特撮のDNA
『仮面ライダーBLACK SUN』
-覚醒-
に行ってきた!
お世話様です。
先月28日に28回目の誕生日を迎えた筆者です。
Twitterの方では多くの方からお言葉をいただき、大変感謝しております。
同じく28日にAmazonプライムビデオで配信開始された話題作『仮面ライダーBLACK SUN』は筆者も一週間くらいかけて全話視聴しました。
まーーーーー色々言われてるみたいですが、自分は笑って見ることができたので総合的には好きな作品です。
そんな『BLACK SUN』ですが、普段の東映作品と比べて予算が多かったのか、劇中で登場する着ぐるみや造形物、小道具などが魅力の一つだったと思います。
今回のイベントではそのアイテムにフォーカスし、撮影スタジオにて劇中を再現する展示が施されていました。
会場入口です。
都営三田線志村坂上駅から徒歩10分程のところにあるゴルゴム秘密基地(Studio Be 1号館)で行われてました。
商店街を抜けてやや人気のない通りにある会場入口は少しさっぱりしていて、本当にここが会場なのか…?と少々不安になりましたが、スタッフさんに聞いたら案内してもらえたのでちゃんと正解でした(笑)
ここから展示の画像をひたすら貼っていくのですが、劇中を再現してるシーンや劇中で使用されたプロップが飾られたりしているため、場面によっては刺激の強い(ようはグロい)写真もあるので、そういうのが苦手だったり気分が悪くなったりしてしまう方はブラウザバックをオススメします。
また劇中再現がコンセプトのイベントでもあるので、作品のネタバレに触れてしまうこともご了承ください。
それでは見ていきましょう。
いや、いきなりぶっ込んでくるな……
最初のエリア(撮影不可でした、他にも設定資料等撮影NGなところも多かったです)を抜けたら生まれたての創世王が待ち受けていました。
アルビノバッタ男といったイメージでしょうか。
創世王の過去スペースの隣には、怪人差別に対する反対活動の劇中プロップが展示されていました。
落ちてるチラシ等は固定されておらず、本当に床に散らばっているので臨場感が凄かったです。
怪人差別プロップの真向かいには、その反対活動に参加していた怪人たちのマスクがズラリと並んでいました。
こんなに沢山の怪人が出ていたんですね…。
あまりにも数が多いので、代表してチュン介ことスズメ怪人をアップで。
血糊の痕が付いてて生々しいです。
五流護六の旗です。
会場入口にあったものと同じデザインですね。
怪人マスクでエンジンが掛かってきたところで、その次のスペースには2人の殿様飛蝗怪人が並び立っていました!
劇中前半と過去編にて南光太郎が変身する黒殿様飛蝗怪人ブラックサンです。
独特のツヤが生物感を醸し出しています。
ここまで近付いて見ることができました。
同じく秋月信彦が変身する銀殿様飛蝗怪人シャドームーンです。
大まかなデザインはブラックサンと同じですが、銀色になるだけでメカニックさが増します。
こちらも近付いて見ることができました。
ブラックサンと比べて生物感が薄れているので、この段階ではシャドームーンの方がヒロイックに感じるのが不思議なデザイン。
戦う宿命の2人……
殿様飛蝗怪人ズの次には、主要怪人たちがケースに入れられて飾られてました。
まずは第一話でブラックサンと戦った蜘蛛怪人(クモ)です。
ケースからはみ出る巨大な脚も飾られてました。
第二話でシャドームーンに倒された金鳳花怪人(アネモネ)。
和泉葵の実父・川本英夫が改造され変身した蟹怪人。
ここからはブラックサンの協力者が続きます。
まずは最も光太郎に尽くしたであろう白長洲鯨怪人(クジラ)。
モチーフ通りにあちらこちらをのらりくらりしていた姿が、一周回ってとても人間味を感じさせていた大蝙蝠怪人(コウモリ)。
ちなみに筆者はコウモリが本作で一番気に入ってるキャラです。
ビルゲニアの手下として改造人間を作らされていた蚤怪人(ノミ)。
以上の3人で光太郎をシャドームーンから守るシーンは印象深かったです。
葵の協力者で怪人になりたい願望のあったニックが改造されて変身したコオロギ怪人。
ドレッドヘアが印象的です。
そして最後に怪人としては欠かせない古代甲冑魚怪人ビルゲニアがいました!
暗いし黒いし顔無いしで分かりづらいですが、ちゃんとビルゲニアです。
暗い怪人通りを抜けたら再びプロップ展示スペースです。
まずはビルゲニアが近かったということでか、サタンサーベルが展示されていました。
サーベルというよりは日本刀なのが妙な笑いを誘いますが、デザイン自体はカッコ良いですね。
葵が手にしたサーベルの切っ先。
色々と紆余曲折のあったビルゲニアですが、一応キレイに終われた辺り悪くないキャラクターだったのではと思います。
引き続きBLACK SUNの使用したプロップです。
世紀王サンドライバーは開いた状態で展示されていました。
デザインが劇中と合っているかはともかくギミックは面白いベルトだと思います。
世紀王ブラックサーベルです。
デザインはカッコ良いのですが、肩の部位が外れて剣になる描写はなかなかキツかったですね…。
光太郎の腹に埋められたキングストーンです。
何だが結石みたいです(禁句)。
葵の変身する蟷螂怪人が巻いていたカマキリドライバー(暫定)です。
光太郎と同じポーズで変身するのはベタながらグッときました。
続いてSHADOW MOONのプロップです。
世紀王ムーンドライバー。
原作では見た目にほとんど違いが無かったベルトが、本作では大きく変わっていますね。
BLACK SUNと同じく世紀王シャドーサーベルも展示されていました。
銀色なのでブラックサーベルより武器感が強くなってます。
信彦のキングストーンもありました。
ちゃんと緑色です。
さて、次のスペースは広い空間になっていたのですが、ここが今回イベントのメインどころとなっていました。
心して見ていきましょう……!!
うぉぉぉすげぇ……
と思わず息をこぼしてしまう迫力でした(上手く撮れてないのが心惜しい)。
詳しく見ていきましょう。
主要登場人物の変身態が揃い踏みです!
まさかここまで揃ってるとは思っていませんでした…!
仮面ライダーBLACK SUN
ビジュアルが発表された当初はクリーチャー的なデザインに少々拒否反応が出ましたが、殿様飛蝗怪人との対比でヒロイックなスタイルが強調されるようになったので見事だなと感じた所存です。
眼が赤く発光すると更にカッコ良い。
仮面ライダーSHADOW MOON
BLACK SUNと違い飛蝗怪人のゴツさが色濃く残るSHADOW MOONですが、後述の理由により写真は少なめでした。すみません。
蟷螂怪人&三神官!
和泉葵が変身した蟷螂怪人。
いきなりベルト出て変身したのはビックリしましたが、カッコ良いシーンなので許す(断言)。
BLACK SUNと SHADOW MOONに比べてより怪人側に近いスタイルですが、カッコ良いので許す(断言)。
三神官(左から三葉虫怪人ダロム、剣歯虎怪人バラオム、翼竜怪人ビシュム)
一段後ろに展示されていたのであまり近付いて撮影できず。惜しい。
続いて巨大な体躯で劇中でも圧倒的なインパクトを誇る創世王が、引き抜かれた心臓と共にドンッと鎮座していました。
ポジション的にBLACK SUNとツーショットにできました。
劇中での壮絶な死闘がいつまででも脳内再生されますね。
ごく普通に展示されてますが、これ心臓なんですよね(爆)。
心臓を抜かれても尚それを吊らされてる創世王がとても哀れです。
注入されたエキスもちゃんとありました。
エキスが置いてあるワゴンにはヒートヘブン(不穏)もありますね。
あらゆる角度から創世王。
心臓を引き抜かれたイメージで、まさかここまで本格的に創世王が展示されているとは思っていませんでした。
劇中プロップの展示ということで「創世王の心臓とかあったりしてww」くらいに考えていた入場前の筆者が浅はかでした……。
続いて劇中でも印象的だったバイクたちです。
最終回でのOP再現が突き刺さりまくったバトルホッパーです。
後ろに何か見えますが今はスルーの方向で…。
続いて信彦の愛車ロードセクターです。
太めのタイヤがツボです。
2台のバイク揃い踏みです。
仮面ライダーはやっぱりバイクに乗ってなんぼですね。
そしてここで、先程少しチラついていたやつがお出ましです。
なんと、創世王の心臓を貫いた光太郎が図らずも姿を変えた黒創世王までいました!
全身のディテールもしっかり見ることができました。
創世王と黒殿様飛蝗怪人をミキシングしたようなデザインが痛々しいです…。
アップだったり色々な角度から。
着ぐるみ系の展示はここで終わりでした。
最後のスペースではちょっとした撮影小道具がまとめて展示されていました。
バイク搭乗のイメージボードとバトルホッパーの実機モデル、そして劇中に登場した「信じる心が正義、真実の王者」ヘルメットです。
展示ゾーンはここで以上になります。
物販ゾーンには今後発売される商品も展示されていました。
ムービーモンスターシリーズ良いですよね、今後の商品展開も楽しみです。
CSMサンドライバーと専用台座もありました。
専用台座見ると欲しくなっちゃいますが…四万円……。
入場特典のシリコンブレスレットは赤版でした。
本作の名言(迷言?)「人間も怪人も命の重さは地球以上、1グラムだって命の重さに違いはないのです」が刻まれています。
こういったグッズでこの台詞を手にできるのは嬉しい配慮です。
物販ではクリアファイルとフォトカードを購入しました。
フォトカードは全11種類で全種怪人(ライダー不在)というなかなかニッチな商品です。
一枚だけ買って結果は……
なんと、シークレットの黒創世王でした!
これは嬉しい。
と、まあこんな感じで色々満足した状態で会場を後にすることができました。
いやー良いイベントでした。
入場料が1500円前後で、細かい時間制限もない中で大変質の濃い展示がいっぱい見られます。
先述のとおり撮影不可なスペースもあったりするので、ここまで写真を貼っていてもイベントの全てを収めているわけではないですし、展示物も実際に見た方が迫力を感じられます。
初日ということで少しスタッフさんのおぼつかなさはありましたが、これから1ヶ月の長丁場で良くなってくると思うので、都内在住で興味のある方は現地に足を運ぶといいです。
絶対に満足できます!
是非ともご検討ください。
おまけとして、これまで色々なところで撮影してきた『BLACK SUN』関係の写真を何枚か貼って、締めとさせていただきます。
それでは。
東京ドームシティギャラリーアーモ
なりきりワールドの展示
(ここでSHADOW MOON撮ってたので今回少なめになっちゃいました)
秋葉原魂ネイションズストア内展示
ありがとうございました。