うらひろの日記

その場で思ったこと、好きなもの、書いてみます。

デジモンゴーストゲーム 第29話「妖花粉」での体験

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お世話様です。

先日投稿した『デジモンゴーストゲーム』の記事、たくさんの方に見ていただけて嬉しい限りです。

 

urahiro003.hatenablog.com

 

現在放送中の作品の良い部分を共有したく書いた記事で、最後まで応援することを誓い毎週日曜日の本作を楽しみにみている筆者。

そんなことを考えていた6月5日、第28話終了後の次回予告で流れた映像を見て、前述の記事にて記していたある文言が頭をよぎりました。

オムニバス性の強さから次回予告においても怪奇現象を押し出すことが多いため、全く構えてないタイミングで新しい進化が登場するといったサプライズも珍しくありません。

 

感想記事でも触れた件ですが、第25話にてガンマモンが完全体・カノーヴァイスモンに超進化したことでアンゴラモン、ジェリーモンの完全体進化にも期待を持てるようになった本作。

進化ガチャにワクワクしながら見た第29話「妖花粉」の予告映像で流れたシーンは大変興味深いものでした。

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清司郎×ジェリーモン主役回…

毒に侵され苦しむ清司郎…

傷ついているテスラジェリーモン…

 

こ…これは………!!

 

これまで次回予告では先の展開を予想出来なかった中で、ここまで露骨に進化フラグを立てたものがあっただろうか……いや、もしかしたらそう見せつけてるだけで実は何も無い、なんて可能性も否定できない……。

何と言っても『ゴーストゲーム』、話の流れを見てて進化演出で120%盛り上げた後に「ハイ解散」で90%萎えさせるみたいな作劇が多いので。

まあそれはそれで好きではあるのですが、思いっきり盛り上がるエピソードも見たいなぁと思っていた矢先に放り込まれた爆弾ということで、放送日の6月12日をとても楽しみにしていました。

 

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※この日は姪っ子5歳の誕生日パーティをしたのでリアタイは出来ませんでした。

ちなみに写真はキングジャーSCに車をぶつける甥っ子。

 

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ジェリーモンのショッピングに付き合わされデパートにやって来た清司郎は、母とはぐれて泣いている女の子・結奈に声を掛けることに。

ここでジェリーモンが厳しく当たるのを宥める清司郎が美味しく、凸凹コンビとして本作随一の安定感を見せつけます。

清司郎が「ジーニアス」というアニメのヒーローに似ていたことからすぐに泣き止んだ結奈を迷子センターに連れて行こうとするも、デパートの外では緑色の霧が発生し、外に出た客はそれを吸って倒れ込んでしまう。

更にデパート内部ではコドクグモンが大量発生しており、その毒によって従業員たちも倒れてしまったことから清司郎とジェリーモンは毒を作り出した元凶を倒すべく、結奈を守りつつデパート屋上を目指すことに。

 

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テスラジェリーモンに進化し敵を倒しながら何とか屋上に辿り着くも、道中で清司郎が毒を食らってしまっただけでなく、霧の影響で外部との連絡も遮断されているため宙や瑠璃とも連絡は取れず。

 

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おまけに限凸からヘタレモードになってしまった清司郎を引きずりながら単身挑むテスラジェリーモンの前に、緑の霧=毒の花粉を撒いた元凶・トロピアモンが出現し応戦するも、毒が全身に回り出した清司郎はついに倒れ込んでしまう。

 

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「僕じゃ、ダメだった…」

テスラジェリーモンもトロピアモンの毒攻撃に苦戦を強いられ、諦めかけた清司郎に着信音が響く。

「先輩!どこっすか!?」

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「ひがっち!無事なの?すぐ行くから!!」

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霧の影響で侵入できないながらも地下からのルートを知っていた宙と瑠璃がデパートに駆けつけ電話が繋がったことで、激励の声を受けたことで清司郎の脳内によぎる2人の勇姿。

 

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「天ノ河君…月夜野さん……君たちなら…諦めないよね…先輩である僕が…戦うのを、やめるワケには……行かないよね…!!」

 

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「僕はヒーローじゃないし…今だって逃げ出したいけど……諦めない!今日は…諦めない

 

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「僕は、寮長だッ! 皆の笑顔を守り、どんな苦境にも屈しない!!」

 

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「それが葉櫻学院学生寮寮長・東御手洗清司郎だぁッ!!!

 

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ギュイーン!

ビカッ!!

 

 

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ここで流れる「First riders」!!

 

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「テスラジェリーモン! 超進化!!」

 

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テティスモン!!」

 

 

 


キタァァァァァァァァァァァァ!!!!!!

 

↓前回記事での一文

エピソードのピークにしっかりと「進化」を持ってきて、バッチリ盛り上げる工夫が施されているのが秀逸な話運び。

 

今回もエピソードのピークにしっかりと「進化」を持ってきた!!

更に今回は清司郎とジェリーモンのコンビ関係にサラッと触れつつ、ゲストキャラを守りながら宙と瑠璃の励ましも清司郎の奮起にしっかりと繋げ、それをテスラジェリーモンが無言で背中を向けて受け止めることで完全体進化に150%のカタルシスを生み出すことに成功!

カノーヴァイスモン進化も確かに盛り上がったのですが、若干唐突さも感じていたので今回は盛り上がるための土台作りからよく出来ていて、抜群の満足度。

 


過ぎた失敗の解析よりも

無茶でも無垢に 無制限に夢を歌おう

 

 

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「ダーリン、あなたの強い意志…確かに受け取りましたわ」

ジェリーモン(幼女、威張りキャラ)→テスラ(コギャル、生意気)からの進化ということで声色も落ち着き、お淑やかになったテティスモンの口調もシリーズの醍醐味と声優さんの振れ幅の広さを実感出来るポイントで、挿入歌をバックにこのセリフを吐くことで漂う「勝った」感。

 


「よせ」って反対されても 止まれないごめん

テンプレだって一緒なら塗り変わる

 

 

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「毒を以て毒を制す…あなたの毒、無効化しますわ!!」

口調が丁寧になったうえ、毒を用いるという点からも胡蝶○のぶさんをだいぶ意識してそうな雰囲気で、隠せない強キャラ感。

 


一番乗り…!?

さぁ誰も知らない空へ今だ、ジャンプ

Action Ascension 十色の虹にハイテンション

 

 

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清司郎が叫んだドクテアーゼの技でトロピアモンの生み出す毒を浄化し、戦闘能力を奪ったテティスモンがあっさりKOを奪い勝利、清司郎を始めデパート付近で倒れていた人たち全員の解毒も無事行われることに。

 

 


・・・・・・・・・・

 

 


「ハイ解散」しなかった!! 150%盛り上げてそのまま駆け抜けた!!!

いや、いつもだったらドクテアーゼをぶつける寸前で「ちょっと待ったぁ!」みたいな横槍が入るのが『ゴーストゲーム』なんですが、しっかりと盛り上げた今回はその熱量を維持したまま突っ切ってくれて、《デジモン》シリーズで見たいのはこういうのなんですほんと。

 


Diversity 混沌もエンジョイしようAlright?

Next Next Dimension

ゴールは無い いつもスタート

初めての扉を開けて

 

 

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文字通り毒気を抜かれクールダウンしたトロピアモンは、花粉を撒いたのははぐれた仲間に見つけてもらうためで悪意は無かったと釈明し、ホログラムゴーストを絶対的な"悪"と決めつけない本作の特色もしっかりと描き出しつつ、結奈も無事母親と再会して笑顔で手を振りながら最後はふにゃっと倒れてしまう清司郎が爽やかながらまたも美味しい活躍。

キャラの愛嬌や話運び、シリーズ特有のパートナーシップ強化がカッチリとハマり、本作の長所であるオムニバス性の強さも良い方向に左右した大満足のエピソードでした。

 

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またも取り乱してしまいましたが、まあ結論としてはこれ程の熱量を感じることが出来るのが、この『デジモンゴーストゲーム』なんです。

ただ奇を衒ってるだけでなく、燃えるところはしっかり燃やさせてくれる、そういった信頼感を筆者は持っています。

 

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そして急遽バイタルブレスで育てました。

無事テティスモンになってくれて言うことなし。


残るはアンゴラモンの完全体、そして出るか不明な究極体ですが果たして…。

とりあえず明日からはジンバーアンゴラモンを育てます。

 

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それでは。

『シン・ウルトラマン』2回目は4DXなんです

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絶賛公開中、

映画『シン・ウルトラマン

来る6月10日、現在の好評を後押しするかのように4DXとMX 4Dでの追加上映が開始されました。

筆者も早速4DXにて、本作2回目を見に行った所存です。

今回の記事は作品の内容に少し触れつつ、4DXでのウルトラ映画はいかなるものかをつらつらと記していこうと思います。

 

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特典に釣られたわけじゃないんだからね!ほんとだからね!!

 

ちなみに内容としては本編に触れつつ、それに沿ってどのようなことがあったのかを記していくため未だ本編を見てない方はネタバレ注意!です。

 

 

 

はじめに"4DX"という映画の鑑賞形式について説明していきます。

4DX®とは、現在、映画業界で最も注目を集める、最新の<体感型(4D)>映画上映システムです。
モーションシートが、映画のシーンに完全にマッチした形で、前後&上下左右に<動き>、その衝撃を再現。
さらに、嵐等のシーンでは<水>が降り、<風>が吹きつけ、雷鳴に劇場全体が<フラッシュ>する他、映画のシーンを感情的に盛り上げる<香り>や、臨場感を演出する<煙り>など、様々なエモーショナルな特殊効果で、≪目で観るだけの映画≫から≪体全体で感じる映画≫の鑑賞へと魅力的に転換致します。
通常のシアターでは得ることができない特殊効果によって、映画の持つ臨場感=魅力を最大限開放することができる、アトラクション・スタイルの映画上映システムです。

(ユナイテッドシネマ公式HPより引用)

早い話がシーンに応じて席が揺れたり、風が出たり水滴が飛んだり、映画というより遊園地のアトラクションのような体感式の劇場鑑賞スタイルになります。

主にアクション映画などで、まるでその場にいるかのような臨場感を味わうことができます。

そんなこと言っても所詮ら鑑賞重視の映画館、揺れるとか言われてもどうせ気持ち程度なんでしょ?とお思いの方、そんなことありません。

今回の映画、座席から転げ落ちそうになるくらい揺れます。

 

実は筆者、以前にも『劇場版仮面ライダーアマゾンズ』の4DX上映で同じ劇場を訪れており、ある程度4DXを分かった気になってその日は鑑賞しに行っておりました。

「大きく揺れた記憶は無いし、ある程度対策すれば大丈夫だろ!」

開始3分、先程までの余裕はどこへやら、真顔で席にしがみつく筆者。

「思ったより揺れる…何だこれ…映画館だろ…!?」

何とかウルトラマンが降臨してスペシウム光線を照射する場面をやり過ごしホッとしたのも束の間、第二の衝撃・地底怪獣ガボラ戦に突入。

大地を潜行することで地鳴りを発生させ、地上に出現しウルトラマンと対峙してからも頭部のヒレドリルで敵を攻撃するシーン…

揺れる、マジで揺れる。

更に首元に風が吹く。

そしてウルトラマンが打撃を受けるたび、

背中に何かぶつかる。

 

まさか映画館にて座席にしがみつくようなことがあるとは思いもせず、4DX上映に関してはシートベルトかストッパーの設置を検討願えないものかと考えずにはいられませんでした。

1回目の鑑賞であまり感じなかったのですが、こういった衝撃を受けることで改めて自分は「アクション」映画を見ているんだなと実感させられます。

 

迫力のあるシーンばかり触れましたが、それ以外の例えば動きの少ない会話のシーンなどでも、人物のちょっとした挙動に合わせて緩やかに座席が動いたり、フラッシュなどがあれば劇場上部にあるライトが明滅するなど、劇場全体で映画の雰囲気を作り出してます。

他にも場面によっては座席から水飛沫が飛ぶこともあるのですが、それは手元のスイッチによってオンオフを設定できるようになっていたりと、配慮もバッチリ行き届いております。

 

さて、ここで一つ気になる点として上述の4DX説明文にあった一文。

映画のシーンを感情的に盛り上げる<香り>

『シン・ウルトラマン』における香りというと、真っ先に浮かぶのが例の匂いを嗅ぐシーン。

色々と物議を醸している神永と浅見のあのシーンでありますが、4DXではいかようになっているのかという好奇心と、もし再現していたら劇場の雰囲気はどうなってしまうのかという恐怖心を同時に秘めながら映画を見進め、2回目に見ると非常に味わい深いメフィラスの動向をやり過ごし、ついにやってきた例のシーン……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、

再現されなかった。

 

 

 

 

 

当然だよなぁ…。

無かったことでホッとしてるのと、ちょっぴり残念な気持ち(え)を抱いたうえで訪れたウルトラマンVSメフィラスの戦闘は地上を転がる八つ裂き光輪の演出が大迫力であり、これこれ! これを待っていたんだよ!! とこの時点になるともはや座席にしがみつくのが楽しくなってきてしまうのは4DXの魔力に取り憑かれていると言っても過言では無いでしょう

 

最後の最後、ゼットンを殴り飛ばしたウルトラマンブラックホールから逃げようとするシーンでも座席が大きく揺れ、振り落とされまいと座席にしがみつく観客が必死に生き残ろうとするウルトラマンに強く共感できる演出となっており、鑑賞1回目ではやや唐突に感じた最終決戦でしたが、この演出は4DXのために考えられたのではと思うくらい、登場人物との心情のマッチングを感じられました。

その後のゾーフィとの会話でも適度に揺れる座席が心地良く、そこからスッとエンドロールに入るためいい余韻を残して劇場を後にすることが出来たのです。

 

 

 

結論:

物語を楽しみたいなら普通上映。

迫力のアクションやウェットなシーンを楽しみたいなら4DXまたはMX4Dでの鑑賞をお勧めします。

 

今回の4DX上映で思ったこととして、アクションシーンで大きく揺れる座席等はアトラクションとしては面白いと思ったものの、座席にしがみつくことが必須だったり、そもそも心臓が弱い方や背の低い子どもなどでは鑑賞できないなど諸々厳しい条件があり、ストーリーに集中できない可能性が高いです。

そのため普通の上映なら[1回目、じっくり見たい、気が散らないようにしたい]といった条件に合う方が良いと思います。

逆に[2回目、刺激が欲しい、物語よりも迫力重視]という条件に合うなら4DXまたはMX 4Dを見に行った方が良いかと。

 

まあもっと言えば、両方見てほしいなのですが、4DXは通常鑑賞料金に+1000円かかる上映形式なので、予算とも相談して自分に合う鑑賞スタイルを選んでいただければと思います。

 

 

だいぶザックリとしていますが「『シン・ウルトラマン』2回目は4DXでの体験だったレポート(長い)」を締めにしたいと思います。

最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました。

 

 

 

ちなみに入場特典は割り勘バージョンでした。

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デジモンゴーストゲーム 簡易まとめ感想〜2クールを見終えて〜

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デジモンゴーストゲーム

簡易まとめ感想

〜2クール(第1〜25話)まで〜

 

 

令和の時代にデジモンアニメが帰ってきた…。

 

現在放送中のアニメデジモンゴーストゲーム』

1999年のデジモンアドベンチャーを始めとし、TVシリーズから劇場版に至るまで休止と復活を繰り返しながら制作されてきたデジモンアニメの現状最新作ということで、毎週楽しみに視聴している筆者。

その魅力と特徴を少しでもお伝えしたく、筆を取らせてもらった次第であります。

 

まずは『ゴーストゲーム』にたどり着くまでのシリーズの流れをまとめていきます。

色々と複雑に絡み合ってる面もあるので、各シリーズを整理も兼ねて簡単に紹介していきながら振り返っていこうと思います。

 

※ちなみにデジモンシリーズの思い入れに関してはこちらの記事で語ってます。

↓良かったら参考程度に。

urahiro003.hatenablog.com

 

1999年〜2000年放送

デジモンアドベンチャー

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記念すべき初代アニメ。

異世界「デジタルワールド」に迷い込んだ"選ばれし子どもたち"とそのパートナーであるデジモンたちの友情と進化を描いた作品であり、デジモンアニメの魅力がグッと詰まった傑作。

主題歌の「Butter-Fly」も世代を超えて人気を博した名曲。

 

 

2000年〜2001年放送

デジモンアドベンチャー02

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『アドベンチャー』の続編となるアニメ2作目。

前作の"選ばれし子どもたち"の後輩たちがデジモンカイザーに支配されたデジタルワールドを救うべく戦いに挑む。

アーマー進化」や「ジョグレス進化」といった新たな進化の形式が描かれ、2作目にして前作との差別化が強く顔を出すことに。

 

 

2001年〜2002年放送

デジモンテイマーズ

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前2作から世界観を一新した3作目。

人間とデジモン、大人と子ども、有機物と無機物といった対比構造から炙り出される登場人物の心情がナイーブかつシビアに描かれ、独特な空気を醸し出す異色作。

デュークモンベルゼブモンといった人気デジモンが多数登場するという点でも人気のある作品。

 

 

2002年〜2003年放送

デジモンフロンティア

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4年続いたアニメシリーズの一旦の最終作。

パートナーデジモンは存在せず、主人公たちが十闘士と呼ばれるデジモンに自ら進化(変身)して戦い、荒んだ世界を駆け抜けるロードムービー

メンバー構成が『ガッチャマン』や『コンバトラーV』といった王道アニメのそれに近いことも手伝い、ヒーロー色の強い作品となりました。

 

 

2005年放送

デジタルモンスター ゼヴォリューション』

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TVスペシャルで制作された全編フルCGのアニメ作品。

人間キャラは一切登場せず、当時展開されていた「X抗体」「イグドラシル」「ロイヤルナイツ」といったシリーズにおける重要な設定を巡るストーリーが展開された。

オメガモンやデュークモンと並ぶ人気デジモンであるアルファモンが初登場する作品でもあります。

 

 

2006年〜2007年放送

デジモンセイバーズ

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『フロンティア』以来4年ぶりにTVシリーズとして制作された作品。

主人公が「小学生でない」「名前に"タ(またはダ)"が付かない」「ゴーグルを着けてない」といった特徴を持ち、デジモンを直接殴ってパートナーを進化させるなどこれまでの作品と大きくかけ離れた面をアピール。

当時駆け出しであった人気女優の新垣結衣さんがレギュラー出演していたなど話題性の強い作品でもあります。

 

 

2010年〜2012年放送

デジモンクロスウォーズ』

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放送局がフジテレビからテレビ朝日に変わり制作されたTVシリーズ

「ほっとけない!」が口癖の主人公・工藤タイキがチーム「クロスハート」のジェネラルとなり、デジモン同士を合体させる「デジクロス」を駆使してデジタルワールドに危機をもたらすバグラ軍に立ち向かうというストーリー。

 

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また本作の特徴として、全79話という最長話数が制作されたという点も触れるべきかなと。

タイキとシャウトモンを主軸にクロスハートの立ち上がりを描いた第1期、「超進化」を得たジェネラルたちがチームを超えバグラ軍に挑む第2期『悪のデスジェネラルと七つの王国』、タイキの後輩・明石タギルを主人公に交代しオムニバス性を高めた第3期『時を駆ける少年ハンターたち』

それぞれ25話程度の話数ながら独自の個性を放っているだけでなく、過去作品へのリスペクトの強さも随所に見られ、最終盤においてTVシリーズの主人公たちが集結するエピソードが描かれる等、これまでのアニメシリーズの総決算とも言える作品となりました。

個人的に《デジモン》シリーズの最終回を作ったのかなーと感じたのはここだけの話。

 

 

2015年〜2018年劇場公開(全6章)

デジモンアドベンチャーtri.

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未だ根強い人気を誇る『アドベンチャー』の『02』を超えた更なる続編。

劇場アニメとして全6章が制作されました。

高校生になった"選ばれし子どもたち"の前に現れた新たなる試練を、新キャラクターを交え新しい視点で見つめ直すように制作されるも、設定改変や意味不明なストーリー展開、進化バンクを露骨な尺稼ぎに利用するなどマイナス面が目立ち、デジモンファンからは「出来の悪い二次創作」と呼ばれてしまうほど評価は芳しく無い模様。

ちなみに筆者は第4章を見て力尽きました。

 

 

2016年〜2017年放送

デジモンユニバース アプリモンスターズ

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スマホから出現する「アプモン」の起こす奇妙な現象に対処すべく、主人公・新海ハルがガッチモンと組みアプモン活動を繰り広げる。

放送局がテレビ東京へと変わり、強気な玩具展開とメディアミックスが目を引いた作品。

しかしその強気な姿勢とは裏腹に盛り上がりは非常に小さく、デジモンとしても中途半端な取り上げ方が目立ったことから歴代でもとびっきりに影が薄い印象。

ちなみに筆者は第8話くらいで脱落しました。

 

 

2020年劇場公開

デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆』

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『tri.』の反響(良いとは言ってない)を受け、『アドベンチャー』の完結編として制作された劇場作品。

ファンサービス溢れる作品であるということですが、正直に申し上げると『tri.』の件もあり筆者は未見。

 

 

ここまで見ていただいた通り、多くの作品が作られたシリーズではあるのですが、初代作品『アドベンチャー』の人気は20年以上経過した現在においても特に根強いことが分かります。

そして来る2020年4月、当時の放送局と放送時間であるフジテレビの日曜朝9時の時間帯にて、初代のリブート作品デジモンアドベンチャー:』が放送されることになりました。

 

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当時のデザインそのままに人間キャストと細かい設定を一新した作品で、初代では叶わなかったメンバー全員が究極体進化する展開も見られることに。

正に"復活した"デジモンアニメということで筆者も楽しんで見てはいたのですが、縦軸が強めなストーリーでありながら物語のゴールが不明瞭で、同じような展開が何度も繰り返されるうえに、キャラクターの感情の起伏が薄めなことから段々と熱が冷めていき、裏番組がスーパーヒーロータイムであったことからもブリッツグレイモンが出た辺りで離脱してしまうことに…。

 

 

前置きが長くなりましたが、そういった喜びと不満が入り乱れた『アドベンチャー:』の後番組として『ゴーストゲーム』は制作されることになりました。

視聴中断に漠然と悔しさを覚えていた筆者は、今度こそ作品と向き合ってみせるぞ!と改めてデジモンアニメを見ることを決断。

とりあえず視聴モチベーションを保つために、作品を見る基準の一つである"独自性"を探り出しながら、ここまで見てきた中で感じた本作の特徴を紹介していこうと思います。

 

 

①帰ってきた新作アニメ、そのコンセプトとは

 

まずは、作品を紹介するうえで欠かせない基本設定を確認。

新しいテクノロジーが発展した、ほんの少し先の未来。SNSでは「ホログラムゴースト」と呼ばれる真偽不明の怪奇現象の噂が飛び交っていた。

中学1年生の天ノ河宙(アマノカワ ヒロ)は、父が残した「デジヴァイス」という謎のデバイスを起動したことで、普通の人には見えない未知の生き物「デジモン」たちの姿が見えるようになる。

父から預けられたやんちゃなデジモン「ガンマモン」と出会ったその日から、宙は様々な怪奇現象に巻き込まれていく。

(無料配布のミニブックより引用)

 

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メインキャラクターはこの6人。

面倒見が良く探究心の強い天ノ河宙とやんちゃで子どものようなガンマモンSNSで多数のフォロワーを抱えるりるるんこと月夜野瑠璃と物知りかつ力持ちなアンゴラモン、天才だが臆病な性格の東御手洗清司郎と気が強く少々ずる賢いジェリーモンのコンビで物語は展開されることに。

目を引く設定としては、タイトルにある通り「ゴースト」の引き起こす怪奇現象をメインに据えているという点。

作品舞台を「ほんの少し先の未来」と設定し、SNSやアプリなどから発生する不具合を、人間界に迷い込んだデジモンの引き起こす怪奇現象に繋げるというアイデアは秀逸で、それだけで済ませずに日曜朝9時とは思えない直接的な怪異の描写がことのほか強烈なのが有無を言わさぬインパクトを放っております。

 

恐らく本作が制作された背景には前番組である『アドベンチャー:』の更に前番組のゲゲゲの鬼太郎(第6期)』の存在が大きく関係していると思われます。

『鬼太郎』は言わずもがなの妖怪譚であるわけですが、直近で放送された第6期は子ども向けアニメとしての側面が強かった第5期までの作品とは異なり、どちらかというと『墓場鬼太郎』のようなダークさも持ち合わせている点がSNS等でも話題になった一作(ちなみに鬼太郎を演じたのは本作でガンマモンを演じる沢城みゆき氏)。

もちろん時間帯的に子ども向けアニメとして放送されていましたが、その目線はどちらかというと、子を持ち始めた親世代に向いているようにも感じられました。

『鬼太郎』で目を引き『アドベンチャー:』で親世代をロックオン、トドメに「デジモン×鬼太郎」とも言える『ゴーストゲーム』で親子共にデジモンアニメを楽しんでもらう…なんてことまで考えていた可能性も否定できず(与太)。

まあ仮にそうであったとしても『アドベンチャー:』で視聴を切ってる人は結構いると思われるので、その思惑は正直上手くいってないかなと(笑)

 

 

②オムニバス性重視のエピソード群

 

次に本作の特徴として独自性の強い怪奇現象を取り上げているが故に、一話ごとのインパクトを優先したオムニバス性の強さが挙げられます。

包帯グルグル巻きにされて拉致られたり、カボチャを被せられて縛られたりしても無事帰還するようなエピソードもあれば、明確に被害に遭って助からなかった人物も存在しており、怪奇現象によく出くわす主人公たちが毎度毎度怯えるシーンがあることに一定の説得力を保っております。

こういった作品は一話ごとのインパクトは強いものの、毎度同じ展開で飽きられがちという欠点と隣り合わせだったりするのですが、本作の場合幅広い怪奇現象を数々展開し、時には凶悪な通り魔が出現し、時にはただ迷惑なやつらが暴れてるだけだったり、そして時には心温まるようなエピソードなど実に豊富なラインナップ。

 

またその影響で、怪奇現象を起こすホログラムゴースト=デジモンたちの動向も非常に可笑しいことになっているのも特徴。

例をいくつか挙げると、

カラオケボックスでとある呪いの曲(前作ED曲を使用するという皮肉)を歌うと不気味な声と共に現れるが、最終的には宙の下手な歌声に心を打たれて修行の旅に出るセイレーンモン(CV:水樹奈々

夜の首都高を爆走し「百鬼夜行」を引き起こした末に改心することなくデジタルワールドに送還されたシスタモンシエル(CV:ゆかな)

人間の子どもや幼いデジモンたちを誘拐し永遠に子どもとして遊ぶことを強要するも、最終的には海賊船に乗って旅に出たピーターモン(CV:野島健児等々…

デジモンたちの動機やその結果として起こす行動がどうもぶっ飛んでおり、見ていて途中で気付いたことですが、恐らく本作のデジモンたちは変態属性が強めなんだなぁとしみじみ思うところです。

 

さて、本作オムニバス性が強いとこれまで繰り返して参りましたが、うっすら透けて見える縦軸の要素も見逃せない部分。

そもそも宙たちが何故ホログラムゴーストの事件に自ら向かっていってるのかという点についてですが、AI関係の開発者であり何故かデジタルワールドに滞在している宙の父・天ノ河北斗の謎に迫るためであり、デジタルワールドに通じる手がかりを探すことが一応の本作の目的。

縦軸を重視しながらゴールが不明瞭だった前作とは対照的に、オムニバス性重視ながら縦軸のゴールもうっすら意識できるようになっている構成は前作の反省が活きている点であると思います。

 

同時に前作から引き継いでしまった要素として、登場人物の関係性に大きな変化が見られないのは引っかかる点

オドオドしてる清司郎とそれを引っ張るジェリーモンに関してはバディものらしい"波"を見ることが出来るのですが、宙とガンマモンそして瑠璃とアンゴラモンはパートナーらしさはありながらそれに伴う"衝突"が描かれることは少なく、自身の持つ信念や情念より、他者に対する妥協や譲歩といった面が強く出ている印象。

もう一つ、ストーリーに怪奇現象を取り扱う都合上若干不条理な展開が多くなっており、後述の進化によってエピソードごとに盛り上がりを作ることは上手な反面、テンションを急下降させて「ハイ、解散」みたいなオチを着けることが多いのも気になります。

人物の心情描写や不条理ものとしては興味深いアプローチではあるのですが、それらが「子ども向けアニメというフィクション作品」という枠の中では成立してるとは言えない描写であるとも感じられます。

ゴールは設定されているものの、その道のりにおけるパスワークなどに少し穴があるように思えるので、この先その穴に頭から突っ込まないことを祈りたいと思います。

 

 

③"進化"によってもたらされるもの

 

これまで作品単体のコンセプトや、尖った部分について主に触れて参りました。

最後にこの項では、歴代デジモンシリーズにおいて重要な要素であり、本作においても大きな影響をもたらす「進化」について語っていこうと思います。

数多くの進化スタイルが存在するデジモンシリーズですが、本作に関しては成長期→成熟期といったオーソドックスな進化スタイルが採用されております。

というのも本作、一応玩具販促番組ではあるのでメイン商材である「バイタルブレス デジヴァイス-V」の形式に則って進化が描かれているのです。

 

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ちなみにこのデジヴァイス-V、入荷数が極端に少なく放送中ながら入手困難だったりします。

 

先述しましたが、筆者は作品の"独自性"にこそ最も強みを見出せるきっかけがあると考えており、一見シンプルな進化スタイルである本作において注目すべき点はどこにあるかを考えていたのですが、見つかったポイントとして、進化に対して王道を貫くスタンスでした。

前項でオムニバス性やインパクトを重視しているという説明をさせていただきましたが、ホラー作品としての描写は徹底していながら、デジモンとの戦闘が発生するシチュエーションを無理なく作り出し、

エピソードのピークにしっかりと「進化」を持ってきて、バッチリ盛り上げる工夫が施されているのが秀逸な話運び。

 

またシリーズ特有の進化バンクの構成も良く、腕に装着されているデジヴァイスを通して人間とデジモンパートナーが強い繋がりを持っていることが短いバンクながら見事に表現されており、挿入歌「First Riders」も実に盛り上がる激アツソングとして進化を後押ししており、毎度進化バンクが流れるたび鳥肌が止まらなくなってしまう程に、中毒性の高い進化が描かれます。

「First Riders」あまりにも名曲過ぎるからリンク貼りたいけど、Amazonとかで配信されてないので公式の挿入歌PVのリンクだけ貼っときます。

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https://youtu.be/dypzjsZv_xU

 

 

肝心の進化形態について、先に好きな進化を挙げるとウェズンガンマモン
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トリケラトプスのような無骨な見た目でかつ、重戦車の如く砲撃をかます戦闘スタイルが実に好みに突き刺さる成熟期。

進化スタイルこそシンプルではありますが、主人公のパートナー・ガンマモンは成熟期への進化を4形態分持っているという異色さも兼ね備えているのが本作の油断ならないところ。

 

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これらも条件によって進化の方向性が変わるというデジヴァイス-Vの販促が強く出ている面と言えますが、それによって毎話ガンマモンが進化する際に、直前まで何に進化するか分からない現象、筆者が個人的に進化ガチャ命名した楽しみが生じるという嬉しい誤算。

最も頻度が高いのは正統派進化であるベテルガンマモンなのですが、たまに登場するウェズンガンマモンや飛行形態のカウスガンマモンに進化した際は思わず声を上げてしまう程テンションが上がってしまいます。

というのも本作、玩具販促番組でありながら販促商品は極端に少なく、ストーリー構成における進化の方向性を見出すことが非常に困難になっております。

またオムニバス性の強さから次回予告においても怪奇現象を押し出すことが多いため、全く構えてないタイミングで新しい進化が登場するといったサプライズも珍しくありません。

 

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来る第25話「紅ノ饗宴」にて、ヴァンデモンに追い詰められたベテルガンマモンが負の感情を高めてしまい暗黒進化してしまいそうになるも、宙の言葉を受け乗り越えた先に完全体・カノーヴァイスモンに超進化するという一つの山場を迎えることになりました。

実は筆者、このエピソードを見るまで『ゴーストゲーム』に完全体以降の進化が登場するかが不明だったことに一抹の不安を抱えており、「まあこのまま終わっても悪くはない、かな…」など本作に対して酷く後ろ向きに考えておりました。

そんな状況で視聴した第25話、多少不満な部分はありつつも完全体進化にピークを持ってくる展開に見事釘付けになってしまい、ガンマモンのみならずアンゴラモンとジェリーモンの完全体、そしてそれ以降の進化に期待を持つことができたことから、本作を最後まで応援する決意を固めた次第であります。

 

『クロスウォーズ』で終わったと考えていた筆者でありましたが、デジモンシリーズの進化は令和の世において次のステージに突入したのかと、改めて考え直すきっかけの作品でもありました。

 

 

結びに

 

いつもだったら全話視聴後にまとめ感想を出す筆者ですが、本作に関してはリアルタイムの今だからこそ魅力を1人でも多く共有したく記事にさせていただいた所存です。

何度も申し上げている通り、本作はオムニバス性が強いため、ちょっとした基本設定さえ頭に入れていれば途中から視聴することに対するハードルも低い作品だと思われます。

今からでもまだ間に合うぞ!!

デジモンゴーストゲーム』を見るんだ!!

 

 

取り乱しましたが、『ゴーストゲーム』の簡易感想はここまでとさせていただきます。

ご覧いただきありがとうございました。

 

コール・ゲシュペンスト!!

お世話様です。

シン・ウルトラマンが盛り上がってますね。

自分も公開日に劇場凸した身であり、2回目をいつ行こうか考えているところです。

 

そんな状況にも関わらず、今回はマイペースにプラモレポートといきましょう。

今回のキットはこちらです。

 

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HG[ハイグレード]

スーパーロボット大戦OG

ゲシュペンスト

 

以前に発売されたサイバスターアルトアイゼンに続き『スパロボOG』機体としてゲシュペンストバンダイスピリッツにてプラモ化を果たしました!

コンパチヒーローシリーズでの活躍も印象深い機体のプラモ化ということもあり、発売当日はトレンド上位に名を連ねるなど現在でも根強い人気を誇るOG機体です。

 

ん?

 

前回のプラモ記事で最後に載せてたキットじゃないのかって?

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えぇ、もちろんフリーダムの次はこの中から一体作ろうと思っていたのですが、黒船ならぬ黒機体であるゲシュペンスト発売と重なってしまい、組み立てモチベーションが高いうちに組んでしまおうということでゲシュペンスト作成となってしまいました。

すまん、今度こそ君らから組み立てるよ…!

 

↓(参考)前回記事

urahiro003.hatenablog.com


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ランナー内訳。

HGとはいうもののMG並のランナー数で、お値段も定価4400円とガンダムに比べ高額キットになっております。

それと当キットの特徴として、関節等によく使用するポリキャップが存在しません。

なかなか異彩を放つパーツ構成ではありますが、特に違和感を覚えることもなく楽しく組み上げられるのが不思議な逸品。

それでは見ていきましょう。


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ゲシュペンスト

マオ・インダストリーが開発したパーソナルトルーパーの第1号機。マニピュレーターの搭載による武装換装の簡便性、二足歩行やホバリングによる高い踏破性が特徴。また、TC-OS(Tactical Cybernetics Operating System)によって、パイロットは状況判断に徹し、最小限の操作をするだけで、機体自身がオートマティックに適切なモーションを選択し、パイロットが意図した行動を達成する。これにより、機体の姿勢制御という煩雑な作業を最低限に抑え、戦闘の状況判断に集中できる。(組立説明書より抜粋)

 

ドイツ語で"幽霊"を意味することからか、漆黒のボディを携えたこの機体。

ブラック基調ということで今回は素組みでサクサクと組み立てていきましたが、全く遜色無い出来で思わず唸ってしまいました。


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胸部アップ。

シャープな造形の頭部が非常にクールです。

眼の部分はクリアパーツで再現されていますが、光が当たりづらくやや暗めに見えてしまいます。


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腕部の可動に関してもゴツメのシルエットの割によく動きます。

しかし肘の部分は動かし過ぎると、腕が干渉して外れてしまうので注意が必要です。


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上手く位置を調整すれば力強いポーズも取らせられます。

設定的にはリアルロボット寄りですが、スタイルの無骨さもあってスーパーロボット系のポーズも似合うのが二度美味しいですね。


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打って変わって下半身。

腰部のスカート部分が前後共に干渉しまくるので、脚の可動はそこまでといった具合です。


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それでも最低限ポーズを取らせることはできます。

ご覧のように本キットはディスプレイ用台座も付属しているため、幅広いポーズを堪能できるようになっているのが嬉しい点です。


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手首パーツに関して、これもまた初めて見た構造なのですが親指部分は可動式で、更に一部パーツは共通での交換式となっております。


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握り手、武器持ち手2種ずつ、開き手(右のみ)といくつか交換用手首が付属。


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このように手首を交換することで、ポーズに色々な表情を付けることが可能に。

開き手で指示出してる風に一枚。


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付属の武装

左からニュートロンビーム、プラズマカッターの刀身×2、スプリットミサイル×2、スラッシュ・リッパー(エフェクト含む)×2

スプリットミサイルとスラッシュリッパーは、バックパックでもあるスタビライザーに元から設置されているものではありますが、それも含めて非常に豊富な武装ラインナップです。

順番に見ていきましょう。


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スラッシュ・リッパー

円状の遠隔操作小型武器。

手裏剣のようなサイズ感であり、パーツを半分に割ることでエフェクトをセットできます。


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付属の台座にもセット可能であり、武器を使用してるイメージでディスプレイもできます。

名前は幽霊ですが、何となく忍者の要素も組み込まれてそうに見えます。


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スプリットミサイル

自力飛行が可能なミサイルコンテナ。

中にはそれぞれ最大6発のミサイルが搭載されており、コンテナ射出後にミサイルが発射される仕組み。

色分けが細かいながら全てパーツ分割によって再現されています。

こちらも台座にセット可能で射出時のイメージを再現できます。


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ニュートロンビーム

ゲシュペンストが携行する大型ビームライフル

スコープ部分に本キット唯一のシールが採用されています。


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ライフル持ちで全身像。

力強いフォルムに大型のビームライフルがよく似合いますね。


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構えポーズで一枚。

関節パーツがカチッとしているので、片手持ちでも問題なくポージングできます。


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ライフルにはグリップも付いているため両手持ちもできます。

上半身に関しては広い可動域を有しており、無理なく両手持ちが決まりますね。

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プラズマカッター

高出力・高威力のプラズマ切断機。

一言で言ってしまえばビームサーベルなのですが、ガンダムのそれと違い峰と刃で分かれており、剣というよりは刀のようなビームエフェクトになっております。


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これまたガンダムと違い、背中ではなく左腕に持ち手が収納されています。


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カッターを持たせてポーズ!

武器持ち手首によってカッチリ持たせることができます。


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エフェクトは2つあるため二刀流も。

本当に幅広くポーズを取らせられます。


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ライフルとカッターで銃剣装備。

武装の方向性はガンダムと似ているものの、仕様が若干異なることで違いを感じ取れるのが面白い機体ですね。


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ちょうど近くにあったEG 1/144 RX78-2 ガンダムと恒例のサイズ比較。

普通のHGより少し大きいといったイメージですので、νガンダム辺りならちょうどいい感じで並べられるでしょうか。

さて、都合良くファーストガンダムが近くにあったということですが、ゲシュペンストといえばやはりこのゲームを忘れてはいけません。

 

 

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そう、ヒーロー戦記-プロジェクト・オリュンポス-ですね。

 


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ということで並べてしまいました。

コンパチヒーローシリーズとしてリリースされたゲームの中では珍しいRPG作品であり、多くの人たちの心に残り続けているゲームではガンダムウルトラセブン仮面ライダーBLACKという人気キャラに並んでパッケージ入りしているゲシュペンストがひたすら異質。

ゲームの内容を知らず(兄がプレイしてるのを横から見てたのみ)、パッケージだけを見て「誰やねんこいつ!(意訳)」と声を荒らげた筆者はもう過去の話です。

令和の世になってまさか『ヒーロー戦記』登場キャラクターをハイクオリティフィギュアで並べられるとは思いもしませんでした。

特に一番ハードルが高いであろうゲシュペンストを、プラモ熱が再燃しているタイミングで4000円程で手に入れられ、更にキットとしても満足度高めだったのはとても嬉しいです。

『OG』プラモはこれからも続いてほしいなぁと願いながらあっさり気味ではありますが、ゲシュペンストのプラモレポート締めとさせていただきます。

 

 

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最後はパッケージをイメージしたポージングで。

それでは。

 

自由という名の剣

お世話様です。

皆さまゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしょうか。

 

私の方はと言うと現在コレクションの整理を進めているところです。

フリマアプリに出品したりリサイクルショップに持っていったり色々な手段で物を減らしていってるのですが、気付いたらまた新しい物を買ってしまってて負のサイクルに陥っております…。

 

必然的にプラモもどんどん積んでく傾向にあるので、一つずつ作って消化していきましょう(作成後のプラモ箱は収納ボックスに早変わりするので一石二鳥であります)。

今回作成したのはこちらです。

 

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MG[マスターグレード]1/100

フリーダムガンダム

ソリッドクリア

 

2022年現在でもスピンオフが作られている『ガンダムSEED』に登場する後期主人公機で、そのデザインや本編での活躍もあり現在でも根強い人気を誇るガンダムの一体であります。

巨大な翼を持つシルエットが実に印象的であり、『SEED』放送当時小学生だった筆者は「めっちゃカッコいいやん!」といくつかプラモを買ってもらって作ってた記憶があります。

しかし放送当時発売されたフリーダムのキットは劇中での活躍を再現するにはいくつか足りない部分が存在し(アニメでの表現が自由過ぎたのもあると思います)、いつかは本編を再現できるキットにめぐりあいたいものだと思っていました。

 

そんなことを考えながら気づけば2021年になっていた折、ガンプラ一番くじなるものが発売され運試し程度に購入したところB賞のMGフリーダムを見事引き当てることに成功!

↓その時の結果

urahiro003.hatenablog.com

 

思わぬ形でフリーダムをお迎えさせてくれたガンプラの神に感謝しつつ、これは作らねばなるまいとタイミングを窺っていたら入手から半年以上経過してしまいました。

 

このままではいけない、そろそろMGをまた組みたいと思っていたのと積みプラ崩しも兼ねて作成に着手しました。

製作期間はちょいちょい進めておよそ10日くらいでした。

せっかくなので何か違う進め方をしたいなと思い、某Youtuberの方を参考に今回は説明書の順番通りには組まずフレームから組んでいきました。


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最近のMGは機体のフレームに外装パーツを填めるという形式になっているみたいです。

塗装のタイミングもきっちりと分けて作成できたため、スラスラと進めることが出来ました。

この状態でもなかなか様になりますね。


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この状態で可動確認。

余計なものが付いてない分グリグリ動かせます(組み方ミスってジャッキ部分が外に出ちゃっていたので後程修正しました)。


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ダイナミックなポーズから正座まで可能。

完成が俄然楽しみになってきます。


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途中経過。

フレームから組んだ都合で脚部の安定性が少し気になったので、下半身から組み立てました。

上半身裸になって本気出した武道家みたいで良いですね(謎フォロー)。

それでは完成状態を見ていきましょう。


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フリーダムガンダム

型式番号:ZGMF-X10A

プロダクションコード:FREEDOM

鹵獲された初期GAT-Xシリーズのデータを基に開発された、ザフトの核機動MS。パトリック・ザラの勅命の下で極秘に開発計画が進行し、ジャスティスガンダムとともにC.E.71年4月1日にロールアウト。同日、プラント最高評議会議長に就任したパトリック・ザラによって「ナチュラルに“正義”の鉄槌を下し、コーディネイターの真の“自由”を勝ち取る最終決戦の旗印」と位置付けられ、「自由」(フリーダム)という名を与えられた。(引用元:Wikipedia

白を基調としながらバックパックに青い翼を携えているカラーリングがさながら勇者ロボチックなフリーダム。

配色自体は赤・青・黄・白と伝統のガンダムカラーがあしらわれていますが、赤と黄色が差し色程度に使われているため玩具らしさは抑えめの印象を感じます。


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特徴的な翼(公式設定では能動性空力弾性翼と言うらしい)も力強く再現。

今回はソリッドクリアということで大半がクリアパーツになっていてキレイですね。

若干重くて後ろ側に倒れてしまうのが難点です。

バックパックの黄色と赤の部分は今回シールを使用しております。


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頭部アップ、目の部分はシールです。

とってもイケメンですごく気に入っているのですが、アンテナがシャープな造形なので折れそうで心配になります。

ボディにも大胆にクリアパーツが使われているのですが、紺色だと少し分かりづらいですね。


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まずは腕の可動範囲を確認。

非常によく動いてくれるのですが、腕可動はヘッドによくぶつかりそうになるのでアンテナの破損が心配になります。

膝も二重関節でいい感じです。


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脚部もしっかりと可動。

爪先まで動くのでびっくりしました。


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手首は親指、人差し指、残りの指の3点が可動するタイプが左右一つずつ。

出来れば開き手も欲しかったですね。

また腕には後述のシールドを取り付ける箇所が別パーツで隠されてあります。


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翼も上下左右に動きます。

ミーティアに接続する際は確かこんな感じの角度だったかな?


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翼を展開した状態。

迫力が凄いです。


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翼の重さの問題もあってか今回ディスプレイ用のスタンドが付属してますので、股関節に設けられてるジョイントを使って…


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翼を開いての飛行ポーズも再現可能!

OPでのシルエット状態をイメージしてポージングしてみました。

スタンドもフリーダムの翼みたいな造形が施されていて良いですね。


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本キットのソリッドクリアについてですが、パーツ全てではなく特定のカラーがクリアパーツになるのが特徴でして、フリーダムの場合は青、紺、赤の3色が対象で白、黄、グレー、ガンメタは通常仕様と同様になります。

クリアパーツが目立つ箇所とそうでない箇所の差が激しいといった印象です。

 

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胸部にはコクピット開閉ギミックがあり、カチッとハマるので動かしてて外れやすいみたいなことが無いのは助かります。

パイロットのキラ君ですが、どうせ見えないところに入っているので無塗装です(無慈悲)。


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手持ちの武装ビームライフル、シールド、ビームサーベル×2本。

ビーム砲を除けば意外とシンプルに留められているフリーダムの武装


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基本形態とも言えるビームライフルとシールドを構えた姿。

筆者個人としてはロボットにしろヒーローにしろ剣を持ってるタイプが好きなのですが、ガンダムに関してはビームライフルが似合う方が好きな傾向にあります。

カッコいい。


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ビームライフルはグリップもあるので両手持ちも可能です。

しかし手首のホールドがネックでして、ポーズを付けようにもライフルを取りこぼしてしまうことがしばしば。

ブルーの部分はガンダムマーカーで塗装しました。

 

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背中にマウントすることも出来ます。

見やすいよう横にしていますがこの状態だと翼に干渉してしまうので、マウントした際はほぼ見えなくなってしまいますね。


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今度はシールド。

あちこちにジョイントがあり、あらゆる取り付け方を楽しむことが出来ます。


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膝にあるジョイントに付けるとこうなります。

下のパーツは持たせることも可能。


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先述のパーツを取り外して腕に直接取り付けることも出来ます。

個人的にこのスタイルが一番ガンダムっぽさがあって気に入ってます。


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ライフルとシールドを構えてポーズ!

放送当時発売の1/144プラモのパッケージをイメージしてみました。

シンプルなポーズでも決まってますね。

 

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腰のレール砲上部にマウントされているビームサーベル2本。黒い箇所は塗装しました。

フリーダムの手持ち武装でいえばビームサーベルが一番活躍してた記憶がありますね。


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ビームサーベルとシールドを持ってポーズ!

聖騎士みたいな印象に変わりますね。

サーベルはライフルに比べたらカッチリホールドしてくれてます。


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2本あるので二刀流!!

初手ですれ違いざまに斬りつけるみたいな戦法が多かった印象。


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そしてサーベルを2本繋げてツインランサー!!

最終回辺りでの活躍が印象的だったのですが、放送当時のキットでは再現できなかったためやっと出会えた気分です。

ビームサーベルだけでも多様な戦闘スタイルが見られるのはフリーダムの特徴でもあります。

 

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続いて搭載されてるビーム武装、まずは翼に収納されているバラエーナプラズマ収束ビーム砲。

ダブルエックスのツインサテライトキャノンに似ている気がしますが、回転させて翼に収納するというシルエットへの落とし込みが秀逸です。


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両肩からキャノン!

下部にはクリアパーツが使われてます。


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続いて左右の腰に接続されているクスィフィアスレール砲。

腰カバーのような見た目から砲身の長いレール砲に変わるアイデアが面白いですね。


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レール砲のサイド部分には持ち手が付いているので持たせることも出来ます。


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ビーム砲と合わせて、一斉照射!!

力強い砲撃ポーズも取ることができ、フリーダムの多彩さを感じ取れます。

 

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翼を開いた状態でビーム砲展開!

こちらも旧キットでは再現できなかったギミックでして、放送から数年経って出たMGとかでやっと再現されていたはず。

見た目的にはこちらの方が明らかに派手派手でカッコイイので、アニメスタッフがキットのこととか考えずに導入した形態だったりするのでしょうか。


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砲身を曲げることで翼からビーム砲を独立可動させられます。

しかし頭部のすぐ近くになるのでアンテナの破損に注意しながら動かす必要があります。

ポージングを付けていこうと思うのですが、この状態で出来る技といえば……

 

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ガシャッ!

 

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ピコピコピコピコ…


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ハイマットフルバースト!!

無慈悲なまでのフリーダム火器一斉照射。

プラモで初めてポージング出来ました。


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せっかくなのでアップの写真も一枚。

キットとしてはプロポーションも良く原作再現も可能なプレイバリューが嬉しいのですが、所々関節やジョイントが緩かったりしたのは若干ストレスでした。

他にも先述の通りビームライフルを支える手首のホールドが弱くてポロポロ落ちてしまうので、ライフル持ちの専用手首パーツや開き手パーツも追加で付属していたらもっと良かったのになぁと思った次第であります。

とはいえ棚ぼたみたいな形で手に入れたキットでありながら組んでる間も非常に楽しませてもらいました。

久しぶりのMGでしたが問題なく組み上げることが出来て良かったです。


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最後はOPタイトル画面でのポーズをチョイス。

「Believe」のスピーディなイントロが流れる中でこのポーズを取ってタイトルが出てくるのがすごく良いんですよね。

 

以上、MGフリーダムガンダムのプラモレポートでした。

次回はさっくりとHGを作りたいなぁと漠然と考えているので、いつになるかは分かりませんが楽しみにしていただけたらとおもいます。

それでは。

 

 

 

 


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どれから作ろうかな…。

素人なりにガイアメモリを何とかしたい

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お世話様です。

さて、突然ですが皆さん仮面ライダーWはお好きでしょうか?

 

9月スタートが基本となったいわゆる《平成2期》と言われる仮面ライダーシリーズの第1作目で、2人で1人の仮面ライダーに変身するという斬新な設定や、架空の街"風都"を舞台に謎に挑む探偵の姿を徹頭徹尾描き出した高いストーリー性を持ち、更にミュージシャンとしても活躍する人気俳優・菅田将暉さんのデビュー作品としても話題性を持っている作品です。

 


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2022年現在、漫画『風都探偵』として続編が制作されアニメ化も決まっているなど、高い人気を誇る作品でして放送当時中学生だった筆者は大いに楽しんで本作を視聴しておりました。

特に玩具面では『ディケイド』からの流れもありどハマりしてしまいまして、『W』の玩具といえば無視できないものがあるのです。

そう、ガイアメモリです。

 


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作中で仮面ライダーと怪人ドーパントが変身に使用するキーアイテムで、現在の仮面ライダー玩具の基本であるコレクションアイテム路線の黎明期を司るアイテムでもあります。

USBメモリーがモチーフであり、ベルトからではなく小さいガジェットから音声が出るというキャッチーさが人気を博し、現在でもものによっては高騰していて入手困難だったりします…。

 


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そして当時は画像のようなガシャポン版のガイアメモリも多く発売されました。

ベンダー商品ということでDX玩具に比べて発光や一部音声がオミットされている廉価版という商品ですが、レジェンドライダーの新規音声が収録されているなど独自のラインナップが強みであり、更に画像の時期まで来ると音質も仕様も最大限研ぎ澄まされていったのでとても良い商品でした。

しかしガシャポンで本編登場のコレクションアイテムを展開することに関しては試行錯誤が見られ、特に最序盤に発売されたガシャポンガイアメモリは色々と問題のある商品でした。

ということで、今回はこの「DXサウンドカプセルガイアメモリ」の電池交換について触れていこうと思います。

 


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こちらが当方所有の初期サウンドガイアメモリになります(ファングのみ食玩版)。

恐竜メカが付いてないファングを除けばDXと遜色ない見た目で、これが300円程度で手に入れられるというプレイバリューも良かったですね。

初期メモリは若干音質が低いのですが、価格帯を考えれば充分なのと、弾数を重ねるごとに段々と改善されていくことになるのでそこまで悪い印象は無いです。

それでは何が問題点なのかというと、音質の悪さに次いで電池交換の困難さが挙げられます。

 

 

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シリーズ途中から電池交換が可能となったサウンドメモリですが、初期メモリはご覧の通りひっくり返しても見えないところに電池が配置されており、電池交換をするには分解の必要があります。

ということで、分解しつつ電池交換のポイントに触れていこうと思います。

事前に断っておくと、これから見せるものは10年以上前の商品とはいえメーカーの推奨する作業では無い(分解した時点でメーカーの保証は受けられない)ので、分解によって破損された場合も当方では責任を負いかねるため、参考にされる方は自己責任でお願いします。

 

 

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まずは背面4箇所のネジを外します。

カプセルメモリは半分に分けてカプセルに入っているので、電池交換に際して下半分はノータッチで大丈夫です。


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ネジ4点を外すとフタが取れるので、スピーカーと導線で繋がっている基盤を取り外します。


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基盤に打ち込まれているネジを外して電池ケースを基盤から離すのですが、基盤はデリケートなのでネジを外す際は注意して作業しましょう。

ケースにうっすら書いてある通りに電池は画像の向きでセットします。

使用する電池はLR44のボタン電池で平たい側がプラス極、段がある側がマイナス極になります。


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電池をセットして基盤のネジを止めた状態です。

赤丸を付けた部分ですが、接着等がされていない都合でものによっては外れやすくなってます。


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パーツが外れてしまっても焦らずに、画像のように組み直せばモーマンタイです。

むしろ最大に注意すべきは基盤に繋がってる赤と黒の導線なのですが…後述。

基盤を戻す前に動作確認したい場合は、この部分が外れないようにしながら緑のスイッチを押せば音声を聞けます。


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基盤をメモリに収まるように入れ直したらフタをします。

フタが導線を挟まないように注意しましょう。


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先程の緑パーツは(分かりづらいですが)このようにセットします。


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フタをすれば交換完了です。

さて、早速音声を鳴らしていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

「と、思っていたのか?」

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やっちまいました。

導線切れです。

作業してる段階で際どいな…と思っていましたが、古い商品なこともあってこのようにちょっとした弾みでもうダメになってしまいます。

こうなってしまうと線の交換などではんだごてが必要になったりすると思われるので、これ以上は手が出せません、お手上げです。

導線の扱いをミスるとこのようになるので、作業の際は注意してください(説得力ゼロ)。

 

画像のサイクロンメモリはお亡くなりになってしまいましたが、元々電池交換のできない消耗品として流通していたので致し方ないことなのです…。

今までありがとう、カプセルサイクロンメモリ。

 

あ、ちなみに…

 


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食玩版のメモリも同じような作業での電池交換になります。

ただカプセル版と違い上下でパーツが分割されてないので、こちらの方が作業はしやすいです。

ちなみにこちらも導線切れで動作不可です。


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カプセル版では導線で繋がってたラバーの部分が基盤に直接取り付けられていて、変なパーツポロリが無いので圧倒的に作業しやすいです。

ただこのファングメモリは分解以前から動作不可になっていたので、導線の切れやすさがカプセル版以上の可能性がある点を考慮する必要があります。

あとはカプセル版と同様に基盤を戻してフタをすれば交換完了です。

 

 

以上、ガイアメモリの電池交換でした。

今回の分解でお亡くなりになったメモリがあることからも、やはり分解は素人がやるべきでないなぁ…(笑)

今回の作業はあくまで素人の手が届く範囲で行ったものなので、元々故障は承知の上で行っております。

電池交換不可と言われる物の修理方法としての情報を提供しておりますが、先述の通り自己責任での作業ということはお忘れなく。

 

本日はここまでです。

それでは。

ウルトラヒーローズEXPO ニュージェネレーションワールド 写真レポート④

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ウルトラヒーローズEXPO

ニュージェネレーションワールド

IN東京ソラマチ

写真レポート④

 

トップ画はニュージェネワールドでお会いしたトリガー全形態です。

どれも良い写真で大変満足度が高い。

 

さて、数回に渡って写真を上げてきたニュージェネワールドですが、今回で無事最終回を迎えることになりました。

これまでの記事貼っておきますので、まだ見てない方がいらしたら是非ご覧ください。

↓過去記事

urahiro003.hatenablog.com

urahiro003.hatenablog.com

urahiro003.hatenablog.com

 

長話もあれなので、早速最終2日間の出会いを振り返っていきましょう!

 

 

4/2(土)

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土曜日最後の日。

最終2日間は早めに前売り券が完売してしまっており、気付いた時にはチケットは残り少しで焦ってしまいました。

ですのでこの日は、③の回のみ入場となっております(それが普通とか言わないで)。

 

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いつも通り司会のお姉さんの案内が始まります。

ティガイメージの衣装がおしゃれですね。


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お姉さん主導のもと、登場するヒーローにパワーを送りましょう!

 

 

ウルトラチャージ!!

 


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ウルトラマンさん!ティガさん!」


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「光の力、お借りします!!」


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フュージョンアップ!!


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ウルトラマンオーブ

スペシウムゼペリオン!!

初登場からもう少しで6年、実はまだショットできていなかったスペゼペオーブさんとやっとお会いできました!

 

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美しい立ち姿からのお手振り。尊い

オーブさんといえば基本形態はオリジンみたいになっている現状ですが、ウルトラマンの力を融合させて誕生するという初見のインパクトが未だ強く残っているので、個人的にはスペゼペさんの方が基本形態としての印象が強いですね(オリジンは物語上の扱いがすごく良かったので、これはこれで大好きですが)。


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ガッツポーズも力強く美しい。

昭和と平成の原点が融合したその姿はオーソドックスながらどこか気品が漂っており、聖騎士みたいな印象を感じさせます。


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スペリオン光線!!」

フォトセッションとして光線ポーズをフルモーションで見せていただきました!!

何と今回はそれだけでなく、スペリオン光線の発射ポーズまで教えていただけるそうです!

 

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まずは腕をパーにして、


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キュッ!とします。


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右肘を折り曲げて、左腕を右腕にクロスさせれば…


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スペリオン光線の完成です!

皆はちゃんと出来たかな?


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筆者の隣にいたお友だちのすぐ近くまで寄ってきて確認してました(笑)

本編でも子どもとの距離が近かったガイさんらしさが出てて良いですね。

後ろでポーズを取ってるお姉さんもキュートです。


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「ちゃんと出来たかな?」


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「ヨシ!」


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「ヨシ!」


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「ヨシ!」

全体を見渡してポーズが出来ているか指差し確認!大事な作業です。


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オーブさんの分かりやすい指導のもと、皆しっかり出来ていました!


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「皆、キラッキラだぜ!!」


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お友だちに拍手を送るオーブさん。

神秘性を持っていながら人間味を感じる行動もサマになるなぁオーブさん。


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それではウルトラショット、スタートです!


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夕陽の風来坊だ…!!!

いやぁ相変わらず背景のチョイスがGJですスタッフさん。


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ガイさんを意識して…撮ってみました。

ちょっと恥ずかしいですが、背景もポーズも良くて満足しております。

ありがとうございました!!

 

 

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引き続き③の回最終枠。

前日に登場していたのですが、都合が合わずにお会いできなかったヒーローの登場です。

エネルギーを注ぎ込みましょう!

 

 

ウルトラチャージ!!

 


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ウルトラーイブ!!


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ウルトラマンギンガ!!

昭和の平成の初代が融合したオーブさんの直後に、《ニュージェネ》シリーズ初代のギンガさんが颯爽と参上!

第1話での初変身を彷彿とさせるダイナミックな登場ポーズを見せてくれました!

(諸事情により写真を大幅にカットしてあります)


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ニュージェネ勢のセクシー担当ギンガさんに、一同から盛大な拍手が向けられます。


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皆の応援が力になる!

最終回でのパワーアップを彷彿とさせます。


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力強い頷きからのガッツポーズ!

ヒカルらしいパワフルさを感じます。


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ふと見せる素立ち姿。

こういうところがセクシーなんですよギンガさん。


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ここでフォトセッションが入ります!

見せてくれるのは…


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「ギンガクロスシュート!!」

オーブさん同様、光線ポーズをフルモーションで見せていただきました!

久々のTVシリーズウルトラマンが、更に1部のクライマックスである第6話で初披露した光線ということで色々印象深いんですよね。


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あちらこちらに光線斉射していただきました。

色々な角度から見られて面白かったです。


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チラッ オッケー?」

バッチリです!!


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そらを見上げるギンガさんも美しい。

『ギンガ』本編の姿が端々で顔を出すのが、個人的にすごく嬉しかったです。


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ツーショットをお願いしました。

ギンガスパークとついで所持していたストリウムブレスも一緒です。

なかなか珍しいポーズをいただけて大満足です。

ありがとうございました!!

 

 

4/3(日)

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日が変わり、ついに訪れたイベント最終日。

この日もチケットの販売ペースが早かったことから、獲得できたのは最終枠のみとなりました。

そんな最終日は少しキャパを広げているのか、来場者の勢いが物凄くいつも以上の入りだったように見えました。

 

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この日もティガ衣装だったお姉さんの案内が入り、登場するヒーローにエネルギーを送ります!

 

 

ウルトラチャージ!!

 


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爆発!?

 


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ズンズンズンズン!!


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サイバーゴモラ!!

ここに来てウルトラマンではなく、ウルトラマンエックス・大空大地の相棒であるゴモラの戦闘形態が登場しました!

ヒーローというより怪獣ですが、ヒロイックなデザインがロボットアニメのキャラクターみたいでカッコイイですね。


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たくさんの来場者を前に照れてしまうサイバーゴモたん。カッコ可愛い。


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色々な角度から様々な表情を見せてくれますね。

ここでフォトセッションが入ります。


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雄々しいポーズがカッコいいです。

大きい尻尾まで映したかったのですが、都合により上半身アップのみなのが惜しいですね…。


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それでもカッコ良く撮れました。

滅多に会えないサイバーゴモたんとのショットを楽しみましょう!


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ということでツーショットをいただきました!

ポーズはよく分からなかったのでエクスデバイザーを構えてポーズです。

ウルトラマン以外のショットは久しぶりでしたが、楽しませていただきました!

ありがとうございました!!

 

 

そしてやってきたラストのラスト。

千秋楽の最終枠は

ウルトラマントリガー

マルチタイプでした。

 

さて、ここで思い出すのは昨年のニュージェネワールドの千秋楽に登場したウルトラマンゼットオリジナル&ウルトラマンレイガの存在。

 

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こちらも来場者の入りが凄く、これ以前も以降もどこのショットにも登場していないレイガが登場したことで伝説の回となっております。

そのため昨年の影を引きずり、千秋楽のショットには何かしらサプライズがあるのでは無いか?と考えるショットの猛者がソラマチに集結しており、ショット待機列がおよそ1時間前から形成されるなど類を見ない盛況っぷりでした。

その影響で直前のサイバーゴモラに並んでた筆者は登場時の姿を写真に収められず、最終枠はツーショット写真1枚だけとなっております。

 

そして、来場者からの期待が極限まで高まった状態でショットは始まりました。

そこにやって来たトリガーは一体どんな姿なのか?

他にもヒーローを連れてきているのか?

やって来たのは……

 

 

 

 

 

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まさかのスカイアロー持ち。

う、うん…嬉しいけど、嬉しいけど少しだけ物足りない…(笑)

本編ではメガロゾーア第一形態にカウンターのように射撃を与えた姿が印象的で好きなシーンなのですが、出てくるタイミングはここなのだな、と(笑)

少し拍子抜けに感じてしまいましたがトリガーさんのキレが良かったので、写真の内容に関しては満足です。

ありがとうございました!!

 

 

 

さて、イベント総括も兼ねてこの千秋楽についての感想を言わせていただくと、ここ最近荒れがちだったウルトラショットの存在に関して一石を投じたような印象を受けました。

先述のレイガ登場の件にも関連するのですが、最近のウルトラショットは公開されたスケジュールの他にもサプライズ要素が用意されており、それを期待して多くのファンが押し寄せるという構図がより激しくなっていました。

コロナ禍に突入してからはウルフェス時代のようなイベント開催は難しく、近年加熱傾向にあったウルトラショットの収益は主催側として非常に重要であったと考えられます。

そのため情報を小出しにし、知識のあるファンに向けてサプライズを用意するという手法は消費者心理を上手い具合にくすぐっていて、商法としてはよく考えたなと思っていました。

 

しかし、最近はそのウルトラショットの人気っぷりが主催側の想像以上に広がっているようにも見え、筆者が15回通い詰めたウルサマではスタッフさんが思わず声を漏らしてしまう程の行列が出来上がってしまったり、年末年始のEXPOではショット参加希望者がスタッフさんの案内を聞かずに会場外に勝手に列を作ってしまったりと、問題点も目立つようになってきておりました。

ファン泣かせのサプライズも考えものだな…と思い始めていた筆者だったのですが、今回開催されたニュージェネワールドではあえてそれを振り落とすような試みが見られたように感じます。

 

具体的な例として、公開されたショットのスケジュール以外の登場キャラは一切いなかったことが挙げられます。

ウルサマ後半では基本だった追加メンバーでしたが、その次に行われたイベントであるEXPO2022ではスケジュールに「+?」と記載していた枠以外は単独のみの登場となり、今回のニュージェネワールドではスケジュール以外のヒーローは不在と、段々とスケールを狭めているように見えます。

それでもまるっきりサプライズが無くなったわけではなく武器を所持していたり、背景の柄を変えたりなどで回ごとに違いを出せていたので、ニュージェネワールドの特性を活かしたアイデアだったのかなとも思え、条件の変わるウルサマや年末年始EXPOとは一概に同一視はできません。

 

スタッフさんの話を直接聞いたわけではないのであくまで個人の見解でしかないのですが、人の出入りに細心の注意を払わなくてはならない現状において、高まってきたウルトラショット人気を調整することは主催側の大きな課題点なのかな…と勝手に思っております。

 

 

色々と意見も申し上げましたが、今回のニュージェネワールドは展示の内容も充実していて、ショットだけでなくふれあいステージにおいても来場者を楽しませる工夫が詰め込まれており、ステージが無いながらも1200円という入場料以上の体験をさせていただいた、という想いが一番にあります。

このイベントを成功させるためにご尽力いただいたスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。

以上でニュージェネワールド2022の写真レポートを締めとさせていただきます。

 

 

どうもありがとうございました!!!!!

 

 

 

 

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※おまけ

帰りに食べたデニーズのハンバーグ。