うらひろの日記

その場で思ったこと、好きなもの、書いてみます。

胸のエンジンに火を点けろ

最近バタバタ気味でややあっさりめ。

続けて『ガールガンレディ』も投稿予定です。

 

大激闘マッドポリス'80

第14話「ハンター・キラー」

(監督:田中秀夫 脚本:柏原寛司


以前の記事で、東映特撮に絡んでいるスタッフはほとんどいないと言っていた本作でしたが、なんとここにきて『宇宙刑事ギャバン』に参加していた田中監督が参加。

そう思って見ると、今回のMPは確かに宇宙刑事成分が強いように感じた次第であります。


JMの今回の狙いは新宿区三園町に密集するビルを暴力と豊富な資金で買収し、JM本部ともいえる一大レジャー施設を作り出すことであり、それに対し西山商事の代表・西山兄弟は最後まで抵抗を見せていた。

「しかし次から次へと、よお仕事作ってくれるわあのマフィアは」

※警察官のセリフです。

西山兄弟が邪魔となっていることでMPはJMが必ず彼らを消しにかかると想定し、護衛するために行動開始。

…というのは建前であり、これまでJMの邪魔となる要人を数多く排除してきた暗殺グループ・ヒットチームが動くことも予想され、本当の目的はこのヒットチームの壊滅にあったというのが実にマッドポリス

「私たちはハンター・キラーってことね」

そういう名前の元宇宙刑事がどっかにいましたね…。


西山兄弟を尾行していたMPの前で、突如差し込まれる発砲!

ヒットチームが兄弟抹殺に動き出したことを確信した新田と進司は、すぐさま2人の護衛に向かうも

「早く!降りてください!」

「何だ貴様ら!?」

すぐさま暗殺者と間違えられる(笑)

西山兄弟が命を狙われながらも、ややくどいギャグをかましながら相手の隙を窺う新田と進司はテンポが悪く見辛かった点。


兄弟を狙ったスナイパーはかつて暴力団の殺し屋として暗躍し、組が解散したあとも殺し屋として活動していた勝部という男で、松村がその情報収集に向かっていたその頃、ツートップ以外の4人は兄弟に護衛に就き、事務所のソファーで踏ん反り返っていた。

「だったら警察手帳を見せろ」

しかし頑固な西山兄は、どこの馬の骨とも分からないやつらから守ってもらう必要は無いと強情になっており、ここに来てなんとMPは警察手帳を持っていないことが判明。

確かに一度も提示したことはありませんでしたが、警察側の人間の超法規的な行いを黙認する代わりに警察手帳を持つことを許されていないといったところでしょうか。

そんな会話をしてるうちに、西山兄が事務所に設置された時限爆弾を発見し、残り1分と時間が迫ってる中新宿の街を爆走して人気の無いところで爆発させる新田。

未確認生命体の身体能力は天井知らずだ!

一方、勝部の行方を追っていた松村は、ある情報筋からおおよその検討を付けアジトを発見するも、それを氷室に伝える前に構成員に囲まれ捕まってしまいます。

ヒロインの危機に、目を光らせる氷室!!(笑)


「俺が引き出しを開けなければ、どうなっていた?」

西山兄から嫌味を飛ばされながら、あの手この手を使って兄弟を狙ってくるヒットチームのやり口に、西山商事のビルで立て篭もることに限界を感じたMPは2人をアジトに連れ込み護衛をしつつヒットチームを誘き出す作戦に出る。

ちょうどその頃、氷室が松村救出に動いていたことからアジトには誰もいない状態であり、到着したらやたら楽しそうな西山兄…はなんと初手でMPアジトの銃火器ノルマを達成!!

「なかなかいいアジトだ。ここを探していたんだ……我々がヒットチームだ

何故ノルマを把握できていたのかは謎ですが、アジトに着いた途端メガネを外し踏み潰す西山弟の豹変ぶりと、直後の兄から繰り出される衝撃発言が重なり印象的なシーンとなりました。


兄弟改めヒットチームはツートップ以外の4人を縛り付け、重要書類が入っているとしてアジトに持ち込んでいたケースからニトログリセリンを取り出す。

こいつはちょっと衝撃を与えただけでドカンのジーマーでゴイスーなやべー代物だ。そそるぜ〜これは(『Dr.STONE』参照)。

一方、勝部に尋問されていた松村をあっさり救出した氷室は西山兄弟こそがヒットチームであることを知り、西山商事に向かうももぬけの殻であったことから仲間たちが罠に嵌ったことを確信。

しかしヒットチームはそこを逆に利用し、戻ってきた氷室たちがドアを開けた瞬間にニトログリセリンが落ちるような罠を仕掛け、自らの手でマッドポリスが全滅するよう仕向ける。

罠は100億パーセントマズイですって旦那!!


そんなことも知らずアジトに帰還したツートップは、相手が籠城していることも想定しゆっくりドアノブを回し、それに気付いた芹沢(口封じされ縛られてる)はドアが開かないよう足でドアノブを固定。

妙に察しの悪いツートップに対し、目を覚ました新田と進司は協力して口封じを解き、ニトロが仕掛けられていることをギリギリで伝達。

更に慎重に罠を動かして、ドアを開けてもニトロが落ちないような場所に運ぼうとするも、そこはさすがのヒットチームが発砲!してきてあわや大爆発の危機!!に何とか松村がニトロの入った小瓶をキャッチしてオールセーフ!!


狙撃ポイントを見抜いた氷室を先頭に、戦線に全員参加したMPの反撃開始!!

「ニトロには、ニトロで…追い込んでください」

※警察官のセリフです。

武器を現地調達したことが仇になってか、松村によって残弾数を把握されていたヒットチームは弾切れのタイミングを見極められ、誰も始末できないまま車で逃走を図る。

しかしそれこそが氷室の狙いであり、その車にはニトロの小瓶が仕掛けられていた。

氷室の発砲!により車は爆発炎上。

MPはアジトを特定こそされたものの、ヒットチームの壊滅に成功しました。

「ジャパンマフィア幹部会直属の暗殺グループ・ヒットチームを、氷室たちは倒した」

ナレーションさんあっさり気味ですね…。

 

前述の通り、田中監督登板によってアクションの随所に『ギャバン』的な要素が見られた回で、逃走する車の上に張り付くなどは大葉健二ならやりそうだなぁと思った今回。

MPがヒットチームを誘き出すための展開と思いきや、逆にJMが MP抹殺のためにヒットチーム=西山兄弟と接触させるよう仕向けるというどんでん返しが衝撃的なエピソードでしたが、やり口が回りくど過ぎて段々と某ジュ○ル星人みたいなことになっていました。

最終的に返り討ちエネルギーに逆らえず敗北したヒットチームこと西山兄弟ですが、双方良い味を出していて良いキャスティングでした。

 

反面、部外者をあっさりアジトに入れてしまうMPはどうにも単純で、迂闊エネルギーの高まりが限界突破してしまったのは残念ポイントでした(判断を下したのは芹沢でしたが)。

普通に考えれば、次回からアジトの場所が変更になっていそうですが、そこまで縦軸を意識してる作品とも思えないので何も無かった感じで済ませそうな気もしないでもない。

まあJMはあらゆる組織が存在してる分、横の繋がりが希薄な連中なのでそれでもおかしくは無いかなと。

余談ですが、現在ひっそり視聴してる『秘密戦隊ゴレンジャー』でも何度か秘密基地の居場所を探られているのですが、不思議とそれが活かされることはなく結局基地はそのままというケースが多いです。

撮影の都合というのが一番大きいのでしょうが、手柄や名誉を優先して仲間と情報共有せず、結果返り討ちに遭って全てが水の泡、という流れには悪の組織が悪ゆえに陥る破滅の構造が照らし合わされており、特撮に限らず東映に染み付いた"悪の組織"のあり方とテーゼというものを感じ取れる部分です(普通に考えればツッコミどころですが、フィクションとして踏み外さない程度に面白くなればいいという考え)。

 

 

次回「もう指名手配はこりごりだぜー」

   by南光太郎

行け行け高く空を行け

大激闘マッドポリス'80

第13話「スカイライダー大作戦」

(監督:長谷部安春 脚本:永原秀一)


見所は、2話連続でクズ男を冷ややかな目で見つめる悠子。


政府御用達の政治家、保守党幹事長・竹田俊作がJMによって誘拐され、竹田の解放と引き換えにある人物の刑務所からの釈放を求められていることを聞かされた松村はそれを仲間たちと共有。

その男はJM最高幹部の一人である吉崎健三(41)。

かつてのJMが各地の暴力団と血生臭い抗争を繰り広げていた際に、徹底的な暴力による強引な指導力で相手組織を震え上がらせていた男であり、当時の捜査当局が脱税容疑で刑務所にぶち込んでいた危険人物。

釈放後、中央アフリカの独裁国オルデニアに高飛びしようと既に飛行機まで手配されており、国ぐるみでJMに協力する勢力も飛び出し、OPナレーションの存在が活きているのは良い点。


「取引やりたきゃ勝手にやりゃいいじゃないですか。何でムラさん呼ばれたんですか?」

何でキャップの俺が呼ばれないんだ?とやや不満げな氷室は疑問をぶつけ、警察庁としては表向きJMの要求を飲んだ形にしつつも、報道管制を敷き秘密裏に竹田幹事長を救出して吉崎も刑務所から出さないという作戦を行うよう指示があったと松村は説明。

おまけに敵のアジトは分かっておらず、それを明日の午後4時までに探し救出作戦を遂行しろという無茶振り。

「手がかり無しよりはマシか…」

一応敵の居場所を知る手段として、構成員が使っている無線の電波が特殊なものであり、それの出どころを探れば竹田幹事長の捕らえられている場所も判明するということから、渋々ながら氷室以下は行動開始。


その頃、久々登場の富樫は誘拐実行犯の構成員・石坂と無線で連絡を取り、警察の動向を伝えつつ久々の圧力を掛けていました。

そして話が終わると、その場に同席していた三田村に富樫は

「この賭けは、やはり強引すぎると私には思えるのですが…」

「賽はとうに投げられたというのに、今更何を…お前のそういう弱虫が、マッドポリス共をつけ入らせるんだ。お前は確かに頭はいい。だが頭だけでは、組織は守れんのだ。

相手を萎縮させる圧倒的な行動力、力と度胸、今は一組織には、吉崎がどうしても必要なのだ

MPによって数々の組織を潰されてきたJMは弱体化の一途を辿っており、三田村は強引な賭けに出てでも吉崎の指導力を求め、富樫がそれに疑問をぶつけることで両者の間に遂に亀裂が生じました。

終盤における布石となるのか、さて。


「ムショの中にいたって、シャバで何が起こってるかくらいは簡単に分かるんだ。俺たちの組織を甘く見るんじゃねぇ」

刑務所所長立ち会いのもと吉崎と接見した氷室以下は、JMという後ろ盾を得たことで横暴な態度を取る吉崎(東新会会長・浅倉の存在も活きる自然な展開)を必ず地獄に送ってやると本人の前で吠え面をかき、松村と悠子のムーディー組を吉崎監視に残した氷室以下は電波の栃木県の山と房総沖から無線通信をしているJMの電波をキャッチし、敵のアジトを探し出す方向にシフト。

新田操縦のヘリコプターまで飛び出し、MPは航空戦力まで持っていました。

「その前に害虫退治といきますか」

※警察官のセリフです。

そう言って目印に?ヘリで何かの粉を撒きその場は撤収する筋肉ヤクザチームonヘリコプター。

怪しいヘリコプターを、ちょっと睨むだけでやり過ごす石坂たちが無能過ぎる…。

しかし周囲を山で囲まれ、唯一通行できる道も車両バリケードによって阻まれている敵の牙城は簡単には崩せないうえ、今回は時間以内に竹田幹事長を取り戻すというミッションも与えられていることから攻めあぐねる筋肉ヤクザチーム…とは少し距離を置いたスーパークールを気取る氷室キャップは、お馴染みの前のめり精神で空からの奇襲を発案。


「絶対にこのバイ菌野郎を国外に逃すわけにはいかん。氷室、頼むぞ」

※警察官のセリフです。

すっかりVIP気取りの吉崎が悠子にセクハラを仕掛けていたり、松村に嫌味を飛ばしていたりしていることなどつゆ知らずの氷室は、アジトの更に高所からハングライダーでアジトに接近

それと同時に爆弾を持ってスタンばっていた筋肉ヤクザチームが煙幕弾を投げつけてからの発砲!で構成員たちをバリケードの方に集中させ、空からアジトに到着しグライダーに括り付けられたマシンガンを手に氷室は竹田幹事長救出に向かう!


見張りに付いていた構成員たちを時には盾に使い次々と蹴散らし、氷室は幹事長の身柄を確保…するも人相の悪さから殺し屋と間違われ、氷室は一言。

「幹事長、※私は警察官です

ついに!!

自分で言った!!!

氷室の口からこの発言を聞くとは思いもしませんでした(笑)

身柄を確保したものの車両バリケードが健在であることから身動きの取れない氷室と幹事長を逃がすために、筋肉ヤクザチームは仕込んだ爆弾によってバリケード爆破!!

さすがにダンプは爆破できなかった!!バリケードには普通車両2台と大型ダンプカー1台が使われており、普通車両だけ爆発炎上)

バリケードが破壊されたことで直ちに別のダンプカーで脱出しようとした氷室は、最後まで反撃を見せてきたアジトの責任者石坂をなんとそのまま轢☆殺

ある意味今までで一番衝撃の始末方法(笑)

アジトを壊滅させたMPは、更にダンプカーに幹事長を残し迎えを来させるよう捜査当局に連絡してヘリで帰宅(笑)


氷室以下の活躍により警察と三田村富樫双方が石坂軍団の敗北を知り、吉崎は刑務所に戻ることに。

「吉崎を逮捕したのはマッドポリスではなく我々だ。ジャパンマフィアを取り締まれるのはマッドポリスだけじゃないという生き証人なんだ!

 吉崎は刑務所に収まっていてもらわんと困るんだよ!!」

縄張り争いの空気を感じつつも、JMに対して戦っているのはMPだけではないと示す警察官のセリフは熱く、通信が切れてからの「頼む…!」もカッコ良かった場面。

なのですが、

さんざ吉崎にコケにされた松村は捜査当局の判断に不満げであり、口先では分かったといいながら吉崎を人気の無い野原まで勝手に連れ出し、自分たち流の"儀式"を行うと宣言…。

「まあ、遠慮しとこう…君たちの"パーティ"は我々の神経には耐えられんよ」

第10話「処刑儀式」より

 

目が据わり完全にキレた松村は、野原に連れ出した吉崎にあえて拳銃をレンタル。

撃ち合いするくらいなら、刑務所で臭い飯食った方がマシやわーと吠え面をかきながらも、隙を突いて松村を射殺しようとした吉崎は返り討ちエネルギーによってあっさり射殺。

「ジャパンマフィアの幹部吉崎も、独房の孤独に耐えかねて自殺か…まぁ偉いさん方にはそう発表してもらわなやな…」

 

え、えええええ!!!???

 

最後は氷室と松村がにこやかに笑って終わり。

えぇ…


いや、確かに吉崎を刑務所に戻すことは得策ではなく(刑務所にいてもシャバの情報を得ているので、独房に入れたところでまた逃亡を企てる可能性もあり火種でしかない)、ろくでなしのバイ菌野郎である吉崎に好き放題やられて怒りを燃やすのは真っ当と言えますが、今回の松村はいくらなんでも私情に駆られすぎだと思います。

おまけに今回初めて氷室が自らを警察官と名乗るシーンが用意されており、その直後に他の捜査員の期待を裏切る展開にしたのはさすがにやり過ぎでした。

まあ捜査当局の方もMPに短納期で無茶振りをしてた辺り、失敗したら全責任を彼らに押し付けようとしてる雰囲気もあったのでどっこいどっこいとも捉えられますが、終盤に向けてここで発生した溝が描かれるのかどうか。


溝といえばJM側の三田村富樫も考えの違いが明確に描かれ、こちらも余裕が無くなってきており波乱が起きそうな予感。

吉崎を取り戻すために幹事長を誘拐したというのはかなりの賭けであったとのことであり、そこまでして取り戻そうとする吉崎は演じる田中浩氏(『ジャッカー電撃隊』のジョーカーこと鯨井長官!)の熱演もあってかなりのインパクトでした。

芝居が熱かったからこそ最期の始末はだいぶお粗末で残念だったところです。


ところでサブタイトルが某ライダーの名前がまんま入っていますが、ちょうど放映時期が被っており、ハングライダーに乗る様子をじっくり描いたりと意図的な被せがあったのかも。

そのハングライダーのシーンも含めてやたらと間延びしてる演出や、説明セリフの多さがテンポを阻害しているため映像的にもどうも見辛かった回で、大きな踏み外しの無かった本作において初の事故回となってしまいました。

終盤に向けた要素が散りばめられ、今後も楽しみですが今回を引きずらないかは少し心配です。

 

 

次回、返り討ちエネルギー全開。

ドリルこそ男のロマン

お世話様です。

 

本日の『ゼンカイジャー』面白かったですね。

倒されないために暗い地下道で息を潜めているマヒルワルドというシチュエーションは、なんとなく『重甲ビーファイター』のカマザキラーを思い出した所存です。

 

そんな今日はどうしても外せない用事で外出してました。

ついでなので、ちょっとお買い物巡りと洒落込んでみました。

 

本日巡り会えたのはこちら。

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重甲ビーファイター

スティンガードリル

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箱は少しダメージありですが、そこまで気になりませんでした。

しかしシールは貼る場所が間違えられてたりズレてたりしたので、一旦剥がして糊で再接着してます。

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商品全容。

玩具オリジナルで取手パーツが付いており、下部のハンドルを回すことでこの商品単体でも回転遊びができます。
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スティンガーブレードと比較。

長さは大体同じです。

それでは取手を外し、スティンガーブレードと合体!
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スティンガードリル

ビーファイター』第21話「極悪昆虫タッグ」にて初登場。

前述のカマザキラーの強靭な外殻を打ち破るために開発されたブルービートの新たな武器で、宿敵ブラックビートの装甲にも一撃で傷を付けるなど高い攻撃力を持っています。

しかし片手で支えるには重すぎるうえ、直後の第22話で新レッドル・鷹取舞と同時に追加された装備・パルセイバーの方が殺陣もやりやすかったため完全に取って代わられてしまい、2回くらいしか出番はありませんでした。

「ストライクブラスト!!」

 

スティンガーブレードのモーターでドリル部分が回転する…ハズだったのですが、私が手にした個体は何故か回転せず。

モーターと回転は問題なく稼動するので、恐らく個体同士の接触が悪いのかと思われます。

ショック全開。


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というわけで最後は『ビーファイター』武器まとめて。

確かこれで武器玩具はコンプだった…と思います。

武器は揃いましたが、変身アイテムのビーコマンダーを未所持なので探求の旅が終わることは無さそうです。

コマンドボイサーは持ってるんですが…。

それでも、なかなか良い状態でスティンガードリルを手に入れることができて嬉しかったです。

 

本日はこんなところで。

それでは。

 

 

※おまけ

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ウルトラマンZ』ナツカワハルキ役

平野宏周さんのサインを(もちろん正規の手段で)手に入れることができました。

これで今年の運は使い果たした可能性はありますが、これと同じくらい良い出会いがあるかもしれないのでがっついて生きていこうと思います。

飛び込め星の海へ

大激闘マッドポリス'80

第12話「潜行大作戦」

(監督:長谷部安春 脚本:峯尾基三


見所は、ヤク中の禁断症状が顕れた哀れな男に向けられる悠子の冷ややかな目


開幕から何度目かというビルの屋上から侵入の場面で始まり氷室、新田、進司が夜中のビルを駆け巡る。

新田が得意の鍵開けスキルを発揮し侵入した場所は東和探偵社、そこの金庫にある資料が隠されており、新田はガスバーナーで金庫をこじ開ける資料回収…ってあれ?そこは鍵開けスキルじゃないの?

まあ機材があるので、それを使う方が早いという判断でしょうが。

「連中は収容所に監禁され、無理やりヤクを作らされている。要するに、ジャパンマフィアの奴隷というわけだ」

隠されていた資料には人身売買された人物のプロフィールリストが隠されており、東和探偵社は誘拐した人物をJMのヘロイン密造工場に引き渡していたことを突き止め、更にヘロイン(俗に"雪ネタ"と呼称される)が国内で生成され市場に出回っていることから氷室以下MPはその生成工場の在処を探り壊滅させるために行動開始。


翌朝、金庫を破られ狼狽する東和探偵社の唐沢社長(演:黒部進)のもとにやってきた氷室以下は任意同行とは名ばかりの強制連行で唐沢を拉致し、リストの人物がどこに送り出されているのかを取り調べしようとするも、すぐには口を割らず。

「喋る気は無くても、ヤクが切れたらどうなるかな…」

※警察官のセリフです。

極度のヤク中である唐沢社長は数日拉致監禁されたことで禁断症状を起こし、あっさり観念。

唐沢はJMきっての情報収集係であり、ヘロイン生成工場の人材提供にも一役買っていたことを自白し、粉の入った袋と注射器を前にしてモノローグで自白させるMPの場面が非常に凶悪(笑)

しかし唐沢は人材提供こそ行っていたものの工場の全容については知らされておらず、工場の在処に関しての糸口は唐沢と接点があった密造組織の男・大塚角次(39)をマークすることに。

ちょうど作業員の増員の話があり、適当な人物が唐沢にリストアップされていたことから氷室は

「進司、新田、2人の身代わりになれ」

と無茶振りを仕掛け、新田と進司を箱詰めにし工場に運ばせ在処を探るための潜入作戦が展開されることに。


唐沢の情報をもとに港で引き渡された新田と進司は工場内でこっそり行動開始。

ヘロインの生成室を確認した新田進司コンビはトイレにて構成員を捕らえ、工場の場所が南雲産業の横浜工場であることを突き止めるが、通信ができないうえに屋外は猟犬が警備をしてるため抜け出すことはできず、そうこうしてる内に潜入に気付かれてしまい、電話で氷室に居場所を伝えることはできたものの2人は気絶させられ捕まってしまう。

進司、3話連続で囚われの身に。

「この計画は失敗だったんじゃないでしょうか?」

そして2人の身に危険が迫っていることを知った氷室以下はノルマ達成で出撃!


車の後部に縛り付け排気ガスに当てるという地味な拷問を受ける新田進司コンビを見つめるのはJM最高幹部の一人であり、ヘロイン密造の元締めである南雲利三郎(57)

「ぶっ倒れたやつはクスリを打っておけ。生産を上げるんだ」

その南雲が代表を務める南雲産業の工場は人の出入りが厳しくチェックされており、かつ新田と進司以外にも製造人という大量の人質がいることから氷室以下は正面突破ではなく海上からの奇襲攻撃を仕掛けることに。

松村が仕入れてきた情報を聞き、無言で南雲の写真を破る氷室が大変良い味。


「助けてやるとも、あの男を殺せばな」

なかなか口を割らないことに業を煮やした南雲は新田だけを解放し、進司を撃てば自由にしてやると脅す。

しかしそれは新田の本性を暴くための罠であり、翻って発砲!しようとした新田に渡された拳銃に弾はこもっておらず、2人揃って始末されそうになってしまいます。

新田たちに殉職の危機が迫る中ダイビングスーツを纏った氷室以下が海上から現れ、警備員を銃声の発生しないボウガンで射殺し工場に潜入し間一髪、2人の処刑前に南雲のもとに見参!!


罠の匂いを嗅ぎつけ構成員を盾にして銃撃戦を始めたMPは、例の如くいつものように、あっさり戦況をひっくり返し発砲!爆破!!によって構成員たちを蹴散らしていき南雲の身柄を確保する。

しかし生成工場内はMPの侵入に気付いた構成員によってもぬけの殻になっており、氷室の懸念通り大量の製造人が人質になってしまい、やむなく確保した南雲を引き渡すことに。

新田と進司の潜入に疑念を持ったり、工場の場所が判明してからもセキュリティを無視して突入しようと言い出すなど、今回メンバーが氷室キャップに意見することが目立ちましたが、確かに「待ち」の姿勢は目立つものの氷室の懸念が実際に形となってしまうことで、ここまで考えて行動しているというキャップとしての格が描かれたのはホッとしました。


製造人を盾に逃走しようとする南雲ですが、逃走用フェリーのエンジンがかからず。

こんなことも考え、松村が事前にフェリーに細工を施しており、その隙を突いて氷室以下は発砲!

構成員たちはあっさり射殺され、撃たれた南雲は動くことのないフェリーの甲板に大の字になって倒れ込み、MPはJMのヘロイン密造工場を叩き潰すことに成功。

「氷室たちマッドポリスの手によって、ヘロイン密造団は壊滅した。

 決算50kg末端価格150億円。

 膨大な利益をもたらしてきた密造工場を破壊されたジャパンマフィアは、重要な資金源の一つを失ったのである」

締めは工場を発砲!によって破壊していくMPからパッとEDに切り替わるという珍しい終わり方でした。

 

2話連続で海が絡む展開となり、海上から敵陣に突入するというプロット自体は面白かったのですが「麻薬密造」という要素に絡む南雲の存在感が第2話におけるNo.1坂本に比べどうも押し出しは弱く、印象薄めのエピソードとなりました。

工場を暴かれたあとも人質を盾に逃走しようとするガッツを見せるのは、最高幹部として一筋ではいかない存在感を感じられて良かったのですが。

ダイビングスーツを纏った氷室と松村の絵面は面白かったものの、映像的にも特に面白みは見出せず。

 

 

次回、24時間戦えますか?

光り射す場所へ

お世話様です。

 

ゴールデンウィークも残り2日。

貯めていた『ガールガンレディ』感想に続いてプラモレポートでも。

先日チラッと触れた一品です。

 

機動戦士ガンダムAGE』から

HG ガンダムAGE-3 ノーマル

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コアファイター

AGE-3の文字通りコアとなる戦闘機。

初期作品であるAGE-1、ストライダー形態への可変を搭載したAGE-2を経た「AGEシステム」が導き出した新たなガンダムの形として合体機構を搭載。

合体時はコクピットと頭部を担当し、AGEシステム特有のウェア換装を合体するメカを変更することで戦闘中でもシームレスに行うことを可能としている(多分)。

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Gセプター

AGE-3ノーマルの大半を占める巨大戦闘機。

上部に巨大なシグマシスライフルを搭載していて迫力があります。
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2台が合体態勢に。

付属のディスプレイスタンドは2台同時に飾れるうえ、底部裏面に余剰手首をマウントできるスペースもあるので大変親切設計です。

 

それでは合体

ガンダム!!(液晶ディスプレイグーパンチ)

キュピーン
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バァーンッ!!!
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ガンダムAGE-3 ノーマル

コアファイターとGセプターが合体して完成する3世代目のガンダム

パイロットのキオ・アスノは、祖父でありAGE-1のパイロットであったフリット・アスノから本機を授かり、自身のX-ラウンダー能力と高火力を駆使して戦場を駆る。

ガンダムレギルスとの戦闘において大破し、AGEシステムは後継機ガンダムAGE-FXに託される。

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巨大なビームライフル・シグマシスライフルを片手で構える力強さが本機の魅力。

デザインモチーフになったと思われるZZガンダムとはまた違う印象を感じられて好きなデザインです。
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ディスプレイスタンドで飛行状態でのポーズも取れます。

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ビームサーベルもきっちり二丁付属。

AGE-3は腕の後ろに収納されており、AGE系はそれぞれ収納箇所が違ってて面白いですね。
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サーベルエフェクトは腕にも装着可能。

この形態はよく覚えてませんが、FXに受け継がれる要素を感じられます。
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窮屈ですが最近作った1から3を。

よく分かりませんね。

というわけで…


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ガンダムAGE勢揃い!!!!

何故か手元にあったFXも入れて揃い踏みです。

青の面積が多く最終的に赤の部分が無くなるというデザインの変化が面白いシリーズです。

ライフルの形が四者四様で個性があって良いですね。
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ついでに賑やかになってきたロボットプラモ棚でも。

今月スーパーミニプラのダグオン系が追加される予定なので、また整理しないとな…。

 

プラモレポートは以上です。

それでは、連休最終日に幸あらんことを。

 

 

おまけ

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いつの間にかライバルみたい

ガールガンレディ

第3話「ヴァルキュリアの降臨」

(監督:瀧悠輔 脚本:吉﨑崇二)

 

ビアンカも次は頑張らないとね。ブラボーのプレーヤーが、あなたの采配を疑ってたみたいだから」

「…忠告ありがとう。そういうあなたも気をつけて」

「えっ?」

「そういえば、アリスのところにもいたね。"ラスイチ"の娘…」

前回水野さんを敗死させたブラボーの眼鏡コマンダービアンカは、コマンダー同士のやりとりでチクリと言われており、だんだん悪の組織の幹部めいて参りました。


「私には怯えてるヒマなんてない。全国大会行くまで、絶対生き抜いてみせる」

一方、バトルフィールドに召喚され残りライフが1でありながら最後まで戦う姿勢を見せる夏菜先輩カッケェー

「強いですね。それに比べて、私なんて…」

小春、再び逃走。

引きずっててでも連れていこうとする夏菜先輩と小春がバタバタしてる最中、そこをブラボータンゴの新プレーヤー・門脇松子が横切る。

「ここから逃げても、何も変わらない」


今回は4チーム参加の陣取り合戦。

30分以内に校内の陣地(教室)に多くフラッグを立てたチームの勝利となる他、今回はフィールド内に先着1名でゲットできる新作武器・ブラストガールガン(威力も射程距離もダンチ)が配置されており、それも獲得しつつのゲーム展開となりました。

ゲームのシチュエーションを一辺倒にせず、かつ販促と絡めて変化を付けてきたのは細かいながら目配りが利いてます。


「どうしてあなたが仕切るんです?」

「私は、あなたに比べてこのゲームの勝ち方を知ってる。悪いようにはしない…私にチームを任せて」

松子生徒会長の参戦によりチーム内では下克上ムードが発生し、幼なじみの小春が所属するアルファタンゴ内では小春以上のメカニックの素質を秘めた松子の介入に危機感が生じ、今後の戦況を左右するであろうブラストガールガンの入手も絡みながら夏菜先輩のことも考え、前回から引き続きファイトに緊張感を与える仕込みも上々。

………と思っていたのですが、その後松子が今回の肝であったブラストガールガンをあっさりゲットして松子無双を始めてしまい、色々と台無しに。

商品販促と尺の都合はあるのでしょうが、肝心のアイテムがゲットして速攻ブラボーカラーに染まるのを見て何だか裏切られた気分に(笑)

更に満を辞しての松子参戦ということで、演じる石井杏奈さんに活躍の機会を与えようという考えだったのでしょうが(恐らく小春のダンスパートに相当するもの)、松子無双を映像化するために銃を向けても全然発砲しない、敵がどこにいるか分からない校舎で話しながら歩いてるなど、周りの動きが不自然になってしまったのも残念でした。

狙撃で吹っ飛ばされたり、松子に首を折られたりするデルタ隊員の絵面は面白かったのですが。

「優勝、させてあげる」


松子の活躍により全ての拠点にフラッグを立てたブラボーの勝ちはほぼ確定し、アルファの3人もタイムリミットを待つだけとなった状況で、無能コマンダービアンカがアルファの熟練の先達こと夏菜先輩の討伐を松子以外のブラボー隊員2人に命じる。

追い詰められ死を覚悟した夏菜先輩に差し迫る発砲!

しかし倒れたのは彼女を庇い盾になった小春。

夏菜のラスイチは守れたものの、小春がライフを減らし今回の試合は終了となる。

翌朝、学校でいつものように挨拶する小春と夏菜

「身代わりで死なれちゃうと、却って気が重いですよね…」

朝からなんつー話をしてるんだ…というぶっ飛んだ内容がこの作品の世界観を出せていて嫌いではないところ。

「守り方は一つじゃないから。私、死んでみて分かったんです、やっぱり死ぬって怖いって…でも、人を撃つより、性に合ってるかなって」

「ありがとう。この命は小春からもらった命だから、絶対大事にする」

未だ人に銃を向けることが出来ない小春が何とか半歩踏み出し、それをイケメンムーヴで受け取る夏菜先輩が爽やかに締め…と思いきや、小春はブラボーチームの前で

「もう、殺し合いやめませんか?」

と切り出し次回、停戦協定?

 

 

第4話「殺さない殺し合い」

(監督:平井淳史 脚本:宮本武史)


美術室に他チームを集めた(つもりがチャーリーとデルタには無視されブラボーの3人のみとなった)小春は、彼女らに向けて不殺の誓いを立てようと説得フェーズに入り、意外や意外、チャーリーとデルタが頷くことを条件にブラボー(というか松子)の了承を得ることに成功。

「つまり、アリスと袂を分つってこと?」

意外と話の分かる松子に指摘されたコマンダーとの関係については今後無視することも視野に入れ、人徳というものの大切さをこういうところで思い知らされます。

「それにさ…面白くない?本気でウォー・イズ・オーバーだなんて言ってるの、ジョンとヨーコと小春だけだよ?」

そして夏菜先輩はよく分からないうえに、特に笑える要素の無いジョークをかましていた。


呼び出しをシカトしボウリングに興じていた関西弁のチャーリー3人からも「デルタは信用できないからあいつら説得しろ」と言われ、小春たちは喫茶店で優雅にティータイムをしていた眼鏡っ子デルタ3人衆と面会。

難航するかと思われた交渉でしたが、普段の冷酷な戦闘スタイルからは想像もつかない柔らかい物腰で、むしろ小春の提案を素晴らしいものと受け入れる姿勢を見せる。

「もうデイジーには負けない…協力させて」

普段の戦闘方針は全てコマンダーのデイジーの指示であり、小春の行動に勇気をもらったデルタ3人衆もデイジーと袂を分つと思いっきり怪しく宣言。

相談ベースにすら乗ってこないブラボーのヘタレメガネとチャーリーのシャーロットに比べると、話に出るだけアリスとデイジーはメンバーからの信頼度は高い方なのでは疑惑が出てきて、うん、アリスは多分頑張ってる方だ。


チャーリー、デルタ共に了承を得られた小春は松子の自宅を訪れ、ブラストガールガンの整備に集中している松子の部屋に黙って侵入。

小春の経過報告を受けブラボーも了承することになったものの、一人でも裏切り者が出たら不殺の誓いは破棄すると松子は牽制。更に

「小春は、ガールガンファイトを甘く見過ぎだ」

「なんか、松子、ベテランみたい…私より後でしょ?参加したの…」

小春にそれとなく注意を促した松子はそれ以上のことを口にすることはなくそのままプラモ改造に戻ってしまい、小春は松子自宅を去ろうとするが、その直前松子母(役名無し)に最近の松子の様子がおかしいことを聞かされ、少なくとも松子は高校入学までは小春と仲が良かったことが判明。

短い場面ながら松子母と仲良く会話する小春、プラモ改造に集中していたため後ろから肩を叩かれ驚く松子、といったキャラクターの幅を広めていこうとする見せ方は地味に手堅い本作の良い部分。


夜になりバトルフィールドに転送されてきた光弾女子高生たちに課された本日の課題は、タイミングを狙ったかの如く撃墜数を争う殲滅戦。

その場合は死人を出すことなく30分やり過ごすことを談合によって決めた小春たちにとって今回の戦いは今後へのターニングポイントとも言えるものとなっていながらも、未だそんな夢物語を信じられない夏秋コンビ。

「考えも変わるって。一回死んでんだから」

またも笑えない冗談を突きつける夏菜先輩は、手を洗った後もハンカチを使わずスカートで水を払うなどイケメン通り越してオッサン属性を高めていっているのですが、本当にそれでいいのか。


「いてまえ!戦の神に愛されし猛者どもよ!!」

試合が始まり早速発砲!し、チャーリーとドンパチを始めるデルタのリーダー格・北川は、その弾丸を誰にも当てることは無く、それに続き各チームのメンバーも誰にも被弾させず小春との約束を守る姿を見せる。

しかし被弾者ゼロという茶番めいた異常な光景に違和感を覚えたコマンダーたちは、発端である小春を抱えたアルファのアリスを糾弾。

「いい加減にして!生半可な気持ちで戦場に立つなんて…ガールガンファイトを甘く見ないで!!」

追い詰められたアリスはことの責任を転嫁すべく、小春たちを集め再度作戦会議を開こうとするも信頼度の不足から議会への出席を拒否され、そのまま小春たちはデルタ北川の誘いによって家庭科室でお菓子宴会をスタート(笑)


うるさいコマンダーたちをハブき、チームの垣根を越えて絆レベルを高めることに成功した小春を見たことで、和解にまだ疑いを持ちファイト自体にも諦めを持って参加していた秋帆も小春への信頼度を深めめでたしめでたし…と思った矢先に

「ねぇ知ってる?コレ貼ると、銃の性能がアップするんだよ」

「撃て」

デイジーの指示と同時に、北川が秋帆に不意打ちを仕掛け脳天を一発で撃ち抜き状況は一変。

「私たちがやってるのは、殺し合いだよ?こーはーるちゃーん?」

「ねぇ!どうするの?このままにらめっこでお終い?」

「そしたら、私たちの勝ちってことになりますけど…」

……まあ前回の終盤時点で誰もが予想できた展開となりましたが、眼鏡っ子デルタ3人衆の言い方が大変いやらしく、一気に空気を切り替えてくれたのは良かったです。


約束はものの見事に破られ、さっきまでお菓子を分け合っていた女子高生たちは命を取り合う関係に戻り、デルタ優位の戦況に変化…することはなく宴会参加を拒否っていた松子が飛び入り参加し、デルタ北川とチャーリーのリーダー格・一華、そしてアルファの2人を残しそれ以外のプレイヤーを改良を加えたブラストガールガンであっさり射殺(笑)

デルタはイキって戦争仕掛けた割に簡単にフルボッコにされてて、これで何食わぬ顔で次のファイトに参加してたらそれはサイコパス扱いされても仕方ない気もしてきました。

「言ったよね?ガールガンファイトを甘く見過ぎだ、って」

邪魔者を排除し最後は小春に銃を向ける松子ですが、ここでタイムアウト

試合は2人倒されながらもブラストガールガンによる火力の違いを見せつけたブラボー(というか松子)の勝利で幕を閉じることに。

そして秋帆の亡骸に駆けつけたアリスは、謝る小春のことも目に入らず涙に暮れ、小春はその姿に自身の過ちを更に実感することに。


翌日、現実の世界でもしつこく謝ってくる小春にじゃあ放課後付き合えと、ここにきてまさかの焼肉屋に誘う秋帆。

そしてやはり注目は、焼肉をおかずに白飯を頬張る夏菜先輩。

焼肉といったら白飯だろうが!!!

夏菜先輩の男前レベルが天井知らずとなってきた中、秋帆は他チームがメンバー同士で意外と楽しく集まっているところを目撃したことで、3人で食卓を囲むことにこっそり憧れを持っていたと吐露。

「秋帆もこういう青春したかったんだ」

割と唐突に差し込まれた焼肉イベントですが、小春の甘い考えによって生まれた過ちを清算しつつも、その過程における「他チームへの説得」という行為が秋帆と心を動かしており、それが「同じ食卓を囲む」というアルファ3人の関係性の変化にも繋がり、小春の行動は間違っていたものの彼女の考え自体を否定せず、前向きに捉え直して小春と秋帆の仲を深めるとしたのは綺麗な着地となりました。

一方、秋帆の死に涙を流していたアリスですが誰に対してもそういう対応らしく、どうやら初対面の人間とかでも信頼度70%くらいで接するようなコマンダーとの情報が入り、逆にこちらからの信頼度は下がるハズだと妙な納得感を覚えたのはここだけの話。


肉を食し、エネルギーと変えた筋肉のヴァルキュリアたちは、ニッパーを買いたいという小春の申し出で焼肉の臭いを染み込ませた制服で濱田店長が経営する模型屋に向かい、そこでプラモ先生こと守山と遭遇し、その守山は紙袋を持って怪しい素振りで退店。

どうやらアップを始めたようです。

守山が小春のクラス担任のノースリーブ先生を狙っているというものすごいどうでもいい情報を繰り出し先に入店した夏秋コンビは、そこで店長が作成したと思われるスクラップブックに載ったガールガンレディの武装・"ガールアーマー"の存在を知ることに。

続いて模型屋に入店しようとした小春ですが、その前にモデラー松子が現れ小春に対し

「焼肉くさ…」

じゃなかった

「邪魔」

と彼女を退けて更に

「そうだ小春、あんまりガールガンレディを信用しない方がいい」

と相変わらず曖昧なアドバイスでまたも小春を混乱させたところでつづく。

 

 

プラモに冷ややかな反応を示していた松子が遂にファイトに参戦し、少々やり過ぎな気もする松子無双を披露する前後編となりましたが、その脇で各チームの特色を見せつつ、小春を中心とするアルファ内の関係性も一段階進むという構成は丁寧でした。

若干松子のワンマンチームとなってしまっているブラボーが割りを食らっている印象なものの、デルタのサイコ眼鏡っ子っぷりや、チーム仲の良いチャーリーの見せ方は今後も継続していってほしいところ。

 

松子無双に関しては小春の指摘通り何かしらの意図がありそうで、特にチャーリーとデルタの隊員はあっさり射殺するもののラスイチの夏菜先輩は怪我をさせただけで済ませ、小春には銃を向けただけで撃つ気配が無い描写などが徹底されています。

3.4話の松子無双によってライフを削られたプレイヤーはかなりいそうですが、どうやら前回時点でラスイチだったのは水野さんと夏菜先輩だけみたいで、実はあまり死人が出てないのではとまた微妙な疑惑が。

逆に今回これだけライフが削られたことで、今後死人が少なくなることがあったら一気に緊張感を削がれてしまうので、若干の不安要素です。

 

今回やっと各チームのコマンダーとの関係性が触れられ、現時点で最も信頼度が高いのはデルタのデイジーということになりましたが、ビアンカとシャーロットに挽回の芽はあるのか。

また濱田店長から言及のあった"伝説のモデラー"に関しても今後のパワーアップ展開に繋がる要素であり、一つ解決したらまた別の謎が出てくる構成は初期平成ライダーを彷彿とさせます。

一方で毎話そのフォーマットで終わることが多いので、一話くらい爽やかに終わるエンドを見たいものですが果たして。

 

 

次回、焼肉の絆が試される。

久々の日記

お世話様です。

 

ゴールデンウィーク初日、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。

まだ明日仕事という方もいるでしょうが、私は今日から休みをもらえて実に満喫しております。

 

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本日はメットライフドームにて西武VSロッテの試合を見てきました。

今年から一部リニューアルしたドームは、歩いてるだけで楽しくなってきます。

試合の方は2-5で西武の負けとなりましたが2番手ピッチャーの松本選手の好投、キャプテン源田選手の足を活かした三塁打を生で見ることができてそれなりに満足でした。

 

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他にも試合開始前のブルーレジェンズ(球団公式の女性ダンサーチーム)のパフォーマンスが、なんと『ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED』の主題歌である藤巻亮太さんの「HEROES」に合わせたダンスとなっていて、個人的にすごく嬉しかったです。

HEROES」が使われた理由として、前述の源田選手が登場曲に藤巻さんの楽曲を使用しており、その縁で藤巻さんが試合に招待され、その曲をドームで生披露するということもありました。

今後また藤巻さんがメットライフドームにやってきてこの曲を改めて披露するってなったら…決死でチケットを取りに行くかもしれない…!!

 

と、まあ行動に関してはこんなところでして、最近は『マッドポリス』と新たに始まった『ガールガンレディ』の感想のみに留まっておりましたが、プラモもちゃんと作ってました。

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まずはこの写真の右から二番目

フィギュアライズスタンダード

仮面ライダーエグゼイド

複眼やベルトなど細かいデザインの入った部分以外は塗装で仕上げたキットですが、やや雑になってしまったのでアップには出来ず誤魔化しで並べてしまってます。

今まで手に取ったエグゼイドのフィギュアでは最も劇中のイメージに近く、組んでても楽しいキットなので満足度は高めです。

 

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次に右の機体

HG ガンダムAGE-2 ノーマル

「1500円以内で買えるガンプラ」が欲しくなり店頭に向かったところ、評判が良いと聞いていた本キットが目についたので購入。

その直後Youtubeガンダム公式チャンネル「ガンチャン」にて『AGE MOE』が配信されると聞き、即座に組み立てに入りました。

頭部の塗装がやや粗くなりましたが、コア部分のメタリックグリーンを綺麗にすることが出来て良かったです。

ただ大きいウイングパーツの干渉でポーズが取りづらいのが少々気になります。

 

直近だとこの2つが新規プラモですね。

いやぁプラモ作成も順調順調…

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!?

積みプラの消化は終わることは無い…。

※ちなみにこの後AGE-1とAGE-3のHGをネットにて注文、更に5月下旬にはスーパーミニプラのパワーダグオンとライアン・ガンキッドセットも到着予定。

 

以上、久々の日記でした。

『ガールガンレディ』もまとめて書きます。

それでは。