お世話様です。
皆さまゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしょうか。
私の方はと言うと現在コレクションの整理を進めているところです。
フリマアプリに出品したりリサイクルショップに持っていったり色々な手段で物を減らしていってるのですが、気付いたらまた新しい物を買ってしまってて負のサイクルに陥っております…。
必然的にプラモもどんどん積んでく傾向にあるので、一つずつ作って消化していきましょう(作成後のプラモ箱は収納ボックスに早変わりするので一石二鳥であります)。
今回作成したのはこちらです。
MG[マスターグレード]1/100
ソリッドクリア
2022年現在でもスピンオフが作られている『ガンダムSEED』に登場する後期主人公機で、そのデザインや本編での活躍もあり現在でも根強い人気を誇るガンダムの一体であります。
巨大な翼を持つシルエットが実に印象的であり、『SEED』放送当時小学生だった筆者は「めっちゃカッコいいやん!」といくつかプラモを買ってもらって作ってた記憶があります。
しかし放送当時発売されたフリーダムのキットは劇中での活躍を再現するにはいくつか足りない部分が存在し(アニメでの表現が自由過ぎたのもあると思います)、いつかは本編を再現できるキットにめぐりあいたいものだと思っていました。
そんなことを考えながら気づけば2021年になっていた折、ガンプラ一番くじなるものが発売され運試し程度に購入したところB賞のMGフリーダムを見事引き当てることに成功!
↓その時の結果
思わぬ形でフリーダムをお迎えさせてくれたガンプラの神に感謝しつつ、これは作らねばなるまいとタイミングを窺っていたら入手から半年以上経過してしまいました。
このままではいけない、そろそろMGをまた組みたいと思っていたのと積みプラ崩しも兼ねて作成に着手しました。
製作期間はちょいちょい進めておよそ10日くらいでした。
せっかくなので何か違う進め方をしたいなと思い、某Youtuberの方を参考に今回は説明書の順番通りには組まずフレームから組んでいきました。
最近のMGは機体のフレームに外装パーツを填めるという形式になっているみたいです。
塗装のタイミングもきっちりと分けて作成できたため、スラスラと進めることが出来ました。
この状態でもなかなか様になりますね。
この状態で可動確認。
余計なものが付いてない分グリグリ動かせます(組み方ミスってジャッキ部分が外に出ちゃっていたので後程修正しました)。
ダイナミックなポーズから正座まで可能。
完成が俄然楽しみになってきます。
途中経過。
フレームから組んだ都合で脚部の安定性が少し気になったので、下半身から組み立てました。
上半身裸になって本気出した武道家みたいで良いですね(謎フォロー)。
それでは完成状態を見ていきましょう。
型式番号:ZGMF-X10A
プロダクションコード:FREEDOM
鹵獲された初期GAT-Xシリーズのデータを基に開発された、ザフトの核機動MS。パトリック・ザラの勅命の下で極秘に開発計画が進行し、ジャスティスガンダムとともにC.E.71年4月1日にロールアウト。同日、プラント最高評議会議長に就任したパトリック・ザラによって「ナチュラルに“正義”の鉄槌を下し、コーディネイターの真の“自由”を勝ち取る最終決戦の旗印」と位置付けられ、「自由」(フリーダム)という名を与えられた。(引用元:Wikipedia)
白を基調としながらバックパックに青い翼を携えているカラーリングがさながら勇者ロボチックなフリーダム。
配色自体は赤・青・黄・白と伝統のガンダムカラーがあしらわれていますが、赤と黄色が差し色程度に使われているため玩具らしさは抑えめの印象を感じます。
特徴的な翼(公式設定では能動性空力弾性翼と言うらしい)も力強く再現。
今回はソリッドクリアということで大半がクリアパーツになっていてキレイですね。
若干重くて後ろ側に倒れてしまうのが難点です。
バックパックの黄色と赤の部分は今回シールを使用しております。
頭部アップ、目の部分はシールです。
とってもイケメンですごく気に入っているのですが、アンテナがシャープな造形なので折れそうで心配になります。
ボディにも大胆にクリアパーツが使われているのですが、紺色だと少し分かりづらいですね。
まずは腕の可動範囲を確認。
非常によく動いてくれるのですが、腕可動はヘッドによくぶつかりそうになるのでアンテナの破損が心配になります。
膝も二重関節でいい感じです。
脚部もしっかりと可動。
爪先まで動くのでびっくりしました。
手首は親指、人差し指、残りの指の3点が可動するタイプが左右一つずつ。
出来れば開き手も欲しかったですね。
また腕には後述のシールドを取り付ける箇所が別パーツで隠されてあります。
翼も上下左右に動きます。
ミーティアに接続する際は確かこんな感じの角度だったかな?
翼を展開した状態。
迫力が凄いです。
翼の重さの問題もあってか今回ディスプレイ用のスタンドが付属してますので、股関節に設けられてるジョイントを使って…
翼を開いての飛行ポーズも再現可能!
OPでのシルエット状態をイメージしてポージングしてみました。
スタンドもフリーダムの翼みたいな造形が施されていて良いですね。
本キットのソリッドクリアについてですが、パーツ全てではなく特定のカラーがクリアパーツになるのが特徴でして、フリーダムの場合は青、紺、赤の3色が対象で白、黄、グレー、ガンメタは通常仕様と同様になります。
クリアパーツが目立つ箇所とそうでない箇所の差が激しいといった印象です。
胸部にはコクピット開閉ギミックがあり、カチッとハマるので動かしてて外れやすいみたいなことが無いのは助かります。
パイロットのキラ君ですが、どうせ見えないところに入っているので無塗装です(無慈悲)。
手持ちの武装はビームライフル、シールド、ビームサーベル×2本。
ビーム砲を除けば意外とシンプルに留められているフリーダムの武装。
基本形態とも言えるビームライフルとシールドを構えた姿。
筆者個人としてはロボットにしろヒーローにしろ剣を持ってるタイプが好きなのですが、ガンダムに関してはビームライフルが似合う方が好きな傾向にあります。
カッコいい。
ビームライフルはグリップもあるので両手持ちも可能です。
しかし手首のホールドがネックでして、ポーズを付けようにもライフルを取りこぼしてしまうことがしばしば。
ブルーの部分はガンダムマーカーで塗装しました。
背中にマウントすることも出来ます。
見やすいよう横にしていますがこの状態だと翼に干渉してしまうので、マウントした際はほぼ見えなくなってしまいますね。
今度はシールド。
あちこちにジョイントがあり、あらゆる取り付け方を楽しむことが出来ます。
膝にあるジョイントに付けるとこうなります。
下のパーツは持たせることも可能。
先述のパーツを取り外して腕に直接取り付けることも出来ます。
個人的にこのスタイルが一番ガンダムっぽさがあって気に入ってます。
ライフルとシールドを構えてポーズ!
放送当時発売の1/144プラモのパッケージをイメージしてみました。
シンプルなポーズでも決まってますね。
腰のレール砲上部にマウントされているビームサーベル2本。黒い箇所は塗装しました。
フリーダムの手持ち武装でいえばビームサーベルが一番活躍してた記憶がありますね。
ビームサーベルとシールドを持ってポーズ!
聖騎士みたいな印象に変わりますね。
サーベルはライフルに比べたらカッチリホールドしてくれてます。
2本あるので二刀流!!
初手ですれ違いざまに斬りつけるみたいな戦法が多かった印象。
そしてサーベルを2本繋げてツインランサー!!
最終回辺りでの活躍が印象的だったのですが、放送当時のキットでは再現できなかったためやっと出会えた気分です。
ビームサーベルだけでも多様な戦闘スタイルが見られるのはフリーダムの特徴でもあります。
続いて搭載されてるビーム武装、まずは翼に収納されているバラエーナプラズマ収束ビーム砲。
ダブルエックスのツインサテライトキャノンに似ている気がしますが、回転させて翼に収納するというシルエットへの落とし込みが秀逸です。
両肩からキャノン!
下部にはクリアパーツが使われてます。
続いて左右の腰に接続されているクスィフィアスレール砲。
腰カバーのような見た目から砲身の長いレール砲に変わるアイデアが面白いですね。
レール砲のサイド部分には持ち手が付いているので持たせることも出来ます。
ビーム砲と合わせて、一斉照射!!
力強い砲撃ポーズも取ることができ、フリーダムの多彩さを感じ取れます。
翼を開いた状態でビーム砲展開!
こちらも旧キットでは再現できなかったギミックでして、放送から数年経って出たMGとかでやっと再現されていたはず。
見た目的にはこちらの方が明らかに派手派手でカッコイイので、アニメスタッフがキットのこととか考えずに導入した形態だったりするのでしょうか。
砲身を曲げることで翼からビーム砲を独立可動させられます。
しかし頭部のすぐ近くになるのでアンテナの破損に注意しながら動かす必要があります。
ポージングを付けていこうと思うのですが、この状態で出来る技といえば……
ガシャッ!
ピコピコピコピコ…
ハイマットフルバースト!!
無慈悲なまでのフリーダム火器一斉照射。
プラモで初めてポージング出来ました。
せっかくなのでアップの写真も一枚。
キットとしてはプロポーションも良く原作再現も可能なプレイバリューが嬉しいのですが、所々関節やジョイントが緩かったりしたのは若干ストレスでした。
他にも先述の通りビームライフルを支える手首のホールドが弱くてポロポロ落ちてしまうので、ライフル持ちの専用手首パーツや開き手パーツも追加で付属していたらもっと良かったのになぁと思った次第であります。
とはいえ棚ぼたみたいな形で手に入れたキットでありながら組んでる間も非常に楽しませてもらいました。
久しぶりのMGでしたが問題なく組み上げることが出来て良かったです。
最後はOPタイトル画面でのポーズをチョイス。
「Believe」のスピーディなイントロが流れる中でこのポーズを取ってタイトルが出てくるのがすごく良いんですよね。
以上、MGフリーダムガンダムのプラモレポートでした。
次回はさっくりとHGを作りたいなぁと漠然と考えているので、いつになるかは分かりませんが楽しみにしていただけたらとおもいます。
それでは。
どれから作ろうかな…。