター商売に円谷は舵を切っていくことになります。
ウルトラショットに参加すれば、自分の憧れだったり推しだったりするヒーローと交流が出来るという点は、現在でいう「推し活」に繋がる魅力であると考えます。
現に筆者がウルトラショットに踏み出した最大の理由は「推しであるウルトラマンブルと写真を撮りたい」という想いが頂点に達したためでした。
「老若男女関係なく、好きなものは好きでいたい」という考えに理解が深まってきた近年、大人のファンでもウルトラショットに夢中になることは何らおかしいことではないのです。
もう一つ、ショット人気が高まってきた理由に挙げられるものとして……これはまあまあ後ろ向きな理由なのですが、少子化とコロナ禍の影響にもやはり触れなくてはいけないかと。
現在ではウルトラマンに限らず特撮やヒーロー関係のイベントに大人だけで参加することは珍しくないことなのですが、それは世間の推し活やオタク活動への理解度が高まっただけでなく、単純に子どもの数が減っていて相対的に大人の参加者が増えているのだとも考えられます。
近頃筆者はウルフェスライブステージDVDをフリマアプリ等を活用して集めて見ているのですが、そこに映っているかつてのウルフェスはもっと子どもへのアピールが強く、テーマパークのようなアトラクションの多いイベントとなっていました。
しかし恐らくコストの関係だったり時代の流れなどで運営側は展示やライブステージに力を入れていくこととなり、アトラクション要素は段々と縮小していきました。
そこでコロナ禍の突入が発生し、現在の方向性を決定付けたと考えられるワケです。
コロナ禍で長かったウルフェスの歴史は幕を閉じ、2021年にウルサマとして新生した際は展示・ライブステージ・ウルトラショットがメインとなるイベントと化し、外出規制により制限されたことで娯楽を求めたウルトラファンたちはウルトラショットに多く流れることになったと……。
まあ、あくまで憶測の範囲です。
色々重苦しい話をしてしまいましたが、ウルトラショットの人気が上がった理由としてやはり「推し活の時代がやってきた」という点が最も大きいと筆者は考えます。
ウルトラショットが時代に合わせてきたのではなく、時代がウルトラショットに追いついたとも言えるでしょう。
ウルトラ関係のイベントにおいて縮小されたり無くなってしまったコンテンツはいくつかありますが、ウルトラマンと写真撮影できるというエンターテイメントは遥か昔から存在し、確かな需要を得てきたと思われます。
現代になっても廃れることが無く人気を得てきたウルトラショットというコンテンツは、円谷プロにとってもファンにとってもかけがえのないイベントであることに違いありません。
これからも筆者は1人のファンとして、ウルトラショットを支えていけたらと思っています。
⑤結びに
いかがでしたでしょうか?
色々足りないところもあると思いますが、筆者なりにウルトラショット解説をまとめることは出来たと勝手に思っています。
この記事を読んで少しでもウルトラショットに興味を抱いたのであれば、是非ともウルトラヒーローズEXPO等のウルトラ系イベントにご参加いただけたらと思います。
とりあえず記念に一枚でも良し、ショットの魅力に気付いたらそのままどっぷりショット沼に浸かるのも良し……。
かくいう筆者、ウルトラショットを求めて3年間でウルサマに合計39回入場しているのですが、何もそこまでやれとは言いません(もっとすごい人もいるだろうし…)。
ウルトラショットは万人が楽しめるエンターテイメントです。
筆者としても今回の記事をきっかけに、ウルトラショットにご参加いただけると嬉しいです。
といったところで、うらひろのウルトラショット解説記事を終わりとさせていただきます。
長文にお付き合いいただきどうもありがとうございました!!
おまけ
ウルトラショットの他にも「ミート・ザ・ヒーロー」なる撮影会もあります。
詳細は過去記事で紹介してますので、良かったらこちらもご覧ください↓