お世話様です。
『ウルトラマントリガー』始まりましたが、第1話を見たところ…色々考えが出てきてしまって…保留中(笑)
というわけで、久々のまとめ感想でも。
今回はこちら。
※本文はあくまで劇中設定の羅列ではなく個人の感想を書いてるものであり、ネタバレや不快感を覚える内容もあるかもしれませんので、事前にご了承ください。
スーパー戦隊勝手にまとめ
第13作目
(1989〜1990)
あらすじ:
かつて人間と手を取り合った妖精と聖獣ラキアによって守られていた地球。
しかし人間はいつしか妖精の存在を忘れ、更に文明の発達による環境汚染の影響でラキアの力が弱まり、封印されていた暴魔百族が二万年の眠りから解き放たれてしまう。
過去に妖精の光を浴びていた5人の高校生は、現代に生き残った唯一の妖精・シーロンを、そして地球を守るため、若さを武器に暴魔百族に立ち向かう。
登場人物:
武蔵野学園高校3年A組に所属する5人の高校生。
過去に妖精の光を浴びており、その際に戦士としての資質と人間離れした身体能力を得ており、それぞれが所属する部活では超人的な活躍を見せている。
両腕にはめたターボブレスで変身する。
炎力/レッドターボ
野球部のエースを務める熱血漢。
スポーツ万能でありながら明るく優しい性格で、クラスにおいても中心的な存在であり、根っからのリーダー気質。
体育の授業や、友人の誕生日パーティにおいても決して外すことはない訓練された指抜きグローブの使徒。
変身後は体術と専用剣・GTソードでの戦闘を得意としており、必殺のGTクラッシュは多くの敵を遥かな眠りの旅に導いてきた。
山形大地/ブラックターボ
陸上部所属で走ることが好きな筋肉要員かと思いきや、学業においても優秀な成績を収める筋肉サブリーダー。
ストイックな性格からかメンバーの中でも特にシビアな視点を持っており、逆に暴魔獣と心を通わせるようなエピソードを当てられやすい。
専用マシンのターボトラックに謎の愛着を発揮する。
夏頃はタンクトップを着ていたことから日焼けがどうも目立つ。
変身後は一転パワータイプであり、Tハンマーを使い相手を力でねじ伏せる。
浜洋平/ブルーターボ
水泳部のキャプテンであり、インストラクターの資格を持つ程の実力と鍛えられた肉体、その甘いマスクから子どもや女性人気を獲得しているうえ、ひょうきんな部分も見せクラスを笑わせることもできるという、ある意味最強の男。
しかし劇中においては治療不能の毒を食らったり、非モテ男の友人と顔が入れ替わったり、クラスメイトに睡眠薬を盛られブレスを奪われたりと割と散々な扱い。
時折非常に辛辣な発言をすることもあり、中盤からの口癖が「砕け散れ!!」
変身後はスピードを活かした戦法と専用銃・Jガンの早撃ちを得意とする。
日野俊介/イエローターボ
体操部所属で、ひょうきんな面が目立つクラスのムードメーカー。
陽気な性格である反面、体操の技が出来ないことに悲観的になったり、歳の離れた弟を事故で亡くしていたりと抱えている闇は結構深い。
少年時代に小夜子=キリカと出会っていたが結局お互い気付くことはなく、どうやら運命力を過去に使い果たしてしまっている模様。
変身後は体操部であることを活かしたアクロバットで相手を翻弄、更にBボウガンの矢で遠距離からも攻撃を可能とするマルチな戦法を取る。
森川はるな/ピンクターボ
生徒会長を務める学校一の秀才であり、バトン部に所属するターボレンジャーの紅一点。
優しくも芯の強い性格であり、色々と最低な行動を取る男衆をバレーボールの鬼コーチとして支配下に置いている。
バトントワーリングの練習と称して秘密特訓を行っており、記憶喪失のフリをした際に生身でバイクを乗り回し、力と互角に戦うなど素の戦闘力も非常に高い。
『マスクマン』『メガレンジャー』にも引けを取らない最大音量の悲鳴が持ち味。
変身後はバトン部で鍛え上げたトワーリングの技術を活かし、Wステッキを投げつけるステッキブーメランを得意技として戦う。
ターボレンジャー関係者
シーロン
妖精族最後の生き残りであり、普段は太宰博士の研究所内のドールハウスで暮らしている程小さい身体をしている。
力たち5人は過去に妖精の光を浴びていた影響で視認することが出来るが、普通の人間には彼女を見ることはできない。
ターボレンジャーが危機の際は、自らの身を投げ出して戦場に赴くこともある。
太宰博士
ターボマシンやターボビルダーを開発するなど力たち5人をサポートする中年の博士。
妖精の存在を信じ、暴魔の復活を予見して戦いに備えていたという毎度お馴染みの狂人。
5人と違いシーロンを見ることは出来ず、会話する時はいつも妖精グラスという怪しいゴーグルみたいなものを付けている。
山口美佐
3年A組の担任と力の所属する野球部の顧問を務める女性教師。
思い込みが激しく強引な面もあるが、生徒想いの心優しい教師であり、生徒指導も担当していることから5人や流星が普段から怪しい動きをしていることには勘付いているものの終盤までその正体までは掴めずにいた。
太宰博士との距離が妙に近かったり、カンフーが特技の妹がいたり、ロボットや吸血鬼にされたりと出番は多い。
聖獣ラキア
かつて暴魔百族を封印した聖獣。
環境汚染の影響で力が弱まったことから暴魔の封印が破られてしまうが、ターボレンジャーの出現により彼らに使命を託し、自らは星座となって彼らを見守ることになる。
二万年前の戦いにて、その力と寛容さは暴魔においても影響を与えており、ラキアを信じる暴魔獣まで出てくるほど。
着ぐるみの出来が残念。
暴魔百族
ラキアによって二万年前に封印された魔物の一族。
封印が弱まったことで幹部勢が復活し、各所に封印された暴魔獣たちも次々と復活させられていき、暴力と魔力で世界を支配しようと企む。
暴魔獣は和風妖怪チックなデザインと設定が目立ち、歴代でもかなり異色なモチーフが見られる。
暴魔大帝ラゴーン
暴魔百族を率いる暴魔城の主。
非道かつ短気で部下への当たりが厳しく、上司としての人望はかなり低い。
ヤミマルの策略によって一度ターボレンジャーに倒されるが、後にネオラゴーンとして復活する。
暴魔博士レーダ
ラゴーンに仕える暴魔百族の司令塔。
暴魔の頭脳ともいえる存在で、妖術を得意とするナンバー2。
見た目は老人だが一人称は「俺」だったりする。
ラゴーンの特攻指令により物語中盤で退場。
姫暴魔ジャーミン
冷酷非道な暴魔百族の女性幹部。
実態は蛇の化身であり、戦闘時には蛇のような顔に変化する。
何故か家庭や家族の温かさに激しい嫌悪感を抱いている。
ターボトラックを破壊しようとターボレンジャーに挑むも、返り討ちに遭いそのまま退場する。
暗闇暴魔ジンバ
鎧武者の姿をした武闘派幹部。
かつては人間だったが、愛する者のために傷ついた末にその姿を嘲笑され死亡し、怨念の力で暴魔と化す。
その影響で男女の愛に関しては強い憎しみを持っている。
ヤミマル登場まではレッドと鍔迫り合いを繰り広げていたが、旧幹部リストラッシュの口火を切る形で退場することになる。
かっとび暴魔ズルテン
幹部3人より格下の幹部。
お調子者かつ長い物には巻かれろタイプで、当初は卑下していた流れ暴魔に対しても幹部リストラッシュ以降手のひら返しで従っている。
そのため序盤から登場する幹部勢では最も登場期間が長くなったが、因果応報かその最期はある意味最も悲惨なものとなる。
流れ暴魔
人間と暴魔の混血であり、暴魔百族に加わることが出来なかったことから封印を逃れ、二万年間力を蓄え続けた第三勢力。
"赤い糸"で結ばれた2人の幹部がターボレンジャーに戦いを挑む。
流星光/ヤミマル
力たちのクラスに飛び入りで転校してきた"さすらい転校生"で、スポーツや文芸において多才な才能を学校中に見せつける。
その実態は二万年の間に戦闘力と憎しみを増大させていった流れ暴魔であり、ターボレンジャーと暴魔百族双方に戦いを挑む。
当初は妖怪じみた格好であったが、小夜子と出会い"赤い糸"で結ばれた同時に赤い鎧のような姿に変わる。
かつて迫害された経験から人間に対して強い憎しみを持っており、後にキリカとは大きな齟齬が発生していく中で自身の憎しみに向き合っていくことになる。
月影小夜子/キリカ
力たちのクラスメートの地味眼鏡っ娘。
だったが18歳(+20000歳)の誕生日に流れ暴魔としての血が目覚め、更にヤミマルと出会ったことで流れ暴魔キリカとなり、力たちと袂を分つことになる。
時にはコスプレも辞さないストイックな姿勢で人間と暴魔の頂点を目指すが、人の心は捨てきれず更に終盤同じく流れ暴魔と名乗るカシムの話を聞いて心を大きく揺さぶられることになる。
ポイント:
1980年代最後の戦隊であり、平成に入ってから放送された初めての戦隊。
前作『超獣戦隊ライブマン』が"学歴社会への警鐘"、"かつての友人たちとの戦い"といった数々の重いテーマを扱った反動からか、本作はかなり本来の視聴者層を意識した作風で展開されました。
良く言えば王道、悪く言ってしまえばやや地味な印象を受けることから、後年ではどうしても扱いが悪くなってるように見えます。
本作は戦隊としては初めてメインモチーフとして自動車を採用し、メンバーたちを高校生とすることで青春と若さを爽やかに描写することに専念。
更に新しく女児層の開拓を狙って"妖精"を登場させ、実際にシーロンのリカちゃん風人形が発売されたり、悪の組織側に和風妖怪テイストを持たせ新たな怪人モチーフを開拓したり、前作から導入されたロボ同士のスーパー合体を盛り込みつつ母艦メカを廃止し、新たに変形・合体できる基地型ロボットを登場させるなど、マンネリ打破のための多くの挑戦が見受けられた作品でもあります。
車×妖精×高校生とモチーフ盛り盛りになった本作は、前述の通り王道でありやや地味なストーリー展開が行われることに。
モチーフのチョイスについてはこれといった抜けは無く満遍なく取り扱われてはいたのですが、車に関しては専用マシンのモチーフ程度、妖精に関しては劇中での立ち位置がやや雑、高校生に関しては"若さ"、"青春"といった要素を中心に物語に組み込まれていましたが、その暗部にはなかなか注目されず。
もちろん、多くのモチーフを扱う中であらゆる取捨選択を行った結果であり、それが正しく作用していたとは思うので不満は無いのですが、どこか物足りなさを感じてしまう要因となってしまいました。
逆に言えば、本作の存在があったからこそ後年の車戦隊である『激走戦隊カーレンジャー』や、戦士に選ばれた高校生のセンシティブな部分をいくつか取り上げた『電磁戦隊メガレンジャー』が生まれたとも考えられ、決して無駄では無い挑戦であったと私は考えます。
悪い部分から先に挙げてしまいましたが、本作の王道路線は戦隊シリーズの基本ともいえるものです。
ターボレンジャーの5人は変身前でもクラスや部活において人気者であり、キラキラしたアイドルのような存在として描かれる場面もちょくちょく見られ、単純に「強くてカッコイイヒーロー」をしっかりと映し出そう、というスタッフの気概を見ることが出来ます。
(前作『ライブマン』は実質ヒーローの敗北で終わっていたので、その反動もあると思われますが)
ヒーローの活躍だけに留まらず、前作で手応えを得たと思われる顔出し敵幹部の様相にも大きな特徴が見られました。
当初の暴魔百族は地帝王ゼーバを彷彿とさせる置物系ボスのラゴーンを始め顔出し幹部としてはベテランとも言える石橋雅史氏演じるレーダ、女性幹部のジャーミン、そして着ぐるみ系幹部のジンバとズルテンという極めて普遍的な体制でのスタートとなりました。
そこで2クール目にて流星光、つまり新たな顔出し幹部である流れ暴魔ヤミマルが戦況に加わるという構成も珍しくは無いものなのですが、中盤の30話前後でなんとジンバ、ジャーミン、レーダが一気に退場。
あまりの衝撃的な光景に流星が呟いた「皆いなくなった…」は名(迷)台詞。
自らの行いが原因とはいえ有力な部下を失ったラゴーンは大きく勢力を削がれ、更にキリカの参戦によって事態は流れ暴魔側に大きく傾き、ヤミマルの策略によって一時退場に追い込まれてしまい暴魔城はヤミマルとキリカのものに。
終盤は人間と暴魔双方を支配すべく、ターボレンジャーとの戦いを繰り広げる流れ暴魔2人の悲哀と葛藤を中心として展開され、登場の遅れたキリカの掘り下げ不足がやや見えてしまったものの、前作ではもはや救いが薄かったかつての友人たちの戦いをよりマイルドにし、青春を賭けた戦いという要素を貫いたのは本作の特徴であり、長所であるかなと考えます。
内容に関しては以上として、次は本作を彩るキャラクターなのですが…特にコレ!といったキャラはいないのが正直なところ。
誤解の無いように言いたいのですが、本作のキャラは変にクセを持たせた味付けでなく、あくまで自身の役割に忠実な結果こうなったというようにも見えるので、必ずしもキャラが立ちすぎていることが良いことではないというようにも取れるキャラ付けが見えました。
本作で面白かったのは各キャラの動向というよりも、普段高校生である力たちが突如アクロバットを披露したり、超人的な身体能力を発揮する場面が多々見られること。
前作『ライブマン』でも特に人体改造されたなどの設定が無い中で超人的な跳躍力を発揮する場面がちょくちょくありましたが、本作は妖精パワーの裏付けによってやりたい放題なのが面白いところで、特定のキャラよりも、全員のちょっとした動きから目が離せないのが独特の空気を生み出しております。
以前まとめを上げた『超電子バイオマン』におけるレッドワン・郷史郎の独走状態は面白く感じることはできたものの、バランスを重視している80年代戦隊シリーズとしては違和感を覚えてしまうものだったので、そういった教訓が活かされた結果なのかなぁとも。
強いて個人を挙げるとすれば、視聴前から活躍を楽しみにしていたレッドターボ・炎力。
野球部のエースでありターボレンジャーのリーダーでもある力は、良くも悪くも典型的80年代万能系レッドであり、ボロボロの身体や鎖で縛られた状態でも戦う意志を捨てないタフネスを持ち、熱血漢でありながら常に物事を冷静に見つめるメンタル面での安定感も光ります。
逆に出来過ぎたキャラ造形は、まだまだ若い熱血漢の高校生戦士とは相性が悪く、個性を潰してしまう形になってしまったのは惜しいところで、この反省が活かされたのがいわゆる2000年代熱血レッドの先駆けとなった『メガレンジャー』の伊達健太であると考えられます。
演出、話運びとしては前作から続投してメインを務めた長石多可男監督×脚本曽田博久氏を中心として非常に安定感のある体制で、本作ならではといえる演出としては変身シーンが挙げられると思います。
『ライブマン』においてドラマ部分を充実させるために変身バンクを大きく省略した演出(自称:光の玉)が目立ちましたが、本作では更に突き詰めた結果、ジャンプしたらもう変身してる(変身演出すら無い)という演出がしばしば見られ、テンポ良く話を展開させていました。
もちろんそれはエピソード前半によく見られた演出であり、後半では全身がオーラに包まれた姿になるのが特徴の変身演出を流し、戦闘における盛り上がりを生み出していたので、演出陣の工夫が光る部分ではありました。
ロボについてですが、前作から引き続き中盤から2号ロボ・ターボラガーを登場させターボロボとのスーパー合体・スーパーターボロボを採用。
更に本作から合体メカを搭載する母艦メカがついに廃止され、代わりに基地でありロボットにも変形・合体するターボビルダーが登場し、それが好評を博したとのこと。
簡単な合体ではありますが、スーパーターボロボを搭載し最強となるスーパーターボビルダーは劇中でも最後の切り札として存在感があり、代わりにスーパーターボロボがやや冴えない(無敗ではあるのですが)印象でした。
おすすめエピソード:
第5話「脱出だ!サムライの町」
(監督:東條昭平 脚本:曽田博久)
力たちとマラソン中に、ミノカサボーマによってサムライが跋扈する町に追い込まれた大地。
先にバテた仲間たちを置いて1人で走り出したことを悔いながらも、同じく町に迷い込んだ少年と共に町を脱出するために走る大地の前に現れたのは…。
一般人をサムライに変えるミノカサボーマ、大地の無免許運転、『ガオレンVSスーパー戦隊』にて使われたブラックターボの剣アクションが見られるなど序盤における楽しい映像が目白押しの良回です。
「こんな時、仲間がいてくれれば…」
第26話「力!絶体絶命」
(監督:東條昭平 脚本:井上敏樹)
ヤミマルとの決闘により深傷を負った力を欠いた大地たち4人は、フジミボーマに敗れ卵に閉じ込められてしまう。
仲間たちを救出するためボロボロの身体を引きずり出撃した力だが、フジミボーマだけでなくヤミマルまでもが力の前に立ちはだかる。力は、そしてターボレンジャーは、このまま敗れ去ってしまうのだろうか。
井上敏樹得意の主役孤立展開で、いきなり始まる決闘に困惑するのですが、ひたすらタフな力の活躍が見応え充分の激アツ回。
GTクラッシュ、相手は○ぬ。
「俺こそ…不死身だぁ!!!」
第43話「6人目の戦士!」
運動音痴で体育の授業でも笑われてばかりの5人のクラスメート・健一。
洋平がブルーに変身する場面を目撃した健一は自分もかつて妖精の光を浴びていたことを思い出し、洋平からブレスを奪ってなんとブルーに変身してしまう!
しかし、例え変身できたとしても健一にはヒーローとして一番大事なものが備わっておらず…。
『マスクマン』にてX1マスク登場回を担当した井上敏樹脚本で、更に『ゼンカイジャー』において少々話題になった"6人目の戦士"ネタが盛り込まれたエピソード。
井上脚本の話としては地味な類いですがストレートなメッセージと、意外と正統派な洋平のヒーロー力の高さを見ることが出来る回です。
「助かったぜ健一!
砕け散れ!Jガン!!」
5段階評価:
☆☆☆☆★ 4/5
「初心者におすすめのスーパー戦隊は?」と聞かれたら、真っ先に候補に上がる作品。
ヒーローの活躍が存分に見られ、敵味方ともにバラエティに溢れた話作りが見てて気持ちいいと感じます。
逆に多くの作品を見た人からしたらやや物足りないと感じる可能性もありますが、暴魔獣の「それモチーフにする!?」というような独特の着眼点と秀逸なデザイン、ターボビルダーの圧倒的な破壊力、コンビネーションからバズーカまで織り交ぜたヒーローたちの多様な戦闘場面など、玄人向けとしても見てて飽きない作りになっていると私は思います。
正直、衝撃の前作『ライブマン』と個人的に楽しみにしていた(現在楽しく視聴中の)次作『ファイブマン』の間に挟まれている本作を楽しめるかどうかは不安だったのですが、蓋を開けてみればここまでの感想が書けるレベルで好きになってたんだなぁと改めて。
80年代戦隊が気になってるあなた、その足掛かりとして是非本作を見てみてはいかがでしょうか。
以上で『ターボレンジャー』まとめ、終わります。
次回以降のまとめ感想も、是非ともよろしくお願いします。
それでは。
「若さでぶつかっていくのが3年A組の、俺たち5人の強さじゃないのか!」