うらひろの日記

その場で思ったこと、好きなもの、書いてみます。

ウルトラマンZ「最後の勇者」

ウルトラマンZ』

第19話「最後の勇者」

(監督:辻本貴則 脚本:根元歳三

2年前にストレイジ偵察衛星を食らい、地球に食糧があると襲来してきた宇宙大怪獣ベムスターに対し、今日も先輩ジョーとハルンダムが出撃。

 

ガスタンクを食べ、火のオーラを纏い特攻を仕掛けてくるベムスターに腕を食われそうになったハルンダムは早速筋肉三倍盛りに変身しようとするも、急に光り出すエース兄さんメダル。

そしてそのタイミングで空にヒビが入り、危険を察知したベムスターはそのまま逃走してしまいます。

 

ストレイジはヒビ割れに対し現場待機。

地上待機となったハルキにゼットさんは光の扉で呼びかけます。

「あれは異次元人ヤプールの仕業に違いない」

空に入ったヒビ割れの正体は、かつてウルトラ6兄弟の1人であるウルトラマンエースと死闘を繰り広げたヤプールの残留思念であり、エースメダルが反応したのはそのヤプールが生み出した怪獣を超える怪獣・超獣の出現を予感したからではと推測。

そのエースには昔世話になっていたことを告げるゼットさんから、ウルトラマンエースがどのようなヒーローなのかが語られ、過去作を見てなくても楽しめるようしっかりと配慮されて相変わらず丁寧。

 

「超獣…ゼットさんは戦ったことあるんですか?」

「無い…でも今の俺とハルキなら、絶対負けないってな!」

「……押忍!!」

ただの情報共有に終わらず、ハルキとゼットのバディ感の更なる押し出しも出来ており、本作は痒いところにいい感じに手が届きます。

 

ついに空に入ったヒビは大きな穴となり、そこに殺し屋超獣バラバが降臨。

手始めに一発と言わんばかりに、道路を走っていた相当な数の車が吹っ飛ばされるのですが、やり過ぎでは。

ストレイジが厳戒体制を敷いており車両通行止めなどの対応もしていたと思うので、いくらなんでも車を走らせ過ぎだと思います。

待機していた先輩ジョーは久々の合体バンクでバラバに挑むも、あっさり玉砕し先輩は気絶。

最近あまりにも特空機の扱いが悪い気がします。

残留思念となったウルトラマンエースへの恨みを、少し姿が似ているウインダムにぶつけるバラバに対し、ヒロインのピンチを感じ取った主人公ハルキは主役三倍盛りに変身。

 

「食らえ!!!」

変身して早々、不意打ちを食らわせるベリアロクさんはさすがの腕前。

しかし怨念の詰まったバラバの攻撃に、またも魔剣さんを落としてしまい苦戦する主役ゼット。

この場面、地上を一般人(本作監督陣がカメオ出演してるとのこと)がうろついており、ゼットの移動とともに横スクロールするのですが、酷く気が散るのでやめてほしかったところ。

特撮において、等身大の人物と巨大ヒーローの動きを1カットに収める手法は最近特に工夫が見られるところですが、場合によっては目が回ったり集中できないことも多々あるので慎重に演出していただきたい部分です(武居監督は上手いイメージがありますが)。

 

異次元ホールを駆使してくるバラバにダメージを与えられたゼットさんはオリジナルの姿に戻ってしまい大ピンチ。

「このままじゃ、勝てない…」

さっきまで「絶対負けないって!」とか言ってたのにあっさり掌返しをしていて、やはりポンコツか…!

バラバの頭部剣が迫り、危機一髪のゼットを救ったのは目が覚めたヨウコ先輩のストーカーミサイル…ではなく、横から飛んできた斬撃!

直後、空からバウンドしながら落下してきて赤い球から、超獣退治の専門家・ウルトラマンエースが降臨!!

 

「あの人もウルトラマン…ゼット様のお知り合い……?」

メダルの導きによりこちらの世界にやってきたエース兄さんを前に、ウルトラストーカーはまたもときめいていました!

むしろ年齢的にはゼットよりドンピシャかもしれないぞ!

 

どんな生き物でもダメージを与えれば恐怖を覚え隙が生まれるが、超獣にはそういう理屈が通用しないとあらゆる光線技を畳みかけるエース兄さん。

特捜エクシードラフト」で似たようなセリフを聞いたようなそうでないような。

更にドスことエースブレードを取り出した兄さんに並び、筋肉三倍盛りにチェンジしたゼットは…ランスアロー(生きてた!)を引っ張り出し応戦。

 

ヤプールの怨念に対し、これからも戦い続けることを誓うエースはゼットに、トサカにあるウルトラホールにエネルギーを集めさせ、更にそこからスペースQのエネルギーをゼットに託し、最期は必殺・スペースZでバラバを爆殺。

圧倒的な主人公力不足。

 

夕焼けの中語り合うAとZ。

エース兄さんは過去のゼットさんの面倒を見ており、名付け親でもあったことが判明。

「"Z"にはな、地球の言葉で"最後"という意味がある。お前がこの宇宙から戦いを無くして、平和をもたらす最後の勇者となれ」

自らが若い戦士に名付けたその名は、悲しい戦いを終わらせるために向けられた願いであると同時に、終わらない戦いに身を投じることになった自身に対する言葉だったのかもしれません。

若者に願いを託し、またも地球を飛び去るエース兄さんとゼットさん。

ゼットさんが残したZ字に一文字追加して、A字を作ってしまうエース兄さんはお見事でした。

でもZに足すんじゃなくて、自分で全部A字作ってくれた方がもっと好みだったなぁ…(おい

 

「異次元の壁を破壊する力…これは」

まるで十字架のごとく地面に突き刺さったバラバの剣をモニターで見つめ、何か不穏な様子を見せるユカ…でつづく。

 

 

………

中身が無い。

 

いや、つまらないとか虚無とかそういう話ではなく、この話を『ウルトラマンZ』という作品に入れ込む必要性が感じられません。

一応、異次元を超える能力に対してユカが反応を示しており、縦軸のエピソードにおいて重要な布石となるのでしょうが、逆にいえば「A」に興味の無い人にとってはそこの描写だけ見ておけばいいと断言できるレベル。

もちろん本作に限らず、ウルトラシリーズは過去作からの影響というか、作品の積み重ねと密接なリンクが特色ともいえるのですが、本筋にほぼ無関係の過去キャラを中心に据えて物語を展開するのは激しい違和感を感じてしまいました。

 

もっと不満なのは、終盤エースとヤプールの戦いに物語の焦点がスライドしてしまい、ハルキとゼットの主人公コンビに、ロクなセリフが回ってこないという本末転倒っぷり。

じゃあ第7話でのゼロやジードとの共演はどうなるのかという点ですが「ウルトラマンゼットはウルトラマンゼロの弟子」という基本設定のもと、ゼロの存在が物語に組み込まれ、そのゼロと関係が深いジードとともにクローズアップされることに、なんら不自然さはありません。

そういった偉大なる先達が登場する中でも、ハルキとゼットの主人公としての魅力は存分に押し出されており、ゼロやジードが大活躍してもゼットの魅力を削がない程度に収めていたことで『ウルトラマンZ』という作品における客演として納得のできる(主役を立てている)ものでした。

 

今回のエース兄さんは完全に主人公たちの出番を奪ってしまっており、発言に関しても「ウルトラマンA」という作品の補完にしかなっておらず、客演自体は楽しく見られたものの、どちらかというと楽しみにしていた『Z』としての作品の魅力を減じてしまうことになり、とても残念でした。

前回は過去作を下地にしながらも『Z』という作品の基盤がしっかりしていたので、尚更そういった違和感を強く感じてしまいます。

 

もちろん前述の通り、エース兄さんの説明もしっかりと盛り込んでいて初見の方にもアピールできてる部分はあったのですが、後半はつまらないとか出来が悪いというより、過去作のキャラ客演のスタンスが、今回は抜群に合わなかったといった印象です。

 

辻本監督が今回で本作最終演出ということで、大変気合の入った客演回を担当となりました。

しかし相変わらずブレーキ緩めの一般人描写や、いい加減クドイとさえ感じる自動車や監視カメラ映像の起用など、次回登板される時はもう少し引き出しの多さを見せてほしいところです。

 

 

次回、またも総集編。

車×妖精×高校生

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高速戦隊ターボレンジャー

今日から東映特撮Youtubeにて配信開始ですね❗️

 

初の車モチーフであり、平成に入ってから始まった最初の戦隊という本作。

レッドが規格外に強いとの噂があるので、その辺も楽しみに見ていきたいと思います。

 

そして先週終了した「ライブマン」も早くまとめ感想を書かなければ。

色々衝撃だったので、この熱が続いてるうちになんとかしたいところですが…。

実はもう一本ネタを貯めており、再びまとめに熱を入れるために思い入れのある作品の感想を書いているのですが、書きたいことが多すぎて逆に捗らないという本末転倒。

早めに公開できたらなぁ…なんて。

クウガ」も貯めてるし、頑張ろう…!

 

ひとまず今日は先日購入した

勇動X キラメイジャー2弾

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から

キラメイシルバー

ガルザ

を紹介します。

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シルバーは一部塗装、ガルザ様はシールのみで組み立てました。

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レッドとガルザ。

第4話での激突が特に印象深いです。

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養子と叔父上の対決。

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最後は6人揃い踏み。

正直、2弾発売には全く期待してなかったので(割と充実してたリュウソウジャーですらマックスが出ないで終わった)、シルバーとガルザ様、戦闘員ベチャットを出してくれただけでも御の字です。

ちょっとしたアーマー付けるだけなんで、ゴーキラメイジャーも出してほしいなんて無茶な要望は口が裂けても言えません。

でもやっぱりマックスリュウソウレッドと一緒に出してもらいたいなぁ…。

 

「キラメイジャー」も最近また面白くなってきたうえ来月は田口清隆監督が登板ということで、今後が楽しみです。

 

駆け足ですがここまで。

それでは。

燃えろ!×4 モスラック

先週の「クウガ」を見逃してしまったので、これからTTFCで見て感想書きます…。

その繋ぎといってはなんですが、ちょっと前に鑑賞した以下の作品をどうぞ。

 

 

モスラ3 キングギドラ来襲」

以下、あらすじを交え感想を。

 

 

「生命ある限り 望み捨てず」

意味深な言葉から始まる本編、インファント島の遺跡にて謎の箱を開けるベルベラ。

そこにエリアスの2人が現れ、三姉妹が集結します。

今回は3人とも衣装がドレス風になっており、上品さが出ててなかなか良いデザイン。

箱にしまわれていた3つのチップのうち1つを回収したベルベラは、エリアスのトライアングルのことを仄かし退散。

 

残された勇気と知恵のチップを手に取り、なにやら普通のホモ・サピエンスには扱えなさそうな剣にセットしたエリアスA(大人しくモルと呼ぶことにします)は、妖精剣"知恵"をゲット。

自分だけ聖剣を手に入れたモルは、新たなる地球の危機を予感します。

「空から、恐怖の大魔王が降りてくる」

 

ところ変わって今回の舞台は山梨県富士吉田市、そう富士山にやって参りました。

富士山の麓に生活する園田家は家族仲が良く、平和に暮らしていたのですが、長男の翔太だけが何故か不登校自宅警備員になっていることが悩みでした。

そんな園田家、お母さんがツインテールで可愛げアピールをしており、子どもを連れてやってきたお父さん層にも気を遣った部分が見られます(違う

 

流星群が降り注いだ夜の翌朝、翔太を家に残し学校と仕事に向かう園田家。

翔太が警備員をやめられないことを心配する一同ですが、末っ子のたま子はその気持ちが分かると言います。

「嫌いなもの食べたら丈夫になるの?」

給食の時間に友達が、泣きながら嫌いな食べ物を食べてることを引き合いに出し、我慢して残さず食べることが必ずしも正解なのか、そしてそれは相手にも自分にもウソをつくことになるのではという小学生らしい視点で、教育に対して問題を提起してきました。

 

そんな中、福井県勝山市に隕石が落下し、その調査に向かうエリアス。

「また来たのよ…1億3000年前に、恐竜を殺したやつが」

石油に似た何かのエキスが充満した場所で、かつて恐竜を滅ぼした存在の再来を確信するモル。

そしてその予感通りに謎の怪獣が出現し、日本中の子どもたちが次々と連れ去られていってしまいます。

 

「2億年も生きてると、こういう能力も身につくのか」

今回も怪獣チェックを欠かさないベルベラさんと、その怪獣を調査するエリアス。

最大の脅威を前にモルは、

モスラを呼びましょう」

早いな。

とうとう山梨県に到着した大怪獣・キングギドラを迎え撃つため、モスラが出撃します。

今回のキングギドラはあちこちが角張ってて、造形がカッコいい。

 

その頃、普段から仕事をサボって自転車で富士山麓の風穴を調査していた自宅警備員翔太は、麓に出現して卵のようなドームを目撃。

そしてその中には、日本中からキングギドラによって捕まえられた子供たちが閉じ込められていました。

得体の知れない空間で泣きじゃくる子どももいれば、小さい子を心配してるしっかりした高学年の子もいるなど、細かい部分も描けてるのは良かった点。

 

恐らく養分とするために子どもたちを捕らえたのだと考えられるキングギドラに対し、早々に出撃したモスラが背中から奇襲!!

全身から羽ビームを照射するなど、相変わらず容赦の無い殺意を向けるモスラの不意打ちにも怯まず、空中戦を展開するキングギドラ

背中を取られたモスラは、そのままキングギドラプレスで地面に墜落!!

踏み付けられ、噛まれ、なす術なしのモスラに追い討ちをかけるように、エリアスB(大人しくロラと呼びます)が洗脳され、エリアスが万全で無くなったことでモスラは100%の力を発揮できずに敗北。

 

モスラを退けたキングギドラは、更なる養分を求めてまたも日本中を駆け巡り、ついには翔太の弟と妹までドームに転送してしまいます。

このシーンに限らず、本作登場するモブの量が半端なく、そのため連れ去られる子どもたちの姿が非常にショッキングに描かれているのが印象的です。

 

今回は下僕にしなくていいかなーとドーム周辺を飛んでいたベルベラですが、ドームから生えてきたキモ触手に捕まり監獄入りさせられていた頃、同じくドーム周辺にいた翔太にモルが接触

キングギドラに操られたらしいロラもドームの中に囚われているらしく、中にいる子どもたちを助けるため、2人(と1匹)は手を組みます。

前作のダガーラ同様、今回のキングギドラも性格が悪く搦手を使ってきております。

 

自宅警備の傍ら、富士山の風穴調査に余念の無かった翔太と共に進むモル。

「さっき三姉妹だって言ってたろ?」

「姉が…」

何気ない質問に口籠るモルの反応を見て、同じ長子である翔太は色々勘付きます(細かいことに気付くタイプなのでこの流れは自然)。

「長男とか長女って、辛いんだよな」

自身の境遇に重ね、ベルベラが悪に染まってしまったことに何か理由があったのではと考える翔太。

まあ不在の場所で勝手に「拗らせたやつ」扱いされてるベルベラさんは確かに可哀想。

「大丈夫、モスラは良い人と悪い人を見分けられる」

そんなベルベラさんはドーム内で操られたロラと対決。

「ロラ…モスラはどうなるんだ?」

思わず剣を抜いてしまうベルベラですが、妹相手に本気を出せず敗北。

機能停止したガルガルの両足に挟まれ行動不能に。

 

不意打ちこそ成功したものの全く歯が立たなかったキングギドラに対し、過去に行ってまだ強くなる前のやつを倒せばいいのでは?という発想に至ったモスラ

それは悪役がすることです。

一応、これまで宇宙で頻繁に発生した生物の大量絶滅の半分がギドラ族のせいだと理由を付け、自身の行動を正当化するモスラとモル。

何でそんなこと知ってるのかということと、もしかして残り半分は…ゲフンゲフン

まあ一作目のデスギドラも同族だと思われるのでなんらおかしくはないのですが、エリアス自体がどうも信用ならないので…。

 

「どんなに辛く苦しくても、しなければならないことはあると…」

過去に行けても戻ってこれない可能性が高い中、モスラの強い決意を代弁するモル。

そんなモスラの想いを汲み取り、信じて待つことになる翔太。

「心は届く…?」

モスラダガーラを倒したスーパーXモスラにゼロツーライズし、白亜紀にタイムトラベル。

話の流れ的にここでモードチェンジする必要は無かったのですが、前回大活躍したSXモスラをまた見ることができて、最終作として良いサービスシーンだったと思います。

 

過去に向かったモスラですが、いくら過去のキングギドラでも今の傷ついたモスラでは苦戦は必至。

キングギドラとの戦いで息絶え絶えのモルは、ドームに囚われているロラの救出が必要だと翔太に呼びかけます。

モスラキングギドラに勝つには、ロラの力が必要です…将太さん」

「…俺!?」

相変わらずハードルが高い。

しかも「あとは…分かるな?」みたいな言い方するのがキングギドラに負けない性格の悪さを感じさせます。

 

「あなたは誰かが見逃してしまうことまで気付く人。だから、時々無神経な世界に耐えられなくなるんです」

しかしモルは不登校になっていた翔太の本質を見抜いており、何かに気付く=誰かを思いやれる心を持っている翔太に希望を託し、絶命。

翔太が細かいことに気付くという点は冒頭から見せてはいましたが、無神経な世界に耐えられないという要素は若干薄かったので、少し唐突に感じました。

強いていえば両親が子どもの感情に疎すぎるような場面は見られたのですが、翔太自身が感じてた葛藤は"学校"でこそ発生していたと思われる(だから不登校になってた)ので、少しピントがズレてしまったような印象。

冒頭での給食の好き嫌いの件もそうですが、この時期から「凝り固まった教育姿勢への疑問」というテーマは注目されてきていた時期だったのかが、少々気になります。

 

「ちょっと待って、今心の準備をしてるんだから」

モルに使命と妖精剣を託された翔太はフェアリーに急かされ、ドーム内に侵入。

「どんなに辛く苦しくても、しなければいけないこと…」

前作までエリアスのタクシーであり戦闘機でしかなかったフェアリーですが、本作では何故かすごく感情的。

一方、翔太を探し富士山を練り歩いていた園田家両親は、風穴でママが断崖から落ちかけ、急速にヒロイン力をチャージ!

メイン観客である子どもを映画館に連れてきたお父さんへの配慮も(ry

 

時は変わって恐竜時代。

非常に安っぽいミニチュア恐竜が闊歩する白亜紀にカチコミをかけたモスラは、数時間パタパタしたうえで過去のキングギドラとついに遭遇。

走りながら光弾を吐くという迫力いっぱいの過去ギドラと互角の戦いを演じるモスラは、過去ギドラの尻尾を切り落とすことに成功するも、またも噛みつき攻撃によってついに羽を食い破られてしまいます。

 

ドームに侵入成功した翔太は、ロラに遭遇。

「ロラ、モルの最期の頼みなんだぞ」

ベルベラに後押しされた翔太の呼びかけによりロラは正気に還り、そこに3つの剣とチップが集う。

「勇気と知恵と愛、その3つが合わさって初めて力になるんだ」

エリアスのトライアングルを手に入れたベルベラさんの担当は"愛"でした。

 

過去ギドラの追い討ち光弾で黒焦げになっていたモスラでしたが、ロラの祈りで何かを閃き鱗粉攻撃を展開。

更にお得意のサルベージ戦法で、自分もろとも過去ギドラを太古の火山にポーイッ!!!

過去ギドラが倒れたことにより、現代のキングギドラとドームが消え、子供たちと解放されます。

そこに駆けつけた園田パパママですが、この人数一体どうしよ…と思っていたに違いありません。

 

相打ちになったかと思いきやなんとか脱出してたモスラですが、現代から過去と戦ったことで傷は深く、その場で力尽きてしまいます。

しかしその朽ちたモスラのもとに、3体の原始モスラ(幼虫)が現れモスラを繭に包みます。

一作目において、過去にモスラは多く存在していたことから登場自体は自然ですし、3体ということでエリアス三姉妹とも重ねられており、3つの心が一つになればゲッターガッツ!!!

 

しかし現代では、切り落とされた尻尾が生きながらえていたため、まさかのキングギドラ復活。

園田三兄妹を除いた子どもたちは、またも捕らえられてしまいます。

そこに駆けつけたのは、フェアリーに跨るベルベラ!!

「エリアスのトライアングルは、私たち3人のことだったんだ」

「私たち3人の意見はバラバラだった。でもそれでいいんだ」

「行くよ!!」

ここにきてベルベラさんがめちゃくちゃカッコ良くて、すごく良い場面でした。

一作目の時点から単純な悪役には見えず、二作目では妹たちや地球を思うあまり環境テロリストと化したベルベラですが、最後まで立ち上がろうとする長子の姿をフェアリーに跨ることで見せたのはすごく良かったです。

「憎しみや怒りのワケを探すんだよ!優しさは何よりも強くなる!勇気や知恵よりもね!!」

 

決して絆を諦めない、それが家族!!と何かに気づいたロラと翔太たちの前に、土砂崩れの中から出てきた繭!

「どうやって戻ってきたんだ?」

「タイムカプセル…」

それは過去に飛びそのまま眠ったモスラのタイムカプセルであり、割れた繭から飛び出したのは、地獄から蘇り、また目つきの悪くなったヘルライジンモスラ!!!

「そうか!行きは特急で帰りは鈍行か!!」

 

ブルーとイエローが基調カラーとして配されどちらかというとシャイニングアサルト寄りのヘルライジンモスラは、キングギドラの攻撃をものともせず、さっくりと翼を切り落とします。

モスラ伝統のパワーアップしたら圧倒、を今回ももれなく発揮し、シャイニングストームアタックでキングギドラを空中爆殺。

宇宙の脅威に、太古から受け継がれた絆が勝利したのです。

 

「剣をモルに?」

戦い終わり、力尽きたモルに対し剣を掲げたところ剣は消失し、モルが蘇ってしまいます。

うーん…二作目の密猟者治療もそうでしたが、対象年齢層への意識があるとはいえ、あっさり蘇生させすぎてやはりモスラの存在を胡散臭く感じます。

「本当だったね。手は届かなかったけど、心は届いた」

 

キングギドラが完全に倒れ、今度こそ解放された子どもたちは富士山にて、自分たちの親と再会。

モブキャラの動員数が屈指の本作ですが、このために取っておいたというのならとても納得。

拐われた子どもたちを心配する親の様子が要所要所で挟まれていたことで、恥じらいもなく親子愛を描き通したうえでのこの場面は、間違いなく名シーンでした。

 

もちろんそこには園田家の姿があり、ついに三兄妹と両親は再会。

それを見つめるフェアリーに跨るエリアス姉妹。

ここでモルとロラの位置が普段と変わってるのが細かくて良い。

これかも地球は大きな愛と優しさで守られていくでしょうで、エンドクレジット。

 

 

平成モスラシリーズ三部作の完結編ということで、これまでの要素を入れつつ、多くのテーマを含有した作品となりました。

しかしそのテーマ自体が割と重く、例えば翔太が自宅警備員になった理由がセリフのみで説明され、実際にそういった描写が無かったりしたのは、扱ったテーマが面白かっただけに少し残念でした。

 

平成ガメラシリーズでも同じなのですが、完結編の三作目となると一作目の要素が強く出てると感じます。

今回敵として立ちはだかるのは、一作目と同じギドラ族のキングギドラだったり、主人公トリオが兄妹に戻ったりなど色々…。

その中でも学校が襲われたり、スーパーXモスラが再登場したりと二作目の要素と拾ってくれたのは嬉しかったところです。

 

若干場面が飛び飛びになってたり、複数のテーマが上手く噛み合っていなかったりと物足りない面はありましたが、楽しく見ることができました。

またシリーズまとめで色々書けたらと思いますが、少し時間を置きすぎたので書けるかどうか…。

もし書けたらまたお付き合いください。

 

以上、長くなりましたが「モスラ3 」感想でした。

お付き合いいただきありがとうございます。

ウルトラマンZ「2020年の再挑戦」

ウルトラマンZ』

第18話「2020年の再挑戦」

(監督:辻本貴則 脚本: 継田淳

地底怪獣パゴスが出現し、先輩ジョーとハルンダム出撃。

「遅いよハルキ!置いてくよ!!」

「え、いや、そっちが早すぎるんすよ!」

キングジョーにすっかり慣れたヨウコ先輩は、かつてセブンガー以上の機動力を発揮し活躍していたウインダムの性能にグサリ。

最強の力を手に入れたものは、どこに向かい誰と戦うのでしょうか。

 

指令室で妙にキリッとしてるユカはパゴスの放つ分子構造破壊光線に気をつけてと注意するのですが、そのパゴスはいきなり消失。

原因を探るべくハルキは周辺調査に。

「周辺一帯を俺一人調べるなんて…ムチャっすよ」

どこも人手不足は深刻です。

 

「何故、動いてないのかしら?」

調査中のハルキの前に現れた不思議な雰囲気を持つ女性・カオリは、かつて自分が乗ったことのある現在は止まっている観覧車を見つめます。

「ここに来れて良かった…これでもう、思い残すことはないわ」

その姿に何か不穏なものを感じたハルキは、今日も主人公力を発揮して力になると呼びかけます。

「怪獣や宇宙人から皆を守る、それが仕事です」

「怪獣や、宇宙人から……じゃあお願い!私を殺して!!」

カオリからの思わぬ懇願に戸惑うハルキでしたが、タイミング悪く通信してきたヨウコ先輩に対応している間にカオリは姿を消していました。

 

筋肉姉弟が戻った指令室では、パゴスの出現地点において電波障害が起きており、更に人がいきなり消失する動画がSNSに多く上がってることも調査の線上に。

そしてハルキは、その動画にもれなくカオリの姿が映っていることも確認します。

再び現地に向かった筋肉姉弟は、そこでカオリを目撃するも逃走。

二手に分かれてカオリを追う姉弟ですが、レトロなオブジェが置かれている倉庫に忍び込んだヨウコ先輩が宇宙人に襲われ、ヒロイン力チャージを怠らないプロフェッショナルの仕事を、きっちりとこなします。

 

そんなヨウコ先輩の悲鳴を聞きつけたハルキは、駆けつけた倉庫でカオリを発見。

「私またやってしまったのね…」

残されていたヨウコライフルで自分を撃とうとするカオリを止めるハルキですが、それでもカオリは引き下がらず。

「何度も自分で命を断とうとした!でもアイツがそうさせてくれないの!!」

そしてカオリは豹変。

「お前、人間じゃないな?半分は人間、半分は…ウルトラマン。私と同類だ。私はケムール人、我々の来訪はこれで二度目だ

 

54年前にこちら側にやってきたケムール人は、自分たちの老化を防ぐために人間を捕まえその肉体を奪おうとしていたところ、合成実験の失敗により地球人とケムール人の2つの身体を持つことになってしまった個体が生まれてしまいました。

その個体=カオリの姿を利用し、ケムール人は再始動した人間誘拐作戦をスムーズに展開していたところ、地球に戻った途端意識が強くなったカオリに振り回されていたとのこと。

「故郷を思う人間の気持ちは、実に強いものらしい」

 

カオリの身体を乗っ取ったケムール人は、観覧車に人間消失リキッドを詰め、頂上で爆発させることにより雨雲と交じり合わせ東京人消失作戦を展開しようとしていました。

ここでケムール人の作戦をハルキに解説してくれるカオリなのですが、意識だけが抗っているという表現のためか何故か裸。

先程、2つの身体を持っているという説明をわざわざしていたので、意識のみのカオリが服を着ていても何らおかしくはないと思うのですが。

ケムール人がカオリの服を着ていたなら、まあ納得できたとは思いますが、特撮表現の面白い辻本監督にしては表現が稚拙過ぎます。

 

「ハルキ!ケムール人の液体はウルトラやっかいだぞ」

光の扉にアクセスしたハルキに対して、変身する前に話しかけるゼットさん。

「しょうがないな、俺様の出番か」

観覧車爆発前に、ケムール人を異次元送りにしよう作戦を企んだ主役同盟。

ここにきて変身前にコミュニケーションを図るゼットとそれに加わるベリアロクは、前回までのキャラ描写も活きて良かった場面です。

 

いきなり主役三倍盛りに変身したゼットは、巨大化して妨害してきたケムール人と夜の街で戦闘。

最初からクライマックス状態なこともあり優位に戦いを進めるゼットですが、ケムール人を斬る=カオリを斬ることに躊躇いを見せ動きを止めるハルキ。

そんなハルキに意識体カオリが「私に構わず斬って」と呼びかける展開をやり出したうえ、ベリアロクが「ああ分離できるよ」とか台無しやことを言い出し、ここにきて一気につまらなくなりました。

 

最終的には頂上に登りそうになった観覧車を、巨大カオリ(意識のみ)の手が物理的に止めてしまい、そのスキにデスシウムスラッシュでザックリ割りからの異次元消失ビームで解決。

ベリアロクの攻撃により分離できたカオリと、消された人間たちが元に戻りました。

「勇敢なる先人たちだ」

54年前において、光の巨人がいない状況でも侵略者を撃退できた人間に対し、ジャグラー隊長は何を思ったのでしょうか。

 

助け出されたカオリは療養施設のようなところに入所しており、お見舞いに訪れるハルキ。

「カオリさんは、54年分のブランクがあるんですから、これから楽しい思い出を、いっぱい詰め込んでいかないと」

なんだかものすごい重い言葉だぞ…!

筋肉が恋人であるハルキにも、春が来たのではと淡い雰囲気を醸し出し、つづく。

「ありがとう、ウルトラマン

 

サブパイロット以来の辻本監督登板。

特撮表現が面白いのは相変わらずで、消失リキッドを掛けられた監視カメラの映像が途切れる描写は特に良かったです。

しかし、演出におけるブレーキの弱さも相変わらずであり、ずっと裸でハルキに呼びかけ、最終的には巨人となって物理的にケムール人を制するカオリはいくらなんでもやり過ぎ。

ウルトラマンタイガ」超全集のインタビューにおいて、特撮以外にもこだわっているシーンはあると豪語していたのですが、もう少し自分の撮った映像を、対象年齢に合わせて精査してもらいたいところです。

 

脚本はここで初登板の継田淳氏。

ケムール人の説明がやや分かりにくかった(人間と地球人を別にしてるのか一緒くたにしてるのか不明)点や、典型的なダメ展開を終盤に持ち込んだりと失策が目立ちました。

しかし今後への布石やキャラ描写もしっかりと盛り込んでおり、安定感のある脚本だったので、次回の登板にも期待です。

 

全体的に見れば「ウルトラQ」の完全オマージュ回となるのですが、そこまで過去作は意識しなくても大丈夫な構成になってたとは思います。

本作の基本構造である、怪獣出現→ストレイジ出撃から始まるストーリーとしても完成されていましたし、こういうオムニバス性の強いエピソードにおいて必要なのは、やはり基本的な地盤が整っていることなのだと強く実感します。

むしろ今回において最も足を引っ張ったのは、終盤における展開と演出だったので、クライマックスでのクリエイターの慎重な姿勢をもっと見たかったところ。

前年、過去作オマージュ回において大きく横道に逸らしてしまった辻本監督の演出ということで期待値は低めでしたが、ある意味期待通りの出来。

個人的にこれまでワーストだった第5話を超えるエピソードとなってしまいました。

 

 

次回、AtoZ 運命のウルトラメダル

ウルトラマンZ「ベリアロク」

ウルトラマンZ』

第17話「ベリアロク」

(監督:越知靖 脚本:中野貴雄

「聞いて驚け!俺は宇宙の大海賊バロッサ星人、銀河のお宝を奪い尽くす!それが俺たちの掟だ!!」

「…なんなんだ?」

前回宇宙から舞い降りたモスラ、じゃなかった巨大な翼は以前ゼットに倒されたバロッサ星人の2代目(弟の1人ですが2代目)。

「こいつは宇宙のお宝…いただいていくぜ!!」

メツボロスの腕を装備して襲いかかる2代目の狙いは、ゼットが手にした新武器ベリアロク。

新しい武装にワクワクする男子は全宇宙共通。

 

「俺様に手を触れる前に一つ聞く。俺様を手にして、お前は何をする?」

連戦による疲弊からゼットが落としてしまったベリアロクは、ハルキが自身を手にしようとした時と同じように2代目に問いかけます。

「お前を使って、宇宙のすべてを手に入れる」

「フハハハハ!宇宙の全てか!面白い、俺様を手にするが良い」

割とあっさり使い手を変えてしまう困った魔剣さんは2代目の手に握られ、ファイナルブレイクの連打で結構追い込まれるデルタライズクロー。

 

しかし急に

「お前の攻撃はつまらん、もっと面白いものを斬らせろ」

「俺様は斬りたい時に、斬りたいものを斬る」

とまたまた面倒くさいことを言い出し、その場から逃走し使い手を離れたベリアロクに、ゼットの戦いをモニターしていた隊長が目を付けました。

 

帰還したユカ報告により、筋肉姉弟は病院で療養。

ホロボロスとの戦いで大破したキングジョー、博物館行きのセブンガーを除き、残る特空機はウインダムのみとなってしまいました。

スペック的に考えるとキングジョーの大破は想定外なのかと思われますが、こういう状況で貴重な一体を博物館送りにしてるのはいくらなんでも杜撰。

セブンガーのみが頑張ってた時代に比べれば三体いること自体が大きな進歩なのでしょうが、こういった「力を手に入れたことが慢心を生んでしまう」という要素は、今後の布石となるのでしょうか果たして。

 

「俺様の使い手は、俺様自身が決める」

どこかの商店街に縮こまって突き刺さっていた魔剣さんを2代目が発見し、抜こうとするも触れることすらできず。

そこに療養中のところを抜け出したハルキが駆けつけ、2代目と戦闘に。

治すべき傷を治さずに病院から勝手に抜け出すというプロフェッショナルの風上にも置けない行動は相変わらずの中野脚本。

しかもハルキがそんなケガしてるようにも見えないので(療養自体大事を取ってという面もあるのでしょうが、特空機のパイロットが不足してる面からストレイジにそんな余裕は無い)"病院から抜け出してまで戦闘に向かったハルキ"にヒーロー性を見出そうとしても要素が上手く繋がっておらず、土台が固まっていないまま建てた足場があっさり倒壊してしまってます。

 

一応ケガの影響もあり、2代目にとどめを刺されそうになったハルキの前に現れるジャグラー隊長。

「悪に強いやつは善にも強い、闇も光もぶったぎる。そういうところが気に入った。蛇心流・蛇心剣…お手合わせ願おう」

「面白い、斬ってみるか」

なんだか魂レベルで通じ合ってしまった疑惑のあるジャグラーを試そうと、あえて2代目に握られる魔剣さん。

「その太刀筋は光か、闇か?」

ここでのジャグラーVS2代目のアクション自体は見応えあったのですが、どうもカメラワークが安定せず着ぐるみがドタドタしてる感がひしひしと伝わってきてしまったのはマイナスポイント。

 

2代目に勝利したジャグラーにまたも問いかける魔剣。

「俺様に手を触れる前に一つ聞く。俺様を手にして、お前は何をする?」

「ハイハイ、さぁてどうしたもんかねぇ…俺はこの宇宙がどうなろうと関わりないし、光だの闇だのに興味もない。風の吹くまま、気の向くままさ」

「あての無い旅か…」

「だが…斬ってみたいやつらはいる」

「面白い、俺様を手にするが良い」

やはり何か通じ合うものを感じたベリジャグは、ここで魔剣コンビを結成!

「待て!剣を返せ泥棒」

「オイオイ人聞きの悪いこと言うなよ。剣が、俺を選んだんだぜ?」

どうでもいいのですが、今回横で突っ立ってるだけのハルキが異様に間抜けであり、どうもカメラワークが単調な気がします。

 

勝負に敗れたうえ魔剣まで奪われた2代目は、はらいせとばかりにジュランの種で巨大化。

ライザーを掲げたハルキは、落ちるようにして光の扉にアクセス。

このシーン、いります?

めちゃくちゃ唐突に挿入されたのでテンポを阻害してるうえ、その後何事も無かったように変身バンクに移っており「監督がやりたいことやっただけだな」というのが透けて見えてしまい、ある意味演出としては最低レベル。

 

エンタメとして面白いシーンや意欲的なカットを入れること自体は良いと思うのですが、そのためにはそれ相応の下準備が必要であり、やりたいことだけをピックアップして捻じ込むことは前作で大きな失敗を見せているので避けてほしかったところ。

本作で言うと第3話のベータスマッシュVSゴモラはプロレスを意識したかなりエンタメ寄りの描写だったと思いますが、あちらはゼットに変身する前からゴモラ輸送作戦をカブキアタックなども交えてフィクションとして面白おかしく描写しており、さらにゴモラを花粉症としたことで毒霧に繋がるなど、エンタメとストーリーの融合に力を入れていたため違和感なくできたシーンだと思うのです。

 

師匠三倍盛りに変身したゼットに、急に兄者の仇と復讐に燃え出す2代目…。

デルタライズクローのデザインでゼットと判断してなかった説が急浮上!

まあ、言動と行動からそれでもおかしくないのは演出・脚本面から見ても良かった点。

そんな2代目に意外や意外、竜巻閃光斬が破られてしまい苦戦するゼット。

そこに、もう一人療養から抜け出してきた筋肉の使徒が現れる。

「ウインダム推参!ゼット様、助太刀いたします!!」

ウルトラストーカーは不死身だ!!

 

テンションホルモンでも打ってきたのか、妙にアドレナリンの出てる先輩ンダムはアンリミテッドモードで右手に全パワーを集中し、ウインダムヨウコインパクトで2代目に大ダメージを与えます。

「頭部を破壊するのはやめてくれ〜!」

勢いがあって嫌いなシーンではありませんが、しつこい中の人ネタとチープな合成が映像の質を大きく下げており、面白い半分残念半分といったところ。

 

魔剣抜きで主役三倍盛り・デルタライズクローにチェンジしたゼットは目を血走らせ空中戦。

血走ったゼットとスピーディな空中戦は、非常に見応えがありすごく面白かったです。

とどめを刺そうとするゼットですが、先程返り討ちにされて転がっていた先輩ンダムが人質になってしまい、今日もヒロイン力チャージに余念の無いヨウコ先輩。

 

「ウルトラ卑怯だぞ!正々堂々戦え!!」

ひきょうもらっきょうも無いとキッパリ切り捨てた2代目は無抵抗のデルタゼットをタコ殴り。

「あーあ、だいぶ痛めつけられてるなぁ」

「いい気になって攻撃してくるやつには、必ずスキができる。あいつらはそれを待っている」

そんな状況でも、それを下で観戦してる魔剣コンビに漂うほのぼの感が何ともいえない(笑)

 

「ヨウコ先輩は、俺を助けてくれた!今度は…俺が助ける番です!!こんなやつに!負けてたまるかぁぁぁ!!!」

「そうとも…!最大のピンチは…最大のチャンスだ!!」

「何でだ?何でくたばらないのだぁ!?」

タコ殴りにされながらも決して倒れないゼット。

平和を乱すやつらは許さない、この星を守りたい、傷つき倒れても構わない…だからこそ今倒れるわけにはいかないのです。

「俺たちは…最後まで絶対に!」

「「あきらめない!!!」」

 

「お前の旅も面白そうだ、だが俺様はもっと面白そうなやつらのもとに行く」

「あぁ?」

「安心しろ。お前のことは黙っててやる。その方が面白そうだ…」

案の定あっさりコンビ解散した魔剣さんは、ハルキのインナースペースに侵入。

「俺様に手を触れる前に一つ聞く。俺様を手にして、お前は何をする?」

「……分かんない」

「分かんないって…そりゃ全宇宙の平和を!」

「黙れ、お前には聞いてない」

「俺たちに何ができるか、全然分かんない……分かんないけど!俺たちに!力を貸してください…」

「フハハハハ!未熟!!お前らは本当に未熟だ。だからこそ、いつか大きくて面白いものを斬るかもしれない…それを見てみる気になった。さあ、俺様を手に取れ!」

 

 

「なめるなよ、俺はこの力を使いこなしてみせる!」

「どうなっちまったんだ?建物も道路も柔らかい…砂で作ったみたいだ…」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「ゼロ!ウルトラマンゼロ!!セブンの息子だ!!」

「模造品なんかじゃない!僕はリク!朝倉リク!!それが…僕の名前だぁ!!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「お前だって…ウルトラマンだろうがッ!!!」

「疲れたよね…もう、終わりにしよう」

 

 

宇宙の穴を埋める針がリクの遺伝子と結びついたことで生まれた(本物ではない)ながらも、ハルキの叫びに黄金の魂を感じたベリアロクは再び、ハルキ=ゼットの手に収まる!!

また、ハルキ→2代目→ジャグラーと回ってきた魔剣クイズですが、あえて何度も繰り返してきた問いかけに対し、答えを見出せなくなるハルキというのは、結論を急がないで良かったと思います。

ゼットをガン無視だったので、今後そこが拾われたら嬉しいですがあまり期待はしないでおく。

「いいも悪いも、使い手次第ってことか…」

 

主題歌をバックにベリアロクで2代目を袋叩きにするゼット。

「宇宙の理を乱すやつは、俺たちが叩き斬る!!」

今日も圧倒的な主人公力の高まりを見せたハルキはデスシウムファングで2代目をガブリンチョ。

「あいつ、なんて言ってたんです?」

「"大海賊、地球に死す"だとさ」

「散り際も面白くないやつだ」

初めてベリアロクと意見が一致しました。

「ベリアロクさん、本当にありがとうございます!これからも、俺たち一緒に…」

「余韻を台無しにするな。俺様は斬りたい時に斬りたいものを斬る」

まさかのツンデレ属性を発揮し、ヒロインレースに飛び入り参加した魔剣さんであった…!

 

その夜、ホロボロスの爆風に巻き込まれボロボロスになったセレブロはカブラギの身体に限界を感じておりました。

そこにカブラギを取り押さえるべく機動隊員アサノが駆けつけるのですが、カブラギに向けたライフルが何故か破損。

「怖くない…あっという間だからジッとしてて……」

そのスキを狙いセレブロはアサノに乗り換え。

意識を取り戻したカブラギは、何も分からないまま連行されていき、暗闇の中で三日月型の傷を光らせるトゲトゲ星人がいた、でつづく。

 

第10話で言及されていたバロッサ星人の弟登場、ベリアロクを巡る各々の動向、再びベリアロクを手にするハルキ、セレブロ乗り換えと終盤に向けた要素も含めてイベントの多い回となりましたが、実際話はほとんど進んでおらず。

最後ボロボロのカブラギが出てきましたが、ホロボロスの爆風に吹っ飛ばされてたこととか半ば忘れてましたし、時間進行が遅すぎて情報の処理に苦労しました。

 

場面の切り替えもそうでしたが、今回は越監督が少し悪ふざけ気味でイマイチ乗れませんでした。

後半の戦闘シーンは良かったものの、全体的にテンポが悪くバラエティ性を強めようとねじ込んだシーンは面白くなくと、マイナスポイントが多すぎました。

血走るゼットの表現は面白かったので、そういったアイデアをどんどん発信していって実力を付けてほしいなと思います。

ところで、若手の監督が事故感満載のものを作り出す、というのは何か心当たりがあると思ったら杉原監督でした。

 

杉原輝昭・・・

『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』『仮面ライダーゼロワン』でメイン監督を務める。

斬新なカット、細かくスピーディでテンポの良い演出が評価され、最近の東映特撮演出陣においてエース格と目されている。

そんな彼も監督デビューしたばかりの時は意味不明なギャグ演出と、脚本との擦り合わせがしっかり出来てないのではと疑われる緊張感の無さを見せており、事故感溢れる作品を量産していた(本編監督デビュー作『動物戦隊ジュウオウジャー』第27話はある意味必見)。

 

前回登板ではそこそこ良かった中野脚本ですが、今回は第5話ほどではないにしろ逆戻り。

相変わらず一言の破壊力は高いのでセリフの抽出は面白いのですが(逆に今回感想はほとんどセリフの抽出)、中身が伴わないというか土台の建築に失敗してるのは最早名人芸。

中野さんの中ではハルキ→ヨウコ先輩に強い憧れを抱いているという描写に見えますが、肝心の先輩は後半ぶっ倒れてただけなので、相変わらず散りばめた要素の拾い上げが本当に下手です。

 

全体的に不満の残る回となりましたが、中野脚本のクセのあるセリフをさらっとこなすジャグラーや、ビシッと決める主人公ハルキは純粋に面白く、本作が積み上げてきた貯金のなせる業に上手くハマった気がしたので、結局は面白く見られました。

今後も楽しみです。

 

 

次回、旧作要素が強いとキツイのですが果たして…。

槍烏賊突貫

仮面ライダークウガ

episode.9「兄妹」

(監督:渡辺勝也 脚本:荒川稔久

夜の倉庫で会合をしていたグロンギーズは、トラックの運ちゃんに見つかり証拠隠滅を図っていました。

ワキが甘いゾ。

 

翌朝、ポレポレにておやっさんに自作のクウガTシャツを見せびらかす五代のところに、土曜で休みだったみのりがやって来ます。

今日が特別な日であるという空気を出すみのりですが「クウガのこと、解読したこともっと知りたいんだ」と五代は店番を任せ出て行ってしまいます。

「やる気満々というか、ノリノリっていうか…なんなんだろう」

今日が誕生日の五代に、心配の眼差しを向けるみのりでした。

 

同じ頃、警視庁の未確認対策本部では、グロンギの集合癖を研究しておりました。

超人的な戦闘力を持っていながら一定の場所に留まらず、見つかると逃げるらしいグロンギは、この時点で20号まで出現し、警察官を含め278人の犠牲者が出てることにも言及。

「何としても奴らの拠点を突き止め、我々の手で一網打尽にしなければならない」

「ギャングラーめ。一網打尽にしてやる」

by朝加圭一郎

 

捜査を進めていく中で、当初は怯えていた警察犬の一頭だけが未確認のフェロモンを嗅ぎ分けられるようになり、アジトを探るために品川から目黒に配備されることになりました。

それに同行するのは桜井刑事(第4話でクウガを撃とうとして杉田刑事に止められた主要刑事)に決まるのですが、内心嫌だったろうな…。

更に前回言及のあった、バヅーが嫌った煙突の煙の成分を解析して作ったガス爆弾も配備されます。

「はぁ…俺たちがこんなもの使うようになるとはな…」

誰かを守るために何かを排除する、それは血を吐きながら続ける悲しいマラソンか。

 

その頃五代は研究室に向かい、革ジャンを着た桜子さんにTシャツを見せびらかすついで、解読結果を聞きに来ました。

「ちょっとオシャレだろ?」

「うん、まあね」

五代への反応が冷たい桜子さん。

新たに出た解読文字から、新しい姿は剣を持ってるらしいことを知る五代。

 

そんなことを知る由もないポレポレでは、おやっさんが4号の活躍をまとめたスクラップブックをみのりに見せていました。

「なんて言ったって4号だよね4号!

やっぱりこいつは良いやつなんじゃないかなぁ…

僕ら人間を狙わないで、悪さした仲間のやつだけ殺してるしさ、赤青緑って色まで変えちゃって…これからまだまだ色々強くなるんかね。

どこまで行くのか、怖いような見たいような…やっぱり4号だなぁ!」

4号が戦う姿が収められた記事に、思わず笑顔が消えてしまうみのり。

この展開なにが怖いかって、主要キャラに普通に「殺す」という単語を使わせてしまっていること。

また一般人から見ればクウガグロンギは同族でしかなく、守るための戦いを同族殺しと捉えることが自然だと描写されていて大変凶悪。

 

「なんかさ、白赤青緑って来てもう一色あるみたいなんだよね」

そこに、帰ってきて早々空気を読まずにクウガの話をする五代。

みのりはついに、兄に疑問をぶつけます。

「2ヶ月くらいだよね…クウガになって」

「…うん」

「もう、戦うの平気になっちゃった?」

その答えを聞く前に、もう一人のKY一条さんからグロンギの仕業と思われる事件の発生を知らせる電話がかかってきてしまいます。

 

浅草にて発生した事件現場に駆けつける一条さんは、そこで本来息子と出かけてハズの榎田教授に遭遇。

家族の時間を過ごしていた榎田教授ですが、事件により息子を母に任せ現場に来てしまいます。

さすがにリアクションに困る一条さん。

新たに出現した第21号ことイカ怪人・ギイガは、特殊なイカスミ爆弾で人間を爆破させるという凶悪な怪人でした。

女子高生が容赦なく爆殺されるシーンは、現在だとアウトなんだろうなぁ…。

その頃、別働隊として活動していた警察犬がグロンギのフェロモンを感知し、警察はついにアジトを突き止めることに成功しておりました。

 

「ねぇ先生、4号っていいやつだと思う?」

「…いい人でいてほしいよね」

兄を止められず途方に暮れるみのりは、気を紛らわすために勤務先の保育園に向かってました。

子どもたちとの楽しい時間が、考えることを忘れさせてくれる…。

しかし、そこでTVから流れる未確認生命体情報

「また4号がやってるんだ」

同僚の保育士がみのりの前で無慈悲に呟き、現実はクウガを忘れさせてくれませんでした。

 

荒川区南千住の荷捌き場に登場し配達員を狙うギイガに、ライダーブレイクで先制攻撃をかまし五代はクウガに変身。

イカスミ爆弾で右肩を損傷しながらも、ジャンプで背後に回り羽交い締めにして、肘打ちと膝蹴りを食らわすクウガ

怪人の動きを抑え、一方的に攻撃を与えるクウガでつづく。

 

 

episode.10「熾烈」

(監督:渡辺勝也 脚本:荒川稔久

 

「効いてないのか!?」

連打を打ちつけるも、ギイガには効いてないことをわざわざ説明してくれるクウガは徐々に追い詰められていきます。

そろそろとどめというところで、急に熱暴走を起こしたギイガが帰宅。

五代は一命を取り留めるも、ボロボロになりながらバイクを起こします。

そしてそこから流れてくる、グロンギのアジトに突入しようとしている警察無線。

 

警察犬・ミカドが突き止めたグロンギのアジトを警察が取り囲んでいることも知らず、何やら言い争いをしてるグロンギ

そしてそこに放られてくるガス爆弾にワタワタするグロンギ

妙に微笑ましい。

 

ガスが効いたであろう時間を見計って突入する警察官たちですが、アジトには抜け道があり残されていたのは首を吊られたマネキンなどの悪趣味なオブジェのみでした。

「…やな趣味してやがる」

しかし外ではまたも臭いを嗅ぎつけ突如走り出したミカドが、いつも怒っている見るからに荒くれ者のグロンギを見つけ出します。

そこに響く犬の悲鳴…。

「ミカドォォォォォ!!!」

警察犬の死も劇的に描き(警察官の仕事としてきっちりと描いている)、あらゆる方向で手を抜きません。

 

「なんか数えてんのかな?これ、違うかな…」

一条さんと合流した五代は、アジトに残されていたものからグロンギの習性を感じ取っていました。

彼らの動きには何か目的がある…の前に、目の前の20号対策を考える一条さん。

「そうだ剣!」

前回桜子さんの解読から得たヒントをもとに、五代は一条さんと剣道の稽古に向かいます。

その頃、兄が心配で仕方ないみのりは桜子さん、おやっさんと連絡を取り、五代が警視庁に向かったことを知ります。

 

「勝てない…どうして!?」

剣道の稽古に励む五代ですが、攻め続けるものの一条さんから一本を取ることができず。

「どうした五代雄介!」

「一条さん、俺分かりました!何があっても、打ち続けてください!!」

守りながらでは勝てない…そう気付いた五代はノーガード戦法にスイッチし、壁に追い詰められた一条さんに壁ドン…ではなく一本を取ります。

「あいつにも、避けずに進みます!」

「…紙一重の戦いになるぞ」

自らが傷つくのも承知で、戦うことを宣言する五代。

 

稽古が終わったところで武道場に現れたみのりは、ついに五代に心配をぶつけます。

「お兄ちゃんが、お兄ちゃんじゃ無くなるような気がして…」

このままでは、そのうち戦うためだけの生物兵器と化してしまうのでは?

しかし五代は心を強く持っています。

「お前はどうして先生やってるんだよ?」

「誰かの笑顔のためだろ?」

「俺は俺の場所で、お前はお前の場所でやってるだけさ」

怒涛の説得で有無を言わせない。

正直周りが五代を心配するという展開は5.6話でやった展開なので、少々くどすぎた感は否めず。

 

またも出現したギイガの情報を聞き、バイクで駆けつけた五代は2話連続のライダーブレイク!!

そしてギイガがイカスミ爆弾を吐く中、爆発の中で紫のクウガ・タイタンフォームに変身!!

バイクのグリップであるトライアクセラーを鋼の剣・タイタンソードに変え、イカスミ爆弾を正面に受けながら前進。

怯むギイガの目の前に立ち、剣の一閃カラミティタイタンでギイガを刺殺。

 

そしてクウガが勝利を収めた時には、保育園では子どもたちと笑顔で遊ぶみのりがいた、でつづく。

 

渡辺監督の2回目の登板ということで、一条さんと関係のありそうなみのりの出現にむくれっ面になる婦警や、本を使って暴力を振るおうとした子どもに本気で怒るみのりなど、人物描写が面白かった前後編。

逆に言えばストーリーの方は5.6話と被ってしまっており、新フォーム登場も分かりきっていたことなのであっさりとしており微妙なことに。

まあ、毎回出てきては苦戦する新フォームというものはさすがに避けたかった可能性もありますが。

 

警察犬・ミカドの件は正直泣きそうになるくらい印象的なシーンで良かったのですが、少しだけ鳩連絡員001号(「超電子バイオマン」)がチラついてしまったのは秘密。

 

 

次回、あいつは約束を守る男です。

遥か彼方に続いてる銀河

今週は色々あり更新ペースが上がらない筆者。

クウガ」は明日までに書きたい…!

 

さて、本日はゲームのクリア報告。

以前の記事でお伝えしてた通り「スーパーマリオ3Dコレクション」に入ってる

スーパーマリオギャラクシー

です。

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内容としてはいつもの3Dマリオで、クッパに誘拐されたピーチ姫を取り戻すためにスターを集めるというもの。

最近知ったことなのですが、前作「サンシャイン」が鬼畜の難易度みたいで、本作もそれを継承してるような部分が見られます。

 

スターゲートをくぐって銀河の星を飛び交う、というコンセプトのアクションアドベンチャーは実に面白いのですが、上下左右の操作性がやや特殊であり、また微妙に滑ったり着地失敗して落下して即死などといった、慣れるのに少し時間がかかります。

 

その中でもズバ抜けて難易度が高いのは、ファントムギャラクシー「パープルコイン オン ルイージ

安定した足場がほとんど無く、立ち止まることも後戻りすることも許されない鬼畜ステージです。

筆者も30回以上失敗してやっとクリアしました。

 

それでも完全クリアであるスター120個ゲットはそこまで難しくもなく、理不尽なまでの難易度とはいえないので、バランスが悪いとは思わなかったのが正直なところ。

しばらくゲームから離れていた身ですが、楽しく全クリ出来て面白かったです。

まあ全クリの直後ルイージでも遊べるようになりました!という死の宣告は見て見ぬフリしましたが。

 

少し間を置いてから今度は「スーパーマリオ64」に移りたいと思います。

どうもありがとうございました。

 

 

あ、銀河つながりということでこちらも。

北米版Blu-ray

ウルトラマンギンガ・ギンガS

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Amazonから届きました。

ウルトラマンZ」を見終わったら、またイチからニュージェネシリーズを追っていこうと計画中なのでその時が楽しみです。

 

それでは。