ウルトラヒーローズEXPO2022
ニューイヤーフェスティバル
まとめレポート(前編)
お世話様です。
ウルトラヒーローズEXPOサマーフェスティバル
略してウルサマ!に15回行った男です。
ウルサマでのウルトラマンたちとの出会いをまとめた記事に関して、まずはたくさんのご反響をいただきありがとうございます。
コロナ禍に突入した2020年、『ウルトラマンZ』という大ヒット作を輩出していながらイベントの実施は見送られることが多くなり、長年続いていた「ウルトラマンフェスティバル」すらついにその歴史にピリオドを打つことになりました。
それでも多くの方々の努力により、昨年末東京ドームシティ・プリズムホールにて開催された「ウルトラヒーローズEXPO2021 ニューイヤーフェスティバル」が復活イベント第一弾となり、更に国のワクチン施策が進んだことも重なり、ウルトラに限らず多くのイベントが復活の兆しを見せてきています。
昨日、華々しく千秋楽を迎えた「ウルトラヒーローズEXPO2022 ニューイヤーフェスティバル」は一年前に比べ感染者数が減ってきたことからも、来場者数を抑えるために廃止されていたウルトラマンデパート(物販)の復活、感染対策を取ったうえでのステージ一回ごとの入場者数の増加など、コロナ禍でありながら2020年以前に近い開催形式となりました。
改めて本イベントの催しについて説明すると、主に分けて3つです。
①一日4公演のライブステージ
②ウルトラマンデパート
③ウルトラショット
今回のまとめレポートは、この3点に触れながら進めていきたいと思います。
①迫力のライブステージ!!
あらすじ(公式HPから引用):
ウルトラマントリガーを倒すため、月に降り立った闇の巨人たちは、
次元を歪ませ様々な時空から強大な怪獣たちを呼び寄せる。それを知ったケンゴたちは地球を守る為に立ち上がった!
アブソリューティアンすら呼び寄せてしまうカルミラの、闇の力…
ウルトラマントリガー最大のピンチに、時空を超えて、あの戦士たちが駆けつける!
そしてケンゴに近づく、イグニスの目的とは!?みんなもマルゥルと一緒に強大な闇に立ち向かおう!
※ネタバレ注意。
気になる人は②まで飛ばしてください。
EXPOのメインイベントであるライブステージ。
コロナ禍以前のライブステージにおいて池袋サンシャインシティよりも広いプリズムホールの会場では、ステージに留まらず観客席のすぐ近くまでウルトラマンや怪獣がやってくるというまさに迫力のステージが展開されていました。
しかし昨年時点で感染対策を徹底しながらのイベント開催は手探りで行われており、入場者数は少なくウルトラマンとは距離のあるステージとなっていました(もちろん、例年とは違う開催形式でありながらも、工夫を凝らした演出で確かに筆者の心を動かしたのが昨年のガンマフューチャーだったわけで…)。
今年はどうなったかというと、入場者数が増えたことから会場中を駆け回るウルトラマンたちの姿を再び目にすることに!
触れたり大声は出したりはもちろん出来ませんが、昨年よりもウルトラマンとの距離が確実に縮んだと実感しております。
更にステージ終了後も、再度ウルトラヒーローが登場して会場中にお手振りをしてくれるサービスもありました。
感謝したいのはこちらの方ですよ…。
以下、個人的にステージの面白かった点。
・トリガーマルチレイヤー
・ゴロンとしてステージに上がるブラキウム
・無理やり呼び出されてよろけながら出てくるタルタロス
・年々ゼアス味が強くなるゼットさん
・ディアボロに手を差し伸べたかと思いきや…で色々なパターンを見せてくれるティターン
→千秋楽公演では思わぬ行動に…
・EXPOといえばロイメガなんですよ
・「全然ゴクジョーじゃあねぇなぁ!!」
・トリダーカッコいい
・「もう一人の僕」×2
色々と楽しませてくれたステージですが、正直今回は色々と気になる点が目立ちました。
まずは一公演の時間がステージ撮影含めておよそ1時間15分と長すぎることで、ケンゴやイグニスのトークを聞ける時間が確保されてるのは良いのですが、最後に行われるステージ撮影(入場者と役者が同じ写真に写れる制度)では席を立ってしまう方もちょくちょく見られました。
特に初日はこの問題点が顕著でして、段々と改善はされていましたが次回以降の開催に際しては大きな反省点になるかなと。
次点として音漏れが激しいこと。
特に後述のウルトラショットの待機列がステージの真後ろにありまして、列の先頭の方に並ぶとステージの内容が丸聞こえになってしまい、ステージ前にショットを撮りに行く人たちにとってネタバレが避けられないのは残念なポイントでした。
裏を返せばステージに入場していなくても別の公演の音声だけを聞くことができ、途中で挟まれるケンゴとイグニスのアドリブパートを楽しむこともできたのですが、それは主催側としては黙認して良いところなのか…と。
またショットの入場口からは強風が突きつけられることもあり、下画像のタペストリーがバッサバサと揺れて「ステージに影響が出ます!」とスタッフさんが案内していたのも何だかなぁと感じてしまいました。
3点目として例年に比べ展示が少ない(スーツ系はまさかの無し)こと。
ステージメインであるEXPOではウルフェス(ウルサマ)程の展示が無いのはいつものことですが、今回はさすがに少ないかなぁと感じました。
規模を小さくして開催された昨年のEXPOですらキングジョーストレイジカスタムのスーツが飾ってあったのですが、今回はスーツ系の展示が一切無いのも寂しかったですし…。
とはいえ、劇中で印象的だった超古代の石版はなかなかの迫力だったり、ウルサマでも展示されていたサークルアームズの遺跡が見やすい姿で置かれていたのは良かったです。
他にも今後発売予定のグッズ(フィギュアーツや英雄勇像など主に大人向け)が展示されており、フィギュアーツのトリガーダークや英雄勇像のアグルV2など発売が楽しみな商品を生で見ることができたのも嬉しかったです。
色々と不満も出たステージ関係ですが、回が進むごとに役者の間の取り方、アクションの阿吽の呼吸などが研ぎ澄まされてレベルアップしていく姿を見ることができ、ファンサービスにおいても昨年より文字通り一歩前に踏み出してくれたことが「応援してきて良かったな…」と感じさせてくれてすごく嬉しかったです。
次回以降、どんな風に楽しませてくれるのかを更に楽しみにしたいと思います。
②ウルトラマンデパートで買い漁れ!
イベントといえば物販、ウルトライベントといえばそう、ウルトラマンデパートなのです。
筆者が子どもだった頃からウルトラマンのイベントには付き物であったデパート、ここでは言えない個人的な交流もあるデパート、昨年は新型コロナウイルスの感染対策によって設置されなかったデパート………
今年は帰ってきたぞデパート!!!
ウルサマにて事前予約・完全入替制度で復活したウルトラマンデパートがEXPOにも復帰。
ウルサマと違いステージの当日チケットを持っていればいつでも入場できる形式となりましたが、やはり大盛況でしたね。
限定ソフビや指人形だけに留まらず、多くの玩具やグッズを買っていくお客さんたちの姿に色々とノスタルジーを覚えながら、筆者自身も15000円くらい買い物してしまったんですよね、ハイ。
↑おかげでコンプできましたよ…!
更に初日では珍しいというか入手困難な品が置かれていることもあって、発売日にゲットできず諦めていたフィギュアーツのウルトラマンレオもゲットできました。
(何故かドアップ)
グッズの他にも入場前にグッズの展示がされていました。
アルティメットルミナスのネオスとセブン21が本当に楽しみです。
出口付近にはガシャポンも設置されていて、プレミアムバンダイで先行販売されたサウンドGPハイパーキーも一般店頭に先駆けてラインナップ。
自分はプレバンでもう揃えているので、とある事情で一回だけ回したのですが…後述。
イベント終盤になると限定ソフビや指人形に多数品切れが発生しており、更にはこのステッカーの配布も途中で終了するくらいの盛況だったみたいです。
イベントにおいては個人的な心の拠り所でもあるウルトラマンデパートの復活に歓喜する筆者…しかし皆様忘れては行けません。
何故私がウルサマに15回通い詰めたのか?
その答えが、第3章にあるのですーーーーー
③皆で撮ろう!ウルトラショット!!
……ウルトラショットとは
展示ではなく動いてる本物のウルトラマンと写真撮影が出来るブースのことである。
そこに登場するウルトラマンは日程ごとに異なっており、当日チケットさえあればどの時間でも撮影に参加できるEXPOにおいては自身の推しトラマンとツーショットを撮るべく、多くの猛者たちが会場を訪れた(ほとんど個人の見解です)。
今回のEXPOで特徴的だったのは、大体2日前に発表されるショットの登場スケジュールが開催前に全て発表されたこと。
ウルサマ後半同様、名前だけでタイプ名などの記載が無いのが色々と不穏ですが、推しトラマンの有無によって追いチケがしやすかったのは良かった点だと思います。
しっかりと「+?」という要素を仕込んでサプライズ枠を確保してるのはやるな…!と思った所存です。
今回のウルトラショットで狙うのは、ウルサマでは数回登場するも全くタイミングの合わなかったメビウス、そしてその相棒でありウルサマ登場は一切なかったヒカリ博士。
その辺りに目論みを付けながら他にも良い出会いがあればな…と思い、いざEXPOの海へ。
さて、ここからは来場日を辿りながらウルトラマンとの出会いを振り返っていきましょう。
12/25(土)
イベント初日、クリスマスで土曜日だったことからもあまり大きいお友だち向けのサプライズは無いだろうと思いながら、とある文言が引っかかっていた筆者。
「一部のヒーローはスペシャルな装い?!」
スペシャルな装い…一体何タクロースなんだ…。
ということでスペシャルな装いの可能性があり、ステージの時間と被らないヒーローであるウルトラマン・ウルトラセブン・ウルトラマンゼロそして余裕があればメビウスも狙うという方向で出陣。
その第一陣、第1回目のステージと重なっていたため先頭の方に並べた回で現れた記念すべきEXPO2022初ヒーローは…
来たぞ!我らの!
ウルトラマン!!
しかもサンタマント着用!!!
目論みが当たりました。
マント兄さんとはお会いしたことが無いので、二重の意味で嬉しいです。
ポーズの後、力強い頷きをいただけました。
2022年も子どもたちに希望というプレゼントを運んでいただけたらと思います。
マン兄さんに出会った後ステージを鑑賞し、終了後ショット列に向かうもメビウスさんはもう締切…そしてなんとその日はサンタマントを羽織ってたらしく悔しい思いをしました。
この悔しさを取り返してやる!と息巻いて次のショット・ウルトラセブンに参加、さあどう出る…?
7番目の男
ウルトラセブン!!
ノーマルか!!(笑)
いや、でもカッコいいんですわ!
ウルサマでも思ったけどほんとカッコいいんですよウルトラセブン。
ポーズを解いて見送ってくださいました。
うーんダンディー。
2ヒーローを撮ったら早くも初日最終回、スペシャルな装いはまだ見ることはできるのか…
淡い期待を抱きながら出会ったヒーローは…
ゼロ!ウルトラマンゼロ!!
セブンの息子だッ!!!
ノーマルだけど!(笑)
しかしこの回のゼロ師匠、動きがキレキレでヒーローショットには最適でした。
その日の最後に出てくるにはとても良いヒーローでしたね!
「チラッ ちゃんと撮れた?」
バッチリです!
12/29(水)
少し間を置いて29日。
この日はバリバリ平日だったのですが仕事納めが午前中に完了したため、職場とドームシティが近くにあることからも急遽参戦を決めました。
スーツ姿の怪しい男はこの日、特にターゲットを絞っていなかったため12時過ぎに会場に到着し、すぐさま形成されていた12:45〜のショットの列にスタンバイ。
グッズもアイテムも無い状態で挑んだショットで登場したのは…
ウルトラマンギンガ&
『ウルトラマンギンガ』にて礼堂ヒカルがウルトライブした2人のウルトラマン、そして我が推しのウルトラマンブルがよく使うクリスタルに描かれた2人が並んで登場しました。
それぞれが特有の美しさを持っており、並ぶとまた個性が引き立ちますね。
ありがとうございました!
そしてこの日、普段からブログやTwitter方面で大変お世話になっているRyoさん(id:ryo_nf3000)と直接お会いする機会がありました。
色々と当ブログの参考にさせていただいているRyoさんと息子ちん=サン(この名称、お借りします)と同じ時間のステージを取っていたことからなんと同行させていただくことになり、ステージ終了後そのままウルトラマンデパートにも向かいました。
そこで登場するのがさっき触れたサウンドGPハイパーキーの存在。
ガシャポン商品でありながらDXと同じように音声を発するゼロとダイナのハイパーキーがラインナップされており、一回1000円とガシャにしては高額ながらなかなか良いところを突いてくる商品…。
自分なんかでは足元にも及ばないRyoさんに対して、自分から声をかけ寄生虫のように取り憑いていながら手土産の一つも渡さないなど、沽券に関わる…!!
そう考えた筆者、息子ちん=サンのためにサウンドGPハイパーキーを回すことに。
しかしこの挑戦はそんな簡単なものではなく、既に一度回していた息子ちん=サンの手にはノーマルダイナキーが握られていました。
せっかくお渡しするなら、既に持ってるダイナキーではなくゼロキー…更に普通のキーよりも特別なシールが貼られたレアバージョンを渡してあげたい……!!
ハラハラドキドキしつつ500円玉2枚を握りしめ、3台あるうちの1台を選び、いざガシャポン!!
twitter.com今日はスペースでもお話させていただいているうらひろさん(@55_aikotoba)にお会いすることが出来ました。エキスポの細かい情報を教えてくださったり、息子ちんには高額のガチャガチャも回してもらって、一発で金のゼロを引き当てるという超絶ムーブまで…!うらひろさん改めてありがとうございました! pic.twitter.com/ng2VGgztTe
— Ryo (@ryo_nf3000) 2021年12月29日
神は、いた。
息子ちん=サンのために選んだガシャポン台から、見事一発でレアのゼロキーを引くことができました。
いや、こんなこと普段ありえませんよ…。
考えられるとしたら、今回息子ちん=サンのことを想ってガシャを回したので、そのエネルギーが筆者を通してガシャマシンに伝わり、エタニティの奇跡に近い現象を引き起こしたのかなと、勝手に思ってます。
ともあれ最高の手土産を掴んだ筆者に対し、素直に「えーすごい!」とRyoさんと一緒になって筆者のレア引きを褒めてくれたうえに、サプライズプレゼントとしてそのままレアキーをお渡ししたら「え、いいんですか?」と遠慮気味に確認を取られる息子ちん=サン………
めっちゃ良い子ですやん!!
自分よりも頭の回転が早いのでは…と思うくらい会話の上手な息子ちん=サンにエタニティの奇跡をお渡しし、その後はRyoさんと3人で16:45〜ウルトラマンゼロ+?のウルトラショットに並ぶことに。
先述の通り「+?」はその日ごとの最終枠にてサプライズでもう一人ウルトラマンが登場するシステムでして、これまでの流れだと「今後登場予定があるも、この段階では未登場のウルトラマン」という法則性があると睨んでいました。
「ユナイト…ユナイト……」
スケジュールから考えるに、ゼロと一緒に登場するのはきっと彼だな…と目論みを付けていたところに順番は回ってきました。
ウルトラマンエックス!!
目論み通りエックスさんがゼロ師匠と登場しまして、見事『X』第5話の2人組となりました。
光線ポーズでビシッと決まってますね。
ポーズを解くゼロ師匠。
お二人ともありがとうございました!
その後、新幹線の時間が迫っていたことから慌ててRyoさんと息子ちん=サンとお別れに。
正直この日は急遽EXPO参戦を決めたけど良かったのかな…?とティガギンガの回に並んでた時に思っていたのですが、Ryoさん親子とお会いし、短いながらお二人にとって初のEXPO来場のタイミングに居合わせることができて本当に楽しかったです。
自分にとっても大変貴重な時間となりました。
改めてRyoさん・息子ちん=サン
どうもありがとうございました!
さて、このまま最終日まで駆け抜けようかと思いましたが、想定してたよりボリュームが多くなってしまったので今回もウルサマ同様前後編に分けようと思います。
次回、怒涛の後半戦。
法則性を超えたEXPOのショットには一体何が登場するのか!?