お世話様です。
前回に引き続きSMP『ファイバード』シリーズの紹介です。
それでは早速、ファイバードとグランバードのグレート合体をお見せしましょう!
「ファイヤージェェェトッ!!」
グランバードが呼んだファイヤージェットがファイバードに変わり、グランバードの脚部がファイバードと合体!
ファイバードの上半身も変形し、強靭なグランバードのアーマーを装着!
「フォームアップ!!」
新たな頭部が出現し、合体を終えた最強の勇者が名乗りを上げる!!
「最強合体!グレートファイバードッ!!!」
合体完了!
グレートファイバード
ファイバードを核とし、ファイヤーシャトルが上半身と両足追加装甲となって「最強合体」した姿。
火力は大幅に下がるが、ドライアスと互角に渡り合えるパワーと機動力を誇る。
(引用元:Wikipedia)
グランバードの腕がそのまま肩キャノンになるという発想が素晴らしいですね。
本編よろしく、2体のロボが合体してるとは思えないくらいスタイリッシュに仕上がっております。というのも…
そのまま合体させると折り畳んだファイバードの腕(胸辺りの青いパーツ)が目立ち、胸板の主張が激しいことになります。
そこでグランバードの脚部同様、見栄え重視のために腕パーツを外してエンブレムを薄くすることな出来ます。
↓before
↓after
ここまで厚さが変わります。
当時のDX玩具のボリュームが恋しい方は前者を、スタイリッシュなプラモとして楽しみたい方は後者を、好みによって選べるのはSMPシリーズの親切なところです。
可動はファイバードをコアとしているため、それなりにダイナミックなポーズを付けられます。
膝(グランバードの胴体部分)も可動するのでポーズ付けが決まる一方、関節が固いので少しヒヤヒヤする場面もあります。
このように煽りからも顔つきを確認できます。
その真相はというと…
変形の都合で上下に可動する首部分のおかげですね。
完全にろくろ首です。
グレートキャノン発射!
胸のウイングが干渉して下に持っていき辛いので、AGE-2ダブルバレットみたいにポーズは決まらないです。
ファイバード、グランバードと同様に平手の交換手首も付属。
名乗り前のポーズを再現しようとしたのですがなかなか難しい…。
今度は武器の紹介。
武装合体ファイバードの必殺武器であるフレイムソードを持たせることも出来ます。
そしてこのフレイムソードが…
パワーアップしました。
DX玩具では余ったフレイムブレスターを剣と合体させ強化させています。
本編ではフレイムソードとだけ呼称されていたみたいですが、媒体によってはグレートフレイムソードとも呼ばれていたとのこと。
そっちの方がカッコいい。
そして勇者プラモのお約束ともいえる「勇者パース」再現用の剣先が大きくなったバージョンも付属。
パースでなくてもこれはこれで迫力があります。
「フレイムソード!!」
頑張って再現してみた。
やっぱダメだった。
剣持用の手首も両手分付属。
落ち着いたポーズの際にすごくフィットします。
更に余ったブレスタージェット。
パーツを組み替え・追加してグレートファイバードに装備させることで…
このようにシールドに早変わり!
本編での使用は無かったとのことですが、剣と盾を持つことで騎士のようなイメージに変わります。
また、シールドを持ち出すとエルドランシリーズにルックスが寄るなぁとも思ったところです。
手に持つだけでなく、腕に装着するガンダムタイプでのシールドにも出来ます。
普通にカッコいいので本編でもやって欲しかったですね。
更に更に、先程当時品の話に少し触れましたが、ファイバードの方で余ったこのパーツ群にもしっかりと出番が用意されています。
これらを組み合わせることで…
当時品に近いグレートフレイムソードを再現可能!!
見た目重視のソードに比べ、刀身以外のボリュームは大きく違いますね。
こういうアイデアはハッタリが効いてて大好物です。
フル装備でドライアスに挑め!!
恒例のサイズ比較。
今回はもちろんグレート合体からということで、コトブキヤグレートエクスカイザーと、初代&二代目のグレート合体勇者同士。
他社製品とはいえ、まあまあ身長が違うので少しびっくりしました。
2体合体していながら、エクスカイザーと並んでも違和感がほぼ無いのは素晴らしいですね。
同社製品スーパーミニプラのスーパーファイヤーダグオンと比較。
全体的な高さは同じですが、後発ということもあってバランス面ではグレートファイバードの方が良さげです。
ボリュームに関しては武装メカが合体に絡んでない面からもダグオンの勝利です。
まあこれは良し悪しというより、好みの問題ですかね。
最後は現状筆者の持っているグレート合体勇者フル装備でフィニッシュ!!
トライアングルクリスマスビームのボリュームよ。
以上、SMPジェット合体グランバード及び最強合体グレートファイバードの紹介でした。
良いところを中心に進めていきましたが、ポーズを付ける際に別のパーツが動いてしまったり、やたら関節が固かったり、個体差なんでしょうがファイバードの腰部分のジョイントがグレート用の腰とあまり合わなくてすぐ外れてしまうなど、若干のストレスが付き纏うキットでした。
それでもグレート合体の機構を出来る限り再現しつつ、劇中でのスタイルに近い立体化を実現できたのは技術の進化を感じられて良かったです。
さて、『ファイバード』シリーズはもう一つ控えているのですが、現在組み立てるタイミングを窺っている状況。
SMPは組み立てるだけで指が死ぬからなぁ…万全の状態の時に、進めたいと思います。
今回はここまでです。
それでは。
「人間共よ、よぉーく聞け!!」
※アクリルのやつは別商品です。