お世話様です。
フィギュアライズトリガーでエアブラシを引っ張り出した影響からか、プラモスイッチが若干オンになってしまった筆者です。
この勢いで積みプラも崩しちゃる!と意気込むも、ちょうどこのタイミングでプレミアムバンダイから新しいプラモデルが届いてしまうものなのです。
ということで、今回はこちら。
スーパーミニプラ
『超獣戦隊ライブマン』
超獣合体ライブロボ
です!!!
ここにきてSMPの前身であるスーパーミニプラとはどういう了見だ!と皆様お思いでしょうが、4年前の初版時に買い逃していた(その頃は『ライブマン』も未見でして…)ので、プレミアムバンダイ限定で再販されると聞いて飛び付いたワケです。
『ライブマン』という作品については以前記事を上げていますので、良かったら参考程度に覗いてみてください。
↓
輸送箱から見ていきます。
戦隊スーミニでは毎度お馴染みのモノクロパッケージです。
天面。
それでは輸送箱から取り出してみます。
商品パッケージ。
これまた戦隊スーミニお馴染み、当時のDX玩具のパッケージを再現しています。
横面。
天面。
3体合体のライブロボは順当に全3種、ラインナップは
①ジェットファルコン
②ランドライオン
③アクアドルフィン
背面にはネタバレが…。
まあそれは置いといて、中身を見ていきましょう。
①さすがに4年前のキットということで、シールの占める部分が多いですね。
現在だったら塗装済みになってそうな部分もいくつかあります。
②鮮やかな黄色が目を引きます。
①に比べてシール数は少ないながら、細かいものが多いので気をつけたいところです。
③最少のシールとパーツ数。
超獣剣が付属していますが、塗装一切なしの成形色丸出しは現在基準で見るとなかなか厳しい。
それでは完成品を見ていきましょう。
「ジェットファルコン発進!!」
ジェットファルコン
天宮勇介の変身するレッドファルコンが乗り込む鳥を模した戦闘機型マシン。
ライブロボに合体した際には頭部と腰部を担当。
鳥の形をしたマシンの先駆けでもあり、後のシリーズにもこの意匠は受け継がれていくことになります。
正面上から。
色分けはほとんどシールで行われているのですが、違和感なくまとまってます。
航空機メカということで4年前だとスタンドが付いていました。グランバードにも付けてほしかった。
そのままだとしっかり接地できないので、スタンドは必須になりますね。
単体のギミックとして、脚部を引き出し鳥のようなスタイルにすることも可能。
あまり本編で使ってた印象はありませんが、鳥型メカとしては面白いギミックです。
ちなみにこの状態だと自立も可能。かわいい。
スタンドにはランドライオン付属の手首をマウント可能。ということで、
「ランドライオン発進!!」
ランドライオン
大原丈の変身するイエローライオンが乗り込むライオンを模した陸戦メカ。
ライブロボに合体した際には胴体を担当。
第1話で見せた気合いの入った操演が印象的なライオンメカです。
口が開きます。
本編でもボルトのメカに食らいついて撃墜したりしてました。
背中のライオンカノンも可動します。
下部に専用ジョイントを付けることで、ジェットファルコンのスタンドにも取り付けができます。
劇中での活躍が再現できますね!
可動域が広いようで実はあまり自由度が無いのは難点ですが…。
気を取り直して、最後のメカも見ていきましょう。
「アクアドルフィン発進!!」
アクアドルフィン
岬めぐみの変身するブルードルフィンが乗り込むイルカを模した潜水艦型メカ。
ライブロボに合体した際には脚部を担当。
残念ながら単体でのギミックはほとんどありません。
キモイルカではない、決して。
正面から。
二体のイルカが並んでるようなデザインが上手くモチーフを落とし込めていて秀逸ですね。
双頭にも見えて少々不気味でもありますが。
サイドビュー。
「LIVEMAN」の横文字が何とも80年代。
「マシンバッファロー!!」
三体のメカが母艦から発進!!
三者三様で実にワクワクするメカ構成です。
それでは、合体していきましょう!
「合体!
ライブディメンション!!」
「「「ライブロボ!!!」」」
ライブロボ
三体のマシンが合体して完成するロボ。
超獣剣とダブルカノンを主な武器として戦う。
全体的なプロポーションはすごくまとまりが良いです。
ライオンカノンはダブルカノンと名を変え、合体時には背中に取り付けることができます。
この記事では外したり付いていたりと扱いが定まらないことをご了承ください。
まずは腕の可動。
肘はこれでマックスです。
4年前の商品だとここまで違うんですね……。
腕は取り付け箇所が2つあり、変形優先とプロポーション優先から選ぶことができます。
今回はプロポーション優先で取り付けます。
背中のダブルカノンも外せば劇中のスタイルに近くなりますね。
脚部は広く可動します。
腰アーマーが取れやすいのが少々ストレス。
腰可動も採用されてますが、ファルコンのウイングが干渉するのでここまでしか動かず。
まあ劇中再現程度でしたら充分かと思われます。
ダブルカノンを装備!
この時期の戦隊ロボは大剣以外にも小型銃があるのが個性的ですね。
二丁拳銃っぽくポージング。
スタイルが良いのでポーズがサマになります。
続いて超獣剣!
劇中では炎のエフェクトで出現するのがカッコいいのですが、先述の通り成形色丸出しなのが少し残念。
剣持ち用の少し角度の付いた手首も付属。
持ってる姿をより自然に見せられます。
スーパーライブクラッシュ!!
必殺技もしっかり決められます!
更にファルコンの胴体を形成してたパーツを、ライブシールドとして持たせることもできます。
再びダブルカノンを装備してライブロボフル装備状態です!
結構迫力があってカッコいいです。
おまけとして、余剰になっていたランドライオンの尻尾パーツをDX玩具同様手に持たせることができます。
ムチみたいだなぁと思っていたら、動物モチーフということで猛獣使いに見えてきました。
最後に恒例のサイズ比較。
同じ動物モチーフのSMPガオキングと並べました。
キットとしては3年の違いがありますが、技術の進歩を感じるところです。
剣を持ってツーショット!!
ライブロボさん小顔だな…。
といった具合でスーパーミニプラライブロボの紹介でした。
全体的なプロポーションが良く各メカの造形もバランス良く作られていましたが、成形色丸出しのパーツや可動域の狭さ、また最大の難点として接地性が悪く立ち姿が上手く決まらないというのは少々もったいなかったです。
まあこれも戦隊スーミニの初期に出た商品なので、致し方ない面もありますね。
色々書きましたがライブロボの立体化としては最低限のラインは守っており、ファルコン用のスタンドなど有難い要素もあったので、概ね満足しております。
次回はもちろん、『ライブマン』の2号ロボを紹介したいと思います。
それでは。